JP7256997B2 - 車両の吸気装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両の吸気装置に関する。
特許文献1には、車両用機関の吸気ダクト装置が記載されている。吸気ダクト装置は、キャブの後壁に沿って立設され、車体側方へ開口する吸気口のグリルから吸い込まれた空気は、ダクト本体に沿って下方に流れ、空気清浄器へ導入される。
実開平4-13231号公報
特許文献1に記載の吸気ダクト装置では、吸気口のグリルが車体側方(車幅方向外側)へ開口しているので、例えば、車両が降雪の中を走行する際に、キャブの車幅方向外側の雪や車輪に巻き上げられた雪が吸気口側へ吸い寄せられて、グリルが雪によって目詰まりしてしまい、吸気口が雪によって塞がれてしまうおそれがある。
そこで、本開示は、雪による吸気ダクトの吸気口の閉塞を抑えることが可能な車両の吸気装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の車両の吸気装置は、吸気ダクトと吸気口カバーとを備える。吸気ダクトは、上下方向に延びる筒状のダクト本体と、ダクト本体に形成されて車幅方向内側を除く所定の方向へ開口する吸気口とを有し、キャブの後方の車幅方向外端部に配置される。吸気口カバーは、吸気ダクトの車両前後方向の一側で吸気ダクトの吸気口から連続して車幅方向内側へ延びて車幅方向内側へ開口するカバー内空間をダクト本体のダクト外面との間に区画し、吸気ダクトに対して固定される。吸気ダクトの吸気口の全域は、カバー内空間へ開口する。吸気口カバーのカバー内空間の車幅方向内側への開口は、吸気ダクトの吸気口よりも車幅方向内側に位置する。
上記構成では、吸気口カバーが、吸気ダクトの吸気口から連続して車幅方向内側へ延びて車幅方向内側へ開口するカバー内空間を区画し、吸気ダクトの吸気口の全域が、カバー内空間へ開口する。すなわち、吸気ダクトの吸気口は、車幅方向内側を除く方向から吸気口カバーによって覆われる。このため、車両が降雪の中を走行する際に、吸気口カバーの上方、下方、及び車幅方向外側から吸気ダクトの吸気口側への雪の侵入を抑えることができる。
また、カバー内空間が車幅方向内側へ開口するので、吸気ダクトの吸気口へ吸い込まれる空気は、吸気口カバーのカバー内空間の車幅方向内側への開口(以下、単に「吸気口カバーの開口」という。)からカバー内空間を車幅方向外側へ流通して吸気口へ、吸気口カバーによって案内される。このように、吸気口カバーの開口は、上方からの雪の降雪、キャブの車幅方向外側での降雪、及び車輪の回転によって下方から巻き上げられる雪が侵入し難い車幅方向内側へ開口しているので、降雪の中を走行する際の吸気口カバーの開口への雪の侵入を抑えることができる。
また、吸気口カバーの開口は、吸気ダクトの吸気口よりも車幅方向内側に位置する。このため、吸気ダクトの吸気口から車幅方向内側の吸気口カバーの開口までの距離を適切に設定することによって、吸気口カバーの開口からカバー内空間へ侵入した雪を、吸気ダクトの吸気口へ到達する前に下方へ落下させることができるので、吸気口カバーの開口からカバー内空間へ雪が侵入したとしても、吸気ダクトの吸気口側への雪の到達を抑えることができる。
従って、例えば、吸気ダクトの吸気口にグリルを設けたとしても、雪によるグリルの目詰まりを防止することができるので、雪による吸気ダクトの吸気口の閉塞を抑えることができる。
本発明の第2の態様は上記第1の態様の車両の吸気装置であって、吸気口カバーは、カバー内空間の上方を区画して吸気口を上方から覆うカバー上板部を有する。カバー上板部は、吸気ダクトのダクト外面から上記一側の下方または車幅方向外側の下方へ向かって傾斜する。
上記構成では、吸気口カバーのカバー上板部は、吸気ダクトのダクト外面から車両前後方向の一側の下方または車幅方向外側の下方へ向かって傾斜する。このため、カバー上板部の上方に降雪した雪は、カバー上板部に沿って上記一側または車幅方向外側へ案内されるので、カバー上板部から雪を落下させることができ、カバー上板部の上面への積雪を抑えることができる。
また、カバー上板部の上方に降雪した雪を、カバー上板部に沿って上記一側または車幅方向外側へ案内することができるので、カバー上板部の上面から車幅方向内側(吸気口カバーの開口側)への雪の落下を抑えることができ、吸気口カバーの開口からの雪の吸い込みを抑えることができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様または上記第2の態様の車両の吸気装置であって、吸気口カバーは、カバー内空間の下方を区画して吸気口を下方から覆うカバー下板部を有する。カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間には、間隙が設けられる。
