JPH1191633A - 水抜き孔用グロメット - Google Patents

水抜き孔用グロメット

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Publication number
JPH1191633A
JPH1191633A JP9253384A JP25338497A JPH1191633A JP H1191633 A JPH1191633 A JP H1191633A JP 9253384 A JP9253384 A JP 9253384A JP 25338497 A JP25338497 A JP 25338497A JP H1191633 A JPH1191633 A JP H1191633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
vehicle
drain hole
grommet
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP9253384A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Miyamoto
達生 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP9253384A priority Critical patent/JPH1191633A/ja
Publication of JPH1191633A publication Critical patent/JPH1191633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/24Superstructure sub-units with access or drainage openings having movable or removable closures; Sealing means therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時において車外からの侵入経路を完全に
遮断して車外からの埃の侵入を確実に阻止し且つ非走行
時には内部に溜まった水を車外へ良好に流出し得る水抜
き孔用グロメットを提供する。 【解決手段】 水抜き孔6より大きな外形を有するベー
ス部17と、該ベース部17の略中央に水抜き孔6より
小さく開口された連通孔18と、ベース部17上面にお
ける連通孔18の相対する縁部から立ち上がり且つ水抜
き孔6に嵌入してドアインナパネル4内面に掛止し得る
ようにした一対の掛止爪19と、ベース部17底面にお
ける連通孔18の縁部に一端側を装着されて該連通孔1
8を閉塞し且つドア2内部から車外へ向かう一方向にの
み他端側を弾性変位して連通孔18を開放し得るように
したフラップ20とにより水抜き孔用グロメット16を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水抜き孔用グロメ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に示す如く、例えば車輌1
のドア2等においては、ドアアウタパネル3とドアイン
ナパネル4とを接合して成る中空構造となっており、上
側のウインドウガラス5の出没部分などからドア2内部
に侵入した水を車外へ排出できるようドアインナパネル
4の下端部に水抜き孔6が開口されている。
【0003】尚、図中9はロッカアウタパネル7とロッ
カインナパネル8とから成るロッカ、10は該ロッカ9
側に備えられたウェザストリップを示し、該ウェザスト
リップ10より車外側となるように水抜き孔6が配置さ
れていることは勿論である。
【0004】ただし、単にドアインナパネル4の下端部
に水抜き孔6を開口しておくだけでは、走行時に空力的
な作用でドア2内部が負圧になった際に、車外からの埃
が水抜き孔6を通してドア2内部に侵入してしまう為、
一般的には、図8に示す如き樹脂製のグロメット11を
水抜き孔6に嵌入装着して走行時における車外からの埃
の侵入を極力防止し得るようにしてある。
【0005】即ち、前記グロメット11は、水抜き孔6
より大きな外形を有するベース部12と、該ベース部1
2の略中央に下方向きに縮径するよう形成された絞り孔
13と、前記ベース部12上面における絞り孔13の相
対する縁部から立ち上がり且つ前記水抜き孔6に嵌入し
てドアインナパネル4内面に掛止し得るようにした一対
の掛止爪14とから成り、掛止爪14を水抜き孔6に嵌
入してドアインナパネル4内面に掛止させることによ
り、前記水抜き孔6をベース部12により被覆して塞
ぎ、車外からの埃の侵入経路を絞り込むようにしてい
る。
【0006】また、グロメット11を使用しない従来手
段としては、図9に示す如く、ドアインナパネル4外面
の水抜き孔6の縁部にステンレス箔15の一端を接着剤
や両面テープなどにより接着して水抜き孔6を前記ステ
ンレス箔15により閉塞したものがある。
