JPH0544388Y2 - - Google Patents

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JPH0544388Y2
JPH0544388Y2 JP1984163786U JP16378684U JPH0544388Y2 JP H0544388 Y2 JPH0544388 Y2 JP H0544388Y2 JP 1984163786 U JP1984163786 U JP 1984163786U JP 16378684 U JP16378684 U JP 16378684U JP H0544388 Y2 JPH0544388 Y2 JP H0544388Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、リーチ型フオークリフトに関する
ものである。
(従来の技術) リーチ型フオークリフトは、狭隘な場所での荷
役作業を行なうためのフオークリフトで、例えば
第5図に示すようなマストをスライドさせるもの
がある(NISSAN サービス周報リーチ型ニツ
サンバツテリーフオークリフト(FBR 001型)
6ページ昭和48年6月 日産自動車(株)発行)。1
00は車体、100aは転倒モーメントを支持す
るストラドルアーム、101はマスト、102は
フオーク、103はリフトシリンダ、104はテ
イルトシリンダ、105はリーチシリンダ、10
6はロード輪、107は走行駆動輪、108はキ
ヤスタ輪である。ストラドルアーム100aは車
体100の前部両側に突設され、その内側には図
外のリーチレールが対称に形成され、マスト10
1はリーチシリンダ105の作用によりリーチレ
ールに沿つて車両前後方向にスライド可能となつ
ている。
車両の走行は、走行駆動モータ109の駆動に
より、チエーン110を介して走行駆動輪107
を正逆に回転駆動してなされ、旋回は、ステアリ
ングハンドル111の回転操作により走行駆動輪
107を操舵してなされる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のリーチ型フオ
ークリフトにあつては、ロード輪106は第6図
に示すように各ストラドルアーム100aの前端
部に方向を固定して対称に取付けられ、車両の旋
回中心Oは該ロード輪106の回転軸を結ぶ線上
に位置する構造となつていたため、下記の問題点
があつた。
バンパ112の軌跡にて得られるその場旋回
(スピンターン)の旋回半径R1は、旋回中心O1
が車両前端部の両ロード輪106の中央に位置
するため、比較的大きなものとなり、狭い場所
での作業上好ましくない。
曲線を走行して旋回する場合、旋回中心O2
は両ロード輪106を結ぶ線の延長上に位置す
るため、内輪差または外輪差が大きくなり、狭
い場所での作業上好ましくない。
上記不具合を解決する従来例として、実開昭59
−146395号公報に開示される無人搬送台車があ
る。この無人搬送台車は、車体中央部両側に左右
独立した駆動輪を有し、左右の回転数差によつて
旋回可能である。従つて、その場旋回が極めて小
さい旋回半径にて行え、曲線路における前後進の
走行特性をほぼ同等とすることができ、狭隘な場
所での運搬作業性が向上するという特徴を有す
る。
しかしながら、この無人搬送台車にあつては、
各走行輪、特に駆動輪(およびその駆動機構)を
車体床下に収容し、比較的上位置にある車体上面
に一対のレールを配置し、搬送荷物を載置する荷
役装置である昇降装置をこのレールによつて前後
方向に案内するようになつているため、下記の技
術的問題を有する。
床面に置かれた荷物を積載する場合、先ず、荷
役装置のフオークを路面に降ろしてフオーク上に
荷物を積載し、次いでフオークを一旦上方レール
位置にまで高く引き上げた後、後方へレールに沿
つて引き込むという一連の動作を必要とし、荷役
作業能率に劣る。
また、積載した荷物が、路面から大きく離れた
車体上にあるため、高重心となり、車体横方向の
安定性が悪い。その結果、曲線路の走行時には、
走行速度を低下させたり、路面の凹凸や傾斜を極
小さく形成することが、荷崩れ防止のために必要
になる。
以上の技術的問題に鑑み、前者のリーチ型フオ
ークリフトに後者の無人搬送台車を組合せること
ができれば、上述した各問題の解決を図ることが
できる。
ここで、リーチ型フオークリフトのストラドル
アームの各前端部および車体後部にキヤスタ輪を
設けると共に、車体中央部両側に駆動輪を設ける
