JP3492471B2 - 作業車におけるキャノピー取付け構造 - Google Patents

作業車におけるキャノピー取付け構造

Info

Publication number
JP3492471B2
JP3492471B2 JP18473896A JP18473896A JP3492471B2 JP 3492471 B2 JP3492471 B2 JP 3492471B2 JP 18473896 A JP18473896 A JP 18473896A JP 18473896 A JP18473896 A JP 18473896A JP 3492471 B2 JP3492471 B2 JP 3492471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
canopy
mounting structure
gate
horizontal axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18473896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1029559A (ja
Inventor
斉 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP18473896A priority Critical patent/JP3492471B2/ja
Publication of JPH1029559A publication Critical patent/JPH1029559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3492471B2 publication Critical patent/JP3492471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタや乗用芝
刈機等の作業車におけるキャノピー取付け構造に関し、
詳しくは、運転席の後部に、起立姿勢と倒伏姿勢とに切
換え可能に設けられた正面視門型フレームの上部にキャ
ノピーを横軸芯回りに回動可能に取付けて、門型フレー
ムの倒伏時に、キャノピーを横軸芯回りに回動させて格
納し得るように構成してある作業車のキャノピー取付け
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記作業車のキャノピー取付け構
造は、特開平5‐39045号公報に示されるように、
キャノピー側のフレームに設けたブラケットと門型フレ
ームに設けたブラケットとを横軸を介して枢支連結し
て、前記キャノピーを前記門型フレームに対して横軸芯
回りに回動可能に取付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】門型フレームに対して
キャノピーを横軸芯回りに回動可能に取付ける当たっ
て、キャノピー側のフレームに設けたブラケットと門型
フレームに設けたブラケットとを横軸を介して枢支連結
する構造であるため、ブラケットの取付けに精度が要求
される不都合があり、つまり、機体側の門型フレーム
と、この門型フレームに対して着脱自在なキャノピーに
対して、夫々、ブラケットを割り振って取付ける構造で
あるから、ブラケットの取付けに精度が要求される不都
合があり、また、機体横転時等において、操縦者を保護
する門型フレームを備えた既存のトラクタ等の作業車に
キャノピーを容易に取付けることができない不都合があ
る。
【0004】本発明は、キャノピーの取付けにさほど精
度が要求されず、しかも、既存のトラクタ等の作業車に
容易にキャノピーが取付けることができるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
〔作用〕
キャノピー回動用のブラケットを門型フレームの上部に
嵌め込み可能な中間フレームに設けることによって、中
間フレームをキャノピー側にアッセンブリ状態で設ける
ことができ、キャノピー回動用ブラケットの取付け位置
の設定が行ない易くなる。 〔効果〕 上記構成の結果、門型フレームには、中間フレームを上
方から嵌め込んだ後、中間フレームを門型フレームに固
定するための前後方向ボルトに対するボルト孔を形成す
るだけで済み、既存のトラクタ等の作業車にキャノピー
を容易に取付けることが可能となる。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1の発
明の特徴構成において、門型フレームの上部に嵌め込み
