JPS6110058Y2 - - Google Patents

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JPS6110058Y2
JPS6110058Y2 JP1977100085U JP10008577U JPS6110058Y2 JP S6110058 Y2 JPS6110058 Y2 JP S6110058Y2 JP 1977100085 U JP1977100085 U JP 1977100085U JP 10008577 U JP10008577 U JP 10008577U JP S6110058 Y2 JPS6110058 Y2 JP S6110058Y2
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JP
Japan
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shaft
valve plate
duct
valve
insertion groove
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JP1977100085U
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JPS5428130U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バルブのシヤフトへの取付構造に関
するものである。特にダクト内に予め回動自在に
設置されているシヤフトにバルブを簡単に取付け
るための構造に関するものである。
従来、カーヒーター用ダクト、カークーラー用
ダクト等のダクトに使用される蝶型バルブをダク
ト内に取付けるには、シヤフトにバルブ板を取付
けた後では該シヤフトをダクト壁に挿通すること
ができないので、予めシヤフトを回動自在にダク
ト壁に挿通させてから該シヤフトへバルブ板を取
付ける必要がある。そのため、従来は第1図に示
すように、ダクト1のシヤフト挿通孔2に回動自
在に挿通されたシヤフト3に設けられた穴4とバ
ルブ5に設けられた穴6とを重ねてビス7を挿入
しビス止めする構造が採られている。しかしなが
ら、このような取付構造は、部品点数が多くコス
ト高となるし、また組立に際しては工具を必要と
するばさりでなく、狭いダクト内でのこのような
煩雑な作業は作業性が悪くかつ組立製品にバラツ
キを起こすので歩留りの低下をきたしている。
また、バルブ板5をシヤフト3にビス止めした
従来のバルブ付ダクトにあつては、バルブ板5を
シヤフト3の穴4に合せて保持することとビス7
をねじ込むこととを同じ開口部を使つて行なわな
ければならないことから、極めてバルブ取付作業
が困難である。ところが、この種のダクトは、通
常、その一端がカークーラ、カーヒータ等の熱交
換器あるいはその他の被取付物品に取付けられて
自動車用空気調和装置に組込まれるため、自動車
用空気調和装置の組立と同時にバルブを組み付け
ようとしても、ダクトの一端しか開口されていな
いことが多い。そこで、従来は、自動車用空気調
和装置を組立てる一連のライン作業において自動
車用空気調和装置に取付けられたダクトにバルブ
板を取付けることは極めて困難であることから、
自動車用空気調和装置の組立てとは別個にあらか
じめバルブをダクトに取付けておき、バルブ付ダ
クトとして自動車用空気調和装置に組み込むほか
なかつた。しかし、あらかじめ別工程でバルブを
ダクトに取付けなければならないという作業工程
上の制約は、作業に従事する人間を多く要しコス
ト高を招く。
一方、シヤフト自体に突起部またはその他の取
付部材を予め取付けるかあるいは形成させておけ
ば、該シヤフトをダクトの壁に挿通する際に、こ
れらの部材も同時に通過する程の穴を穿設してお
く必要がある。このため、空気、水、その他の液
体等のごとき流体の通過する前記ダクトにあつて
はそのままでは流体漏れを生じるのでシール部材
を必要とするばかりでなく、前記シヤフトを支承
する軸受けをも別途設けておく必要があり、組付
け工程が煩雑になる。
本考案は、前記のごとき従来の取付構造の欠点
を改善するためになされたもので、シヤフトの固
定用突起と、該突起を通過する直線上の位置に該
直線の両側より先端部がやや内側に向つて突出す
る可撓性のシヤフト挟持部材とを備えた合成樹脂
製バルブ板の前記固定用突起を、ダクトの壁にそ
の軸線に対して垂直方向かつ回動自在に予め挿通
されている直円柱状のシヤフトに設けられたバル
ブ板固定用穴に嵌挿し、かつ該バルブ板のシヤフ
ト挟持部材により該シヤフトを挟持することを特
徴とする自動車用空気調和装置におけるバルブの
ダクト内シヤフトへの取付構造である。
つぎに、図面を参照しながら、本考案の実施例
を説明する。すなわち、第2〜4図に示すよう
に、ダクト11のシヤフト挿通孔12に、バルブ
板固定用穴14を有するシヤフト13を回動自在
に挿通させる。一方、バルブ板の中央部に一直線
にシヤフト挿入溝16を設け、該バルブ板15の
中心部付近において該挿入溝16の底部より突出
するシヤフト固定用突起17を設け、かつ該突起