場合、次のような課題を解決する必要がある。す
なわち、リーチレールが路面近傍まで低くなつて
いるため、走行駆動モータを含む駆動装置とリー
チレールとが互いに干渉する。駆動輪および駆動
装置をリーチレールより車体外方に突出させて配
置すれば、上記干渉が回避されるが、車体が幅広
となつてしまう。
かくして、本考案は、前者のリーチ型フオーク
リフトに後者の無人搬送台車を組合せることに加
え、走行駆動モータの配置箇所を特定すること
で、荷役作業性・車体および積み荷安定性がよ
く、かつ、小回り性に優れ、また、車体を特に幅
広とする必要のないリーチ型フオークリフトを提
供するものである。
(問題点を解決するための手段および作用) この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その構成は、車体の前部両側に
転倒モーメントを支持するストラドルアームを突
設し、該ストラドルアーム内側に対向させて車体
前後方向に延び、マストをスライドさせるリーチ
レールを形成し、前記ストラドルアームの各前端
部および車体後部にキヤスタ輪を設け、車体のほ
ぼ中央部両側にそれぞれ走行駆動輪を設け、左右
独立で正逆に回転自在であるように各走行駆動輪
に走行駆動モータおよび減速機を備えるようにし
たリーチ型フオークリフトにおいて、走行駆動輪
を各ストラドルアームの付け根近傍のリーチレー
ル方向に配置すると共に、各走行駆動モータをリ
ーチレールの上方に配置したことを特徴とするリ
ーチ型フオークリフトである。
従つて、走行駆動モータを含む各駆動装置と干
渉することを防止して比較的低位置に配置した一
対のリーチレールにて案内させながら、マストを
スライドさせ、荷役作業を行うことができる。ま
た、走行駆動モータひいては走行駆動輪の回転数
を別個に正逆に制御させて、車両の直進走行を行
なうことができると共に、車体の中央部にある走
行駆動輪を結ぶ線上を旋回中心として、旋回およ
びその場旋回を行なわせることができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係るリーチ型
フオークリフト(以下車両と称する)の概略を示
し、車体1の前部両側に転倒モーメントを支持す
るストラドルアーム1a,1bを突設し、該アー
ム1a,1bの内側に対向させて形成したリーチ
レール2,3に沿つてマスト30をスライドさせ
る車両である。
そして、車両の四隅にキヤスタ輪4,5,6,
7を配置すると共に、マスト30より後方となる
車体1中央部両側に走行駆動ユニツト8,9を配
置してある。一対のキヤスタ輪4,5は、それぞ
れストラドルアーム1a,1bの前端部に取付
け、他方の一対のキヤスタ輪6,7は、車体1の
後端部両側に取付けてあるが、車体1の後端部の
キヤスタ輪6,7は後端部中央に1個とすること
ができる。走行駆動ユニツト8,9は、走行駆動
モータ10,11、減速機12,13および走行
駆動輪14,15よりなり、車体1の両側に対称
に設けられるので、片側について第2図を参照し
て説明する。走行駆動モータ10は、車体1に横
置きとしてボルト16にて固定され、リーチレー
ル2の上方に位置している。減速機12は、モー
タ軸10aに固定したリダクシヨンインプツトギ
ヤ17、該ギヤ17と噛合するインプツトアイド
ラギヤ18、該ギヤ18と同軸に固定されたアウ
トプツトアイドラギヤ19および該ギヤ19と噛
合するリンダクシヨンアウトプツトギヤ20より
なり、これらの各ギヤ17,18,19,20を
車体1にボルト25にて固定したハウジング21
に収容して構成し、アウトプツトシヤフト22に
走行駆動輪14を取付けてある。かくして、走行
駆動輪14,15の方向は、車両前後方向に固定
される。また、モータ軸10a,11aと走行駆
動輪14,15の回転軸との間には、車体1上下
方向のオフセツト量eを生じている。23は、走
行駆動モータ10のモータ軸10aに作用する電
磁ブレーキで、他方の走行駆動モータ11にも装
備される。
また、車両後方のキヤスタ輪6,7には、第3
図に示すようなサスペンシヨン32をそれぞれ付
加してある。すなわち、車体1にベアリング33
を介して回転自在に旋回金具34を設け、該金具
34の下端部にL字形の支持金具35をピン36
にて揺動自在に結合する。支持金具35の一端部
にはタイヤ37を回転自在に取付け、他端部には
サスペンシヨンスプリング38を設ける。サスペ
ンシヨンスプリング38は、支持金具35の他端