上記構成では、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間に間隙が設けられるので、吸気口カバーのカバー内空間に侵入してカバー内空間で下方へ落下した雪を、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間の間隙から吸気口カバーの下方の外部へ排出することができる。
また、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間に間隙を設けるので、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間を大きく開口する場合とは異なり、車輪の回転によって下方から雪が巻き上げられた際に、カバー下板部の下方からカバー内空間への雪の侵入を抑えることができる。
本発明の第4の態様は、上記第3の態様の車両の吸気装置であって、カバー下板部は、間隙へ向かって下方へ傾斜する。
上記構成では、カバー下板部が、間隙(カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間の間隙)へ向かって下方へ傾斜するので、吸気口カバーのカバー内空間に侵入した雪がカバー内空間で下方へ落下した際に、雪をカバー下板部に沿って間隙側へ案内することができる。このため、カバー内空間に侵入した雪を、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間の間隙から吸気口カバーの外部へ排出することができるので、カバー内空間のカバー下板部の上面への積雪を抑えることができる。
本発明の第5の態様は、上記第3の態様または上記第4の態様の車両の吸気装置であって、カバー取付ブラケットを備える。カバー取付ブラケットは、吸気ダクトの吸気口よりも下方且つ吸気口カバーのカバー下板部よりも上方に配置され、吸気ダクト及び吸気口カバーの双方に対して固定され、吸気口カバーを吸気ダクト側から支持する。カバー取付ブラケットは、カバー内空間のうちカバー取付ブラケットよりも上方の上部領域とカバー取付ブラケットよりも下方の下部領域とを連通する連通孔を有する。
上記構成では、カバー取付ブラケットが、吸気ダクトの吸気口よりも下方且つ吸気口カバーのカバー下板部よりも上方に配置され、吸気ダクト及び吸気口カバーの双方に対して固定され、吸気口カバーを吸気ダクト側から支持する。このため、カバー下板部と吸気ダクトのダクト外面との間の間隙を設けても、カバー取付ブラケットを介して吸気口カバーの下部側(カバー下板部側)を吸気ダクト側から支持することができる。
また、カバー取付ブラケットは、カバー内空間のうちカバー取付ブラケットよりも上方の上部領域とカバー取付ブラケットよりも下方の下部領域とを連通する連通孔を有するので、吸気ダクトの吸気口よりも下方且つ吸気口カバーのカバー下板部よりも上方にカバー取付ブラケットを設けても、吸気口カバーのカバー内空間の上部領域に侵入した雪の下部領域側への落下をカバー取付ブラケットの連通孔によって許容することができる。このため、カバー取付ブラケットの上面への積雪を抑えることができる。
本発明の第6の態様は、上記第1の態様~上記第5の態様のいずれかの車両の吸気装置であって、吸気口カバーの車幅方向内側の開口から吸気口側へ向かう空気の流路の断面積は、開口からカバー内空間側に向かって拡大する。
上記構成では、吸気口カバーの開口から吸気口側へ向かう空気の流路の断面積は、開口からカバー内空間側に向かって拡大するので、吸気口カバーの開口から吸い込まれた空気の速度を、開口での速度よりもカバー内空間内で低下させることができる。このため、吸気口カバーの開口からカバー内空間へ吸い込まれた雪が、吸気口へ到達する前にカバー内空間で下方へ落下し易くなるので、吸気ダクトの吸気口の雪による閉塞を抑えることができる。
本開示によれば、雪による吸気ダクトの吸気口の閉塞を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る吸気装置を適用した車両のキャブの後面図である。 図1のバーチカルダクトの後面図である。 図1の吸気装置の車幅方向外側からの斜視図である。 吸気装置の車幅方向内側からの斜視図である。 吸気装置の車幅方向外側の下方からの斜視図である。 吸気装置の車幅方向内側からの側面図である。 図6のVII-VII矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸気装置の外観図であって、(a)は後方から視た状態を、(b)は車幅方向内側から視た状態をそれぞれ示す。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向(車両前後方向)を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る吸気装置10を適用する車両1は、降雪の中を走行する可能性があるキャブオーバー型の車両1(例えば、降雪が多い地方を走行する通常の車両や除雪車等)であって、キャブ2がエンジン(図示省略)の概ね上方に配置される。吸気装置10は、バーチカルダクト(吸気ダクト)11と、吸気口カバー12と、ブラケット(カバー取付ブラケット)16(図4参照)とを備える。