可能な中間フレームが、門型フレームの上面と背面に接
当可能な側面視逆L字型のフレームと、この逆L字型フ
レームの前面に取付けられた左右一対のキャノピー取付
けブラケットから構成されたものである。 〔作用〕 左右一対のキャノピー取付けブラケットが、門型フレー
ムの上部に嵌め込み可能な中間フレームの一部を構成す
るので、例えば、門型フレームの上部に嵌め込み可能な
開口部を下に向けたコの字型フレームを設け、このコの
字型フレームの前面に左右一対のキャノピー取付けブラ
ケットを設ける場合に比して、中間フレームの軽量化が
図れる。 〔効果〕 上記構成の結果、中間フレームの軽量化が図れ、門型フ
レームに対するキャノピーの取付けが行ない易くなり、
また、部品の兼用化によるコストの低廉化を図ることが
できる。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2記載の発明の特徴構成において、 前記ブラケットに、
前記キャノピーの倒伏姿勢において、前記支持フレーム
を受け止めるストッパーを設けてある。 〔作用効果〕請求項1に係る発明の特徴構成が奏することのできる作
用効果を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示すように、前車輪1およ
び後車輪2を駆動可能に備え、前車輪1を操向操作する
ステアリングハンドル3、運転座席4などを有する運転
部、運転座席4の後側に位置する転倒保護フレーム5を
備え、機体前部のボンネット21内にエンジン22及び
燃料タンク23を配設したトラクタの後部に、リフトシ
リンダ(図示せず)によって上下に揺動操作するように
構成したリンク機構6を介して昇降操作するようにロー
タリ耕耘装置7を連結するとともに、トラクタから回転
軸8によってロータリ耕耘装置7に動力伝達するように
構成してある。
【0009】図2に示すように、前記転倒保護フレーム
5は、上部に着脱自在なキャノピー(日除け)Cを備
え、左右一対のメインフーム部分5a,5aと、両メイ
ンフレーム部分5a,5aの先端側どうしを連結してい
る横フレーム部分5bとを備えるように門形に曲げ成形
した角パイプ材で作成してあり、図7および図9に示す
如く、左右のメインフレーム部分5a,5aそれぞれの
基端側に軽量化用凹部Aが備えられた鋳造部材を連結し
て連結部5cを形成してある。図2,図7および図8に
示すように、フレーム支持部10を有する左右一対の板
金製フレーム11a,11a、両板金製フレーム11
a,11aを連結している連結フレーム11bを有する
転倒保護フレーム支持体を、トラクタの機体後部を形成
しているミッションケース9に連結することにより、機
体後部の両横側の後輪フェンダー30の上方に平面視コ
字形状で機体後方向きに開口するフレーム支持部10を
形成してある。左右一対のフレーム支持部10,10の
一方の内側に、前記一対のメインフーム部分5a,5a
の一方の連結部5cを機体横方向の連結軸12によって
枢着し、他方のフレーム支持部10の内側に、他方のメ
インフーム部分5aの連結部5cを前記連結軸12と同
芯状に位置する機体横方向の連結軸12によって枢着す
ることにより、転倒保護フレーム5を前記一対のフレー
ム支持部10,10に連結軸12の機体横方向の軸芯ま
わり揺動するように連結してある。これにより、転倒保
護フレーム5を連結軸12の軸芯まわりで揺動操作する
ことにより、転倒保護フレーム5は、図1に実線で示す
如くフレーム支持部10から機体上方に延出して横フレ
ーム部分5aが運転座席4の上方に位置する起立姿勢
と、フレーム支持部10から機体後方側に延出して横フ
レーム部分5aが耕耘装置7の上方に位置する倒伏姿勢
とに切り換わる。
【0010】転倒保護フレーム5に対する図9の如きロ
ック具13およびストッパー14、これらロック具13
やストッパー14を操作するための1本の操作レバー1
5などを有し、転倒保護フレーム5を起立姿勢や上下2
段の倒伏姿勢に固定する装置を、左右一対のフーム支持
部10,10それぞれに備えてある。左右の転倒保護フ
レーム固定装置は、図7〜図9に示す如く構成してあ
る。
【0011】ロック具13およびストッパー14は、機
体前後方向の1本の丸棒材で成る支持部材16に固着し
て支持させてある。この支持部材16は、フレーム支持
部10の前板部分10aに回動および前後摺動自在に取
付けるとともに、前記前板部分10aから機体前方側に
突出している部分に取付けたロックスプリング17によ
って機体前方側に摺動付勢してある。支持部材16のロ