の支持板35aとばね受39との間に介装され、
旋回金具34に回動可能に支持した回動軸40に
一端を取付け、支持板35aに遊挿させた支持杆
41にてばね受39を支持してある。42は支持
金具35と旋回金具34との間に設けたシヨツク
アブソーバである。
次に作用について説明する。
この車両の走行は、遠隔操作により或は運転者
の操作により、各走行駆動モータ10,11の回
転数を個別に制御して行なわれる。すなわち、直
線走行は、左右の走行駆動輪14,15の回転数
を同方向かつ等しく保つことにより行われる。ま
た、旋回走行は、旋回の内側になる走行駆動輪1
4または15を相対的に減速して行なわれる。旋
回時の旋回中心O3は、第4図に示すように車体
1中央部に配置した走行駆動輪14,15の回転
軸を結ぶ線X−X上にあるため、内輪差および外
輪差をほとんど生ずることがなく、走行軌跡を前
後進共略同一にすることができ、その結果、運転
が容易であると共に、この車両を遠隔操作させる
場合、前進または後進操舵用の横変位検出コイル
43a,44aおよび43b,44bを線X−X
に対して対称に位置させることができる。その場
旋回(スピンターン)は、両駆動輪14,15を
互いに逆回転させることにより行なわれ、旋回中
心O4は両走行駆動輪14,15の中央部すなわ
ち車体1の中央部に位置するため、旋回半径は積
荷31により若干大きくなるものの略最小にでき
る。
車両を6輪構成としたため、凹凸路の走行や斜
面の登り始めにおいて、中央にある走行駆動輪1
4,15が浮き上がり、スリツプ傾向を示すが、
その際、車体1後部のキヤスタ輪6,7に付加し
たサスペンシヨン32の作用、すなわちサスペン
シヨンスプリング38を圧縮させて支持金具35
が揺動することにより、常に走行駆動輪14,1
5を接地しておくことができる。
なお、この車両において、マストおよびリーチ
機構は従来例と同様であるので、荷役作業は従来
と同様に行なうことができる。
(考案の効果) 本考案にあつては、走行駆動輪をストラドルア
ームの付け根近傍のリーチレール外方に配置し、
各走行駆動モータをリーチレールの上方に配置す
ることにより、ストラドルアームが低位置にて車
体前部に突出する構造とでき、従前のリーチ型フ
オークリフトと同様、荷物積載時であつても、低
重心構造とでき、車体横方向の安定性および荷役
作業性が確保されることは勿論、従前の無人搬送
台車と同様に小回り性も確保される。また、走行
駆動輪を車体側方に大きく突出させることなく、
限られた車体幅において、リーチレール間の幅を
広くできるため、荷役作業性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略斜視
図、第2図は走行駆動ユニツトを示す断面図、第
3図はサスペンシヨンを示す一部切開した側面
図、第4図は作用を説明するための底面図、第5
図は従来例を示す斜視図、第6図は同じく作用を
説明するための底面図である。 1……車体、1a,1b……ストラドルアー
ム、2,3……リーチレール、4,5,6,7…
…キヤスタ輪、8,9……走行駆動ユニツト、1
0,11……走行駆動モータ、10a,11a…
…モータ軸、12,13……減速機、14,15
……走行駆動輪、23……電磁ブレーキ、30…
…マスト、32……サスペンシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前部両側に転倒モーメントを支持するス
    トラドルアームを突設し、該ストラドルアーム内
    側に対向させて車体前後方向に延び、マストをス
    ライドさせるリーチレールを形成し、前記ストラ
    ドルアームの各前端部および車体後部にキヤスタ
    輪を設け、車体のほぼ中央部両側にそれぞれ走行
    駆動輪を設け、左右独立で正逆に回転自在である
    ように各走行駆動輪に走行駆動モータおよび減速
    機を備えるようにしたリーチ型フオークリフトに
    おいて、走行駆動輪を各ストラドルアームの付け
    根近傍のリーチレール外方に配置すると共に、各
    走行駆動モータをリーチレールの上方に配置した
    ことを特徴とするリーチ型フオークリフト。
JP1984163786U 1984-10-31 1984-10-31 Expired - Lifetime JPH0544388Y2 (ja)

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