JPH08230487A - グラスランのコーナー部構造 - Google Patents

グラスランのコーナー部構造

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Publication number
JPH08230487A
JPH08230487A JP7040285A JP4028595A JPH08230487A JP H08230487 A JPH08230487 A JP H08230487A JP 7040285 A JP7040285 A JP 7040285A JP 4028595 A JP4028595 A JP 4028595A JP H08230487 A JPH08230487 A JP H08230487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
sash
cover
door
glass run
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7040285A
Other languages
English (en)
Inventor
武臣 ▲高▼宮
Takeomi Takamiya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7040285A priority Critical patent/JPH08230487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減でき、しかも組付け時間を短
縮することができるグラスランのコーナー部構造を提供
する。 【構成】 ドアサッシュ21の前側部22に沿って取付
けられるグラスラン12と、上側部23に沿って取付け
られるグラスラン13とを型成形部によって接合し、そ
の接合したグラスラン14とリヤロアサッシュ10との
コーナー部を型成形して接合する際に、ドア開口部の後
部コーナー部を閉塞するコーナーカバー1を一体成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリヤサイドド
アに取付けられるグラスランのコーナー部構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、自動車のリヤサイド
ドアのドア本体20の後部には、ドアサッシュ21の上
側部23、ドアウエスト部26、およびドアウエスト部
26から上部に突出したロアサッシュ34(上部がパー
ティションサッシュを構成する)に囲まれた略三角形状
のコーナー部が形成され、ここにコーナーカバー30が
取付けられたものがある。
【0003】コーナーカバー30は、上記コーナー部に
整合する略三角形状に形成された部材であって、図6、
7に示すように、車室内側のインナーコーナーカバー3
2と、車室外側のアウターコーナーカバー31とから構
成されている。
【0004】図6、7に示すように、このコーナーカバ
ー30を取付けるにあたっては、まずドア本体20内に
取付けられたロアサッシュ34とドアサッシュ21とに
沿いこれらの内周縁にグラスラン33を取付け、アウタ
ーコーナーカバー31を車室外側から、またインナーコ
ーナーカバー32を車室内側から各々取付けて、上記コ
ーナー部にコーナーカバー30を取付けるのである。
【0005】なお、このグラスラン33のコーナー部
は、型成形部によって接合されている(このコーナー部
をハッチングで示す)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記グ
ラスランのコーナー部構造にあっては、グラスラン33
を取付け、さらに、コーナー部にコーナーカバー30を
取付けなければならないため、部品点数が増加し、組付
けは長時間を要する作業となっていた。
【0007】しかも、コーナーカバー30の組み付けに
あたっては、ドア本体20の車室内、外の各々の側から
インナーコーナーカバー32、アウターコーナーカバー
31を取付けなければならないため、組付けに手間がか
かり、また、製造コストがかかりコーナーカバー30が
高価なものとなってしまう。
【0008】そこで本発明は、部品点数を削減でき、し
かも組付け時間を短縮することができるグラスランのコ
ーナー部構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、ドア開口部の後部にコーナーカバーが設けられてい
るリヤサイドドアのグラスランのコーナー部構造におい
て、上記コーナーカバーの前側部に配置され、かつ下端
がドア本体内に延出するパーティションサッシュの上端
と、このパーティションサッシュに接続されるドアサッ
シュ内のサッシュグラスランの後端とを連結する型成形
部に、コーナーカバーが一体成形されている。
【0010】請求項2に記載した発明は、上記コーナー
カバーが、上記グラスランの上部に設けられた略三角形
状のコーナーブラケットと、該コーナーブラケットを芯
材として一体成形されたゴムカバーとを有している。
【0011】
【作用】請求項1に記載した発明によれば、グラスラン
とサッシュグラスランとのコーナー部を型成形する際に
コーナーカバーをも一体成形することで製造工数、部品
点数の削減を可能とする。組付けにあったても、グラス
ラン等の組付け作業と同時にコーナーカバーの組付けを
行うことが可能となる。
