JPS6140585Y2 - - Google Patents

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JPS6140585Y2
JPS6140585Y2 JP7759981U JP7759981U JPS6140585Y2 JP S6140585 Y2 JPS6140585 Y2 JP S6140585Y2 JP 7759981 U JP7759981 U JP 7759981U JP 7759981 U JP7759981 U JP 7759981U JP S6140585 Y2 JPS6140585 Y2 JP S6140585Y2
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JP
Japan
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case
halves
connection structure
holes
case halves
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JP7759981U
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JPS57189914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一対のケース本体を接続してケース
を形成するケースの接続構造に関する。
自動車空気調和装置のインテークユニツト、ク
ーラユニツトおよびヒータユニツトはいずれもア
ツパケース半体およびロワケース半体を接続して
1つのケースを形成している。
第1図はクーラユニツト1を示すものであり、
このクーラユニツト1の樹脂製のケース2はアツ
パケース半体3およびロワケース半体4を接続し
て形成されている。この両ケース本体3,4の接
続は、従来、第2図に詳示するように、両ケース
本体3,4の接合部の外側に沿つて形成された帯
状突部5,6の数個所に上下に離間した凹部7,
8を形成し、これらの凹部7,8を利用してC字
形の金属製のクリツプ9により両帯状突部5,6
を挟持して行なつていた。
しかしながら、このような従来のものは、金属
製のクリツプ9を用いるためコスト高になつてい
た。
また、従来、第3図に示すように、アツパケー
ス半体3に形成された突部10をロワケース半体
4に形成された開口11内へ樹脂の可撓性を利用
して嵌合するものがあつた。
ところで、この従来のものは、両ケース半体
3,4が同一面内にあつては嵌合ができなくなる
のでロワケース半体4に屈曲部12を設けて位置
をずらしているが、この屈曲部には強度的に弱い
ため屈曲部12が突部10の開口11に対する嵌
合の際に撓んで折れるおそれがあつた。また、両
ケース半体3,4の接続時、複数の突部10を同
時にそれぞれ開口11に嵌合させなければならな
いため作業性が悪かつた。
本考案は、このような従来のものにおける欠点
を除去し、作業性が良く、しかも安価なケースの
接続構造を提供することを目的としてなされたも
ので、両ケース半体に同軸的な貫通孔を形成し、
一方のケース半体に可撓性の条体を介して一体的
に取付けられている止めピンを両貫通孔に挿通し
両ケース半体を接続するようにしたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第4図Aは、本考案の一例としてのクーラユニ
ツトのケースのアツパケース半体3およびロワケ
ース半体4の接続前の状態を示すものであり、樹
脂製のアツパケース半体3およびロワケース半体
4の接合部の外側には同形の帯状突部5,6が形
成されている。これらの帯状突部5,6には両ケ
ース半体3,4の周方向に間隔をおいて複数の上
下方向の貫通孔13,14が穿設されており、こ
れらの貫通孔13,14は両半体3,4を接合し
たときに同軸的になるように配置されている。な
お、本実施例において両貫通孔13,14は正方
形であるが、もちろん円形であつても良い。
前記貫通孔14の近傍のロワケース半体4の帯
状突部6の外側には薄い帯状の可撓性の条体15
が突設されており、この条体15の先端には止め
ピン16が突設されている。これらの条体15お
よび止めピン16はいずれも樹脂製であり、ロワ
ケース半体4の成形の際に同時に成形される。前
記止めピン16の基部17は前記貫通孔13,1
4より太く形成されており、貫通孔13,14内
に進入し得ないようになつている。前記基部17
からは軸部18が延在しており、この軸部18は
前記貫通孔13,14内に比較的密に嵌合し得る
太さを有している。この軸部18の先端部には両
側にテーパ状に拡開する矢状のストツパ19が形
成されており、このストツパ19の内部の軸部1
8には先端からのスリツト20が穿設され、スト
ツパ19が内側に撓み得るようになつている。そ
して、ストツパ19のない部分の軸部18の長さ
は、前記両貫通孔13,14の合計長さにほぼ等
しい。
なお、前記両ケース半体3,4には相互に嵌合
する位置決め用の凹部21および凸部22で形成
されている。また、前記条体15は紐状であつて
も良いし、さらに条体15および止めピン16は
アツパケース本体3と一体的であつても良い。
前述した構成によれば、両ケース半体3,4
を、位置決め用の凹部21および凸部を嵌合して
接合し、止めピン16を両ケース半体3,4の帯
状突部5,6の貫通孔13,14へ挿入する。す
ると、止めピン16の先端部のストツパ19が貫
通孔14の縁に引掛つて抜け止めとなり、両ケー
ス半体3,4は安定的に接続される。なお、両ケ
ース半体3,4の貫通孔13,14は両半体3,
4の周方向に数個所設けられているので、順番に
1つずつ止めピン16により固定していけば良
い。また、止めピン16は条体15によりロワケ
ース半体4に取付けられているので、粉失するお
それがなく従来のクリツプのように部品管理が省
略できる。
以上説明したように、本考案に係るケースの接
続構造は、両ケース半体に同軸的な貫通孔を形成
し、一方のケース本体に可撓性の条体を介して一
体的に取付けられている止めピンを両貫通孔に挿
通して両ケース半体を接続するようにしたので、
作業性が良く、安価に製造でき、しかも部品管理
も必要としないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なクーラユニツトの斜視図、第
2図および第3図はそれぞれ従来のケースの接続
構造の縦断面図、第4図Aは本考案に係るケース
の接続構造の実施例を示す側面図、第4図Bは第
4Aのロワケース半体の平面図、第5図は第4図
Aの接続状態を示す縦断面図である。 2……ケース、3……アツパケース半体、4…
…ロワケース半体、5,6……帯状突部、13,
14……貫通孔、15……条体、16……止めピ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対のケース半体を接続してケースを形成す
    るケースの接続構造において、両ケース半体に
    同軸的な貫通孔を形成し、前記の一方のケース
    半体に可撓性の条件を介して一体的に取付けら
    れている止めピンを前記の両貫通孔に挿通し両
    ケース半体を接続するようにしたことを特徴と
    するケースの接続構造。 (2) 前記止めピンの先端部にはストツパが形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ケースの接続構造。 (3) 前記両ケース半体、条件および止めピンを樹
    脂製とした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のケースの接続構造。
JP7759981U 1981-05-29 1981-05-29 Expired JPS6140585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7759981U JPS6140585Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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JP7759981U JPS6140585Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189914U JPS57189914U (ja) 1982-12-02
JPS6140585Y2 true JPS6140585Y2 (ja) 1986-11-19

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ID=29873250

Family Applications (1)

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JP7759981U Expired JPS6140585Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110116U (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 松下電器産業株式会社 自動車用空気調和機のユニツトケ−ス
JP2677111B2 (ja) * 1992-03-12 1997-11-17 株式会社豊田自動織機製作所 自動車用空調装置の配設構造

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Publication number Publication date
JPS57189914U (ja) 1982-12-02

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