JPH0559750A - 作業機を昇降可能に装着する走行車両 - Google Patents

作業機を昇降可能に装着する走行車両

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Publication number
JPH0559750A
JPH0559750A JP22022791A JP22022791A JPH0559750A JP H0559750 A JPH0559750 A JP H0559750A JP 22022791 A JP22022791 A JP 22022791A JP 22022791 A JP22022791 A JP 22022791A JP H0559750 A JPH0559750 A JP H0559750A
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JP
Japan
Prior art keywords
working machine
traveling vehicle
vehicle
vehicle body
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP22022791A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Matsuoka
実 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0559750A publication Critical patent/JPH0559750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行車両の前側あるいは後側に作業機を昇降
可能に設けたものにおいて、作業機側を上昇させたとき
車両の前後バランスが崩れるのを防止することを目的と
する。 【構成】 左右一対の操舵用の前輪2と左右一対の走行
駆動用の後輪3とを有した走行車体の前側あるいは後側
に昇降装置26を介して適宜な作業機25を装着する農
業用あるいは土木用の走行車両1において、少なくとも
前輪側及び後輪側の一方を油圧装置等の駆動装置19,
24を介して走行車体が前後に傾斜変動するよう昇降可
能に構成すると共に、この走行車体に昇降可能に取付け
た前記作業機25を昇降させる昇降装置26と前記駆動
装置19とを、作業機側を上昇させるとき、当該作業機
25を取付けた側が前後方向で高位に変動するよう連動
してなる作業機を昇降可能に装着する走行車両。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用トラックタや土
木作業を行なう走行車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用のトラクタにおいては、前
輪側あるいは後輪側を昇降操作して車体を前後に傾斜さ
せるものは周知であり、前、後輪共に昇降させるものも
公知であった。しかし、前側あるいは後側に装着した作
業機を昇降させることに起因させて車体を傾斜させるも
のは未だかってなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のものでは、
作業機側を上昇させてもこの作業機を取付けた側が高位
になって自動的に車両の機体を傾斜させる技術手段が講
じられていない構成であり、危険なアンバランスの状態
で車両を走行させていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右一対の操
舵用の前輪2と左右一対の走行駆動用の後輪3とを有し
た走行車体の前側あるいは後側に昇降装置26を介して
適宜な作業機25を装着する農業用あるいは土木用の走
行車両1において、少なくとも前輪側及び後輪側の一方
を油圧装置等の駆動装置19,24を介して走行車体が
前後に傾斜変動するよう昇降可能に構成すると共に、こ
の走行車体に昇降可能に取付けた前記作業機25を昇降
させる昇降装置26と前記駆動装置19とを、作業機側
を上昇させるとき、当該作業機25を取付けた側が前後
方向で高位に変動するよう連動してなる作業機を昇降可
能に装着する走行車両とした。
【0005】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示し、1は乗用
型の走行車両であり、農業用のトラクタの実施例であ
る。2a,2bは操舵用の駆動される前輪、3a,3b
は駆動後輪、4はフロントミッションケ−ス,5はリヤ
−ミッションケ−スであり、両ケ−スを縦フレ−ム6で
連結している。7はエンジンを示す。8は油圧ポンプ、
9,10はそれぞれ油圧切換バルブである。11は操縦
枠で、前記車体6の上面に設けた搭乗床12の前側部分
に突出して構成され、この枠11の上部に操縦ハンドル
13が設けられている。14は操縦座席を示す。そし
て、前記フロントミッションケ−ス4はその左右両側に
のびる前輪駆動軸を包む筒ケ−ス4a,4bを含む一部
の部分を縦軸心の回りに回動可能に設け、この部分を前
記ハンドル13の操作で回動可能にして操縦するよう構
成している。15a,15bは前輪伝動ケ−スで、前記
筒ケ−ス4a,4bの左右端側に上下回動自在に支持さ
れておりその下端側左右外側に前記前輪2a,2bが軸
承されている。16は前輪側昇降用の駆動装置で、左右
の前輪伝動ケ−ス15a,15bと一体の回動メタルに
上方へ突出するア−ム17a,17bを設け、この両ア
−ム17a,17bを横杆18で枢結し左右の伝動ケ−
ス15a,15bが一定範囲内で自由に独立状態で昇降
回動ができるように構成している。そして、この横杆1
8の左右中心部分を、前記筒ケ−ス4a,4b共々操縦
作動のために回動するフロントミッションケ−ス4の一
部分である回動ケ−ス4cと一体的に設けた回動枠体4
dに取付けた油圧装置19の油圧ピストン19bの先端
に該横杆18が前後に回動できるように連結し、このピ
ストン19bの出入りで左右の前輪が上下動されるとと
もに、独立的にも一定範囲内で上下動するように構成し
ている。19aは油圧シリンダを示す。
【0006】20は後輪側昇降用の駆動装置で、左右の
後輪伝動ケ−ス21a,21bと一体の回動メタルに上
