JPH046379Y2 - - Google Patents

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JPH046379Y2
JPH046379Y2 JP1985102510U JP10251085U JPH046379Y2 JP H046379 Y2 JPH046379 Y2 JP H046379Y2 JP 1985102510 U JP1985102510 U JP 1985102510U JP 10251085 U JP10251085 U JP 10251085U JP H046379 Y2 JPH046379 Y2 JP H046379Y2
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JP
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cowl top
hood
vehicle
seal
hood seal
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JP1985102510U
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JPS6211051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はカウルトツプの上部空間とエンジンル
ームとを隔離するフードシールの取付構造に関す
る。
[従来の技術] カウルトツプから外気を導入するタイプの自動
車では、カウルトツプの上部空間とエンジンルー
ムとを隔離するフードシールが配設されている。
このフードシールはエンジンルーム内の熱気が
フードとカウルトツプとの間隙からカウルトツプ
上部の外気導入口を通つて車室内へ導入されるの
を防止するとともに、雨水等がフードとカウルト
ツプとの間隙からエンジンルーム内へ浸入するの
を防止するようになつている。
ところで、カウルトツプの上部空間とエンジン
ルームとを隔離するには、カウルトツプとフード
との間隙を塞ぐのが効果的である。このため従来
では、第2図に示されるようにフードシール10
をカウルトツプ12の上面とフード14の後部側
下面との間に配設して、両者間の間隙をフードシ
ール10で塞ぐようになつていた。
ところが、上記構造では、フードシール10は
取付位置がカウルトツプ12とフード14との重
合部分に限定されるので、フード14の後部側下
面の形状が制約されてしまうという問題があつ
た。また、これに伴なつて、フード14の後端部
位置も限定されるので、フード14後部廻りの意
匠の自由度が制約されるという問題があつた。
なお、フードシールの構造としては実開昭59−
89775号に示される技術がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、フードシールの取
付位置の範囲を拡大することができる車両用フー
ドシールの取付構造を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る車両用フードシールの取付構造で
は、カウルトツプの前端位置よりも車両前方に延
びたカウルトツプベンチレータルーバの延長部の
前端部にフードシールが取り付けられている。
[作用] 上記構造の車両用フードシールの取付構造で
は、フードシールはカウルトツプベンチレータル
ーバを介してカウルトツプとフードとの間隙を塞
ぐので、取付位置がカウルトツプとフードとの重
合部に限定されることはない。また、カウルトツ
プベンチレータルーバにカウルトツプの前端位置
よりも車両前方に延びた延長部を形成して、フー
ドシールをこの延長部の前端部に位置することに
よつて、フードの後端部を車両前方側へ移動する
ことができる。その結果、フードの後端部とウイ
ンドシールドガラスの車両前方側端部との間隔が
広がり、空気取り入れ口を拡大することができ
る。
[実施例] 第1図は、本考案に係る車両用フードシールの
取付構造の実施例が示されている。
第1図では、矢印A方向が車両前方側を指してい
て、カウルトツプ廻りの構造が示されている。
カウルトツプ18は、カウルトツプインナパネ
ル20とカウルトツプアウタパネル22との接合
により形成されていて、エンジンルーム24の車
両後方側の上部隔壁を形成している。このカウル
トツプアウタパネル22の上面には、外気導入口
25が形成されており、外気をカウルトツプ18
の上方からカウルトツプ18内へ案内するように
なつている。カウルトツプ18内へ導入された外
気は、図示しない通路を通つて車室内へ導入され
るようになつている。
このカウルトツプ18の下方には、ダツシユパ
ネル26の上端部がカウルトツプインナパネル2
0に固着されており、エンジンルーム24の車両
後方側の下部隔壁を形成している。また、このカ
ウルトツプ18の上方には、フード28と、フロ
ントウインドシールドガラス30と、カウルトツ
プベンチレータルーバ31とが配置されている。
フード28はフードインナパネル32とフード
アウタパネル34とから構成されていて、エンジ
ンルーム24の車両上方側の隔壁を形成してい
る。このフード28の車両後方側端部はカウルト
ツプ18の車両前方側を覆つている。フードイン
ナパネル32は第1図に示されるように階段状に
屈曲されていて、フードアウタパネル34の車両
後方側端部と接合されて閉断面を形成してフード
28の後端部の剛性を向上している。
フロントウインドシールドガラス30は車両前
方側端部がウエザーストリツプ38を介してカウ
ルトツプ18の車両後方側端部と重なり合つてい
る。
