JPS641844Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641844Y2 JPS641844Y2 JP1983203562U JP20356283U JPS641844Y2 JP S641844 Y2 JPS641844 Y2 JP S641844Y2 JP 1983203562 U JP1983203562 U JP 1983203562U JP 20356283 U JP20356283 U JP 20356283U JP S641844 Y2 JPS641844 Y2 JP S641844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- convex strip
- top surface
- unit case
- concave groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車用空気調和機のヒータユニツ
ト、クーラーユニツト等の樹脂製ユニツトケース
の改良に関するものである。
ト、クーラーユニツト等の樹脂製ユニツトケース
の改良に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、自動車の小型軽量化や車両空調の快適性
の追求が重要視され、冷暖房の速効性を上げる一
手段として風量の増大を計る傾向が強くなつて来
た。
の追求が重要視され、冷暖房の速効性を上げる一
手段として風量の増大を計る傾向が強くなつて来
た。
第1図および第2図に従来の自動車用空気調和
機のユニツトケースを示す。図において、1はユ
ニツトケースで、上下二つに分割して構成されて
いる。そして、上ケース2の開口接合縁に凹溝部
3が設けられ、下ケース4の開口接合縁に前記凹
溝部3に嵌合可能な凸条部5が設けられている。
機のユニツトケースを示す。図において、1はユ
ニツトケースで、上下二つに分割して構成されて
いる。そして、上ケース2の開口接合縁に凹溝部
3が設けられ、下ケース4の開口接合縁に前記凹
溝部3に嵌合可能な凸条部5が設けられている。
このような構成で、ユニツトケース1を組立て
る場合は、上下のケース2,4の凹溝部3と凸条
部5を嵌合し、挟持具6やねじ止めによつてこれ
を挾持している。これにより、ユニツトケース1
として風路が形成される。
る場合は、上下のケース2,4の凹溝部3と凸条
部5を嵌合し、挟持具6やねじ止めによつてこれ
を挾持している。これにより、ユニツトケース1
として風路が形成される。
しかしながら、第2図に示すように、製品のば
らつき、組立誤差等によつて凹溝部3と凸条部5
間に隙間7が必ず生じ、前述の如く性能アツプの
ために風量を増大しても、この隙間7から風漏れ
が生じるという欠点があつた。したがつて、冷暖
房の速効性に欠け、風量もアンバランスなものに
なつていた。
らつき、組立誤差等によつて凹溝部3と凸条部5
間に隙間7が必ず生じ、前述の如く性能アツプの
ために風量を増大しても、この隙間7から風漏れ
が生じるという欠点があつた。したがつて、冷暖
房の速効性に欠け、風量もアンバランスなものに
なつていた。
考案の目的
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、風
漏れによる性能ダウンを解消した高特性の自動車
用空気調和機のユニツトケースを提供することを
目的とする。
漏れによる性能ダウンを解消した高特性の自動車
用空気調和機のユニツトケースを提供することを
目的とする。
考案の構成
上記目的を達成するため、本考案の自動車用空
気調和機のユニツトケースは、合成樹脂製ケース
を二つに分割して構成し、一方のケースの開口接
合縁に凹溝部を設け、他方のケースの開口接合縁
に前記凹溝部に嵌合可能な凸条部を設け、前記凹
溝部の底面または前記凸条部の頂面の少なくとも
一方に底面または頂面の全長にわたつて形成さ
れ、凹溝部と凸条部の嵌合時に押しつぶされて両
者間の隙間をシールするシールひれを設けた構成
としたものであり、これにより、風漏れによる性
能ダウンを解消し自動車用空気調和機の冷暖房特
性を向上させることができるものである。
気調和機のユニツトケースは、合成樹脂製ケース
を二つに分割して構成し、一方のケースの開口接
合縁に凹溝部を設け、他方のケースの開口接合縁
に前記凹溝部に嵌合可能な凸条部を設け、前記凹
溝部の底面または前記凸条部の頂面の少なくとも
一方に底面または頂面の全長にわたつて形成さ
れ、凹溝部と凸条部の嵌合時に押しつぶされて両
者間の隙間をシールするシールひれを設けた構成
としたものであり、これにより、風漏れによる性
能ダウンを解消し自動車用空気調和機の冷暖房特
性を向上させることができるものである。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第3図および第4図において、8は上下二つに
分割された合成樹脂製ケースの上ケース、9は下
ケースで、上ケース8の開口接合縁全周には凹溝
部10が設けられ、下ケース9の開口接合縁全周
には前記凹溝部10に嵌合可能な凸条部11が設
けられている。12は凹溝部10の底面13に沿
つて底面13の全長にわたつて設けられたシール
ひれで、凹溝部10と凸条部11の嵌合時に押し
つぶされて両者間の隙間14をシールする働きを
なすものである。
分割された合成樹脂製ケースの上ケース、9は下
ケースで、上ケース8の開口接合縁全周には凹溝
部10が設けられ、下ケース9の開口接合縁全周
には前記凹溝部10に嵌合可能な凸条部11が設
けられている。12は凹溝部10の底面13に沿
つて底面13の全長にわたつて設けられたシール
ひれで、凹溝部10と凸条部11の嵌合時に押し
つぶされて両者間の隙間14をシールする働きを
なすものである。
このような構成で、ユニツトケースを組立てる
場合、上下のケース8,9の凹溝部10と凸条部
11を嵌合する。そうすると、図に示されるよう
にシールひれ12が適度に押しつぶされて凸条部
11の頂面15に密着し、隙間14はシールされ
ることになる。この後、挾持具やねじ止めによつ
て上下のケース8,9を挾持することは従来通り
である。
場合、上下のケース8,9の凹溝部10と凸条部
11を嵌合する。そうすると、図に示されるよう
にシールひれ12が適度に押しつぶされて凸条部
11の頂面15に密着し、隙間14はシールされ
ることになる。この後、挾持具やねじ止めによつ
て上下のケース8,9を挾持することは従来通り
である。
第5図および第6図はシールひれ12を凸条部
11の頂面15に沿つて頂面15の全長にわつた
て設けた場合を示す。
11の頂面15に沿つて頂面15の全長にわつた
て設けた場合を示す。
このような構成とすることによつても上記と同
様の作用で隙間14をシールすることができる。
また、凹溝部10の底面13または凸条部11の
