JPS6232082Y2 - - Google Patents

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JPS6232082Y2
JPS6232082Y2 JP1982190728U JP19072882U JPS6232082Y2 JP S6232082 Y2 JPS6232082 Y2 JP S6232082Y2 JP 1982190728 U JP1982190728 U JP 1982190728U JP 19072882 U JP19072882 U JP 19072882U JP S6232082 Y2 JPS6232082 Y2 JP S6232082Y2
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JP
Japan
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steering wheel
frame
workbench
wheel frame
chassis
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JP1982190728U
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JPS5993904U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車台上に昇降自在に設けられる作業
台は作業者が搭乗して、例えば、高所に実る果実
の収穫作業、あるいは高所への荷物の積上げ作業
等の際に使用する高所作業車の安定装置に関する
ものである。
作業台が上昇してその作業台に作業車が搭乗し
て作業を行う際、作業台を支持する車台フレーム
は揺ついたりすることなく安定したものでなけれ
ばならないのであるが、左右一対の操向輪を連結
した操向輪フレームを車台に対して揺動自在とし
た四輪高所作業車では、この車台フレームを支え
ているのは、左右駆動輪の接地点と操向輪フレー
ムの枢支中心の3点であり、その為、作業車の横
転倒現象は三輪車と同現象を示し斜め前方へ転倒
しようとする傾向がある。すなわち第3図に示す
ように傾斜地に於いて、作業台が上昇するに伴い
作業車の重心Gは高くなつて不安定となり、この
作業台上での作業が安全に安心して行えなくな
る。この為、アウトリガー等の安定装置を車台フ
レームに設けて作業車を安定させたものもある
が、安定装置はかなりの強度を有するものでなけ
ればならず、その為に複雑な構成でコスト高とな
つたり、車台が移動走行する際、この安定装置が
障害物に干渉して車台の機敏な動きが取れずに移
動走行に支障を来したりした。
そこでこの考案は前記のような事情に鑑み、簡
単な構成で且つ作業車を安定されるべく次のよう
に構成する。すなわち、左右一対の操向輪1,1
を連結した操向輪フレーム2を揺動自在に枢支す
る車台フレーム3に、作業者が搭乗する作業台4
を昇降自在に設けた高所作業車において、車台フ
レーム3に回動自在に枢支され一端に作業台4と
当接する接当部17を他端に操向輪フレーム2と
係合可能の係合部18を備える固定具5を作業台
4側に弾発付勢して設けてなる高所作業車におけ
る安定装置と構成とする。
この考案は前述の如く構成するものであるか
ら、作業台4の上昇に伴つて該作業台4による当
接部17の規制が解除されると固定具5はその枢
支部を中心に弾発力によつて回動され、その係合
部18が操向輪フレーム2側と係合し該操向輪フ
レーム2の揺動を固定し、又、作業台4の下降に
伴つて接当部17が押圧されて固定具5が逆方向
に回動されると操向輪フレーム2と係合部18の
係合を解除するものであるから、高所作業での機
体の安定性を良好に保つことができる。
又、本考案の安定装置は、車台フレーム3に回
動自在に枢支される固定具5の一端に作業台4と
当接する接当部17を他端に操向輪フレーム2と
係合可能の係合部18を設け、作業台4の昇降に
伴つて直接操向輪フレーム2の揺動を固定すべく
構成したものであるから構成が極めて簡単である
と共に、作動も確実である。
次にこの考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
3は車台フレームで、その下方前部に操向輪
1,1及び後部に原動機室6内の原動機より動力
を伝動されて駆動する駆動輪7,7を具備してい
る。車台フレーム3前後中間部には内マスト8と
外マスト9とからなる昇降枠体10が立設され、
油圧装置により内マスト8が外マスト9内を上下
動する。この内マスト8の上下動に伴い、内マス
ト8に装着される作業台4が上下動するのであ
る。作業台4上には、作業台4を上下動させる油
圧操作レバー11及び車台を移動走行させる走行
クラツチレバー12が設けられている。13は操
向輪1を変向させるハンドルであり、14は作業
者が座るシートである。
2は操向輪フレームで、左右一対の操向輪1,
1を連結すると共に、車台フレーム3左右中央部
に固着するセンターピン15により揺動自在に枢
支されている。5は操向輪フレーム2の揺動を阻
止する固定具でくの字形状をしており、車台フレ
ーム3の左右に固着するピン16により軸支され
ている。この固定具5は、一端に作業台4下面に
当接する接当具17、具体的には回転自在なるロ
ーラ17を有し、他端をのこ刃状の係合部18に
形成されている。又、ピン16にはトーシヨンバ
ネ19が巻装され固定具5のローラ17が上向き
に回動すべく付勢している。
今、作業台4が上昇すれば、ピン16を中心に
固定具5の一端に設けるローラ17が作業台4の
下面を滑りながら、上向きに回動する。同時に、
固定具5の他端ののこ刃状の係合部18も回動し
て、操向輪フレーム2に設ける係合片20に係合
し、操向輪フレーム2の揺動が阻止されるのであ
る。
このように操向輪フレーム2の揺動が固定具5
により阻止されることで作業車の車台フレーム3
は、前側を操向輪1,1で、後側を駆動輪7,7
で支えられることになり、傾斜地において作業台
4が上昇することで重心位置が高くなつても作業
車は転倒することなく、安全に作業が行えるよう
になつたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の側面図、第2図は要部の部分拡大左断面
図、第3図は作用説明図である。 1……操向輪、2……操向輪フレーム、3……
車台フレーム、4……作業台、5……固定具、1
7……接当部、18……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の操向輪1,1を連結した操向輪フレ
    ーム2を揺動自在に枢支する車台フレーム3に、
    作業者が搭乗する作業台4を昇降自在に設けた高
    所作業車において、車台フレーム3に回転自在に
    枢支され一端に作業台4と当接する接当部17を
    他端に操向輪フレーム2と係合可能の係合部18
    を備える固定具5を作業台4側に弾発付勢して設
    けてなる高所作業車における安定装置。
JP19072882U 1982-12-16 1982-12-16 高所作業車における安定装置 Granted JPS5993904U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19072882U JPS5993904U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 高所作業車における安定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19072882U JPS5993904U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 高所作業車における安定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993904U JPS5993904U (ja) 1984-06-26
JPS6232082Y2 true JPS6232082Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30410884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19072882U Granted JPS5993904U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 高所作業車における安定装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5993904U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5763708U (ja) * 1980-10-04 1982-04-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5993904U (ja) 1984-06-26

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