JP3611482B2 - 車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造 - Google Patents

車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車室内に空調エアを導入する車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、車両用インストルメントパネルには、車室内に空調エアを導入するためのデフロスターエアダクト、サイドデミスターエアダクト、センターエアダクト等のエアダクトが複数形成されている。そして、これらエアダクトはインストルメントパネルアッパーと協働して空調エアダクトを形成している。
【0003】
このようなインストルメントパネルの空調エアダクト構造として、例えば実公昭57−37632号公報(以下従来例1という)がある。すなわち、従来例1はインストルメントパネルのパッドコア裏面に形成した取付溝に、隔板と一体の仕切片の先端を嵌め込むとともに上記取付溝のクリアランスに接着剤を充填して空調エアダクトを構成している。また、他の従来例として、実公昭55−16747号公報(以下従来例2という)には、インストルメントパネルのパッドコア裏面に隔板と一体の仕切板の先端をシール材を介在して当接させている空調エアダクト構造が開示されている。さらに、他の従来例として、特開平9−323568号公報(以下従来例3という)には、デフロスターエアダクトとベントエアダクトとを一体成形したエアダクトをインストルメントパネルに振動溶着する構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例1は、仕切片の先端を嵌め込んだ取付溝にはクリアランスがあるため、空調エアの漏洩防止として別途接着剤を多量に必要とする。また、上記従来例2は、仕切板とパッドコア裏面との間にシール材を別途介在する必要がある。このように、従来例1及び2は接着剤が多量に必要となったり、シール材としての別部材を必要とするため、コスト高になるとともに取付け作業も面倒で工数増となる問題がある。
【0005】
さらに、上記従来例3は、デフロスターエアダクトとベントエアダクトとを一体成形したエアダクトの外周に加え、該エアダクト内を仕切る仕切壁上面をもインストルメントパネルに振動溶着しなければならず、振動溶着個所が多く振動溶着機が大型化し製造コストの増大を招来するという問題がある。
【0006】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品点数及び取付け工数を低減し、コストの節減及び取付け作業性の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、インストルメントパネルアッパーの裏面にエアダクト部材を、該エアダクト部材が少なくとも空調エアダクトの底壁を構成するように接合してなる車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造を前提とし、次のような解決手段を講じた。
【0008】
すなわち、請求項1に記載の発明は、インストルメントパネルアッパーの裏面に下方へ向けて一体的に突設されて下端が上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に当接し、空調エアダクトの縦壁を構成する突条リブと、上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に上記突条リブの下端近傍に該突条リブと重なるように対応して空調エアダクトの内方へ一体的に突設された突条部と、該突条部に沿って一体的に成形されて先端が上記突条リブの下端側面と密接する当てリブとからなることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、エアダクト部材は、インストルメントパネルアッパーの裏面に取付けられるインストルメントパネルロアと一体的に成形されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、上述の如き前提において、上記インストルメントパネルアッパーの裏面に下方へ向けて一体的に突設され、空調エアダクトの縦壁を構成する突条リブと、上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に、上記突条リブの下端近傍に該突条リブと重なるように対応して空調エアダクトの内方へ一体的に突設された突条部と、該突条部に沿って一体的に成形されて先端が上記突条リブの下端側面と密接する当てリブと、上記突条部の当てリブ下方に該当てリブに沿うように一体的に突設され、上面に上記突条リブの下端が当接受けリブとからなることを特徴とする。
【0011】