17を中心とする直線上に該突起17を挾む両側
の位置、すなわち、第2〜3図においてはシヤフ
ト挿入溝16の両端付近に該挿入溝16の両岸よ
り先端がやや内側に向つて突出する可撓性のシヤ
フト挟持部材18,18を設ける。これらバルブ
板15、シヤフト固定用突起17及びシヤフト挟
持部材18,18は合成樹脂で一体成形されてい
る。しかして、このシヤフト挟持部材18,18
は、第3〜4図に示すように、その先端部の間隔
がシヤフト挿入溝16の幅、換言すれば挿入され
るべきシヤフト13の直径よりも狭くなつてお
り、バルブ板を押圧するだけで材料のもつ可撓性
により拡張しシヤフトを前記挿入溝16に挿入挟
持するようになつている。
組立方法は、前記のようにダクト11に回動自
在に挿通されているシヤフト13のバルブ板固定
用穴14にバルブ板15のシヤフト固定用突起1
7を合せて嵌挿させることによりシヤフト13は
前記挿入溝16に嵌まり、挟持部材18,18の
先端部の挟持力により強力に保持される。
第5図は、本考案の他の実施例を示すものであ
つて、シヤフト挟持部材28,28はシヤフト挿
入溝の両端部付近ではなく、両端部より内側に設
けた場合である。同図において、21はダクト、
22はダクト21に設けられたシヤフト挿通孔、
23はシヤフト、25はバルブ板、27はシヤフ
ト固定用突起、28は挟持部材である。
第6〜7図は、本考案のさらに他の実施例を示
すものであつて、シヤフト挿入溝36は方形のバ
ルブ板35の端縁部に設けられ、その中間付近に
は該挿入溝36の底部より突出するシヤフト固定
用突起37が設けられ、該挿入溝36の両端付近
に該挿入溝36の両岸より先端がやや内側に向つ
て突出する可撓性のシヤフト挟持部材38,38
が設けられる。しかして、ダクト31に回動自在
に挿通されているシヤフト33のバルブ板固定用
穴に、バルブ板35のシヤフト固定用突起37を
合せて嵌挿させることによりシヤフト33は溝3
6に嵌まり、挟持部材38,38の先端部の挟持
力により強力に保持される。
第8図は、本考案の別の実施例を示すものであ
つて、シヤフト挿入溝を設けない例である。すな
わち、ダクト41に回動自在に挿通されたシヤフ
ト43に取付けられるバルブ板45にはシヤフト
挿入溝は設けられず、中心部付近にシヤフト固定
用突起47が設けられ、また該突起47を中心と
する直線上に該突起47を挾む両側の位置に、該
直線の両側より先端がやや内側に向つて突出する
可撓性のシヤフト挟持部材48,48が設けられ
ている。この場合も、前記シヤフト43のバルブ
板固定用穴に、バルブ板45のシヤフト固定用突
起47を合せて嵌挿させることによりシヤフト4
3は前記挟持部材48,48の先端部の挟持力に
より強力に保持される。
第9〜10図は、本考案のさらに別の実施例を
示すものであつて、シヤフト挿入溝56は方形の
バルブ板55の端縁部よりやや内側に設けられ、
その両端部付近には該挿入溝56の底部より突出
するシヤフト固定用突起57,57がそれぞれ設
けられ、該挿入溝56の中央部には該挿入溝56
の両岸より先端がやや内側に向つて突出する可撓
性のシヤフト挟持部材58が設けられる。しかし
て、ダクト51に回動自在に挿通されているシヤ
フト53のダクト固定用穴に、バルブ板55のシ
ヤフト固定用突起57,57を合せて嵌挿させる
ことによりシヤフト53は溝56に嵌まり、挟持
部材58の先端部の挟持力により強力に保持され
る。
第11図は、本考案のさらに別の実施例を示す
ものであつて、第9図におけるシヤフト挟持部材
を中間で区切つて2個設けた場合である。すなわ
ち、シヤフト挿入溝66は方形バルブ板65の端
縁部よりやや内側に設けられ、その両端部付近に
は該挿入溝66の底部より突出するシヤフト固定
用突起67,67がそれぞれ設けられ、該挿入溝
66の中央部には該挿入溝66の両岸より先端が
やや内側に向つて突出する可撓性のシヤフト挟持
部材68,68がそれぞれ設けられる。このよう
な構造のバルブ板65は、第10図の場合と同様
に取付けられて使用される。
本考案による自動車用空気調和装置におけるバ
ルブのダクト内シヤフトへの取付構造は、シヤフ
トの固定用突起と、該突起を通過する直線上の位
置に該直線の両側より先端部がやや内側に向つて
突出する可撓性のシヤフト挟持部材とを備えた合
成樹脂製バルブ板の前記固定用突起を、ダクトの
壁にその軸線に対して垂直方向かつ回動自在に予
め挿通されている直円柱状のシヤフトに設けられ
たバルブ板固定用穴に嵌挿し、かつ該バルブ板の
シヤフト挟持部材により該シヤフトを挟持してな
るものであるから、カーヒーター用、カークーラ
ー用等の流体流通用ダクトの壁に穿設されている
穴にシヤフトは少なくとも1個の穴を有し、かつ
単に回動自在に挿通するだけで充分であるから、
該穴における流体漏れは実質的になく、かつ特に
シールや軸受けの取付け等の必要はない。
また、バルブは前記のごとき構成を有して合成
樹脂で一体形成しているから、シヤフトのバルブ
板固定用穴とバルブの突起とを合わせて該突起を
前記固定用穴に嵌挿しながら押圧するだけで、該
バルブ板の挟持部材の先端が前記シヤフトにより
押開かれながら該シヤフトを通過し、通過後は挟
