JP3701418B2 - 車両用インストルメントパネル構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車体に取付け使用されるインストルメントパネル構造に係り、特にインストルメントパネルに設けられているフロントデフロスタ開口部(通気孔)の辺縁に被着されるデフロスタグリルをインストルメントパネルと一体に成形する車両用インストルメントパネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的に知られているインストルメントパネルの構造は、図8で示すように、硬質樹脂で形成されている芯材1、この芯材の表面に層成される発泡層2、この発泡層2の表面に一体形成されている表皮層3からなり、しかも所定位置にフロントデフロスタ開口部4を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体5と、このインストルメントパネル本体5における芯材1の裏面に、シール材7を介して例えば接着、溶着等による取付手段により固定されるエアダクト部材6と、上記インストルメントパネル本体5に形成されているフロントデフロスタ開口部4の開口縁に被着されるデフロスタグリル8とからなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のインストルメントパネルにあっては、そのインストルメントパネルの構成部材が、インストルメントパネル本体5の外に、エアダクト部材6及びデフロスタグリル8の各構成部材が必要となり、このため、それぞれの成形工程で樹脂成形されるインストルメントパネル本体5、エアダクト部材6及びデフロスタグリル8からなる各構成部材を予め用意しなければならない。またこれら各構成部材の樹脂成形時には、それぞれの全型を用いそれぞれの成形工程で成形しなければならないことから、それら各構成部材成形のための設備費及び生産費が嵩み経済性の点で問題が生じている。
【0004】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、フロントデフロスタを有するインストルメントパネル本体を構成する芯材を射出成形するとき、その芯材の辺縁にフロントデフロスタ開口部に対応するデフロスタグリルを薄肉ヒンジを介して一体形成して、これによりインストルメントパネルの生産性及び経済性を高めることを第1の目的としている。
【0005】
また本発明では、インストルメントパネルを構成する芯材を射出成形するとき、その芯材と一体にエアダクト部材及びデフロスタグリルを一体形成して、従来例で述べたインストルメントパネル本体、デフロスタグリル、エアダクト部材等の各構成部材の成形作業及びそれら構成部材の組立作業を省力化してインストルメントパネルの生産性及び経済性を高めることを第2の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために請求項1では、芯材及び該芯材の表面に層成される発泡層及び該発泡層の表面に層成される表皮層とからなり、かつ所定位置にフロントデフロスタ開口部を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体と、上記フロントデフロスタ開口部に通じるエアダクトと、上記フロントデフロスタ開口部の開口縁に被着されるデフロスタグリルを有するインストルメントパネルにおいて、上記芯材の射出成形時に、上記フロントデフロスタ開口部に対応位置されるデフロスタグリルを、上記芯材の一辺より薄肉ヒンジを介して一体に延設し、上記デフロスタグリルを薄肉ヒンジを境にインストルメントパネルの表側よりフロントデフロスタ開口部に被着せしめる車両用インストルメントパネル構造であることを特徴としている。
【0007】
また本発明の請求項2では、上記請求項1に加えて芯材に形成するデフロスタグリルに通じるエアダクトを、その芯材と一体に射出成形する車両用インストルメントパネル構造であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0009】
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示すものであって、11は自動車の車体に設備されるインストルメントパネルであって、このインストルメントパネル11は、射出成形手段により成形されると共にフロントデフロスタ開口部14を形成している熱可塑性樹脂製の芯材12及びこの芯材12表面の所望面に層成されるラミネートシート状のクッション層13とからなるインストルメントパネル本体と、上記芯材12に対して例えば溶着又は接着等による取付手段により上記芯材12のフロントデフロスタ開口部14に取付けられるエアダクト15と、上記デフロスタグリル開口部14の上面に被着されるデフロスタグリル16とからなっている。
【0010】
本実施形態では、上記芯材12の射出成形時において、その芯材12とデフロスタグリル16を予め一体に射出成形することを特長としているものである。つまり芯材12を射出成形するに際し、所定成形型(図示せず)を用いて図3で示す如く、フロントデフロスタ開口部14を形成した芯材12、及びこの芯材12の前縁に一体形成されている薄肉ヒンジ17を介して連設され、かつ上記フロントデフロスタ開口部14上に被せられる形状に設定されたデフロスタグリル16を一体成形したものである。さらにそのデフロスタグリル16には、上記フロントデフロスタ開口部14に対応し得るエア吹出し口18と、このデフロスタグリル16をデフロスタグリル開口部上で被着維持せしめるための係止爪19が形成されている。
【0011】
上記のエアダクト15は、上記芯材12とは別体構造の樹脂製であって、該エアダクト15にはエアの吐出口20が形成されている。そしてこのエアダクト15は、上記芯材12に形成されているデフロスタ開口部14の口縁に、例えば熱板溶着、超音波溶着、粘着テープ等による接着手段によって芯材12と一体に結合される。
【0012】
上記クッション層13は、発泡層21と、その発泡層21の表面に層成される表皮層22とからなっており、このクッション層13は、上記芯材12表面の所望面にキャビティ型等による加圧加熱力を利用して熱融着される。
【0013】
このようにして芯材12に対してエアダクト15及びクッション層13を取付けてなるインストルメントパネル11は、上記芯材12と一体のデフロスタグリル16を薄肉ヒンジ17を境として芯材12の表面側に折り曲げ、さらにそのデフロスタグリル16に形成されている係止爪19をデフロスタ開口部14の口縁に係止させることで、そのデフロスタグリル16のデフロスタ開口部14上面での被着が維持されるものである。
【0014】
このように本実施形態にあっては、インストルメントパネル11を構成するに使用される芯材12とデフロスタグリル16とが予め一体に形成されるものであることから、従来例のように、芯材12とは別のデフロスタグリル16部材を成形するための金型、及び成形工程が省け、これによってインストルメントパネルの生産性及び経済性が高められるものである。
【0015】
次に図4に示す第2の実施形態について述べると、この実施形態においては、芯材12の射出成形時にエアダクト15となる凹溝23をその芯材12と一体に射出成形すると共に、その芯材12の前縁に上記同様に薄肉ヒンジ17を介してデフロスタグリル16を芯材12と一体に成形したものである。
【0016】
従ってこの第2の実施形態によれば、芯材12とエアダクト15及びデフロスタグリル16の三者が予め一体に成形することができるので、上記第1の実施形態の作用効果に加えて、エアダクト15成形のための金型及びその成形工程を省くことができ、これによって、インストルメントパネルの生産性及び経済性が一層高められる。
【0017】
さらに、図5乃至図7に示す第3乃至第5の実施形態について説明すると、これらの実施形態においては、インストルメントパネル11のウインドウシールドガラス(図示せず)側端部が湾曲しており、かつデフロスタグリルもそれに沿って湾曲させたものである。まず図5に示す第3の実施形態について説明すると、この実施形態においては、インストルメントパネル11とデフロスタグリル161とを一体に接続するヒンジ171を直線的で幅広のものとし、それに伴いデフロスタグリル161とそれに対応する吐出口201を複数に分割したものである。また、図6に示す第4の実施例形態について説明すると、この実施形態においては、ヒンジ172を幅狭のものとし、かつデフロスタグリル162とそれに対応する吐出口202を1つにしたものである。さらにまた、図7に示す第5の実施形態について説明すると、この実施形態においては、ヒンジ173を第4の実施形態と同様に幅狭のものとしたものであるが、デフロスタグリル162とそれに対応する吐出口202は2分割したものである。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、インストルメントパネルの芯材12を射出成形するとき、その芯材12と一体にデフロスタグリル16及びエアダクト15を同時成形する構成であるから、芯材12とは別に形成したデフロスタグリル及びエアダクト15を組合せる従来のインストルメントパネルの構成に比して経済性と生産性が大幅に向上されるという作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる車両用インストルメントパネル構造の第1の実施形態を示した斜視図。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図。
【図3】本発明の第1の実施形態で示される芯材を示した断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態であるインストルメントパネルの断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図6】本発明の第4の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図7】本発明の第5の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図8】従来のインストルメントパネルの構成を示した断面図。
【符号の説明】
11…インストルメントパネル
12…芯材
13…クッション層
14…デフロスタ開口部
15…エアダクト
16,161,162,163…デフロスタグリル
17,171,172,173…薄肉ヒンジ
18…エア吹出し口
19…係止爪
20,201,202,203…エア吐出口
21…発泡層
22…表皮層
23…凹溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車体に取付け使用されるインストルメントパネル構造に係り、特にインストルメントパネルに設けられているフロントデフロスタ開口部(通気孔)の辺縁に被着されるデフロスタグリルをインストルメントパネルと一体に成形する車両用インストルメントパネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的に知られているインストルメントパネルの構造は、図8で示すように、硬質樹脂で形成されている芯材1、この芯材の表面に層成される発泡層2、この発泡層2の表面に一体形成されている表皮層3からなり、しかも所定位置にフロントデフロスタ開口部4を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体5と、このインストルメントパネル本体5における芯材1の裏面に、シール材7を介して例えば接着、溶着等による取付手段により固定されるエアダクト部材6と、上記インストルメントパネル本体5に形成されているフロントデフロスタ開口部4の開口縁に被着されるデフロスタグリル8とからなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のインストルメントパネルにあっては、そのインストルメントパネルの構成部材が、インストルメントパネル本体5の外に、エアダクト部材6及びデフロスタグリル8の各構成部材が必要となり、このため、それぞれの成形工程で樹脂成形されるインストルメントパネル本体5、エアダクト部材6及びデフロスタグリル8からなる各構成部材を予め用意しなければならない。またこれら各構成部材の樹脂成形時には、それぞれの全型を用いそれぞれの成形工程で成形しなければならないことから、それら各構成部材成形のための設備費及び生産費が嵩み経済性の点で問題が生じている。
【0004】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、フロントデフロスタを有するインストルメントパネル本体を構成する芯材を射出成形するとき、その芯材の辺縁にフロントデフロスタ開口部に対応するデフロスタグリルを薄肉ヒンジを介して一体形成して、これによりインストルメントパネルの生産性及び経済性を高めることを第1の目的としている。
【0005】
また本発明では、インストルメントパネルを構成する芯材を射出成形するとき、その芯材と一体にエアダクト部材及びデフロスタグリルを一体形成して、従来例で述べたインストルメントパネル本体、デフロスタグリル、エアダクト部材等の各構成部材の成形作業及びそれら構成部材の組立作業を省力化してインストルメントパネルの生産性及び経済性を高めることを第2の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために請求項1では、芯材及び該芯材の表面に層成される発泡層及び該発泡層の表面に層成される表皮層とからなり、かつ所定位置にフロントデフロスタ開口部を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体と、上記フロントデフロスタ開口部に通じるエアダクトと、上記フロントデフロスタ開口部の開口縁に被着されるデフロスタグリルを有するインストルメントパネルにおいて、上記芯材の射出成形時に、上記フロントデフロスタ開口部に対応位置されるデフロスタグリルを、上記芯材の一辺より薄肉ヒンジを介して一体に延設し、上記デフロスタグリルを薄肉ヒンジを境にインストルメントパネルの表側よりフロントデフロスタ開口部に被着せしめる車両用インストルメントパネル構造であることを特徴としている。
【0007】
また本発明の請求項2では、上記請求項1に加えて芯材に形成するデフロスタグリルに通じるエアダクトを、その芯材と一体に射出成形する車両用インストルメントパネル構造であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0009】
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示すものであって、11は自動車の車体に設備されるインストルメントパネルであって、このインストルメントパネル11は、射出成形手段により成形されると共にフロントデフロスタ開口部14を形成している熱可塑性樹脂製の芯材12及びこの芯材12表面の所望面に層成されるラミネートシート状のクッション層13とからなるインストルメントパネル本体と、上記芯材12に対して例えば溶着又は接着等による取付手段により上記芯材12のフロントデフロスタ開口部14に取付けられるエアダクト15と、上記デフロスタグリル開口部14の上面に被着されるデフロスタグリル16とからなっている。
【0010】
本実施形態では、上記芯材12の射出成形時において、その芯材12とデフロスタグリル16を予め一体に射出成形することを特長としているものである。つまり芯材12を射出成形するに際し、所定成形型(図示せず)を用いて図3で示す如く、フロントデフロスタ開口部14を形成した芯材12、及びこの芯材12の前縁に一体形成されている薄肉ヒンジ17を介して連設され、かつ上記フロントデフロスタ開口部14上に被せられる形状に設定されたデフロスタグリル16を一体成形したものである。さらにそのデフロスタグリル16には、上記フロントデフロスタ開口部14に対応し得るエア吹出し口18と、このデフロスタグリル16をデフロスタグリル開口部上で被着維持せしめるための係止爪19が形成されている。
【0011】
上記のエアダクト15は、上記芯材12とは別体構造の樹脂製であって、該エアダクト15にはエアの吐出口20が形成されている。そしてこのエアダクト15は、上記芯材12に形成されているデフロスタ開口部14の口縁に、例えば熱板溶着、超音波溶着、粘着テープ等による接着手段によって芯材12と一体に結合される。
【0012】
上記クッション層13は、発泡層21と、その発泡層21の表面に層成される表皮層22とからなっており、このクッション層13は、上記芯材12表面の所望面にキャビティ型等による加圧加熱力を利用して熱融着される。
【0013】
このようにして芯材12に対してエアダクト15及びクッション層13を取付けてなるインストルメントパネル11は、上記芯材12と一体のデフロスタグリル16を薄肉ヒンジ17を境として芯材12の表面側に折り曲げ、さらにそのデフロスタグリル16に形成されている係止爪19をデフロスタ開口部14の口縁に係止させることで、そのデフロスタグリル16のデフロスタ開口部14上面での被着が維持されるものである。
【0014】
このように本実施形態にあっては、インストルメントパネル11を構成するに使用される芯材12とデフロスタグリル16とが予め一体に形成されるものであることから、従来例のように、芯材12とは別のデフロスタグリル16部材を成形するための金型、及び成形工程が省け、これによってインストルメントパネルの生産性及び経済性が高められるものである。
【0015】
次に図4に示す第2の実施形態について述べると、この実施形態においては、芯材12の射出成形時にエアダクト15となる凹溝23をその芯材12と一体に射出成形すると共に、その芯材12の前縁に上記同様に薄肉ヒンジ17を介してデフロスタグリル16を芯材12と一体に成形したものである。
【0016】
従ってこの第2の実施形態によれば、芯材12とエアダクト15及びデフロスタグリル16の三者が予め一体に成形することができるので、上記第1の実施形態の作用効果に加えて、エアダクト15成形のための金型及びその成形工程を省くことができ、これによって、インストルメントパネルの生産性及び経済性が一層高められる。
【0017】
さらに、図5乃至図7に示す第3乃至第5の実施形態について説明すると、これらの実施形態においては、インストルメントパネル11のウインドウシールドガラス(図示せず)側端部が湾曲しており、かつデフロスタグリルもそれに沿って湾曲させたものである。まず図5に示す第3の実施形態について説明すると、この実施形態においては、インストルメントパネル11とデフロスタグリル161とを一体に接続するヒンジ171を直線的で幅広のものとし、それに伴いデフロスタグリル161とそれに対応する吐出口201を複数に分割したものである。また、図6に示す第4の実施例形態について説明すると、この実施形態においては、ヒンジ172を幅狭のものとし、かつデフロスタグリル162とそれに対応する吐出口202を1つにしたものである。さらにまた、図7に示す第5の実施形態について説明すると、この実施形態においては、ヒンジ173を第4の実施形態と同様に幅狭のものとしたものであるが、デフロスタグリル162とそれに対応する吐出口202は2分割したものである。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、インストルメントパネルの芯材12を射出成形するとき、その芯材12と一体にデフロスタグリル16及びエアダクト15を同時成形する構成であるから、芯材12とは別に形成したデフロスタグリル及びエアダクト15を組合せる従来のインストルメントパネルの構成に比して経済性と生産性が大幅に向上されるという作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる車両用インストルメントパネル構造の第1の実施形態を示した斜視図。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図。
【図3】本発明の第1の実施形態で示される芯材を示した断面図。
【図4】本発明の第2の実施形態であるインストルメントパネルの断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図6】本発明の第4の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図7】本発明の第5の実施形態であるインストルメントパネルの斜視図。
【図8】従来のインストルメントパネルの構成を示した断面図。
【符号の説明】
11…インストルメントパネル
12…芯材
13…クッション層
14…デフロスタ開口部
15…エアダクト
16,161,162,163…デフロスタグリル
17,171,172,173…薄肉ヒンジ
18…エア吹出し口
19…係止爪
20,201,202,203…エア吐出口
21…発泡層
22…表皮層
23…凹溝
Claims (2)
- 芯材(12)及び該芯材(12)の表面に層成される発泡層(21)及び該発泡層(21)の表面に層成される表皮層(22)とからなり、かつ所定位置にフロントデフロスタ開口部(14)を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体と、上記フロントデフロスタ開口部(14)に通じるエアダクト(15)と、上記フロントデフロスタ開口部(14)の口縁に被着されるデフロスタグリル(16)を有するインストルメントパネル(11)において、上記芯材(12)の射出成形時に、上記フロントデフロスタ開口部(14)に対応位置されるデフロスタグリル(16)を、上記芯材(12)の一辺より薄肉ヒンジ(17)を介して一体に延設し、上記デフロスタグリル(16)を薄肉ヒンジ(17)を境にインストルメントパネルの表側よりフロントデフロスタ開口部(14)に被着せしめることを特徴とする車両用インストルメントパネル構造。
- 芯材(12)及び該芯材(12)の表面に層成される発泡層(21)及び該発泡層(21)の表面に層成される表皮層(22)とからなり、かつ所定位置にフロントデフロスタ開口部(14)を穿設せしめてなるインストルメントパネル本体と、上記フロントデフロスタ開口部(14)に通じるエアダクト(15)と、上記フロントデフロスタ開口部(14)の口縁に被着されるデフロスタグリル(16)を有するインストルメントパネル(11)において、上記芯材(12)の射出成形時に、上記フロントデフロスタ開口部(14)に対応位置されるデフロスタグリル(16)を、上記芯材(12)の一辺より薄肉ヒンジ(17)を介して一体に延設すると共に、上記芯材(12)に、エアダクト(15)となる凹溝を一体成形し、上記デフロスタグリル(16)を薄肉ヒンジ(17)を境にインストルメントパネルの表側よりフロントデフロスタ開口部(14)に被着せしめることを特徴とする車両用インストルメントパネル構造。
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SE524498C2 (sv) * | 2002-09-18 | 2004-08-17 | Inter Ikea Systems Bv | Lastlist och system för att bilda lastenheter |
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1996
- 1996-12-03 JP JP32308996A patent/JP3701418B2/ja not_active Expired - Fee Related
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