上記構成により、請求項1に記載の発明では、インストルメントパネルアッパーの裏面から突設された突条リブの下端側面と、エアダクト部材の空調エアダクト底壁に突設された当てリブの先端とが密接するため、この密接部に接着剤やシール材等の別部材を用いることなく、突条リブと当てリブとの密接部から空調エアが漏洩するのを確実に防止するとともに部品点数の低減によりコストが節減できる。さらに、突条リブの下端がエアダクト部材の空調エアダクト底壁に当接して空調エアの漏洩をさらに防止することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明では、エアダクト部材がインストルメントパネルロアと一体成形されているため、さらに部品点数が低減し、コストダウンが一層図られる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、突条リブの下端側面と当てリブとの密接に加えて、該当てリブの下方に成形した受けリブの上面に突条リブの下端が当接しているため、請求項1と同様に、シール性が向上し、空調エアの漏洩を一層防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造を示す断面図で、図2は図1におけるインストルメントパネルアッパーを示す斜視図である。
【0016】
インストルメントパネル1は、インストルメントパネルアッパー3とインストルメントパネルロア5とで構成されている。
【0017】
インストルメントパネルアッパー3は、基材7と表皮材9とが発泡接着層11を介して積層された積層構造で構成されている。基材7は、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂原料を用いて射出成形などの成形方法により成形され、表皮材9は、サーモプラスチックオレフィン樹脂のパウダー原料を用いてスラッシュ成形などの成形方法により成形されている。そして、このように別個に成形した基材7と表皮材9とが、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂からなるビーズ発泡接着層11によって接合されている。
【0018】
上記インストルメントパネルアッパー3の基材7には、その裏面から下方に向けて突出した第1突条リブ13及び該第1突条リブ13の車両前後方向後方に所定間隔を有して突出した第2突条リブ14がそれぞれ一体的に成形されている。上記第1突条リブ13及び第2突条リブ14は、基材7の成形工程における成形型(図示せず)の型抜き方向に傾斜しており、図1では突条リブ13、14の下端が車両前方に向くように傾斜している。また、上記突条リブ13、14は、図2に示すようにインストルメントパネルアッパー3の車幅方向及び車両前後方向に延びて成形されている。
【0019】
一方、上記インストルメントパネルロア5には、その車両前後方向前方でその上方にエアダクト部材15が一体的に成形され、該エアダクト部材15の空調エアダクト底壁23には上記第1突条リブ13及び第2突条リブ14の下端近傍に該突条リブ13,14と重なるように対応して空調エアダクト17の内方へ向けて一体的に突出した2条の第1突条部19及び第2突条部20がそれぞれ山形状に成形されている。上記突条部19、20の上端には、先端が上記突条リブ13、14の下端側面すなわち下端前方側面と密接する当てリブ21、21がエアダクト部材15の空調エアダクト底壁23から延長して一体的に突設され、デフロスター空調エア通路35及びベント空調エア通路41相互間、並びにベント空調エア通路41からの空調エアの漏洩を防止している。そして、上記第2突条部20における当てリブ21の下方には、該当てリブ21に沿って受けリブ25が上記第2突条リブ14側へ向けて一体的に突設され、第2突条リブ14の下端が受けリブ25の上面に当接して、空調エアダクト17(ベント空調エア通路41)から空調エアが外部へ漏洩するのをさらに防止している。
【0020】
なお、突条リブ13、14の下端側面と当てリブ21、21の先端との密接部からの空調エアの漏洩をさらに一層防止するためには、当てリブ21、21の先端を曲面(R形状)にし、突条リブ13、14に対して線接触するようにすることが好ましく、さらには、第2突条部20の上記受けリブ25は、インストルメントパネルロア5(エアダクト部材15)をインストルメントパネルアッパー3の裏面に組付ける際、受けリブ25によって第2突条リブ14が当てリブ21側へ強制的に受けリブ25の上面をスライドするように傾斜させて成形することが好ましい。このように構成することにより、当てリブ21の先端と第2突条リブ14の下端側面との密接状態がさらに良好となり空調エアの漏洩をより一層防止することができる。
【0021】
上記第1突条部19には、上記のように当てリブ21のみが成形され、上記第2突条部20における受けリブ25は成形されていなく、第1突条リブ13の下端がエアダクト部材15の空調エアダクト底壁23に当接して空調エアの漏洩をさらに防止している。
【0022】
上記インストルメントパネルロア5におけるエアダクト部材15の空調エアダクト底壁23は、第1突条リブ13及び第2突条リブ14の適宜個所に複数個一体的に成形された第1ボス部27及び第2ボス部28にビス31により締結されている(図参照)とともにエアダクト部材15の空調エアダクト縦壁33の上端外周は、該空調エアダクト縦壁33の外周で上記基材7の適宜個所に一体的に成形された第3ボス部29にビス31により締結されている。
【0023】
上記のように構成した実施の形態1の車両用インストルメントパネル1の空調エアダクト17には、エアダクト部材15の空調エアダクト底壁23及び空調エアダクト縦壁33、空調エアダクト17の縦壁を構成する第1突条リブ13及びインストルメントパネルアッパー3によってデフロスター空調エア通路35が形成され、該通路35の空調エアは、インストルメントパネルアッパー3に開口されたフロントデフロスター吹出口37及びサイドデフロスター吹出口39から車室内へ導入される。また、エアダクト部材15の空調エアダクト底壁23、空調エアダクト17の縦壁を構成する第1突条リブ13及び第2突条リブ14、及びインストルメントパネルアッパー3によってベント空調エア通路41が形成され、該通路41の空調エアは、インストルメントパネルアッパー3に開口されたサイドベント吹出口43から車室内へ導入される。