ック具13およびストッパー14を支持している部分に
対して約90度屈曲するように折り曲げ成形した機体後
方側の一端部によって前記操作レバー15を形成し、こ
の操作レバー15によって支持部材16を回動および摺
動操作することにより、ロック具13およびストッパー
14が作用位置と解除位置とに切換わるようにしてあ
る。
【0012】すなわち、転倒保護フレーム5を図1に実
線で示す起立姿勢に揺動操作すると、図7および図8に
示すように、ロック具13がロックスプリング17によ
る機体前方側への移動付勢のため、フレーム支持部10
の内側の開口側に設けてある左右一対のブロック体1
8,19の上面側と、連結部5cの対ロック具当接部S
1との間に入り込む。すると、ロック具13は作用位置
になって転倒保護フレーム5を後方側に倒伏しないよう
に受止め支持し、フレーム支持部10の前板部分10a
が転倒保護フレーム5を前方側に倒伏しないように受止
め支持する。これにより、転倒保護フレーム5は起立姿
勢に固定される。この時、ロック具13の前記対ロック
具当接部S1に受止め作用するロック面が楔面になって
いることから、ロック具13はロックスプリング17に
よる付勢力によって連結部5cを前板部分10aに押付
け操作する。これにより、転倒保護フレーム5はガタ付
かないように強固に固定する。
【0013】図10および図11に示すように、ロック
具13が作用位置にある状態から操作レバー15をロッ
クスプリング17に抗して機体後方側に引き操作して支
持部材16を摺動移動させ、ストッパー14がブロック
体19の内側端面でなるストッパー部19aに当接する
と、操作レバー15を支持部材16の軸芯まわりで機体
内側に約90度倒伏するように揺動操作する。すると、
ロック具13はフレーム支持部10の後外側で支持部材
16と共に回動し、ロック具13の前側面がブロック体
18の外側端面でなるストッパー部18aに当接する作
用解除位置になって連結部5aの対ロック具当接部S1
を形成している突起部5eがフレーム支持部10の奥側
に移動することを可能にする。これとともに、ストッパ
ー14がフレーム支持部10の内部で支持部材16と共
に回動してブロック体18の上で横倒れになった作用位
置になる。そして、ストッパー部18aはロック具13
の前側面に当接して受止め作用することにより、ロック
具13を作用解除位置に、ストッパー14を作用位置に
それぞれロックスプリング17の付勢力に抗して保持す
る。これにより、転倒保護フレーム5を起立姿勢から機
体後方側に倒伏操作できるようになる。そして、転倒保
護フレーム5が倒伏するに伴って連結部5cの対ストッ
パー当接部S2がストッパー14に当接すると、ストッ
パー14は転倒保護フレーム5をこれ以上下降しないよ
うに下降ロックする。これにより、転倒保護フレーム5
は図1に点線で示す上段側の倒伏姿勢になる。すなわ
ち、果樹園で棚下作業を行うなど、障害物の下方を移動
したり作業したりする場合、耕耘装置7を上昇操作して
も転倒保護フレーム5に当たらないようにしながら、転
倒保護フレーム5を棚などの障害物に当たらないように
倒伏させる姿勢になる。この時、ストッパー14は転倒
保護フレーム5の下降ロックのみを行う状態で対ストッ
パー当接部S2に当接するものであるため、図12に示
すように、転倒保護フレーム5に上昇操作力が作用する
と、対ストッパー当接部S2がストッパー14から浮き
上がり、転倒保護フレーム5は自由に上昇揺動する。
【0014】図13に二点鎖線で示すように、ストッパ
ー14が作用位置にある状態から操作レバー15をロッ
クスプリング17に抗して機体後方側に引き操作し、支
持部材16を摺動移動させる。すると、ストッパー14
は対ストッパー当接部S2から後方側に離れた作用解除
位置になり、突起部5eがフレーム支持部10のさらに
奥側に移動することを可能にする。これにより、操作レ
バー15の引っ張り操作を維持してストッパー14を作
用解除位置に保持することにより、転倒保護フレーム5
を上段側の倒伏姿勢からさらに下降操作できるようにな
る。そして、図13に示すように、転倒保護フレーム5
が下降するに伴って連結部5cの対前板部分当接部S3
が前板部分10aの内面側に当接すると、この前板部分
10aは転倒保護フレーム5をそれ以上下降しないよう
に下降ロックする。これにより、転倒保護フレーム5
は、機体を格納するとか運搬車に搭載するとかの際、転
倒保護フレーム5の取付け姿勢を最も低くするものであ
る。
【0015】転倒保護フレーム5が格納の倒伏姿勢にな
った後は、操作レバー15の引っ張り操作を解除して操