【0007】このようにすれば、特に走行時においてド
ア2内部が負圧になった際に、ステンレス箔15が水抜
き孔6に吸着されて該水抜き孔6が確実に閉塞されるの
で、車外からの侵入経路が完全に遮断されて車外からの
埃の侵入が阻止され、また、ドア2内部に水が溜まった
場合には、非走行時においてドア2内部に溜まった水の
重みにより前記ステンレス箔15の他端側が押し下げら
れて前記水抜き孔6が開放されるので、ドア2内部に溜
まった水が車外へ流出されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
グロメット11を使用した場合には、単に車外からの埃
の侵入経路を絞り込むようにしているにすぎないので、
ドア2内部への埃の侵入量を減少することができるとし
ても、完全には埃の侵入を防止することができないとい
う問題があり、一方、後者のステンレス箔15を使用し
た場合には、変形しないよう慎重な取り扱いを要する薄
物のステンレス箔15の一端を、ドアインナパネル4の
下端部に対し接着剤や両面テープなどで直接接着して水
抜き孔6が塞がれるように組付けなければならない為、
その組付け性が非常に悪く、しかも、長期間に亘る品質
確保が困難であるという問題があった。
【0009】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、走行時において車外からの侵入経路を完全に遮断し
て車外からの埃の侵入を確実に阻止し且つ非走行時には
内部に溜まった水を車外へ良好に流出し得る水抜き孔用
グロメットを提供することによって、組付け性の向上と
長期間に亘る品質確保を実現することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネルに開口
した水抜き孔に嵌入装着されて車外からの埃の侵入を阻
止し且つ内部に溜まった水の車外への流出を許容する水
抜き孔用グロメットであって、前記水抜き孔より大きな
外形を有するベース部と、該ベース部の略中央に前記水
抜き孔より小さく開口された連通孔と、前記ベース部上
面における連通孔の相対する縁部から立ち上がり且つ前
記水抜き孔に嵌入してパネル内面に掛止し得るようにし
た掛止爪と、前記ベース部底面における連通孔の縁部に
一端側を装着されて該連通孔を閉塞し且つ内部から車外
へ向かう一方向にのみ他端側を弾性変位して前記連通孔
を開放し得るようにしたフラップとを備えたことを特徴
とするものである。
【0011】而して、掛止爪を水抜き孔に嵌入してパネ
ル内面に掛止させると、前記水抜き孔がベース部により
被覆されて塞がれることになり、特に走行時において内
部が負圧になると、フラップがベース部の連通孔に吸着
されて該連通孔が確実に閉塞されるので、車外からの侵
入経路が完全に遮断されて車外からの埃の侵入が阻止さ
れ、また、内部に水が溜まった場合には、非走行時にお
いて水の重みにより前記フラップの他端側が押し下げら
れて前記連通孔が開放されるので、内部に溜まった水が
車外へ流出される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0013】図1〜図5は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、図1は本形態例における水抜き孔用グロ
メットを水抜き孔に嵌入装着した状態を示す断面図、図
2は図1のグロメットの斜視図、図3は図2のグロメッ
トの天地を逆向きにして示した斜視図であり、図6〜図
9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0014】図中16で示すグロメットにおいては、ド
アインナパネル4の下端部に開口した水抜き孔6より大
きな外形を有するベース部17を有し、該ベース部17
の略中央に前記水抜き孔6より小さな連通孔18が矩形
状に開口されており、前記ベース部17上面における連
通孔18の相対する縁部から立ち上がり且つ前記水抜き
孔6に嵌入してドアインナパネル4内面に掛止し得るよ
うにした一対の掛止爪19が備えられている。
【0015】更に、前記ベース部17底面における連通
孔18の縁部には、ステンレス箔などから成るフラップ
20の一端側が装着されて前記連通孔18を閉塞し且つ
ドア2内部から車外へ向かう一方向にのみ他端側を弾性
変位して前記連通孔18を開放し得るようになってお
り、特に図示する例においては、図4に示す如く、フラ
ップ20の一端側に穿設した複数の固定孔21に対し、
前記ベース部17底面における連通孔18の縁部に一体
的に突設した複数のピン部22を通し、図5に示す如
く、各ピン部22の先端部を熱変形させて押し潰すこと
により前記フラップ20の一端を強固に装着するように
してある。
【0016】而して、掛止爪19を水抜き孔6に嵌入し
てドアインナパネル4内面に掛止させると、前記水抜き
孔6がベース部17により被覆されて塞がれることにな
り、特に走行時においてドア2内部が負圧になると、フ