【0012】請求項2に記載した発明によれば、上記効
果に加え、コーナーブラケットがコーナーカバーの芯材
として機能させ、この部位における強度剛性を確保す
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図5に示すように、自動車のリヤサイドド
アはドア本体20とドアサッシュ21とを備えている。
ドアサッシュ21は、前側部22と上側部23とからな
り、このドアサッシュ21の上側部23と前側部22と
で囲まれるドア開口部の後部にコーナーカバー1が取付
けられている。
【0015】そして、上記ドアサッシュ21の前側部2
2と上側部23とコーナーカバー1の前側部に沿う部分
には、図3に示すようにドア本体20内に下端を延出す
るグラスランアッセンブリー15が取付けられている。
【0016】グラスランアッセンブリー15は、断面略
コの字状で、その両側壁上縁にはシールリップが形成さ
れている部材であって、ドアサッシュ21内でドアガラ
ス27を昇降ガイドし、また、雨水等の車室内への侵入
を防止するものである。
【0017】このグラスランアッセンブリー15は、ド
アサッシュ21の前側部22に沿って上方に延びるグラ
スラン12と、ドアサッシュ21の上側部23に沿って
後方に延びるサッシュグラスランとしてのグラスラン1
3と、上方に行くに従い車室内側に湾曲したリヤロアサ
ッシュ10(上部がパーティションサッシュとして構成
される)とを備えている。
【0018】そして、グラスラン13とグラスラン12
とのコーナー部は型成形(図中ハッチングで示す)によ
って接合され、これらグラスラン12、13からなるグ
ラスラン14と、リヤロアサッシュ10とのコーナー部
も型成形によって接合され、これらグラスラン14とリ
ヤロアサッシュ10とのコーナー部にはコーナーカバー
1が(図中ハッチングで示す)一体成形されている。
【0019】コーナーカバー1は、図1、2に示すよう
に、芯材としての略三角形状のコーナーブラケット2と
これを被覆するゴムカバー7とからなっている。コーナ
ーブラケット2にはリヤロアサッシュ10の上部の底壁
10aにカシメ固定される取付部3と、その取付部3か
らリヤロアサッシュ10の側壁10bに沿うようにして
後方に延びるブラケット本体5とが設けられ、ブラケッ
ト本体5の外周縁は断面クランク状にフランジFが形成
されている。このフランジFの屈曲深さは上方に向かい
徐々に浅くなるように形成されており、また、このフラ
ンジFには、取付部3のカシメ箇所に対向する部位に、
カシメ工具挿入用の逃げ部6が2カ所設けられている。
【0020】なお、取付部3の上端には、この取付部3
とリヤロアサッシュ10とをドアサッシュ21の上側部
23に固定するブラケット4がスポット溶接等により固
定され、また、リヤロアサッシュ10の下端の底壁10
aにはドア本体20内にリヤロアサッシュ10を固定す
るブラケット11がカシメによって固定されている。こ
のように、構成されたリヤロアサッシュ10の上端と前
記グラスラン14の端部とを型成形により連結する際
に、上記コーナーブラケット2にこれを覆うようにして
ゴムカバー7が一体成形されるのである。
【0021】上記ゴムカバー7は、図1、4に示すよう
に、コーナーブラケット2を車室外側から覆うアウター
部7a、コーナーブラケット2を車室内側から覆い、か
つコーナーブラケット2のブラケット本体5に当接する
インナー部7b、およびそれらを連結する連結部7cを
有している。上記アウター部7aとインナー部7bとの
前側部分は開放されており、ここに前記リヤロアサッシ
ュ10が内装されることとなる。上記インナー部7bと
コーナーブラケット2のブラケット本体5との間は中空
状に形成され、この中空部分にウレタン等で方形状に形
成された補強材としてのスペーサ24が挿入されてい
る。なお、ゴムカバー7のインナー部7bの内側には上
記スペーサ24のずれを防止する突起9が前後一対形成
されている。
【0022】また、ゴムカバー7のインナー部7bの後
部にはドアサッシュ21の係止部20aに係合する係合
部8が設けられている。そして、ゴムカバー7のアウタ
ー部7aの後側部の外表面には車室内側に凹設され、こ
の部位にはドアサッシュ21との間に、上記アウター部
7aの外表面に略整合する装飾モール25が装着されて
いる。
【0023】この実施例によれば、グラスランアッセン
ブリー15を構成するグラスラン12とグラスラン13
とリヤロアサッシュ10とを各々のコーナー部において
型成形することによって、これと同時にコーナーカバー
1も成形されるため、部品点数、製造工数を削減できる
とともに、このグラスランアッセンブリー15をドア本
体20の所定の部位に固定することでリヤサイドドアの
後部コーナー部へのコーナーカバー1の取付けをも行う
ことになるため、各グラスラン12、13等との整合性
を確保した状態でコーナーカバー1の組付けを容易に行
うことができ、従って、組付け作業時間を大幅に短縮す
ることができる。
【0024】さらに、コーナーカバー1には装飾モール
25が装着されているため、外観品質上も何ら問題な
く、この装飾モール25がドアサッシュ21との間に、
上記アウター部7aの外表面に略整合するように装着さ
れているためフラッシュサーフェイス化を図ることがで
きる。
【0025】そして、コーナーブラケット2がコーナー
カバー1の芯材として機能しているため、この部位にお