頂面15の両方に少し位置を違えてシールひれ1
2を設けても同様の作用で隙間14をシールする
ことができる。
様の作用で隙間14をシールすることができる。
また、凹溝部10の底面13または凸条部11の
頂面15の両方に少し位置を違えてシールひれ1
2を設けても同様の作用で隙間14をシールする
ことができる。
考案の効果
以上のように本考案によれば、成形誤差の大き
い合成樹脂製で、かつ温度変化および振動の大き
い自動車用空気調和機のユニツトケースの嵌合部
分において、シールひれを形成するだけのきわめ
て簡単な構成で、他のシール部材等を設ける必要
もなく、低コストで、きわめて良好なシール性が
得られて空気の漏れや騒音を防ぐことができ、風
漏れによる性能ダウンを解消して自動車用空気調
和機の冷暖房特性を向上させることができる。
い合成樹脂製で、かつ温度変化および振動の大き
い自動車用空気調和機のユニツトケースの嵌合部
分において、シールひれを形成するだけのきわめ
て簡単な構成で、他のシール部材等を設ける必要
もなく、低コストで、きわめて良好なシール性が
得られて空気の漏れや騒音を防ぐことができ、風
漏れによる性能ダウンを解消して自動車用空気調
和機の冷暖房特性を向上させることができる。
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
自動車用空気調和機のユニツトケースの完成状態
を示す略外観斜視図、第2図は第1図のユニツト
ケースの接合部断面図、第3図及び第4図は本考
案の一実施例を示すユニツトケースの接合部断面
図、第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示
すユニツトケースの接合部断面図である。 1……ユニツトケース、8……上ケース、9…
…下ケース、10……凹溝部、11……凸条部、
12……シールひれ、13……底面、14……隙
間、15……頂面。
自動車用空気調和機のユニツトケースの完成状態
を示す略外観斜視図、第2図は第1図のユニツト
ケースの接合部断面図、第3図及び第4図は本考
案の一実施例を示すユニツトケースの接合部断面
図、第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示
すユニツトケースの接合部断面図である。 1……ユニツトケース、8……上ケース、9…
…下ケース、10……凹溝部、11……凸条部、
12……シールひれ、13……底面、14……隙
間、15……頂面。
Claims (1)
- 合成樹脂製ケースを二つに分割して構成し、一
方のケースの開口接合縁に凹溝部を設け、他方の
ケースの開口接合縁に前記凹溝部に嵌合可能な凸
条部を設け、前記凹溝部の底面または前記凸条部
の頂面の少くとも一方に底面または頂面の全長に
わたつて形成され、凹溝部と凸条部の嵌合時に押
しつぶされて両者間の隙間をシールするシールひ
れを設けた自動車用空気調和機のユニツトケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20356283U JPS60110116U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 自動車用空気調和機のユニツトケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20356283U JPS60110116U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 自動車用空気調和機のユニツトケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110116U JPS60110116U (ja) | 1985-07-26 |
JPS641844Y2 true JPS641844Y2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=30765967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20356283U Granted JPS60110116U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 自動車用空気調和機のユニツトケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110116U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007118654A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Denso Corp | 車両用空調装置の配管シール構造 |
JP2009243505A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 取り付け台 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725851U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-10 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628459Y2 (ja) * | 1978-02-25 | 1987-02-27 | ||
JPS5819046Y2 (ja) * | 1979-02-28 | 1983-04-19 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 自動車用空調装置の空調ケ−ス |
JPS6140585Y2 (ja) * | 1981-05-29 | 1986-11-19 | ||
JPS59102417U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-10 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車用空気調和装置のケ−シング構造 |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP20356283U patent/JPS60110116U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725851U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60110116U (ja) | 1985-07-26 |
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