【0024】
このように実施の形態1によれば、インストルメントパネルアッパー3の裏面から突設された突条リブ13、14の下端側面と、エアダクト部材15の空調エアダクト底壁23に突設された当てリブ21の先端とが密接するため、この密接部に接着剤やシール材等の別部材を必要とすることなく、空調エアダクト17内から外部への空調エアの漏洩、及び空調エアダクト17内の上記空調エア通路35、41相互間の空調エアの漏洩を確実に防止できるとともに部品点数の低減によりコストが節減できる。さらに、第1突条リブ13の下端がエアダクト部材15の空調エアダクト底壁23に当接して空調エアの漏洩をさらに防止することができる。
【0025】
また、エアダクト部材15をインストルメントパネルロア5と一体成形したため、さらに部品点数が低減し、コストダウンを一層促進することができる。
【0026】
さらに、第2突条リブ14の下端を受けリブ25の上面と当接させているため、当てリブ21と第2突条リブ14との密接に加えニ重シール構造となって空調エアの外部への漏洩がさらに防止できる。
【0027】
―実施の形態1の変形例―
上記実施の形態1では、エアダクト部材15の空調エアダクト縦壁33の上端外周を、第3ボス部29及びビス31によりインストルメントパネルアッパー3に接合したが、接着剤を用いて接合してもよく、あるいはエアダクト部材15の上記上端外周及び上記其材7に、嵌合部及び被嵌合部を形成して嵌合による接合としてもよい。
【0028】
また、インストルメントパネルアッパー3は、基材7と表皮材9とを発泡接着層11などの中間層を介して積層したが、多層に限らず基材7の1層のみで構成してもよい。
【0029】
(実施の形態2)
上記実施の形態1に係る発明において、エアダクト部材15がインストルメントパネルロア5と一体成形された実施形態について記載したが、図3に示した実施の形態2に係る発明は、インストルメントパネルロアと別体のエアダクト部材をインストルメントパネルアッパーの裏面に接合した実施形態である。
【0030】
図3において、図1と同一構成部分については図1と同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】
131は、インストルメントパネルアッパー301の基材7の裏面から下方に向けて一体的に突設された突条リブで、基材7の成形工程における成形型(図示せず)の型抜き方向に傾斜するとともに車幅方向に延びて成形されている。151は、車両前後方向の前方に空調エアダクト前方縦壁331及び後方に空調エアダクト後方縦壁333をそれぞれ有するとともに、これら縦壁331、333と一体的に成形された空調エアダクト底壁231を有する凹状のエアダクト部材である。該エアダクト部材151の空調エアダクト底壁231には、突条リブ131の下端近傍に該突条リブ131と重なるように対応して空調エアダクト171の内方へ向けて一体的に突出した1条の突条部201が成形されている。上記突条部201の上端には、上記突条リブ131の下端側面と密接する当てリブ21が、エアダクト部材151の空調エアダクト底壁231から延長して一体的に突設され、後述のデフロスター空調エア通路35及びベント空調エア通路41相互間からの空調エアの漏洩を防止している。さらに、上記突条部201における当てリブ21の下方には、該当てリブ21に沿って受けリブ25が上記突条リブ131側へ向けて一体的に突設され、突条リブ131の下端が受けリブ25の上面と当接してデフロスター空調エア通路35及びベント空調エア通路41相互間から空調エアが漏洩するのをさらに防止している。エアダクト部材151の空調エアダクト前方縦壁331上端外周及び空調エアダクト後方縦壁333上端外周は、図外の接着剤、ビス等の接合手段によりインストルメントパネルアッパー301の基材7の裏面に気密的に接合されている。
【0032】
なお、図3において、43はメーターフード、45はメーターケースで、インストルメントパネルロアは図示していない。
【0033】
上記のように構成した実施の形態2の車両用インストルメントパネル101の空調エアダクト171には、突条リブ131、エアダクト部材151の空調エアダクト底壁231及び前方縦壁331、並びにインストルメントパネルアッパー301によってデフロスター空調アエ通路35が、また突条リブ131、エアダクト部材151の空調エアダクト底壁231及び後方縦壁333、並びにインストルメントパネルアッパー301によってベント空調エア通路41がそれぞれ形成されている。
【0034】
このように、実施の形態2によれば、インストルメントパネルアッパー301の裏面から突設された突条リブ131の下端側面と、エアダクト部材151の空調エアダクト底壁231に突設された当てリブ21の先端とが密接するため、この密接部に接着剤やシール材等を必要とせず、部品点数の低減によりコストが節減でき、また、インストルメントパネルアッパー301とエアダクト部材151との組付けにおいても、突条リブ131の下端側面に対して当てリブ21を密接させた状態でエアダクト部材151の縦壁331,333上端外周を基材7に接合して取付けるだけでよく容易に組付けることができるなど実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。