ける強度剛性を十分に確保できる。
【0026】なお、上記実施例では、リヤロアサッシュ
10にコーナーブラケット2をカシメによって固定して
いるが、本発明はこれに限ることはなく、スポット溶
接、あるいは接着等の部材同士を強固に固定させる手段
であれば方法を問わない。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、パー
ティションサッシュとサッシュグラスランとのコーナー
部を型成形する際にコーナーカバーをも一体成形される
ので、製造工数、部品点数を削減できコストダウンを図
ることができる。また、コーナーカバーが一体化された
グラスランアセンブリーとしての組付けによりコーナー
カバーの組付けを行えることとなるため、組付け工数、
組付け時間を大幅に削減できる。
【0028】請求項2に記載した発明によれば、コーナ
ーブラケットがコーナーカバーの芯材として機能してい
るため、この部位における強度剛性を十分に確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラスランアッセンブリーのコーナー
部を示す斜視図。
【図2】リヤロアサッシュにコーナーブラケットを固定
した状態を示す斜視図
【図3】本発明のグラスランアッセンブリーを示す正面
図。
【図4】図1のA−A線に沿った断面図。
【図5】リヤサイドドアの正面図。
【図6】従来技術のコーナーカバーを組付ける状態を示
す斜視図。
【図7】図6のコーナーカバーを組付けた状態のB−B
線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…コーナーカバー 2…コーナーブラケット 7…ゴムカバー 10…リヤロアサッシュ(パーティションサッシュ) 12…グラスラン 13…グラスラン(サッシュグラスラン) 15…グラスランアッセンブリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア開口部の後部にコーナーカバーが設
    けられているリヤサイドドアのグラスランのコーナー部
    構造において、上記コーナーカバーの前側部に配置さ
    れ、かつ下端がドア本体内に延出するパーティションサ
    ッシュの上端と、このパーティションサッシュに接続さ
    れるドアサッシュ内のサッシュグラスランの後端とを連
    結する型成形部に、コーナーカバーが一体成形されてい
    ることを特徴とするグラスランのコーナー部構造。
  2. 【請求項2】 上記コーナーカバーが、上記グラスラン
    の上部に設けられた略三角形状のコーナーブラケット
    と、該コーナーブラケットを芯材として一体成形された
    ゴムカバーとを有していることを特徴とする請求項1に
    記載のグラスランのコーナー部構造。
JP7040285A 1995-02-28 1995-02-28 グラスランのコーナー部構造 Pending JPH08230487A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7040285A JPH08230487A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 グラスランのコーナー部構造

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JP7040285A JPH08230487A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 グラスランのコーナー部構造

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JPH08230487A true JPH08230487A (ja) 1996-09-10

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ID=12576346

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JP7040285A Pending JPH08230487A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 グラスランのコーナー部構造

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JP (1) JPH08230487A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080980A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Suzuki Motor Corp 車両用ドアのサッシュ部構造
JP2015033959A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 トヨタ自動車株式会社 車両用ドア構造
US11529857B2 (en) 2018-10-23 2022-12-20 Hyundai Motor Company Cover for door frame of vehicle

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