作レバー15がロックスプリング17のために機体前方
側に戻っても、ストッパー14が連結部5cの突起部5
eに当接するだけで、転倒保護フレーム5の倒伏姿勢に
維持することには無関係である。そして、この時、転倒
保護フレーム5に上昇操作力が作用すると、図14に示
す如く転倒保護フレーム5は突起部5eによってストッ
パー14をブロック体18の上で後方側に押し移動させ
ながら自ずと上昇揺動する。
【0016】図1〜図3に示すように、左右のフレーム
支持部10,10それぞれをフレームカバー20によっ
て覆ってある。左右用のいずれものフレームカバー20
は樹脂製カバーであり、運転座席4の後方を覆うように
左右の後輪フェンダー30,30の間にフレームカバー
20とは別部品に形成して配置されている後カバー40
の上端側の横側部と、左右後輪フェンダー30,30の
上方とにわたって装着するように構成してある。
【0017】図1乃至図6に示すように、前記キャノピ
ーCは、操縦者の上部を覆うカバー24と転倒保護フレ
ーム5に対して上方から嵌め込み可能な中間フレームと
しての嵌合フレーム26とから構成されており、前記カ
バー24は平面視略H型の支持フレーム25にビス止め
連結されている。前記嵌合フレーム26は、転倒保護フ
レーム5の上面並びに背面に接当可能な側面視逆L字型
のフレーム27と、この逆L字型フレーム27の前面に
固着された左右一対のブラケット28,28から構成さ
れており、前記逆L字型フレーム27の内面にスポンジ
シート29が貼着されている。前記嵌合フレーム26は
前記H型支持フレーム25の横フレーム25Aに横軸3
1,31を介して相対回動可能に連結されている。前記
横フレーム25Aに対する前記ブラケット28,28の
連結構造は、前記横フレーム25Aに前記左右一対のブ
ラケット28,28に対する挿入用の溝25Bを形成し
てあり、前記横フレーム25Aより上方に突出するブラ
ケット28部分に形成の左右のピン孔28aに前記横軸
31を差し込んで、その横軸31を前記横フレーム25
Aの上面に溶接固着してある。前記H型支持フレーム2
5の横フレーム25Aは、前記嵌合フレーム26におけ
る側面視逆L字型フレーム27の上面並びに背面に密着
する側面視略逆L字型に形成されており、前記嵌合フレ
ーム26は前記転倒保護フレーム5に対して左右一対の
前後方向のボルト(第2ボルト)32,32を介して固
定連結されており、前記H型支持フレーム25の横フレ
ーム25Aは、前記転倒保護フレーム5に対して左右一
対の前後方向のノブ付きボルト(第1ボルト)33,3
3を介して固定連結されている。前記嵌合フレーム26
を固定連結する左右一対のボルト32,32は、左右一
対のブラケット28,28に形成されたボルト孔28
b,28b、転倒保護フレーム3の上部フレーム5bに
形成されたボルト孔34,34に挿通された後、嵌合フ
レーム26における逆L字型フレーム27の背面に固着
されたナット35,35に螺合連結されている。また、
前記H型支持フレーム25の横フレーム25Aを固定連
結するノブ付きボルト33,33は、転倒保護フレーム
5の上部フレーム5bに形成されたボルト孔36,36
に挿通された後、横フレーム25A背面に固着されたナ
ット37,37に螺合連結されている。前記左右一対の
ブラケット28,28の前縁には、図6(ロ)に示すよ
うに、門型フレーム5傾斜姿勢時、つまり、果樹園で棚
下作業を行うなう傾斜姿勢時、カバー16を対機体水平
姿勢で受け止め可能な側面視波状のストッパー28c,
28cを形成してある。従って、前記カバー24を、門
型フレーム5傾斜姿勢時に、対機体水平姿勢に切換える
場合には、ノブ付きボルト33による固定を解除する
と、カバー24の前端が下方に回動して、H型支持フレ
ーム25における横フレーム25Aの下面が前記ストッ
パー28c,28cに接当して、対機体水平姿勢に維持
される。
【0018】図15,図16に示すように、前記燃料タ
ンク23は、給油口23a横側部の天板部分並びに前面
部分に溝38を備え、給油時、溢れた燃料がタンク周り
に配置された各種装置にかからないように、安全な場所
に誘導排出すべく構成されている。
【0019】図17に示すように、前記燃料タンク3の
給油キャップ41にスペーサ42とパッキン43とを組
み込んで、ブレーザを形成してある。詳述すると、給油
キャップ41の内面に3つのリング41A,41B,4
1Cを形成し、小径リング41Aと中間リング41B
に、位相を異ならせて空気流通用の切欠部44を形成し
てある。前記パッキン43に、前記キャップ41のリン
