JPS5836583Y2 - リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置 - Google Patents

リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置

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Publication number
JPS5836583Y2
JPS5836583Y2 JP7584878U JP7584878U JPS5836583Y2 JP S5836583 Y2 JPS5836583 Y2 JP S5836583Y2 JP 7584878 U JP7584878 U JP 7584878U JP 7584878 U JP7584878 U JP 7584878U JP S5836583 Y2 JPS5836583 Y2 JP S5836583Y2
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JP
Japan
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drive
forklift truck
rear axle
axle beam
type forklift
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Expired
Application number
JP7584878U
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English (en)
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JPS54176931U (ja
Inventor
時彦 市川
政雄 中根
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フォークを前後に移動させることのできるリ
ーチ型フォークリフトトラックにおける駆動装置の改良
に関するものである。
第4図むよび第5図は広く一般に普及している、フォー
クFをマストMと共にリーチレッグRに沿ってリーチ動
作させることのできるリーチ型でしかも立乗り式のフォ
ークリフトトラックを例示しているが、この種のフォー
クリフトトラックにおける駆動装置は、主に図示のよう
な後輪の一方を駆動輪(舵取輪をも兼用する)29とし
、他方をキャスター30とした構成である。
ところが、このような形式の駆動装置にあっては、駆動
輪29の上方に駆動モータ31や減速歯車機構等が配置
されており、これら駆動モータ31や減速歯車機構が相
当の上部スペースを占有し、図示の如く車体の中ノー腺
を越えて右側領域にも及ぶため、運転室32のスペース
が必然的に狭くなり運転者の右腕が車体外に突き出る危
険があるとともに前方視野が悪く、とくに右側のフォー
クが見難いという欠点があった。
また前記駆動モータや減速歯車機構さらには舵取装置等
を囲むドライブユニット室33内にはモータのコントロ
ーラやオイルコントローラあるいは電気機器等の機能部
品34が収容配置されるが、図示のようにドライブユニ
ット室33を防塵のために密封することが構造的にきわ
めて困難であり、そのため各機能部品34に個々に防塵
シールを施す必要があった。
さらには駆動輪29が1つであることからキャスター3
0が障害物に乗り上げて駆動輪29の接地圧が減少した
場合には駆動輪29がスリップを起して走行不能に陥る
ことがあり、また駆動輪29とキャスター30との径の
違いおよび車体の左右バランスの不均衡から生起する接
地圧の違いに伴いタイヤに摩耗差が生じて車両の左右安
定度が損われる等の欠点があった。
本考案は、上述した従来の不具合を除去することを目的
としてなされたもので、運転室の充分なスペースの確保
と運転者の安全を図り、併せてドライブユニット室の防
塵のための密封をも可能としたリーチ型フォークリフト
トラックの駆動装置を提供しようとするものである。
以下、本考案を具体化した図示の実施例について詳述す
る。
第1図および第2図に示すように、車両の後部に床を形
成している床板1の下面には両サイトフレーム2とフロ
ントプレート3とリャプレート4とに囲1れかつ下側を
開放した箱状の空間部が形成され、この箱状空間部に本
考案の主要部である駆動装置ならびに操舵装置が収容設
置されている。
床板1の真下には横方向(車幅方向うに延在するリヤア
クスルビーム5が配設され、このリヤアクスルビーム5
には前後方向の中心線上にち・ける前端部と後端部とに
下向きに突出されたブラケット6が設けられるとともに
両ブラケット6にはそれぞれ支軸7が前後方向に突設さ
れている。
そしてリヤアクスルビーム5はその両支軸7を前記フロ
ントプレート3およびリヤプレート4に固着されたリヤ
アクスルサポート8によりブツシュ9を介して回動可能
に支持されて上下方向の揺動が可能とされ、その揺動範
囲は床板1の下面に設けたストッパ10により規制され
ている。
なお、リヤアクスルサポート8はリヤアクスルビーム5
の着脱を容易にするために上下の2つ割りに形成されて
いる。
前記リヤアクスルビーム5の左下面と右下面とにはそれ
ぞれ駆動輪11に駆動モータ12を同心的に組み込んで
なる一般にモータインホイールと呼称されている周知の
ドライブユニット13が左右一対同一軸線上に配置され
てかり、両ドライブユニット13ばそれぞれユニットブ
ラケット14によって支持されるとともにこのユニット
ブラケット14は駆動輪11を舵取輪として兼用させる
ためにそれ自体がリヤアクスルビーム5に対して旅回、
すなわち水平方向の回転可能に支持されている。
以下、ドライブユニット13およびその支持構造の詳細
を第3図に基づいて説明する。
ユニットブラケット14はドライブユニット13を直接
支持するための左右方向に所定間隔を置いて対向設置さ
れかつ上下方向に延在された対のサポート15と、両す
ボ−)15の上端部同志を連結するとともにドライブユ
ニット13との干渉を避けるために環状に形成されたリ
ングブラケット16とから構成されており、そして外輪
17aが前記リヤアクスルビーム5の下面に締着され内
輪17bがリングブラケット16に締着された軸受11
を介してリヤアクスルビーム5に旋回可能に取付ケられ
ている。
ドライブユニット13は駆動モータ12と、該駆動モー
タ12によって回転される減速歯車群18と、駆動モー
タ12に回転可能に支持されるハブ19と、該ハブ19
に嵌着される駆動輪11とより構成されている。
駆動モータ12はモータケース20の両端に突設した軸
部20a。