図1及び図2に示すように、バーチカルダクト11は、エンジンへの吸気の流路を内部に区画するダクトであって、例えば、キャブ2の後部下方に配置されるエアクリーナー3を介してエンジンの吸気系統へ接続される。バーチカルダクト11は、上下方向に延びる筒状に成形されるダクト本体22と、ダクト本体22に形成される吸気口13とを有し、キャブ2の背面の後方の車幅方向外端部に配置されてキャブ2に対して固定される。ダクト本体22の上端側は塞がれており、ダクト本体22の下端側はエアクリーナー3側へ接続される。ダクト本体22の後面(ダクト外面)22aの車幅方向外端側は、車幅方向外側の前方へ向かって湾曲し、ダクト本体22の車幅方向外側面(ダクト外面)22bの後端側に滑らかに連続する。吸気口13は、ダクト本体22の後面22aから車幅方向外側面22bに亘る湾曲する部分に形成され、後方(所定の方向)及び車幅方向外側(所定の方向)へ開口する(図7参照)。ダクト本体22の後面22aは、吸気口13よりも車幅方向内側の領域15を有する。吸気口13の全域には、虫等の侵入を防止可能なグリル14が取り付けられている。グリル14は、空気の流通を許容する格子状に形成されて、バーチカルダクト11のダクト本体22に対して取り付けられる。なお、「ダクト外面」とは、バーチカルダクト11の内部の吸気の流路を区画する内面とは反対側のバーチカルダクト11の外面(表面)を意味する。
図1~図7に示すように、吸気口カバー12は、バーチカルダクト11の吸気口13を覆うカバーであって、ダクト本体22の後面22a及び車幅方向外側面22b(以下、「バーチカルダクト11の後面22a及び車幅方向外側面22b」という。)との間に空間17(以下、「カバー内空間17」という。)を区画する。カバー内空間17は、吸気口13から連続してバーチカルダクト11の後方(車両前後方向の一側)で車幅方向内側へ延び、車幅方向内側へ開口する。バーチカルダクト11の吸気口13の全域は、カバー内空間17へ開口している。吸気口カバー12は、カバー内空間17の上方を区画するカバー上板部18と、カバー内空間17の後方及び車幅方向外側を区画するカバー側板部19と、カバー内空間17の下方を区画するカバー下板部20とを一体的に有する。
カバー上板部18は、上下方向と交叉する板状に形成され、バーチカルダクト11の吸気口13を上方から覆う。カバー上板部18の前端部18aは、バーチカルダクト11の吸気口13よりも上方の高さ位置(本実施形態では、吸気口13の上方近傍の高さ位置)に配置され、バーチカルダクト11の後面22a及び車幅方向外側面22bに沿って湾曲した状態で車幅方向に延びる。カバー上板部18の前端部18aは、バーチカルダクト11の後面22a及び車幅方向外側面22bとの間に間隙を設けることなく、バーチカルダクト11の後面22a及び車幅方向外側面22bに接触した状態で固定される。カバー上板部18の後端部18bは、前端部18aよりも後下方に位置し、カバー上板部18の後端部18bの車幅方向外側は、車幅方向外側の前方へ向かって湾曲し、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bまで延びる。カバー上板部18の前端部18aの車幅方向外端部とカバー上板部18の後端部18bの車幅方向外端部との間の領域18dは、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bに沿って上下方向に延び、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bとの間に間隙を設けることなく、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bに接触した状態で固定される。カバー上板部18は、前端部18aから後端部18bへ向かって直線状に延びて、水平方向に対して後下方(一側の下方)へ傾斜している。カバー上板部18の車幅方向内端部18cは、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側に配置される。
