JPS5914267Y2 - 車輛のインストルメントパネル装置 - Google Patents
車輛のインストルメントパネル装置Info
- Publication number
- JPS5914267Y2 JPS5914267Y2 JP8780379U JP8780379U JPS5914267Y2 JP S5914267 Y2 JPS5914267 Y2 JP S5914267Y2 JP 8780379 U JP8780379 U JP 8780379U JP 8780379 U JP8780379 U JP 8780379U JP S5914267 Y2 JPS5914267 Y2 JP S5914267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- duct
- defroster
- inner member
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はデフロスタ用吹出口を備えるインストルメント
パネルの改良に関するものである。
パネルの改良に関するものである。
更に詳細には、インストルメントパネルの外側部材と、
これに覆われる内側部とからなり、この間にエアコンの
ダクトを構成する空間を設け、且つ一方の部材に突設し
た隔板を他方の部材に当てる等して上記空間を上下に区
画し、上部のデフロスタ用ダクトと下のエアコン用ダク
トとを形成するとともに、内側部材の上辺で外側部材上
辺との接合部には該内側部材と一体にデフロスタ用吹出
口を形威し、部品点数の減少、組立性向上等を図ったイ
ンストルメントパネル装置に関する。
これに覆われる内側部とからなり、この間にエアコンの
ダクトを構成する空間を設け、且つ一方の部材に突設し
た隔板を他方の部材に当てる等して上記空間を上下に区
画し、上部のデフロスタ用ダクトと下のエアコン用ダク
トとを形成するとともに、内側部材の上辺で外側部材上
辺との接合部には該内側部材と一体にデフロスタ用吹出
口を形威し、部品点数の減少、組立性向上等を図ったイ
ンストルメントパネル装置に関する。
車輌にエアコン設備を設けた場合、車室内に吹出口を備
えたエアコンダクトやガラスくもり止め用のデフロスタ
用ダクトを配管等として設けなければならず、この種の
配管はインストルメントパネルの下及び裏側で行わなけ
ればならない。
えたエアコンダクトやガラスくもり止め用のデフロスタ
用ダクトを配管等として設けなければならず、この種の
配管はインストルメントパネルの下及び裏側で行わなけ
ればならない。
インストルメントパネルの裏側はコード類等の配線が錯
綜し、このため配管スペースの狭小なことと相俟って作
業がしに<<、且つ部品点数も多くなり、これの取付工
数も多くなる等組立性が極めて悪い。
綜し、このため配管スペースの狭小なことと相俟って作
業がしに<<、且つ部品点数も多くなり、これの取付工
数も多くなる等組立性が極めて悪い。
そこで本出願人は、インストルメントパネルを外側部材
と内側部材とで構威し、この間に空間を設けるとともに
、この空間を上下に区画してデフロスタ用ダクト、エア
コン用ダクトを形成したインストルメントパネル装置を
先に提案した。
と内側部材とで構威し、この間に空間を設けるとともに
、この空間を上下に区画してデフロスタ用ダクト、エア
コン用ダクトを形成したインストルメントパネル装置を
先に提案した。
これによるとインストルメントパネルがエアコンのダク
トを兼ね、部品点数も少なく、スペース利用上極めて有
利であり、且つインストルメント−パネルを組み込む作
業でダクトも組み付けられ、作業性、組立性の点で極め
て有利である。
トを兼ね、部品点数も少なく、スペース利用上極めて有
利であり、且つインストルメント−パネルを組み込む作
業でダクトも組み付けられ、作業性、組立性の点で極め
て有利である。
ところで従来のインストルメントパネル、上記の改良さ
れたインストルメントパネルのデフロスタの構造は次の
如くである。
れたインストルメントパネルのデフロスタの構造は次の
如くである。
即ち、従来はインストルメントパネルのフロントガラス
対向面に開口部を設け、これの下に別体のデフロスタ用
ノズルを配設し、更にこのノズルを別体のダクト部材を
介してヒータ等に接続している。
対向面に開口部を設け、これの下に別体のデフロスタ用
ノズルを配設し、更にこのノズルを別体のダクト部材を
介してヒータ等に接続している。
従って部品点数は多く、組付作業性の点で好ましくない
。
。
又改良されたインストルメントパネルでは、本体、柔軟
性外被材、表装材よりなる外側部材に穿孔し、これに別
体のデフロスタ用吹出口部材、所謂テ゛フロスタガ−ニ
ッシュを嵌着し、これによると部品点数がこの分増え、
又三重構造の外側部材の取付孔周辺部の処理が面倒で、
作業性の点でも最良とはいえない。
性外被材、表装材よりなる外側部材に穿孔し、これに別
体のデフロスタ用吹出口部材、所謂テ゛フロスタガ−ニ
ッシュを嵌着し、これによると部品点数がこの分増え、
又三重構造の外側部材の取付孔周辺部の処理が面倒で、
作業性の点でも最良とはいえない。
本考案者は改良されたインストルメントパネルにおける
テ゛フロスタを設ける場合に部品点数減少、組付性向上
等を更に向上せしめるべく本考案をなしたものである。
テ゛フロスタを設ける場合に部品点数減少、組付性向上
等を更に向上せしめるべく本考案をなしたものである。
本考案の目的は、上記インストルメントパネルにおいて
、剛体のみで形成される内側部材に、これの上辺部で外
