JPH051451Y2 - - Google Patents

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JPH051451Y2
JPH051451Y2 JP10937886U JP10937886U JPH051451Y2 JP H051451 Y2 JPH051451 Y2 JP H051451Y2 JP 10937886 U JP10937886 U JP 10937886U JP 10937886 U JP10937886 U JP 10937886U JP H051451 Y2 JPH051451 Y2 JP H051451Y2
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JP
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unit
cooler
intake
cooler unit
heater
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用空気調和装置のユニツトケ
ーシングの接合構造に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車用空気調和装置は、第4図に示
すように車室内空気と車室外空気とを選択的に取
り込むインテークユニツト1と、ユニツト内部に
設置されたエバポレータ2により空気を冷却する
クーラユニツト3と、エンジン冷却水等が循環す
るヒータコアにより空気を加熱するヒータユニツ
ト4とを有しており、これら各ユニツト1,3,
4は、パツキン5を介して直列的に連結されて車
室内のインストルメントパネルの奥に取付けられ
ている。
そして、これを車両に搭載する場合は、インテ
ークユニツト1及びヒータユニツト4からそれぞ
れ突出したブラケツトBを車体側にボルト等を用
いて取付けた後に、この両ユニツト1,4間にク
ーラユニツト3を介装し、このクーラユニツト3
の両連通口部Rcと、インテークユニツト1及び
ヒータユニツト4の連通口部Ri,Rhとをパツキ
ン5によりシールしつつ連通するとともにこのク
ーラユニツト3もそのブラケツトBをボルト等を
用いて車体に固着している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、予め取付けてあるインテークユニツ
ト1とヒータユニツト4間にウレタンゴム等から
なるパツキン5を取付けたクーラユニツト3を介
装する場合に、インテークユニツト1等が正規の
位置にセツトされていなければ、クーラユニツト
3を挿入するときに前記パツキン5が変形した
り、またこのパツキン5の変形に伴いユニツト相
互間のシール性が損なわれる虞れがあり、またこ
のクーラユニツト3が両ユニツト1,4間に簡単
に介装できるほど、両ユニツト1,4間の距離が
離間していると、クーラユニツト3を取付けた後
に、各ユニツト相互間から空気洩れが生じの虞れ
がある。
特に、この取付け作業は、自動車用空気調和装
置の性能をも左右する重要な作業であるにも拘ら
ず、狭小で暗い車室内で行なわなければならない
ことから完全を期することは難しく、従来からそ
の作業性の改善が望まれている。
なお、実開昭57−5314号公報には、各ユニツト
相互を凹凸嵌合するようにしたものが開示されて
いるが、このユニツトケーシングの接合構造で
は、インテークユニツト1とヒータユニツト4と
を予め取付けた後に、クーラユニツト3を取付け
ようとすれば面倒な作業となる。
本考案は、上述した従来技術に伴う欠点、問題
点を解決するためになされたもので、気密性、遮
音性の向上を図り、各ユニツトの取付作業を簡便
にした自動車用空気調和装置のユニツトケーシン
グ接合構造を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本考案は、車体側
に取付けたインテークユニツトとヒータユニツト
との間にクーラユニツトを介装するようにした自
動車用空気調和装置のユニツトケーシングにおい
て、前記インテークユニツトとヒータユニツトの
連通口部近傍の車室側で車室に向つて突出するよ
うに前記クーラユニツトを支持する支持片を設
け、この支持片によつて支承される突片を前記ク
ーラユニツトの連通口部近傍の車室側に突設する
とともに、前記クーラユニツトの両連通口部と前
記インテークユニツト及びヒータユニツトの連通
口部とをL字嵌合するように構成したことを特徴
とするものである。
(作用) 上述のように構成した本考案では、予めインテ
ークユニツトとヒータユニツトを取付けた後に、
クーラユニツトを取付ける場合には、支持片に突
片を係合して支承したクーラユニツトを、インテ
ークユニツトとヒータユニツト間に押し込むこと
により、それぞれの連通部がL字嵌合するように
構成されているため連通口部を確実に嵌合するこ
とができるので、ユニツト組立作業がきわめて容
易になる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、第1図の組立状態を示す正面概略図、第
3図は、第1図の要部を示す拡大斜視図であり、
第4図に示す部材と同一部材には同一符号を付し
てある。
第1図に示す自動車用空気調和装置のユニツト
ケーシングは、インテークユニツト1とヒータユ
ニツト4との間にクーラユニツト3を介装して設
置した構造となつており、これら各ユニツト1,
3,4は車体(図示せず)に取付けられている。
また、この各ユニツト1,3,4の取付は、まず
インテークユニツト1とヒータユニツト4を車体
に取付け、次にクーラユニツト3を両ユニツト間
に介装設置するもので、この最後に設置するクー
ラユニツト3は、両ユニツト1,4間に並行して
挿入するようになつている。
特に本実施例では、第1,第2図に示すように
インテークユニツト1とヒータユニツト4にはそ
の所定位置、例えば最も作業者の手が届き易い車
室側の連通口近傍の位置に、車室側に突出するよ
うに支持片20,21を設け、また他方のクーラ
ユニツト3には前記両支持片20,21によつて
支承される突片22,22を突設し、前記インテ
ークユニツト1とヒータユニツト4を取付けた後
にクーラユニツト3をこの支持片20,21上に
突片22を載置し、この支持片20,21をあた
かも案内レールのように使用してクーラユニツト
3を設置するようにしている。
このように、支持片20,21と突片22との
係合状態にして、クーラユニツトを仮支持できる
ようにすれば、クーラユニツト3の頂部より突出
