JPS6230804Y2 - - Google Patents

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JPS6230804Y2
JPS6230804Y2 JP1983074249U JP7424983U JPS6230804Y2 JP S6230804 Y2 JPS6230804 Y2 JP S6230804Y2 JP 1983074249 U JP1983074249 U JP 1983074249U JP 7424983 U JP7424983 U JP 7424983U JP S6230804 Y2 JPS6230804 Y2 JP S6230804Y2
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JP
Japan
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case
lining
division
insulating material
dividing
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Expired
Application number
JP1983074249U
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English (en)
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JPS59179113U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用空調装置において、熱交
換器を収納するために用いられるケースに関する
ものである。
この種のケース自体は、例えば実開昭52−
112052号公報等により公知であり、本体ケースが
2つのケース分割体を互の分割面で突合わせて構
成し、該本体ケース内に熱交換器を収納してい
る。また、このケース内外での熱の出入を防止す
るため、上記ケース本体の内側に断熱材をライニ
ングすることも公知となつている。
しかしながら、従来のこの種の収納ケースにお
いては、断熱材を本体ケースに対応して2分割と
し、それぞれのケース分割体に断熱材のライニン
グ分割体をライニングし、ケース本体と断熱材と
のそれぞれの分割面を一致させて突合わせて構成
するようにしてあるので、該分割面を介して熱が
空気と共に出入りし、断熱効果が小さいという欠
点があつた。
そこで、この考案は、上述したようにケース本
体と断熱材とのそれぞれの分割面が一致している
ことに起因する従来の欠点を解消し、断熱効果の
高い自動車用熱交換器の収納ケースを提供するこ
とを課題としている。しかして、この考案の要旨
とするところは、2つのケース分割体が互の分割
面で突合せられて構成された本体ケースと、2つ
のライニング分割体が互の分割面で突合せられて
構成され、且つ前記本体ケースの内側形状に対応
した形状をもつて本体ケースの内側をライニング
する断熱材とから成る自動車用熱交換器の収納ケ
ースにおいて、前記本体ケースの分割面と断熱材
の分割面とを傾斜して交わらせた自動車用熱交換
器の収納ケースにある。したがつて、本体ケース
と断熱材とのそれぞれの分割面がづれているの
で、たとえ断熱材の分割面を通つた空気でもケー
ス本体により外部への漏れが遮断され、そのため
上記課題を達成することができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図及び第2図において、この考案の一実施
例が示され、熱交換器1を収納する収納ケースは
本体ケース2と、この本体ケース2の内側をライ
ニングする断熱材3とから成る。
本体ケース2は、有底の上方のケース分割体4
と、同じく有底の下方のケース分割体5とが互の
分割面4a,5aで突合わされて構成されてい
る。上方のケース分割体4は、前面に送風入口
6、後面に送風出口(図示せず)がそれぞれ形成
されていると共に、両側の側面が分割面4aに向
つて外広がりに形成されている。下方のケース分
割体5は、側面にパイプ出入口孔7が形成されて
いると共に、前記上方のケース分割体4と同様
に、両側の側面が分割面5aに向つて外広がりに
形成され、本体ケース2の分割面4a,5aを含
む平面が水平面上に構成されている。
断熱材3は、有底の上方のライニング分割体8
と、有底の下方のライニング分割体9とが互の分
割面8a,9aで突合せられて構成されている。
上方のライニング分割体8は、前記上方のケース
分割体4の内側形状に対応した形状をなし、上方
のケース分割体4と同一箇所に送風入口10と送
風出口(図示せず)とが形成されていると共に、
両側の側面が分割面8aに向つて外側に広がり、
さらに、一方の側面には下方のケース分割体5側
へ突出する突部11が設けられ、該突部11は弾
性限度内で内側に折曲している。
下方のライニング分割体9は、前記下方のケー
ス分割体5の内側形状に対応した形状をなして下
方のケース分割体5に固着され、下方のケース分
割体5と同一箇所にパイプ出入口孔12が形成さ
れていると共に、両側の側面が分割面9aに向つ
て外側に広がり、さらに、前記上方のライニング
分割体8と反対の他方の側面には上方のケース分
割体4側へ突出する突部13が設けられ、該突部
13は弾性限度内で内側に折曲している。したが
つて断熱材3の分割面8a,9aを含む平面は水
平面に対して傾斜しており、前記本体ケース2の
分割面4a,5aと断熱材3の分割面8a,9a
とは傾斜して交わつている。
また、前記上方のケース分割体4と下方のケー