カバー側板部19は、カバー上板部18の後端部18bから下方へ直線状に延びる板状に形成され、バーチカルダクト11の吸気口13を後方及び車幅方向外側から覆う。カバー側板部19は、上面視においてバーチカルダクト11の後面22aから後方へ離間した位置で車幅方向に延びるカバー後板部23と、カバー後板部23の車幅方向外端部から車幅方向外側の前方へ湾曲するカバー外板部24とを有する(図7参照)。カバー外板部24は、バーチカルダクト11の後面22aのうち吸気口13から後方へ離間した位置に配置され、吸気口13を後方及び車幅方向外側から覆う(図7参照)。カバー外板部24の前端部24aは、バーチカルダクト11の吸気口13よりも前方に配置され、カバー上板部18の後端部18bの車幅方向外端部から連続して下方へ延びる。カバー外板部24の前端部24aは、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bとの間に間隙を設けることなく、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bのうち吸気口13よりも前方の領域に接触した状態で固定される。カバー後板部23は、バーチカルダクト11の後面22aから後方へ離間した位置に配置され、バーチカルダクト11の後面22aのうち吸気口13よりも車幅方向内側の領域15に後方から対向する(図7参照)。カバー後板部23の車幅方向内端部23aは、カバー上板部18の車幅方向内端部18cと略同じ車幅位置に配置される。すなわち、カバー後板部23の車幅方向内端部23aは、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側に配置される。カバー側板部19の下端部19aは、バーチカルダクト11の吸気口13よりも下方の高さ位置(本実施形態では、吸気口13から下方へ離間した高さ位置)に配置される。カバー側板部19の下端部19aの車幅方向外側は、車幅方向外側の前方へ向かって湾曲し、バーチカルダクト11の車幅方向外側面22bまで延びる。
カバー下板部20は、上下方向と交叉する板状に形成され、カバー側板部19の下端部19aから前下方へ直線状に延び、バーチカルダクト11の吸気口13を下方から覆う。すなわち、カバー下板部20は、バーチカルダクト11の吸気口13よりも下方に配置される。カバー下板部20の前端部20aは、バーチカルダクト11の後面22aとの間に間隙25を設けた状態で、バーチカルダクト11の後面22a及び車幅方向外側面22bの形状に沿って車幅方向に延び、ダクト本体22に直接的には固定されない。カバー下板部20の前端部20aとバーチカルダクト11の後面22aとの間の間隙25(以下、「カバー下板部20とバーチカルダクト11との間の間隙25」という。)は、水や雪を下方へ排出可能な程度の幅(前後方向の長さ)の間隙25であって、車幅方向に長尺に延びる(図5及び図6参照)。カバー下板部20は、カバー側板部19の下端部19aから間隙25へ向かって、水平方向に対して前下方へ傾斜している。カバー下板部20の車幅方向内端部20bは、カバー側板部19のカバー後板部23の車幅方向内端部23aと略同じ車幅位置に配置される。すなわち、カバー下板部20の車幅方向内端部20bは、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側に配置される。
吸気口カバー12がバーチカルダクト11との間に区画するカバー内空間17は、バーチカルダクト11の後方で吸気口13から連続して車幅方向内側へ延びて車幅方向内側へ開口する。吸気口カバー12のカバー内空間17を車幅方向内側へ開放する開口31(以下、「カバー開口31」という。)は、カバー上板部18の車幅方向内端部18cと、カバー側板部19のカバー後板部23の車幅方向内端部23aと、カバー下板部20の車幅方向内端部20bと、バーチカルダクト11の後面22aとによって区画される。カバー開口31は、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側に配置される。すなわち、カバー開口31は、バーチカルダクト11の吸気口13よりも車幅方向内側に配置される。バーチカルダクト11の吸気口13の全域は、カバー内空間17のうち車幅方向外端側の領域に向かって開口しており、車幅方向内側を除く方向(本実施形態では、上方、下方、車幅方向外側、及び後方)から吸気口カバー12によって覆われる。なお、カバー下板部20とバーチカルダクト11との間の間隙25は、水や雪を下方へ排出可能な程度の間隙25であり、カバー内空間17が下方へ開口しているとはいえないので、カバー内空間17は、カバー開口31によって車幅方向内側のみに開口しているといえる。