持部材の先端形状は元に復するので、バルブ板は
挟持部材の挟持力によりシヤフトに強力に保持さ
れる。さらに該バルブは射出一体成形が可能であ
り、製作が容易で、部品点数が少なくコストが安
価である。また、前記シヤフト固定用突起と挟持
部材のためにバルブ板がシヤフトから抜けたり、
あるいは挿入溝内で空転することはまつたくな
い。したがつて、なんら特別に組立工具を必要と
せず、狭いダクト内で単に押圧するだけでワンタ
ツチで組立てることができて作業性が極めて良好
である。このため組立てのバラツキがなく歩留り
が極めて良好であり、コストダウンとなる。
その上、本取付け構造を有するダクトは、あら
かじめバルブをダクトに取付けておく必要がな
く、まず、バルブ末装着のダクトをカークーラ
ー、カーヒーター等の熱交換器あるいはその他の
被取付物品に連結した後、開口されている一端か
ら手さぐりの盲作業でバルブを装着することが出
来るので一連のライン作業で取付けることが可能
となり作業性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバルブの組立構造を示す断面
図、第2図は本考案によるバルブの組立構造の一
実施例を示す側面図、第3図はバルブ板の斜視
図、第4図は第2図の−線における断面図、
第5図は本考案の他の実施例を示す側面図、第6
図は本考案のさらに他の実施例に使用されるバル
ブ板の斜視図、第7図は本考案のさらに他の実施
例を示す断面図、第8図は本考案の別の実施例を
示す断面図、第9図は本考案のさらに別の実施例
に使用されるバルブ板の斜視図、第10図は本考
案のさらに別の実施例を示す断面図であり、また
第11図は本考案のさらに他の実施例をに使用さ
れるバルブ板の斜視図である。 11,21,31,41,51……ダクト、1
2,22……シヤフト挿通孔、13,23,3
3,43,53……シヤフト、14……バルブ板
固定用穴、15,25,35,45,55,65
……バルブ板、16,26,36……シヤフト挿
入溝、17,27,37,47,57,67……
シヤフト固定用突起、18,28,38,48,
58,68……シヤフト挟持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフト固定用突起と、該突起を通過する直線
    上の位置に該直線の両側より先端部がやや内側に
    向つて突出する可撓性のシヤフト挟持部材とを備
    えた合成樹脂製バルブ板の前記固定用突起を、ダ
    クトの壁にその軸線に対して垂直方向かつ回動自
    在に予め挿通されている直円柱状のシヤフトに設
    けられたバルブ板固定用穴に嵌挿し、かつ該バル
    ブ板のシヤフト挟持部材により該シヤフトを挟持
    することを特徴とする自動車用空気調和装置にお
    けるバルブのダクト内シヤフトへの取付構造。
JP1977100085U 1977-07-28 1977-07-28 Expired JPS6110058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977100085U JPS6110058Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977100085U JPS6110058Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28

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Publication Number Publication Date
JPS5428130U JPS5428130U (ja) 1979-02-23
JPS6110058Y2 true JPS6110058Y2 (ja) 1986-04-01

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ID=29037437

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JP1977100085U Expired JPS6110058Y2 (ja) 1977-07-28 1977-07-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542743Y2 (ja) * 1990-05-25 1997-07-30 エヌオーケー株式会社 バタフライバルブ
JP5256135B2 (ja) * 2009-07-08 2013-08-07 株式会社Roki 吸気装置用バルブの構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5410593Y2 (ja) * 1975-12-23 1979-05-16

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JPS5428130U (ja) 1979-02-23

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