ラップ20がベース部17の連通孔18に吸着されて該
連通孔18が確実に閉塞されるので、車外からの侵入経
路が完全に遮断されて車外からの埃の侵入が阻止され、
また、ドア2内部に水が溜まった場合には、非走行時に
おいてドア2内部に溜まった水の重みにより前記フラッ
プ20の他端側が押し下げられて前記連通孔18が開放
されるので、ドア2内部に溜まった水が車外へ流出され
ることになる。
【0017】従って上記形態例によれば、走行時におい
て車外からの侵入経路を完全に遮断して車外からの埃の
侵入を確実に阻止することができ、且つ非走行時にはド
ア2内部に溜まった水を車外へ良好に流出することがで
きる。
【0018】しかも、グロメット16を水抜き孔6に嵌
入装着するだけで簡単に組付けることができるので、従
来の如くステンレス箔をドアインナパネル4の下端部に
直接接着する場合と比較して組付け性を大幅に向上する
ことができ、更には、フラップ20をベース部17に予
め強固に装着しておくことができるので、長期間に亘る
品質確保を容易に実現することができる。
【0019】尚、本発明の水抜き孔用グロメットは、上
述の形態例にのみ限定されるものではなく、フラップは
ステンレス箔に限定されず、ポリエステル等の樹脂箔で
も良いこと、フラップの一端をベース部底面における連
通孔の縁部に装着するにあたっては図示以外の手段を用
いても良いこと、ドア以外にフロアの水抜き孔等にも適
用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】上記した本発明の水抜き孔用グロメット
によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0021】(I)走行時において車外からの侵入経路
を完全に遮断して車外からの埃の侵入を確実に阻止する
ことができ、且つ非走行時には内部に溜まった水を車外
へ良好に流出することができる。
【0022】(II)グロメットを水抜き孔に嵌入装着
するだけで簡単に組付けることができるので、従来の如
くステンレス箔をパネルの下端部に直接接着する場合と
比較して組付け性を大幅に向上することができ、更に
は、フラップをベース部に予め強固に装着しておくこと
ができるので、長期間に亘る品質確保を容易に実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】図1のグロメットの斜視図である。
【図3】図2のグロメットの天地を逆向きにして示した
斜視図である。
【図4】図3のグロメットにおけるフラップの装着手段
を説明する斜視図である。
【図5】図4のフラップを装着し終えた状態を示す断面
図である。
【図6】一般的な車輌の一例を示す側面図である。
【図7】図6のVII−VII方向の矢視図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】別の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車輌 4 ドアインナパネル(パネル) 6 水抜き孔 16 グロメット 17 ベース部 18 連通孔 19 掛止爪 20 フラップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに開口した水抜き孔に嵌入装着さ
    れて車外からの埃の侵入を阻止し且つ内部に溜まった水
    の車外への流出を許容する水抜き孔用グロメットであっ
    て、前記水抜き孔より大きな外形を有するベース部と、
    該ベース部の略中央に前記水抜き孔より小さく開口され
    た連通孔と、前記ベース部上面における連通孔の相対す
    る縁部から立ち上がり且つ前記水抜き孔に嵌入してパネ
    ル内面に掛止し得るようにした掛止爪と、前記ベース部
    底面における連通孔の縁部に一端側を装着されて該連通
    孔を閉塞し且つ内部から車外へ向かう一方向にのみ他端
    側を弾性変位して前記連通孔を開放し得るようにしたフ
    ラップとを備えたことを特徴とする水抜き孔用グロメッ
    ト。
JP9253384A 1997-09-18 1997-09-18 水抜き孔用グロメット Pending JPH1191633A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2870166A1 (fr) * 2004-05-12 2005-11-18 Renault Sas Clapet d'obturation pour une boite a eau de vehicule automobile et boite a eau correspondante
WO2009037536A2 (en) * 2007-09-18 2009-03-26 Itw Automotive Products Gmbh & Co. Kg A drain spout
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