20bを前記ユニットブラケット14における両サポー
ト15によって嵌合支持されて釦り、軸部20a 、2
0bのうちの一方の軸部20aが割円形による嵌め合い
構造とされ回り止めがなされている。
なむ、両サポート15はドライブユニット13の着脱を
容易にするために上下の2つ割りに形成されている。
駆動輪11が嵌着されたハブ19はモータケース20の
外周に適当な隙間をもって遊嵌されるとともに、このハ
ブ19はその軸方向の一端がモータケース20の一方の
軸部2OaK軸受21を介して支持された蓋板22に締
着されかつ他端がモータケース20の他方の軸部20b
に軸受23を介して支持されたギヤハウジング24に締
着されている。
そしてギヤハウジング24の内周面には内歯歯車25が
形成されていて、この内歯歯車25がモータ軸26に形
成された駆動歯車21と中間歯車28等減速歯車群18
を介して噛合されてお・す、従って駆動輪11は駆動モ
ータ12の駆動に伴い上記の減速歯車群18を介してギ
ヤハウジング24釦よびハブ19と共に回転される。
なお、図示はしないが駆動輪11の舵取りは、上記の如
くリヤアクスルビーム5に旋回可能に支持されたユニッ
トブラケット14もしくはドライブユニット13を、運
転席近傍のステアリングホイールと連接したステアリン
グシャフトによって作動せしめられかつリヤアクスルビ
ーム5上に装備されたステアリングギヤ、リンク機構あ
るいはチェーン機構等周知の操舵機構(図示せず)を介
して連結し、変向させることにより行うものである。
本駆動装置は上述のように駆動輪11にこれを駆動する
ための駆動モータ12を同心的に組み込んでなる左右一
対のドライブユニット13を、床板1の下方に収納配置
したものであるから、後輪の一方を駆動輪とし他方をキ
ャスターとした従来の駆動装置とは異なり、床板1の上
部に形成されるドライブユニット室33に駆動輪を駆動
するための駆動モータや減速歯車機構を収納する必要が
なくなり、従ってドライブユニット室33はモータのコ
ントローラや電気機器等の機能部品34のほかにステア
リング系統の部品を収納し得るだけのスペースに縮小す
ることができる。
このときは、運転席のスペースの拡大化が可能となって
運転席が小さいことに起因する腕やひじの車体外への突
出を防止して運転者の安全を図ることができるとともに
、運転位置を中央側に寄せることによって前方視野が良
好となる。
また上記したようにドライブユニット室33には機能部
品のほかステアリング系統の部品が収納されるだけであ
るため、床板1を貫通する部材(コードやステアリング
シャフト等)についてのシールを行うことによってドラ
イブユニット室33自体を密封することが可能となり、
従って各機能部品34個々に対する防塵シールの必要性
を解消することができる。
また両輪が共に駆動輪であることから、安定した走行が
得られ、かつ一方が障害物に乗り上げたり落ち込んだり
した場合でも該障害物から容易に脱出することができる
以上詳述したように、本考案はドライブユニットを床板
下面に配置したことにより、運転席のスペースを広くで
き安全運転と前方視野の良化を図りうるとともに、床板
上方のドライブユニット室を防塵室として機能部品を標
準品の″!、1使用でき、しかも低い位置に重量の大き
いドライブユニットが配置されることから重心高さが低
くなって左右、前後の安定度が良化する。
lた両輪駆動方式であるため路面の凹凸に左右されるこ
となく安定して走行でき、しかも左右揺動式でかつ両輪
が同一径であることから、車体の揺れが少くかつ片輪偏
摩耗に起因する傾き走行が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の駆動装置を示す背面図、第2図は第1
図に卦ける■−■線断面図、第3図はドライブユニット
の詳細を示す縦断面図、第4図は従来のリーチ型フォー
クリフトトラックを示す背断面図、第5図は同じく平面
図である。 1・・・・・・床板、5・・・・・・リヤアクスルビー
ム、11・・・・・・駆動輪、12・・・・・・駆動モ
ータ、13・・・・・・ドライブユニット、14・・・
・・・ユニットブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体後部に運転室を有するリーチ型フォークリフトトラ
    ックにおいて、運転室の床部下面には左右方向に水平に
    延在したリヤアクスルビームの中央部を車両の前後方向
    の中心線間りに揺動自在に枢着し、このリヤアクスルビ
    ームの左右の両1lIJ 下面には、該リヤアクスルビ
    ームの揺動中心を挾んで対称に配置されたユニットブラ
    ケットをそれぞれ鉛直軸線回りに旋回可能に取付けると
    ともに、両ユニットブラケットには駆動輪と、該駆動輪
    に同心的に組込1れた駆動モータとよりなるドライブユ
    ニットを水平軸線回りに回転可能に取付けたことを特徴
    とするリーチ型フォークリフトトラックの駆動装置。
JP7584878U 1978-06-02 1978-06-02 リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置 Expired JPS5836583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7584878U JPS5836583Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7584878U JPS5836583Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54176931U JPS54176931U (ja) 1979-12-14
JPS5836583Y2 true JPS5836583Y2 (ja) 1983-08-17

Family

ID=28990616

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7584878U Expired JPS5836583Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 リ−チ型フォ−クリフトトラックの駆動装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544388Y2 (ja) * 1984-10-31 1993-11-10

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JPS54176931U (ja) 1979-12-14

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