側部材上辺との接合部に、該内側部材と一体にテ゛フロ
スタ用吹出口を形成し、吹出口部材を別体として設ける
必要がなく、部品点数の減少と組立性向上とを図ったイ
ンストルメントパネル装置を提供する。
、剛体のみで形成される内側部材に、これの上辺部で外
側部材上辺との接合部に、該内側部材と一体にテ゛フロ
スタ用吹出口を形成し、吹出口部材を別体として設ける
必要がなく、部品点数の減少と組立性向上とを図ったイ
ンストルメントパネル装置を提供する。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
第1図は本考案にかかわるインストルメントパネル装置
の縦断側面図を示し、1は車輌で、エンジンルームとの
隔板2の車室内側にインストルメントパネル5が設けら
れる。
の縦断側面図を示し、1は車輌で、エンジンルームとの
隔板2の車室内側にインストルメントパネル5が設けら
れる。
インストルメントパネル5の前部上辺にはフロントガラ
ス3が設けられ、ガラス3の周辺部はゴム等のシ一部材
4で保持されている。
ス3が設けられ、ガラス3の周辺部はゴム等のシ一部材
4で保持されている。
インストルメントパネル5は車室内側の外側部材11と
エンジンルーム側の内側部材21とからなる。
エンジンルーム側の内側部材21とからなる。
内側部材21は上部はエンジンルーム側に膨出22シ、
膨出部22の下部は車室内側へ突出23シ、これの端部
から車室内下方へスカート状に垂下している。
膨出部22の下部は車室内側へ突出23シ、これの端部
から車室内下方へスカート状に垂下している。
上辺の膨出部22の中間部は車室内方向へ山型に突出し
て突部25を計形成し、この部分25は幅方向、即ち車
室の幅方向へ設けられている。
て突部25を計形成し、この部分25は幅方向、即ち車
室の幅方向へ設けられている。
突出部23の端部と垂下部24との間には溝26が設け
られている。
られている。
外側部材11は断面路コ型をなし、これの本体12は硬
質の合成樹脂で成形され、外表面に柔軟材よりなる外被
体13が貼設等され、図では表れていないが外被体13
の表面を外装シートで覆っている。
質の合成樹脂で成形され、外表面に柔軟材よりなる外被
体13が貼設等され、図では表れていないが外被体13
の表面を外装シートで覆っている。
本体12の中央部乃至上辺部離面には隔板14が一体に
前方へ突設され、隔板14は既述の山型突部25と対向
し、これの先端は突部25に貼設等した溝状の発泡体の
如き可撓性を有するシール部材27で突き当てられて部
材11と21との間に形成される空間を区画し、上部を
デフロスタ用ダクトS1とし、下部をエアコン用ダクト
S2とする。
前方へ突設され、隔板14は既述の山型突部25と対向
し、これの先端は突部25に貼設等した溝状の発泡体の
如き可撓性を有するシール部材27で突き当てられて部
材11と21との間に形成される空間を区画し、上部を
デフロスタ用ダクトS1とし、下部をエアコン用ダクト
S2とする。
外側部材11の隔板14下辺の正面にはエアコン用吹出
口15が設けられるとともに、部材11の下端部16は
内側部材21の溝26に係合され、接着剤で接着される
等して接合される。
口15が設けられるとともに、部材11の下端部16は
内側部材21の溝26に係合され、接着剤で接着される
等して接合される。
以上において、インストルメントパネル5の内側部材1
1の上辺部28にはデフロスタ用吹出口29が設けられ
る。
1の上辺部28にはデフロスタ用吹出口29が設けられ
る。
吹出口29は外側部材11の接合上端部17と接合する
部分に設けられ、例えば第2図で明らかな如く吹出口2
9の外側周縁30の半分が車室内側に膨出30 a L
、この部分30 aは断面コ型の接合溝31が形成され
、この部分31に外側部材11の端縁17を嵌合し、接
着剤等を介して接合する。
部分に設けられ、例えば第2図で明らかな如く吹出口2
9の外側周縁30の半分が車室内側に膨出30 a L
、この部分30 aは断面コ型の接合溝31が形成され
、この部分31に外側部材11の端縁17を嵌合し、接
着剤等を介して接合する。
このように内側部材21に吹出口29を設け、内側部材
21と外側部材11とを溝26.31と端縁16,17
とで接合することによりデフロスタ用吹出口29を有す
るインストメンドパネルが組み立てられる。
21と外側部材11とを溝26.31と端縁16,17
とで接合することによりデフロスタ用吹出口29を有す
るインストメンドパネルが組み立てられる。
ところで32は膨出部22の上辺部の吹出口29周縁3
0のフロンI・ガラス3側に形成された成形時の型抜き
用等の孔で、この孔32は栓体33で塞がれる。
0のフロンI・ガラス3側に形成された成形時の型抜き
用等の孔で、この孔32は栓体33で塞がれる。
栓体33は第4図で拡大して示される如く、周縁30の
孔32周に段部32 aを設け、これに係止するため、
孔32に嵌合する本体33 a外端にフランジ部33
bを備え、フランジ部33 bを段部32 aに熱溶着
する。
孔32周に段部32 aを設け、これに係止するため、
孔32に嵌合する本体33 a外端にフランジ部33
bを備え、フランジ部33 bを段部32 aに熱溶着
する。
これに代えて接着でも良く、又栓体の形状も任意であり
、更には吹出口の具体的形状や構造は上記に限られるも
のではない。
、更には吹出口の具体的形状や構造は上記に限られるも
のではない。
以上で明らかな如く本考案によれば、インストルメント
パネルを内・外二部材で形成し、インストルメントパネ
ルの内部に区画されたデフロスタ用ダクトとエアコン用