したブラケツトBと本体とをボルト等により取り
付ける作業がきわめて容易になる。
なお、このクーラユニツト3のブラケツトBに
開設された通孔23は、長孔になつており、上下
方向の位置の調整が容易にできるようにしてい
る。
また、このクーラユニツト3の両連通口部Rc,
Rcと、インテークユニツト1及びヒータユニツ
ト4の連通口部RiRhとはいわゆるL字嵌合とし
ている。
ここにL字嵌合とは、各ユニツトの連通口部
RiRcRhから断面L字状の突縁部を突出し、これ
を底面の手前方向からクーラユニツト挿入すると
きに、各突縁部が当接し、各ユニツト間をシール
しつつ連結することをいう。
さらに詳述すれば、第3図に示すようにインテ
ークユニツト1とヒータユニツト4の連通口部
RiRhでは背面側側壁24と、底壁25とに突縁
部26を形成し、一方クーラユニツト3側の両連
通口部Rcには、手前側側壁27と頂壁28に突
縁部29を形成するとともに、この突縁部29の
内周面と連通口部Rcの背面側側壁30と底壁3
1の外周面にパツキン5を貼りつけた状態とし、
このクーラユニツト3側の連通口部Rcをインテ
ークユニツト1側及びヒータユニツト4の連通口
部RiRhに押しつけて、各連通口部RiRcRh間を
シールしつつ各ユニツト間を連結することをい
う。
このように構成すると、クーラユニツト3をイ
ンテークユニツト1と、ヒータユニツト4との間
に嵌挿する場合に、暗く、狭小な場所での手探り
的な作業であつても支持片20,21に突片2
2,22を係合し、この支持片20,21をガイ
ドとしてクーラユニツト3をスライドさせれは、
パツキン5等が剥離することなくクーラユニツト
3を簡単に取付けることができる。
また、インテークユニツト1とヒータユニツト
4の取付後に、これらユニツト1,4の取付位置
が多少ずれていても、クーラユニツト3のブラケ
ツトBを本体に固定する場合にその長孔3により
位置調整できるため、前記シール性がさらに確実
な状態になつた位置でセツトすることができるこ
とになる。
なお、上述した支持片20,21の長さを短く
して単に突片22を載置する程度であつてもよ
く、また、これをクーラユニツト3を支持した状
態で滑動されることができる程度に長尺にしても
よい。このように長尺にすれば、クーラユニツト
の取付はさらに簡単に行うことができることにな
る。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案のによれば、インテ
ークユニツトとヒータユニツトにクーラユニツト
支持する支持片を設け、この支持片によつて支承
される突片をクーラユニツト側に突設し、前記ク
ーラユニツトの両連通口部と、前記インテークユ
ニツト及びヒータユニツトの連通口部とをL字嵌
合するように構成したため、自動車のユニツトケ
ーシングの気密性、遮音性が向上し、ユニツトの
取付作業も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、同実施例の組立状態を示す概略図、第3
図は、第1図の要部を示す斜視図、第4図は、一
般的な自動車用空気調和装置のユニツトケーシン
グを示す分解斜視図である。 1……インテークユニツト、2……クーラユニ
ツト、4……ヒータユニツト、20,21……支
持片、22……突片、Rc,Ri,Rh……連通口
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に取付けたインテークユニツト1とヒー
    タユニツト4との間にクーラユニツト3を介装す
    るようにした自動車用空気調和装置のユニツトケ
    ーシングにおいて、前記インテークユニツト1と
    ヒータユニツト4の連通口部近傍の車室側で車室
    に向つて突出するように前記クーラユニツト3を
    支持する支持片20,21を設け、この支持片2
    0,21によつて支承される突片22,22を前
    記クーラユニツト3の連通口近傍の車室側に突設
    するとともに、前記クーラユニツト3の両連通口
    部Rc,Rcと前記インテークユニツト1及びヒー
    タユニツト4の連通口部Ri,RhとをL字嵌合す
    るように構成したことを特徴とする自動車用空気
    調和装置のユニツトケーシング接合構造。
JP10937886U 1986-07-18 1986-07-18 Expired - Lifetime JPH051451Y2 (ja)

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JP10937886U JPH051451Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JP10937886U JPH051451Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6316215U JPS6316215U (ja) 1988-02-03
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19645776A1 (de) * 1995-11-09 1997-05-15 Zexel Corp Klimaanlageneinheit
JP2006520298A (ja) * 2003-03-13 2006-09-07 ヴァレオ システム テルミク 自動車の車室用の小型構造の暖房、換気、または空調装置

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19645776A1 (de) * 1995-11-09 1997-05-15 Zexel Corp Klimaanlageneinheit
DE19645776C2 (de) * 1995-11-09 1999-02-04 Zexel Corp Klimaanlageneinheit, insbesondere für ein Fahrzeug
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JP4688790B2 (ja) * 2003-03-13 2011-05-25 ヴァレオ システム テルミク 自動車の車室用の小型構造の暖房、換気、または空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6316215U (ja) 1988-02-03

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