カウルトツプベンチレータルーバ31はスクリ
ユウグロメツト40及びタツピングスクリユウ4
2を介してカウルトツプアウタパネル22の上面
に固着されていて、カウルトツプ18を覆つてい
る。また、カウルトツプベンチレータルーバ31
の車両後方側端部は、フロントウインドシールド
ガラス30の車両前方側端部を覆つている。この
カウルトツプベンチレータルーバ31の車両前後
方向中間部には、カウルトツプ18の上記外気導
入口25と対応する位置に通気孔43が形成され
ており、外気をカウルトツプベンチレータルーバ
31の上方から外気導入口25へ案内するように
なつている。
また、このカウルトツプベンチレータルーバ3
1の車両前方側端部は、カウルトツプ18の前端
位置よりも車両前方に延びた延長部とされてお
り、この延長部の前端部に、フードシール44が
取付けられている。このため、フードシール44
はカウルトツプ18の位置よりも車両前方側に配
置されている。
フードシール44は基部46が図示しないクリ
ツプでカウルトツプベンチレータルーバ31の前
端部に固着されていて、リツプ部48がフードイ
ンナパネル32に形成された当接部36に密接さ
れており。カウルトツプベンチレータルーバ31
を介してエンジンルーム24とカウルトツプ18
の上方側の空間と隔離している。
このように本実施例では、フードシール44は
カウルトツプベンチレータルーバ31に取り付け
られるので、従来のようにフードシール44の取
付位置がカウルトツプ18とフード28との重合
部分だけに限定されることがなく、フードシール
44の取付位置の範囲が拡大される。これによつ
てフードシール44の取付位置をカウルトツプ1
8の位置よりも車両前方側に設定することができ
るので、フード28の車両後方側端部位置をカウ
ルトツプ18の前面部の位置付近に設定すること
ができ、フード後端部廻りの意匠の自由度が向上
される。また、これに伴なつて、カウルトツプベ
ンチレータルーバ31の上方側の空間が大きく開
孔されるので、より多くの外気をカウルトツプ1
8内に導入することができる。これによつて、よ
り多くの外気を車室内に導入することができるの
で、車室内の換気性能が向上される。
さらに、フード14の取付位置の範囲が拡大さ
れることから、フードインナパネル32の形状を
フード14の取付位置に対応して変えることがで
きるので、設計の自由度が向上される。これによ
つて、フードインナパネル32の形状を滑らかに
通すことができるので、フード28の後端部の剛
性が向上される。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る車両用フード
シールの取付構造では、カウルトツプの前端位置
よりも車両前方に延びたカウルトツプベンチレー
タルーバの延長部の前端部にフードシールが取り
付けられているので、フードシールの取付位置の
範囲を拡大することができると共に、フードの後
端部を車両前方側へ移動することができるので、
フードの後端部とウインドシールドガラスの車両
前方側端部との間隔が広がり、空気取り入れ口を
拡大することができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用フードシールの取
付構造の実施例が適用された自動車のカウルトツ
プ廻りの構造を示す説明図、第2図は従来のフー
ドシールの取付構造を示すカウルトツプ廻りの説
明図である。 18……カウルトツプ、24……エンジンルー
ム、31……カウルトツプベンチレータルーバ、
44……フードシール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウルトツプの上部空間とエンジンルームとを
    隔離するフードシールの取付構造であつて、前記
    カウルトツプの前端位置よりも車両前方に延びた
    カウルトツプベンチレータルーバの延長部の前端
    部にフードシールが取り付けられていることを特
    徴とする車両用フードシールの取付構造。
JP1985102510U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH046379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985102510U JPH046379Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985102510U JPH046379Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6211051U JPS6211051U (ja) 1987-01-23
JPH046379Y2 true JPH046379Y2 (ja) 1992-02-21

Family

ID=30974221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985102510U Expired JPH046379Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP (1) JPH046379Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56147181U (ja) * 1980-04-07 1981-11-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6211051U (ja) 1987-01-23

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