ダクトを形成し、且つ内側部材上辺部にこれと一体にテ
゛フロスタ用吹出口を設けたため、二部材の接合だけで
ダクト、デフロスタ用吹出口が即座に形成され、デフロ
スタ用吹出口を別体で設け、これを取り付ける必要がな
く、部品点数を減少し、組立性を著しく向上せしめ、作
業の簡易化、コストダウンを図ることができる。
パネルを内・外二部材で形成し、インストルメントパネ
ルの内部に区画されたデフロスタ用ダクトとエアコン用
ダクトを形成し、且つ内側部材上辺部にこれと一体にテ
゛フロスタ用吹出口を設けたため、二部材の接合だけで
ダクト、デフロスタ用吹出口が即座に形成され、デフロ
スタ用吹出口を別体で設け、これを取り付ける必要がな
く、部品点数を減少し、組立性を著しく向上せしめ、作
業の簡易化、コストダウンを図ることができる。
また、内側部材の上辺部に一体に形成されたデフロスタ
用吹出口の外側周辺に接合溝を形成し、外側部材の上部
端縁を該接合溝で嵌合支持するようにしたため、インス
トルメントパネルを組み立てるとき、内側部材と外側部
材の位置決めが極めて容易となる。
用吹出口の外側周辺に接合溝を形成し、外側部材の上部
端縁を該接合溝で嵌合支持するようにしたため、インス
トルメントパネルを組み立てるとき、内側部材と外側部
材の位置決めが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はインス
トルメントパネル装置の縦断側面図、第2図は内・外部
材接合手前のデフロスタ吹出口の平面図、第3図は同接
合状態の平面図、第4図は第1図要部の拡大図である。 尚図面中5はインストルメントパネル、11は外側部材
、14は隔板、21は内側部材、29はデフロスタ用吹
出口、Slはテ゛フロスタ用ダクト、S2はエアコン用
ダクトである。
トルメントパネル装置の縦断側面図、第2図は内・外部
材接合手前のデフロスタ吹出口の平面図、第3図は同接
合状態の平面図、第4図は第1図要部の拡大図である。 尚図面中5はインストルメントパネル、11は外側部材
、14は隔板、21は内側部材、29はデフロスタ用吹
出口、Slはテ゛フロスタ用ダクト、S2はエアコン用
ダクトである。
Claims (1)
- インストルメントパネルを剛体からなる内側部材と、こ
れを覆い、且つ剛体及び柔軟性の外被体よりなる外側部
材とで構威し、この部材間に空間を設け、且つ一方の部
材等に突設した隔板で該空間を区画して上部のテ゛フロ
スタ用ダクトと下部のエアコン用ダクトとを形成するよ
うにした車輌のインストルメントパネル装置において、
前記内側部材の上辺部に該部材と一体にデフロスタ用吹
出口を設け、前記外側部材の端縁を該デフロスタ用吹出
口の外側周縁に形成された接合溝に嵌合したことを特徴
とする車輌のインストルメントパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8780379U JPS5914267Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 車輛のインストルメントパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8780379U JPS5914267Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 車輛のインストルメントパネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564929U JPS564929U (ja) | 1981-01-17 |
JPS5914267Y2 true JPS5914267Y2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=29321002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8780379U Expired JPS5914267Y2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 車輛のインストルメントパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914267Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039808Y2 (ja) * | 1985-01-09 | 1991-03-12 | ||
JPH0410137Y2 (ja) * | 1985-06-14 | 1992-03-12 | ||
JPS62153470U (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | ||
DE102019110211A1 (de) * | 2019-04-17 | 2020-10-22 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Frontscheibenentfroster für Fahrzeug |
-
1979
- 1979-06-27 JP JP8780379U patent/JPS5914267Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564929U (ja) | 1981-01-17 |
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