方へ突出するア−ム22a,22bを設け、この両ア−
ム22a,22bを横杆23で枢結し左右の伝動ケ−ス
21a,21bが一定範囲内で自由に独立状態で昇降回
動ができるように構成している。そして、この横杆23
の左右中心部分を、前記縦フレ−ム6に突起体を介して
取付けた油圧装置24の油圧ピストン24bの先端に該
横杆23が前後に回動できるように連結し、このピスト
ン24bの出入りで左右の後輪が上下動されるととも
に、独立的にも一定範囲内で上下動するように構成して
いる。24aは油圧シリンダを示す。
【0007】25は作業機で、図例では耕耘機を示す。
26は昇降装置で、前記車体1側の後部にあるリヤ−ミ
ッションケ−ス5に取付けた支柱27に上リンク28a
と下リンク28bを枢着し、この両リンクの後端側をヒ
ッキ枠体29で枢結して昇降リンク機構として構成し、
この上リンク28aと一体のア−ムを車体1側にシリン
ダ−30a枢結した油圧装置30のピストン30bに連
結して作業機25を昇降可能に構成している。即ち、作
業機25は前記ヒッチ枠体29に着脱可能に設けられて
いる。
【0008】次に油圧制御回路について第3図に基づき
説明すると、作業機昇降レバ−31で前記油圧切換バル
ブ9が切換え操作でき、油圧装置30のピストン30b
を突出させるときには、油圧装置19のピストン19b
を引っ込めるように構成し、作業機25側を上昇させる
場合には、前輪2側が上昇して車両1の前側が下位に傾
くようにお構成している。
【0009】また、車体の高さを調節する車高調節操作
レバ−32は前記油圧切換バルブ10を切換えるもの
で、前後の車輪2,3を同時に同じ上下方向に切換え可
能に設けている。上例の作用を簡単に説明すると、圃場
内での作業を終えて畦越えをしたり、また、作業中の旋
回時において、作業機25を上昇させるよう昇降レバ−
31を操作すると、前輪2側が同時に上昇して走行車両
1が前屈み状態に姿勢変更する。
【0010】即ち、油圧装置30のピストン30bが突
出するるときに油圧装置19のピストン19bが引っ込
んで上記の姿勢になる。したがって、作業機25が上昇
して後ろ荷重になって前側が浮き気味の状態になるとき
走行車両1自体の重心が前側に移りバランス崩れを解消
することになる。なお、実施図例では、前輪2側を上昇
させる構成にしたが、後輪3側を下降させて車両1を前
傾姿勢にする油圧回路としてもよく。また、前輪2側と
後輪3側とを同時に上昇あるいは下降させる構成にしな
がら、その昇降移動量を変更させて傾斜姿勢にしてもよ
い。更に、図例では、後部側に作業機25を装着した実
施例であるが、作業機25を前側に装着した場合は、こ
れを上昇するとき車両後部が下位側になるよう構成すれ
ばよい。
【0011】
【発明の作用効果】以上説明したように本発明による
と、走行車両の前側あるいは後側に作業機を昇降可能に
装着されたものにおいて、この作業機を上昇するとき、
この作業機装着側と反対側が下降するように走行車両が
前傾あるいは後傾に姿勢変更されるために前後のバラン
ス崩れがなくなり、安定した旋回作業や畦越え作業ある
いは登坂作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】要部の平面図である。
【図3】油圧回路図である。
【符号の説明】
2 前輪 3 後輪 19 駆動装置 24 駆動装置 25 作業機 26 昇降装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の操舵用の前輪2と左右一対の
    走行駆動用の後輪3とを有した走行車体の前側あるいは
    後側に昇降装置26を介して適宜な作業機25を装着す
    る農業用あるいは土木用の走行車両1において、少なく
    とも前輪側及び後輪側の一方を油圧装置等の駆動装置1
    9,24を介して走行車体が前後に傾斜変動するよう昇
    降可能に構成すると共に、この走行車体に昇降可能に取
    付けた前記作業機25を昇降させる昇降装置26と前記
    駆動装置19とを、作業機側を上昇させるとき、当該作
    業機25を取付けた側が前後方向で高位に変動するよう
    連動してなる作業機を昇降可能に装着する走行車両。
JP22022791A 1991-08-30 1991-08-30 作業機を昇降可能に装着する走行車両 Pending JPH0559750A (ja)

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JP22022791A JPH0559750A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 作業機を昇降可能に装着する走行車両

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JP (1) JPH0559750A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149817A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Kubota Corp 作業車
JP2010162938A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Kubota Corp 作業車
JP2014158424A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 National Agriculture & Food Research Organization 農用車両の車輪昇降装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149817A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Kubota Corp 作業車
JP2010162938A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Kubota Corp 作業車
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