図4、図6、及び図7に示すように、ブラケット16は、吸気口カバー12をバーチカルダクト11に取り付けるための部材であって、板状に成形される。ブラケット16は、上下方向と交叉する中板部16aと、中板部16aの前端縁から下方へ曲折する前板部16bと、中板部16aの後端縁から上方へ曲折する後板部16cとを一体的に有する。ブラケット16は、カバー内空間17のうちバーチカルダクト11の吸気口13よりも下方且つカバー下板部20よりも上方に配置される。ブラケット16の前板部16bは、バーチカルダクト11の後面22aに固定される。ブラケット16の後板部16cは、吸気口カバー12のカバー側板部19(本実施形態では、カバー後板部23)の前面に固定される。吸気口カバー12をブラケット16によってバーチカルダクト11に取り付けた状態で、ブラケット16は、吸気口カバー12をバーチカルダクト11側から支持する。ブラケット16の中板部16aは、バーチカルダクト11の吸気口13よりも下方且つカバー下板部20よりも上方に配置される。ブラケット16の中板部16aの車幅方向外端縁26は、吸気口カバー12のカバー側板部19のカバー外板部24から車幅方向内側へ離間し、且つ吸気口13の車幅方向内端よりも僅かに車幅方向外側の車幅位置に配置される。ブラケット16の中板部16aには、中板部16aを上下に貫通する連通開口(連通孔)29(本実施形態では、2つの円形の連通開口29)が形成される。中板部16aの連通開口29は、カバー内空間17のうち中板部16aよりも上方の上部領域27と中板部16aよりも下方の下部領域28とを連通する。なお、カバー内空間17の上部領域27と下部領域28とは、中板部16aの連通開口29に加え、ブラケット16の中板部16aの車幅方向外端縁26と吸気口カバー12のカバー外板部24との間でも連通している。ブラケット16の中板部16aの車幅方向内端縁30は、吸気口カバー12のカバー後板部23の車幅方向内端部23aと略同じ車幅位置に配置される。すなわち、ブラケット16の中板部16aの車幅方向内端縁30は、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側(カバー開口31と略同じ車幅位置)に配置される。
上記のように構成された吸気装置10では、バーチカルダクト11の吸気口13の全域が、カバー内空間17のうち車幅方向外端側の領域に向かって開口する。これにより、吸気口13が、車幅方向内側を除く方向(本実施形態では、上方、下方、車幅方向外側、及び後方)から吸気口カバー12によって覆われる。このため、車両1が降雪の中を走行する際に、吸気口カバー12の上方、下方、車幅方向外側、及び後方からバーチカルダクト11の吸気口13側への雪の侵入を抑えることができる。
また、カバー内空間17が車幅方向内側へ開口するので、バーチカルダクト11の吸気口13へ吸い込まれる空気は、吸気口カバー12のカバー開口31からカバー内空間17を車幅方向外側へ流通して吸気口13へ、吸気口カバー12によって案内される。このように、カバー開口31は、上方からの雪の降雪、キャブ2の車幅方向外側での降雪、及びキャブ2の下方の車輪(図示省略)の回転によって下方から巻き上げられる雪が侵入し難い車幅方向内側へ開口しているので、降雪の中を走行する際の吸気口カバー12のカバー開口31への雪の侵入を抑えることができる。
また、吸気口カバー12のカバー開口31は、バーチカルダクト11の吸気口13よりも車幅方向内側に位置する。このため、バーチカルダクト11の吸気口13から車幅方向内側のカバー開口31までの距離を適切に設定することによって、カバー開口31からカバー内空間17へ侵入した雪を、バーチカルダクト11の吸気口13へ到達する前に下方へ落下させることができるので、カバー開口31からカバー内空間17へ雪が侵入したとしても、バーチカルダクト11の吸気口13側への雪の到達を抑えることができる。
従って、本実施形態によれば、バーチカルダクト11の吸気口13にグリル14を設けたとしても、雪によるグリル14の目詰まりを防止することができるので、雪によるバーチカルダクト11の吸気口13の閉塞を抑えることができる。
また、吸気口カバー12のカバー上板部18は、バーチカルダクト11の後面22a側から後下方へ延びて水平方向に対して傾斜している。このため、カバー上板部18の上方に降雪した雪は、カバー上板部18に沿って後下方へ案内されるので、カバー上板部18から雪を落下させることができ、カバー上板部18の上面への積雪を抑えることができる。
また、カバー上板部18の上方に降雪した雪を、カバー上板部18に沿って後下方へ案内することができるので、カバー上板部18の上面から車幅方向内側(吸気口カバー12のカバー開口31側)への雪の落下を抑えることができ、吸気口カバー12のカバー開口31からの雪の吸い込みを抑えることができる。
