JPH0318269Y2 - - Google Patents

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JPH0318269Y2
JPH0318269Y2 JP1983037273U JP3727383U JPH0318269Y2 JP H0318269 Y2 JPH0318269 Y2 JP H0318269Y2 JP 1983037273 U JP1983037273 U JP 1983037273U JP 3727383 U JP3727383 U JP 3727383U JP H0318269 Y2 JPH0318269 Y2 JP H0318269Y2
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JP
Japan
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windshield
panel
edge
instrument panel
joint
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JP1983037273U
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English (en)
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JPS59142147U (ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のインストルメントパネルま
わりのシール構造に関するものである。
フロントガラスの下縁を取付ける車体部材は、
フロントパネルとフロントバルクヘツドとの結合
フランジに近接しており、またその近傍にインス
トルメントパネルの前縁が位置するようになつて
いる。
そこでフロントガラスの取付けを容易にしまた
走行中の風もれや風切音、エンジン音などの浸入
を防ぐために、たとえば実公昭57−28660号公報
に示すような構造のものが案出されているが、一
般には第3図(第1図、第2図とともに)に示す
従来例のようになつている。
すなわちフロントパネル1のフランジとフロン
トバルクヘツド2のフランジとを溶接して結合部
3を形成し、結合部3にウエザストリツプ4を嵌
装してこれにフロントガラス5を取付けるように
なつている。
フロントパネル1の前端にはダクトパネル7が
結合してあり、ダクトパネル7とフロントパネル
1とフロントバルクヘツド2とでダクト室8を形
成し、車室への空調空気はフロントパネル1の上
面に設けた通気孔1aからダクト室8に入り車室
内へ流れるようになつている。ダクトパネル7と
その下方に連続するトーボード9の前方はエンジ
ン室10になつていて開閉自由のフード12で覆
われ、その内部にエンジン13が設置されてい
る。
そしてフロントバルクヘツド2のフランジの後
方の肩部2aすなわち結合部3の後方位置にシー
ルラバー15を接着し、シールラバー15にイン
ストルメントパネル16の前縁16aを当接させ
るようになつている。
この構造においてフロントガラス5はウエザス
トリツプ4を介して両フランジからなる結合部3
に取付けてあるが、フランジの合せ部を通して風
もれがありまた風切音、エンジン音が車室内に浸
入するという不具合がある。また結合部3は両フ
ランジをスポツト溶接したものであるため、歪が
出やすくフロントガラス5の取付けが不安定にな
りやすい。さらに車室内からインストルメントパ
ネル16の前部方向にウエザストリツプ4が見え
るので車室美観を損なうという不具合がある。
本考案はこれらの不具合を解消するために案出
したものであつて、その構造を第4図に示す実施
例によつて説明すると次のようになつている。
フロントパネル18にはフロントガラス5を取
付けるための凹縁18aを、このフロントパネル
18を凹陥して設けてあり、その後部にフランジ
を設けてフロントバルクヘツド20のフランジと
溶接して結合部21を形成するようになつてい
る。
フロントガラス5は接着によりフロントパネル
18に取付けるようになつており、フロントガラ
ス5の内縁にダムラバー23を接着しておき、凹
縁18aとフロントガラス5との間に接着剤24
を塗布しダムラバー23で接着剤24の流出を阻
止して接着作業を行う。なおフロントガラス5の
外周と凹縁18aの肩部との隙間にモール25を
挿入し接着剤24により固定するようになつてい
る。
フロントパネル18とフロントバルクヘツド2
0との結合部21には断面二又状のシール部材2
7を車幅方向に亘つて被着し、シール部材27に
おいて後方へ突出形成してあるリツプ27aにイ
ンストルメントパネル28の前縁28aを当接さ
せるようになつている。
本考案は前記のようにフロントガラス5の取付
部分と、フロントパネル18とフロントバルクヘ
ツド20との結合部21とを分離形成してある点
に特長があり、次のような作用効果を奏する。す
なわち走行中に発生する風もれや風切音、エンジ
ン音はダクト室側から結合部21に達するが、結
合部21を隙間なく覆つているシール部材27に
よつて車室内への浸入が阻止され、乗員に不快感
を与えることがない。
またフロントパネル18の凹縁18aは溶接に
よる結合部21とは異なり歪が出ていないから、
接着剤24の塗布面が平坦であり接着作業が安定
して行われる。さらに車室内からインストルメン
トパネル28の前部方向にフロントガラス5の接
着取付部分が隠れて見えないから、車室美観がす
つきりして向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントガラスおよびインストルメン
トパネル取付部まわりの構造を示す説明図、第2
図は第1図を車室側から見た斜視図、第3図は従
来例の取付部まわりの構造を示す第1図A部の拡
大説明図、第4図は本考案の実施例による取付部
まわりの構造を示す第1図A部の拡大説明図であ
る。 5……フロントガラス、18……フロントパネ
ル、18a……凹縁、20……フロントバルクヘ
ツド、21……結合部、24……接着剤、27…
…シール部材、27a……リツプ、28……イン
ストルメントパネル、28a……前縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントガラスの下方に位置するフロントパネ
    ルに該フロントパネルを凹陥してフロントガラス
    取付けの凹縁を設けるとともに、前記凹縁の後部
    にフロントバルクヘツドと結合するフランジを設
    けて、フロントガラス取付部分と、前記フロント
    パネルとフロントバルクヘツドとの結合部とを分
    離配置し、前記凹縁にフロントガラスを接着剤に
    より取付けるとともに、前記結合部に断面二又状
    のシール部材を車幅方向に亘つて被着し、該シー
    ル部材に設けたリツプにインストルメントパネル
    の前縁を当接させたことを特徴とするインストル
    メントパネルまわりのシール構造。
JP3727383U 1983-03-15 1983-03-15 インストルメントパネルまわりのシ−ル構造 Granted JPS59142147U (ja)

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JP3727383U JPS59142147U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 インストルメントパネルまわりのシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS59142147U JPS59142147U (ja) 1984-09-22
JPH0318269Y2 true JPH0318269Y2 (ja) 1991-04-17

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ID=30167956

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JP3727383U Granted JPS59142147U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 インストルメントパネルまわりのシ−ル構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332424Y2 (ja) * 1984-11-07 1991-07-10
KR19980038172A (ko) * 1996-11-25 1998-08-05 김영귀 자동차의 인스트루먼트 패널 이음 방지구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728660U (ja) * 1980-07-24 1982-02-15

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JPS5728660U (ja) * 1980-07-24 1982-02-15

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JPS59142147U (ja) 1984-09-22

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