グ41A,41B,41C間に位置する3つのリング4
3A,43B,43C並びに前記給油キャップ41に対
する脱落防止用の環状小突起43Dを形成し、前記各リ
ング43A,43B,43Cに位相を異ならせて空気流
通用の切欠部45を形成するとともに、パッキン43内
面の環状小突起43Dに2個の空気流通用の切欠部46
を形成し、さらに、中央に連通口47を形成してある。
前記スペーサ42の表裏両面に、夫々、位相を異ならせ
て空気流通用の溝48を形成してある。そして、前記給
油キャップ41のネジ部41aに空気流通用の切欠部4
9を形成してある。上記構造によれば、エンジンへの燃
料供給に伴なう液面の低下によって吸引される外部空気
は、給油キャップ41のネジ部41aに形成の切欠部4
9及びスペーサ42の溝48並びにパッキン43の環状
小突起43Dに形成の切欠部46、を介してタンク内に
吸引されることとなり、機体振動等に伴う燃料の吹き出
しは、飛翔する燃料が迷路を形成するリング41A・
・,43A・・に付着して外部への吹き出しが抑制され
ることとなる。前記給油キャップ41は、中央にブレザ
ー孔50を備えており、前記スペーサ42とパッキン4
3とを装着してブレザーを形成する場合と、前記スペー
サ42とパッキン43とを取り外して他の燃料タンクの
ブレザーを形成する場合とに使い分けができる兼用の給
油キャップ41であって、中央のブレザー孔50をゴム
栓51で閉塞してある。
【0020】〔別実施の形態〕 上記実施の形態においては、作業車としてトラクタに付
いて説明したが、作業車としては乗用芝刈機、乗用型耕
耘機であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型耕耘機全体の側面図
【図2】トラクターの転倒保護フレーム配設部の後面図
【図3】キャノピーの分解斜視図
【図4】転倒保護フレームとキャノピーとの分解図
【図5】キャノピーの取付け構造を示す縦断側面図
【図6】キャノピーの姿勢切換え状態を示す縦断側面図
【図7】転倒保護フレーム固定装置およびフレームカバ
ーの断面図
【図8】フレームカバーの断面図
【図9】転倒保護フレーム固定装置の分解状態での斜視
【図10】転倒保護フレームの起立姿勢での固定状態を
示す説明図
【図11】転倒保護フレームの倒伏姿勢での支持状態を
示す説明図
【図12】転倒保護フレームの倒伏姿勢からの上昇揺動
の説明図
【図13】転倒保護フレームの格納姿勢での支持状態を
示す説明図
【図14】転倒保護フレームの格納姿勢からの上昇揺動
の説明図
【図15】燃料タンクの側面図
【図16】同、正面図
【図17】燃料キャップの断面図
【図18】燃料キャップの底面図
【図19】パッキンの平面図
【図20】スペーサの平面図と側面図
【符号の説明】
4 運転席 5 門型フレーム C キャノピー25 支持フレーム 26 中間フレーム 27 逆L字型フレーム 28 キャノピー取付けブラケット28c ストッパー 32 第2ボルト 33 第1ボルト P 横軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/06 B60J 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の後部に、起立姿勢と倒伏姿勢と
    に切換え可能に設けられた正面視門型フレームの上部に
    キャノピーを横軸芯回りに回動可能に取付けて、門型フ
    レームの倒伏時に、前記キャノピーを横軸芯回りに回動
    させて格納し得るように構成してある作業車のキャノピ
    ー取付け構造であって、 前記キャノピーを、操縦者を覆うカバーと、このカバー
    に取付け固定した支持フレームとで構成するとともに
    前記門型フレームの上部に嵌め込み可能な中間フレーム
    を設け、前記中間フレームに、前記支持フレームを前記
    カバーと伴に前記横軸芯周りで揺動自在に支持するブラ
    ケットを形成し、第1ボルトによって前記中間フレーム
    と前記支持フレームとを前記門型フレームに固定連結す
    るとともに第2ボルトで前記中間フレームを前記門型フ
    レームに取付固定すべく構成し、前記第2ボルトで前記中間フレームを前記門型フレーム
    に取付固定した状態を維持しながら、前記第1ボルトの
    固定状態を解除して、前記支持フレームの前記中間フレ
    ームに対する揺動作動を可能にし、前記キャノピーの前
    記横軸芯回りでの回動作動を行えるように構成してある
    作業車におけるキャノピー取付け構造。
  2. 【請求項2】 門型フレームの上部に嵌め込み可能な中