また、カバー下板部20とバーチカルダクト11の後面22aとの間に間隙25が設けられるので、吸気口カバー12のカバー内空間17に侵入してカバー内空間17で下方へ落下した雪を、カバー下板部20とバーチカルダクト11の後面22aとの間の間隙25から吸気口カバー12の下方の外部へ排出することができる。
また、カバー下板部20とバーチカルダクト11の後面22aとの間に間隙25を設けるので、カバー下板部20とバーチカルダクト11の後面22aとの間を大きく開口する場合とは異なり、車輪の回転によって下方から雪が巻き上げられた際に、カバー下板部20の下方からカバー内空間17(吸気口13側)への雪の侵入を抑えることができる。
また、カバー下板部20が、カバー下板部20とバーチカルダクト11との間の間隙25へ向かって下方へ傾斜するので、吸気口カバー12のカバー内空間17に侵入した雪がカバー内空間17で下方へ落下した際に、雪をカバー下板部20に沿って間隙25側へ案内することができる。このため、カバー内空間17に侵入した雪を、カバー下板部20とバーチカルダクト11との間の間隙25から吸気口カバー12の外部へ排出することができるので、カバー内空間17のカバー下板部20の上面への積雪を抑えることができる。
また、ブラケット16が、バーチカルダクト11の吸気口13よりも下方且つ吸気口カバー12のカバー下板部20よりも上方に配置され、バーチカルダクト11及び吸気口カバー12の双方に対して固定され、吸気口カバー12をバーチカルダクト11側から支持する。このため、カバー下板部20とバーチカルダクト11の後面22aとの間の間隙25を設けることによって、カバー下板部20とバーチカルダクト11とを直接的に固定することができない場合であっても、ブラケット16を介して吸気口カバー12の下部側(カバー下板部20側)をバーチカルダクト11側から支持することができる。これにより、吸気口カバー12の下部側の強度を確保することができる。
また、ブラケット16は、カバー内空間17の上部領域27と下部領域28とを連通する連通開口29を有するので、バーチカルダクト11の吸気口13よりも下方且つ吸気口カバー12のカバー下板部20よりも上方にブラケット16を設けても、吸気口カバー12のカバー内空間17の上部領域27に侵入した雪の下部領域28側への落下をブラケット16の連通開口29によって許容することができる。このため、ブラケット16の上面への積雪を抑えることができる。
また、ブラケット16の中板部16aの車幅方向外端縁26は、吸気口カバー12のカバー側板部19のカバー外板部24から車幅方向内側へ離間しているので、カバー内空間17の上部領域27に侵入した雪を、中板部16aの車幅方向外端縁26と吸気口カバー12のカバー外板部24との間から下方(下部領域28側)へ落下させることができる。
なお、本実施形態では、ブラケット16の中板部16aの車幅方向外端縁26を、吸気口カバー12のカバー外板部24から車幅方向内側へ離間させたが、これに限定されるものではなく、中板部16aの車幅方向外端縁26をカバー外板部24の内面に近接または接触させてもよい。
また、本実施形態では、ブラケット16を、上下方向と交叉する中板部16aと、中板部16aの前端縁から下方へ曲折する前板部16bと、中板部16aの後端縁から上方へ曲折する後板部16cとを一体的に有する板状に成形したが、ブラケット16の形状はこれに限定されるものではない。ブラケット16は、上下に貫通する連通孔を有し、吸気口カバー12及びバーチカルダクト11の双方に対して固定されて、吸気口カバー12をバーチカルダクト11側から支持するブラケット16であれば、様々な形状を適用することができる。
また、本実施形態では、吸気口カバー12の下部側(カバー下板部20側)をバーチカルダクト11側から支持するブラケット16を設けたが、ブラケット16を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、吸気口カバー12のカバー下板部20を、バーチカルダクト11との間の間隙25へ向かって下方へ傾斜させたが、これに限定されるものではなく、例えば、カバー下板部20を略水平に設けてもよい。
また、本実施形態では、吸気口カバー12のカバー下板部20とバーチカルダクト11との間に間隙25を設けたが、これに限定されるものではなく、カバー下板部20の前端部20aをバーチカルダクト11の後面22aに対して接触した状態で固定してもよい。この場合、ブラケット16を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、吸気口カバー12のカバー上板部18を、バーチカルダクト11の後面22a側から後下方へ向かって傾斜させたが、これに限定されるものではなく、例えば、カバー上板部18を車幅方向外側の下方へ向かって傾斜させてもよい。この場合であっても、カバー上板部18の上方に降雪する雪を車幅方向外側(カバー開口31とは反対側)へ落下させることができるので、カバー開口31からの雪の吸い込みを抑えることができる。或いは、カバー上板部18を略水平に設けてもよい。
