JPS6216104Y2 - - Google Patents

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JPS6216104Y2
JPS6216104Y2 JP2272981U JP2272981U JPS6216104Y2 JP S6216104 Y2 JPS6216104 Y2 JP S6216104Y2 JP 2272981 U JP2272981 U JP 2272981U JP 2272981 U JP2272981 U JP 2272981U JP S6216104 Y2 JPS6216104 Y2 JP S6216104Y2
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JP
Japan
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air duct
insert
instrument panel
seal
foamed urethane
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JP2272981U
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JPS57135437U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車のエアダクトを備えたインスト
ルメントパネルの改良に関するものである。
【従来の技術】
インサートの裏面にエアダクト構成部材を装着
した所謂エアダクト一体構造のインストルメント
パネルにおいては、エアダクトとインサートとの
シールが設計上およびコスト的に問題となつてい
る。 従来、このシール方法として実開昭53−136740
号公報のようにダクトとインサートとの接合部に
別物のシール材を装着する方法がとられている。
しかしながら、この方法では前記シール材の位置
決めが難しく、部品点数も多くなり組立時の作業
性および量産性が悪いとともにコスト高となると
いう問題があつた。
【考案が解決しようとする問題点】
本考案の目的は上記の点に鑑み、シール材の位
置決めの困難性を解消し、かつ部品点数を減少さ
せて組立時の作業性および量産性を向上させると
ともに、安価でかつシール部の配設位置が均一化
によつてシール性の向上したエアダクトを有する
インストルメントパネルを提供することにある。
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の構成は表
面に発泡ウレタンからなるパツドを装着したイン
サートの裏面にエアダクト構成部材を取付けてエ
アダクトを構成し、前記インサートに設けた複数
の穴から前記裏面に張出させた発泡ウレタンによ
りエアダクト構成部材取付用シール部を形成して
なるインストルメントパネルにある。
【考案の作用】
本考案の構成は上述のようにしてなるので、シ
ール部の配設位置が均一化されシール性が向上す
るとともに、別物シール材が不要となり、シール
材の位置決め作業も不要となり、部品点数が減少
し、組立時の作業性および量産性が向上する。
【考案の実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。 1は自動車のインストルメントパネルで、イン
サート2と、該インサート2の表面に装着される
発泡ウレタンからなるパツド3と、該パツド3の
表面に装着される表皮4と、前記インサートの裏
面に取付けられるエアダクト構成部材5とによつ
て構成されており、インサート2とエアダクト構
成部材5とによつてサイドデフロスター用通路A
および空調用通路Bを備えたエアダクトが形成さ
れている。 前記インサート2にはエアダクト構成部材5の
フランジ51,52およびリブ53との接合部付
近に穴21,22および23が各々前記エアダク
トのエアの流れ方向に沿つて複数個設けられてお
り、インサート2の表面に発泡ウレタンからなる
パツド3が発泡成形して装着する際に、前記穴2
1,22,23に対向してインサート2の裏側に
型を配置し、発泡ウレタンを前記穴からインサー
ト2の裏面に張出させてエアダクト構成部材取付
用シール部31,32および33を各々前記エア
ダクトのエアの流れ方向に沿つて形成する。ま
た、該シール部33にはその表面に凹部33aが
形成されている。 このようにして、インサート2の裏面にパツド
3と一体的にシール部31,32,33が形成さ
れたならば、エアダクト構成部材5を装着する
が、そのフランジ51および52を前記シール部
31および32にまたリブ53の先端をシール部
33の凹部に押し当て各シール部を圧縮した状態
で、フランジ51および52とインサート2とを
公知の方法であるタツピングスクリユウ61およ
び62或はポツプリベツトによつて固定する。 また、図中10はインストルメントパネル1の
上方に配設されるフロントカバー、11はフロン
トガラス、12はダツシユパネルである。
【考案の効果】
以上のように本考案のインストルメントパネル
は表面に発泡ウレタンからなるパツを装着したイ
ンサートの裏面にエアダクト構成部材を取付けて
エアダクトを構成し、前記インサートに設けた複
数の穴から前記裏面に張出させた発泡ウレタンに
よりエアダクト構成部材取付用シール部を形成し
てなるので、別物のシール材を装着する場合と異
なりシール材の位置決め作業が不要となり、イン
ストルメントパネルの組立時の作業性および量産
性が向上する。 また、シール部の配設位置が均一化されるため
の、シール性の向上したエアダクトを有するイン
ストルメントパネルを提供できる。 更に、別物のシール材が不要となるので、部品
点数が減少し、安価なインストルメントパネルを
提供できる。 また、前記インサートの表面に発泡ウレタンに
よる発泡成形時に前記穴から前記インサートの裏
面に張出させて前記シール部を成形するので、前
記作業性、量産性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるインストルメントパネルの断
面図である。 1;インストルメントパネル、2;インサー
ト、21,22,23;穴、3;パツド、31,
32,33;シール部、4;表皮、5;エアダク
ト構成部材、51,52;フランジ、53;リ
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に発泡ウレタンからなるパツドを装着した
    インサートの裏面にエアダクト構成部材を取付け
    てエアダクトを構成し、前記インサートに設けた
    複数の穴から前記裏面に張出させた発泡ウレタン
    によりエアダクト構成部材取付用シール部を形成
    してなるインストルメントパネル。
JP2272981U 1981-02-19 1981-02-19 Expired JPS6216104Y2 (ja)

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JP2272981U JPS6216104Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JP2272981U JPS6216104Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS57135437U JPS57135437U (ja) 1982-08-24
JPS6216104Y2 true JPS6216104Y2 (ja) 1987-04-23

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JPS57135437U (ja) 1982-08-24

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