ス分割体5とのそれぞれの分割面4a,5a近傍
には適当間隔にクリツプ挟持片14,14が設け
られ、このクリツプ挟持片14,14にクリツプ
15が挟み付けられてケース分割体4,5及びラ
イニング分割体8,9が結合している。
上述のように構成された収納ケースを組付ける
には、下方のケース分割体5に内接された下方の
ライニング分割体9の所定箇所に熱交換器1を載
置し、この上から上方のライニング分割体8及び
上方のケース分割体4を被せ、互いの分割面4
a,5a,8a,9a同志を突合わせる。この
際、上方と下方のケース分割体4,5より突き出
ている上方及び下方のライニング分割体8,9の
突部11,13は、反対側であるため、まず一方
をケース分割体5の内側に挿入し、次に挿入した
突部11,13を内側に折曲し、その後、他方の
突部13,11を挿入することによつて簡単に分
割面4a,5a同志を突き合わせることができる
ものであり、最後に、クリツプ挟持片14にクリ
ツプ15を挟み付ければ完了する。
このように組付けられた収納ケースにおいて、
送風は送風入口6,10から収納ケース内に流入
し、熱交換器1内を流れる冷媒と熱交換し、冷風
となつて収納ケース内を流れる。この冷風の一部
は、断熱材3の分割面4a,5aに生ずる隙間に
流入するが、該隙間は断熱材3に密接する本体ケ
ース2によつて塞がれているので、冷風は外部に
漏れることはなく下流の送風出口(図示せず)か
ら流出するのである。
第3図において、この考案の他の実施例が示さ
れ、本体ケース2を構成するケース分割体4,5
は成形に必要な最小限のテーパ角に押えられてい
ると共に、断熱材3を構成するライニング分割体
8,9は、その外面が前記ケース分割体4,5に
対応して外広がりとなつているが、その内面がほ
ぼ垂直となつて方形状のエバポレータに対応する
ようになつており、ケース分割体4,5の分割面
4a,5aとライニング分割体8,9の分割面8
a,9bとが傾斜して交わつている点は同様であ
る。したがつて、この実施例においては、前記実
施例と比較してシール性が良好である点で共通
し、さらにライニング分割体8,9はほとんど折
曲することなしに組付けることができ、より組立
作業を容易にすることができる利点がある。
以上述べたように、この考案によれば、本体ケ
ースの分割面と断熱材の分割面とを傾斜して交わ
らせたので、断熱材の分割面に生ずる隙間が本体
ケースによつて塞がれ、外部との熱の出入りを防
止し、断熱効果を高めることができる。
また、一方のケース分割体側へ突出する他方の
ライニング分割体の突部を該ライニング分割体の
弾性限度内で折曲して構成されているので、簡単
に組付けできるものである。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の実施例を示し、第1図は熱交
換器を収納する収納ケースの分解斜視図、第2図
は第1図のA−A線断面図、第3図は他の実施例
を示す収納ケースの断面図である。 2……本体ケース、3……断熱材、4,5……
ケース分割体、4a,5a……本体ケースの分割
面、8,9……ライニング分割体、8a,9a…
…断熱材の分割面、11,13……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つのケース分割体が互の分割面で突合せられ
    て構成された本体ケースと、2つのライニング分
    割体が互の分割面で突合せられて構成され、且つ
    前記本体ケースの内側形状に対応した形状をもつ
    て本体ケースの内側をライニングする断熱材とか
    ら成る自動車用熱交換器の収納ケースにおいて、
    前記本体ケースの分割面と断熱材の分割面とを傾
    斜して交わらせたことを特徴とする自動車用熱交
    換器の収納ケース。
JP1983074249U 1983-05-18 1983-05-18 自動車用熱交換器の収納ケ−ス Granted JPS59179113U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983074249U JPS59179113U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 自動車用熱交換器の収納ケ−ス

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JP1983074249U JPS59179113U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 自動車用熱交換器の収納ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179113U JPS59179113U (ja) 1984-11-30
JPS6230804Y2 true JPS6230804Y2 (ja) 1987-08-07

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ID=30204343

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JP1983074249U Granted JPS59179113U (ja) 1983-05-18 1983-05-18 自動車用熱交換器の収納ケ−ス

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JPS59179113U (ja) 1984-11-30

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