また、本実施形態では、側面視において、吸気口カバー12のカバー上板部18をバーチカルダクト11側から後方へ直線状に延ばし、カバー側板部19をカバー上板部18の後端部18bから下方へ直線状に延ばし、カバー下板部20をカバー側板部19の下端部19aから前方へ直線状に延ばしたが、これに限定されるものではない。例えば、吸気口カバー12は、側面視において、前方へ開口する円弧状(アーチ状)に形成してもよい。
また、本実施形態では、カバー開口31を、車幅方向内側からの側面視において台形状に形成したが、これに限定されるものではなく、様々な形状を適用することができる。
また、本実施形態では、バーチカルダクト11の吸気口13を、後方及び車幅方向外側の双方へ向かって開口させたが、これに限定されるものではなく、例えば、吸気口13を、後方のみに向かって、または車幅方向外側のみに向かって開口させてもよい。或いは、バーチカルダクト11の吸気口13を、前方へ向かって開口させてもよい。すなわち、バーチカルダクト11の吸気口13は、ダクト本体22に形成されて車幅方向内側を除く所定の方向に開口し、吸気口13の全域がカバー内空間17へ開口していればよい。
また、本実施形態では、吸気口カバー12は、吸気口13から連続して車幅方向内側へ延びるカバー内空間17をバーチカルダクト11の後方(一側)に区画したが、これに限定されるものではない。例えば、上述したように、バーチカルダクト11の吸気口13を前方へ向かって開口させた場合には、吸気口カバー12は、吸気口13から連続して車幅方向内側へ延びるカバー内空間17をバーチカルダクト11の前方(一側)に区画してもよい。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の吸気装置50は、吸気口カバー12のカバー開口(開口)51の大きさが第1実施形態と相違する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(a)及び図8(b)に示すように、本実施形態に係る吸気装置50の吸気口カバー12のカバー上板部18、カバー側板部19、及びカバー下板部20は、車幅方向内端側に傾斜部52,53,54をそれぞれ有する。カバー上板部18の傾斜部52は、車幅方向内側の下方へ向かって傾斜する。カバー側板部19の傾斜部53は、カバー後板部23の車幅方向内端部に設けられ、車幅方向内側の前方へ向かって傾斜する。カバー下板部20の傾斜部54は、車幅方向内側の上方へ向かって傾斜する。
カバー内空間17を車幅方向内側へ開放するカバー開口51は、カバー上板部18の車幅方向内端部18c(傾斜部52の車幅方向内端部)と、カバー側板部19のカバー後板部23の車幅方向内端部23a(傾斜部53の車幅方向内端部)と、カバー下板部20の車幅方向内端部20b(傾斜部54の車幅方向内端部)と、バーチカルダクト11の後面22aとによって区画される。吸気口カバー12のカバー上板部18、カバー側板部19、及びカバー下板部20の傾斜部52,53,54内の空気の流路の断面積(流路断面)は、カバー開口51から車幅方向外側へ向かって拡大する。すなわち、吸気口カバー12のカバー開口51から吸気口13側へ向かう空気の流路の断面積は、カバー開口51からカバー内空間17側(空気の流通方向の下流側)へ向かって拡大する。カバー開口51は、バーチカルダクト11のダクト本体22よりも車幅方向内側に配置される。すなわち、カバー開口51は、バーチカルダクト11の吸気口13よりも車幅方向内側に配置される。なお、カバー下板部20とバーチカルダクト11との間の間隙25は、水や雪を下方へ排出可能な程度の間隙25であり、カバー内空間17が下方へ開口しているとはいえないので、カバー内空間17は、カバー開口51によって車幅方向内側のみに開口しているといえる。また、カバー開口51から吸気口13側へ向かう空気の流路とは、カバー開口51からカバー内空間17側(空気の流通方向の下流側)への流路であればよく、カバー開口51から吸気口13まで連続する流路に限定されるものではない。
上記のように構成された吸気装置50では、吸気口カバー12のカバー開口51から吸気口13側へ向かう空気の流路の断面積は、カバー開口51からカバー内空間17側(空気の流通方向の下流側)へ向かって拡大する。このため、カバー開口51から吸い込まれた空気の速度を、カバー開口51での速度よりもカバー内空間17内で低下させることができるので、カバー開口51からカバー内空間17へ吸い込まれた雪が、バーチカルダクト11の吸気口13へ到達する前にカバー内空間17で下方へ落下し易い。従って、本実施形態によれば、雪によるバーチカルダクト11の吸気口13の閉塞を抑えることができる。