【0035】
また、突条リブ131の下端を受けリブ25の上面と当接させているため、当てリブ21と突条リブ131との密接に加えニ重シール構造となって空調エアの外部への漏洩がさらに防止できる。
【0036】
さらに、エアダクト部材151をインストルメントパネルロア(図示せず)と別体に構成したため、インストルメントパネルロアのデザインがエアダクト部材151に制約されずに設計できたり、エアダクト部材151の材料をインストルメントパネルロアと異った材料、例えばインストルメントパネルロアの材料より安価な材料等のものを使用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明では、インストルメントパネルアッパーの裏面から突設された突条リブの下端側面とエアダクト部材の空調エアダクト底壁に突設された当てリブの先端とが密接するため、この密接部に接着剤やシール材等の別部材を用いることなく、突条リブと当てリブとの密接部から空調エアが漏洩するのを確実に防止することができるとともに部品点数の低減によりコストの節減ができる。さらに、突条リブの下端がエアダクト部材の空調エアダクト底壁に当接して空調エアの漏洩をさらに防止することができる。また、インストルメントパネルアッパーとエアダクト部材との組付けにおいても、突条リブの下端側面に対して当てリブを密接させた状態でエアダクト部材をインストルメントパネルアッパーに接合させるだけでよく容易に組付けることができる。
【0038】
請求項2に係る発明では、エアダクト部材がインストルメントパネルロアと一体成形されているため、さらに部品点数が低減し、コストダウンが一層促進できる。
【0039】
請求項3に係る発明では、突条リブの下端側面と当てリブとの密接に加えて、該当てリブの下方に成形された受けリブの上面に突条リブの下端が当接しているため、請求項1と同様に、シール性が向上し空調エアの漏洩をより一層防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る車両用インストルメントパネルの空調エアダ
クト構造を示す断面図である。
【図2】図1におけるインストルメントパネルアッパーを示す斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1、101 インストルメントパネル
3、301 インストルメントパネルアッパー
5 インストルメントパネルロア
13 第1突条リブ
14 第2突条リブ
131 突条リブ
15、151 エアダクト部材
17、171 空調エアダクト
19 第1突条部
20 第2突条部
21 当てリブ
201 突条部
23、231 底壁
25 受けリブ
33 空調エアダクト縦壁
331 空調エアダクト前方縦壁
333 空調エアダクト後方縦壁

Claims (3)

  1. インストルメントパネルアッパーの裏面にエアダクト部材を、該エアダクト部材が少なくとも空調エアダクトの底壁を構成するように接合してなる車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造において、
    上記インストルメントパネルアッパーの裏面に下方へ向けて一体的に突設されて下端が上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に当接し、空調エアダクトの縦壁を構成する突条リブと、
    上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に、上記突条リブの下端近傍に該突条リブと重なるように対応して空調エアダクトの内方へ一体的に突設された突条部と、
    該突条部に沿って一体的に成形されて先端が上記突条リブの下端側面と密接する当てリブとからなることを特徴とする車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造。
  2. 請求項1に記載の車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造において、
    上記エアダクト部材は、インストルメントパネルアッパーの裏面に取付けられるインストルメントパネルロアと一体的に成形されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造。
  3. インストルメントパネルアッパーの裏面にエアダクト部材を、該エアダクト部材が少なくとも空調エアダクトの底壁を構成するように接合してなる車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造において、
    上記インストルメントパネルアッパーの裏面に下方へ向けて一体的に突設され、空調エアダクトの縦壁を構成する突条リブと、
    上記エアダクト部材の空調エアダクト底壁に、上記突条リブの下端近傍に該突条リブと重なるように対応して空調エアダクトの内方へ一体的に突設された突条部と、
    該突条部に沿って一体的に成形されて先端が上記突条リブの下端側面と密接する当てリブと、
    上記突条部の当てリブ下方に該当てリブに沿うように一体的に突設され、上面に上記突条リブの下端が当接受けリブとからなることを特徴とする車両用インストルメントパネルの空調エアダクト構造。
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