    間フレームが、門型フレームの上面と背面に接当可能な
    側面視逆L字型のフレームと、この逆L字型フレームの
    前面に取付けられた左右一対のキャノピー取付けブラケ
    ットから構成されたものである請求項1記載の作業車に
    おけるキャノピー取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットに、前記キャノピーの倒
    伏姿勢において、前記支持フレームを受け止めるストッ
    パーを設けてある請求項1又は2記載の作業車における
    キャノピー取付け構造
JP18473896A 1996-07-15 1996-07-15 作業車におけるキャノピー取付け構造 Expired - Fee Related JP3492471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18473896A JP3492471B2 (ja) 1996-07-15 1996-07-15 作業車におけるキャノピー取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18473896A JP3492471B2 (ja) 1996-07-15 1996-07-15 作業車におけるキャノピー取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1029559A JPH1029559A (ja) 1998-02-03
JP3492471B2 true JP3492471B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=16158504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18473896A Expired - Fee Related JP3492471B2 (ja) 1996-07-15 1996-07-15 作業車におけるキャノピー取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3492471B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6115541B2 (ja) * 2014-10-03 2017-04-19 コベルコ建機株式会社 建設機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1029559A (ja) 1998-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4234284A (en) Utility platform
US5007654A (en) Truck step
JP2020110107A (ja) 乗用型田植機
JP3271310B2 (ja) トラクタ等の安全フレーム支持装置
JP3492471B2 (ja) 作業車におけるキャノピー取付け構造
EP0646492B1 (en) Folding auxiliary seat for tractor cab
JP3289327B2 (ja) トラクターの安全フレーム
JP3408913B2 (ja) トラクター
US6799936B2 (en) Tower and boom structure for loader bucket
JP3318181B2 (ja) トラクターの転倒保護フレーム固定装置
JP3746037B2 (ja) 乗用田植機の予備苗載台取り付け構造
JP4161593B2 (ja) 乗用管理機
JP4038609B2 (ja) 散布作業車
JP3492932B2 (ja) トラクタのトップリンク固定装置
JP2652013B2 (ja) コンバインのサンバイザ装置
JPH0798494B2 (ja) 移動車輌の収納タンク着脱移動装置
JPS6232082Y2 (ja)
US20200269797A1 (en) Vehicle
JPS5941907Y2 (ja) 車両用キヤブのテイルト装置
JP2514756Y2 (ja) バインダの補助車輪
JPS6141638Y2 (ja)
JPH0612256U (ja) 歩行型運搬車のハンドル杆
JPH0536757Y2 (ja)
JP2872574B2 (ja) ローダ用走行車両
JPH0244654Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees