JPS6342650Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6342650Y2
JPS6342650Y2 JP8944184U JP8944184U JPS6342650Y2 JP S6342650 Y2 JPS6342650 Y2 JP S6342650Y2 JP 8944184 U JP8944184 U JP 8944184U JP 8944184 U JP8944184 U JP 8944184U JP S6342650 Y2 JPS6342650 Y2 JP S6342650Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
cases
unit case
weather strip
flange
Prior art date
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JP8944184U
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English (en)
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JPS615215U (ja
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Publication of JPS615215U publication Critical patent/JPS615215U/ja
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は自動車用空気調和装置のユニツトケー
スのシール構造に係り、特に、水洩れを確実に防
止し得るようにしたユニツトケースのシール構造
に関する。
(技術の背景) 一般に、自動車用空気調和装置は第1図に示す
ように、インテークユニツト1と、クーラユニツ
ト2と、ヒータユニツト3とを有し、各ユニツト
1,2,3を構成する部品はユニツトケース4,
5,6内に収容されている。各ユニツトケース
4,5,6は接続部7,8で気密状態に接続さ
れ、内部に空気調和用エアーを流過させる通風路
Dを形成ている。この通風路Dを通るエアーを加
熱あるいは冷却等することにより、自動車の車室
内を空気調和している。
(先行技術の問題点) しかして、実開昭57−174213号公報に示される
ように、従来からユニツトケース相互の接続は、
第2図に示すように、対抗する接続フランジf,
f間に弾性シール材9を介装して行つていた。こ
れはユニツト接続部から風洩れと、水洩れ防止す
るためである。この場合において、両ユニツトケ
ースの取付け状態によつては各ユニツトケース
4,5,6の捩れや取付け誤差などにより弾性シ
ール材9が捩れて接続フランジfとの間に部分的
な間隙が生じることがある。一方、洗車時あるい
は雨天時にユニツトケース4内に水が侵入するこ
とがあるが、このユニツトケース4内に侵入した
水がフアン10の回転により飛散し、弾性シール
材9および接続フランジf間の間隙から外部に漏
洩するといつた問題点があつた。
なお、第1図中11はエバポレータ、12はヒ
ータコア、13はデフダクト、14はベントダク
ト、14はフロアダクト、16はエアーミツクス
ドア、17はベントドア、18はフロアドアであ
る。
(考案の目的) 本考案は前述した従来のものにおける欠点を除
去し、2つのユニツトケース間のシール性を向上
して水洩れを確実に防止し得るようにしたユニツ
トケースのシール構造を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) 上記目的を達成するための本考案は、内部に所
定の通風路が形成されるように弾性シール材を介
在させて、2つのユニツトケースの間を接続する
ようにしてなるユニツトケースのシール構造にお
いて、環状とされ両ユニツトケースの間を跨いで
前記両ユニツトケースの内周面に沿つて張設され
るベロー部と、このベロー部に連設され前記両ユ
ニツトケースの接続フランジ間で挟圧されて弾性
変形し得る中空ウエザストリツプと、このウエザ
ストリツプに連設されると共に、一方のユニツト
ケースのフランジに形成された環状溝に嵌合する
突部が突設され、前記フランジの周縁形状に沿つ
て変形し係合する係止部とから前記シール材を構
成したことを特徴とするユニツトケースのシール
構造である。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第3図は、本考案の実施例を示すものであり、
弾性シール材の一例としてインテークユニツト1
のユニツトケース4と、クーラユニツト2のユニ
ツトケース5との間に介在され弾性シール材20
が示されている。この弾性シール材20はゴムの
ような弾性材料により一体成形されたベロー部2
1、ウエザストリツプ22および係止部23によ
り構成されている。
前記ベロー部21は、全体として環状とされ、
両ユニツトケース4,5の間を跨ぐように両ユニ
ツトケース4,5の内周面に沿つて張設されてお
り、このベロー部21は、ユニツトケース4の端
部に形成された環状段部24の外側に接着されて
いる。なお、ユニツトケース4の底部の内周面に
は段部24側が高位となるような傾斜面25が形
成されており、ユニツトケース4内の水がベロー
部21の接着部に到達しにくくなつている。
前記ベロー部21の外側に連設されているウエ
ザストリツプ22は全体を環状とされて両ユニツ
トケース4,5間に配設されており、内部には密
閉空所26が形成されて中空とされている。この
ウエザストリツプ22は自由状態において断面楕
円状とされており、両ユニツトケース4,5間で
挟圧されると弾性変形して図示のように偏平形状
とされる。
また、ウエザストツプ22内には複数のビード
27,27……が突設され、このウエザストツプ
22の強度を向上するようになつている。
前記ウエザストリツプ22の一側に連設されて
いる係止部23は全体を環状とされ、かつ断面ほ
ぼコ字状とされて、ユニツトケース4の接続フラ
ンジfの周縁形状に沿つて変形してこの接続フラ
ンジfに係合するようになつている。この係止部
23内には断面ほぼコ字状の補強用の金属製板体
28が埋設されており、係止部23が安定的に接
続フランジfに固定されるようになつている。ま
た、この係止部23の一側には環状の突部29が
突設されており、この突部29は接続フランジf
の側面に形成されている環状の溝30に密に嵌合
している。
前述した構成によれば、まずユニツトケース4
の底部の内周面には通風方向下流側が高位となる
傾斜面25が形成されているので、ユニツトケー
ス4内に侵入した水の弾性シール材20のベロー
部21方向への移動が阻害される。ユニツトケー
ス4の端部に接着されているベロー部21が全周
にわたつて両ユニツトケース4,5間に橋架され
ているので、このベロー部21および両ユニツト
ケース4,5間から水が洩れる事態は生じない。
また、ここから万一水洩れが生じたとしても、ビ
ード27の存在により大きく弾性変形し得るウエ
ザストリツプ22がユニツトケース5の接続フラ
ンジfに大きな面積をもつて圧接し、かつ係止部
23をユニツトケース4の接続フランジfに押圧
しているので、両ユニツトケース4,5間から下
方には滴下することはない。さらに、係止部23
の突部29が接続フランジfの溝30に嵌合して
いるので、特に水洩れの生じやすい弾性シール材
20およびユニツトケース4間のシールは万全で
ある。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係るユニツトケ
ースのシール構造は、内部に所定の通風路が形成
されるように弾性シール材を介在させて、2つの
ユニツトケースの間を接続するようにしてなるユ
ニツトケースのシール構造において、環状とされ
両ユニツトケースの間を跨いで前記両ユニツトケ
ースの内周面に沿つて張設されるベロー部と、こ
のベロー部に連設され前記両ユニツトケースの接
続フランジ間で挟圧されて弾性変形し得る中空ウ
エザストリツプと、このウエザストリツプに連設
されると共に、一方のユニツトケースのフランジ
に形成された環状溝に嵌合する突部が突設され、
前記フランジの周縁形状に沿つて変形し係合する
係止部とから前記シール材を構成したので、イン
テークユニツト、クーラユニツトおよびヒータユ
ニツトのユニツトケース合わせ部からの水洩れを
確実に防止することができるという実用的な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な自動車用空気調和装置の全体
を示す断面概略図、第2図は従来のユニツトケー
スのシール構造を示す要部斜視図、第3図は本考
案に係るユニツトケースのシール構造の実施例を
示す要部断面図である。 1……インテークユニツト、2……クーラユニ
ツト、3……ヒータユニツト、4,5,6……ユ
ニツトケース、7,8……接続部、20……弾性
シール材、21……ベロー部、22……ウエザス
トリツプ、23……係止部、27……ビード、2
8……補強用板体、29……環状突部、30……
環状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に所定の通風路が形成されるように弾性
    シール材を介在させて、2つのユニツトケース
    の間を接続するようにしてなるユニツトケース
    のシール構造において、環状とされ両ユニツト
    ケースの間を跨いで前記両ユニツトケースの内
    周面に沿つて張設されるベロー部と、このベロ
    ー部に連設され前記両ユニツトケースの接続フ
    ランジ間で挟圧されて弾性変形し得る中空ウエ
    ザストリツプと、このウエザストリツプに連設
    されると共に、一方のユニツトケースのフラン
    ジに形成された環状溝に嵌合する突部が突設さ
    れ、前記フランジの周縁形状に沿つて変形し係
    合する係止部とから前記シール材を構成したこ
    とを特徴とするユニツトケースのシール構造。 (2) 前記ウエザストリツプの内周面には補強用ビ
    ードが突設されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のユニツトケースのシール構造。 (3) 前記係止部内には補強用板体が埋設されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載のユニツトケースのシール構造。
JP8944184U 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトケ−スのシ−ル構造 Granted JPS615215U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8944184U JPS615215U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトケ−スのシ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8944184U JPS615215U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトケ−スのシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS615215U JPS615215U (ja) 1986-01-13
JPS6342650Y2 true JPS6342650Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30643519

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JP8944184U Granted JPS615215U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトケ−スのシ−ル構造

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JPS615215U (ja) 1986-01-13

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