なお、本実施形態では、カバー開口51を、車幅方向内側からの側面視において台形状に形成したが、これに限定されるものではなく、様々な形状を適用することができる。
また、本実施形態では、吸気口カバー12のカバー上板部18、カバー側板部19、及びカバー下板部20の車幅方向内端側に傾斜部52,53,54を設け、カバー開口51から吸気口13側へ向かう空気の流路の断面積を、傾斜部52,53,54内でカバー開口51から車幅方向内側へ向かって拡大させたが、これに限定されるものではない。例えば、カバー開口51から吸気口13側へ向かう空気の流路の断面積がカバー開口51から吸気口13に臨む位置(本実施形態では吸気口13の後方)まで拡大するように、吸気口カバー12のカバー上板部18、カバー側板部19、及びカバー下板部20を成形してもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本開示に係る吸気装置は、降雪の中を走行する車両(除雪車を含む)に広く適用することができる。
1:車両
10,50:吸気装置
11:バーチカルダクト(吸気ダクト)
12:吸気口カバー
13:吸気口
16:ブラケット(カバー取付ブラケット)
17:カバー内空間
18:カバー上板部
20:カバー下板部
22:ダクト本体
22a:ダクト本体の後面(ダクト外面)
22b:ダクト本体の車幅方向外側面(ダクト外面)
25:間隙
27:カバー内空間の上部領域
28:カバー内空間の下部領域
29:連通開口(連通孔)
31,51:カバー開口(開口)

Claims (6)

  1. 上下方向に延びる筒状のダクト本体と、前記ダクト本体に形成されて車幅方向内側を除く所定の方向へ開口する吸気口とを有し、キャブの後方の車幅方向外端部に配置される吸気ダクトと、
    前記吸気ダクトの車両前後方向の一側で前記吸気ダクトの前記吸気口から連続して車幅方向内側へ延びて車幅方向内側へ開口するカバー内空間を前記ダクト本体のダクト外面との間に区画し、前記吸気ダクトに対して固定される吸気口カバーと、を備え、
    前記吸気ダクトの前記吸気口の全域は、前記カバー内空間へ開口し、
    前記吸気口カバーの前記カバー内空間の車幅方向内側への開口は、前記吸気ダクトの前記吸気口よりも車幅方向内側に位置する
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
  2. 請求項1に記載の車両の吸気装置であって、
    前記吸気口カバーは、前記カバー内空間の上方を区画して前記吸気口を上方から覆うカバー上板部を有し、
    前記カバー上板部は、前記吸気ダクトの前記ダクト外面から前記一側の下方または車幅方向外側の下方へ向かって傾斜する
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両の吸気装置であって、
    前記吸気口カバーは、前記カバー内空間の下方を区画して前記吸気口を下方から覆うカバー下板部を有し、
    前記カバー下板部と前記吸気ダクトの前記ダクト外面との間には、間隙が設けられる
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
  4. 請求項3に記載の車両の吸気装置であって、
    前記カバー下板部は、前記間隙へ向かって下方へ傾斜する
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の車両の吸気装置であって、
    前記吸気ダクトの前記吸気口よりも下方且つ前記吸気口カバーの前記カバー下板部よりも上方に配置され、前記吸気ダクト及び前記吸気口カバーの双方に対して固定され、前記吸気口カバーを前記吸気ダクト側から支持するカバー取付ブラケットを備え、
    前記カバー取付ブラケットは、前記カバー内空間のうち前記カバー取付ブラケットよりも上方の上部領域と前記カバー取付ブラケットよりも下方の下部領域とを連通する連通孔を有する
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
  6. 請求項1~請求項5のいずれかに記載の車両の吸気装置であって、
    前記吸気口カバーの車幅方向内側の前記開口から前記吸気口側へ向かう空気の流路の断面積は、前記開口から前記カバー内空間側に向かって拡大する
    ことを特徴とする車両の吸気装置。
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