JPH0114827Y2 - - Google Patents

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JPH0114827Y2
JPH0114827Y2 JP12311285U JP12311285U JPH0114827Y2 JP H0114827 Y2 JPH0114827 Y2 JP H0114827Y2 JP 12311285 U JP12311285 U JP 12311285U JP 12311285 U JP12311285 U JP 12311285U JP H0114827 Y2 JPH0114827 Y2 JP H0114827Y2
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JP
Japan
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bell mouth
mounting
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engaging claw
body casing
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JP12311285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機のベルマウス取付構造に
関するものである。
(従来の技術) 空気調和機の室外ユニツトの従来例としては、
例えば実開昭58−159463号公報に記載された装置
を挙げることができる。この室外ユニツトを第8
図に示すが、これは、本体ケーシング51内に対
空気用の熱交換器52と、この熱交換器52に空
気を流通させるためのフアン53とを有するもの
であつて、フアン53の周囲には、送風状態を改
善するためにベルマウス54が配置されている。
なお55は圧縮機、56は電装品箱、57は隔壁
をそれぞれ示している。
ところで上記のような室外ユニツトにおいて
は、機内静圧の異なる機種に対しては、機内静圧
に対応した寸法のベルマウス54を使用する必要
がある。そのため従来は、機種に対応した複数種
類のベルマウス54を準備していた訳であるが、
近年上記ベルマウス54はケーシング51の一部
を含んだ比較的大形の樹脂成形部品として製作さ
れる傾向があり、このように部品が大形化する結
果、複数種類のベルマウス54を準備するのに多
大の費用を要するという不具合が生じている。
そこで標準的なベルマウスを予め取付けてお
き、機内静圧の異なる機種に対しては、上記ベル
マウスの背部にさらに他のベルマウスを追加する
ようにして、ベルマウスを小形化し、コストダウ
ンを図ることが考えられる訳である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記のように、予め取付けてある第1
ベルマウスの背部に第2ベルマウスを追加するよ
うな構造を採用した場合には、次のような問題点
の生ずることが予想される。それはこのような構
造においては、第1ベルマウスと第2ベルマウス
との同心度を確保する必要がある訳であるが、そ
の際の調整作業に多大の手数を要するということ
であり、また多大の手数をかけて調整しても、充
分な寸法精度を得ることが困難であるということ
である。
この考案は上記した問題点を解決するためにな
されたものであつて、その目的は、予め取付けて
ある第1ベルマウスの背部に第2ベルマウスを追
加するような構造を採用するに際し、簡単な作業
で充分な寸法精度を得ることのできるベルマウス
の取付構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機のベルマウス取付
構造においては、本体ケーシング1に設けた送風
孔4の周縁に配置される第1ベルマウス5と、本
体ケーシング1内方の位置において上記第1ベル
マウス5と同心状に配置される第2ベルマウス6
とより成り、上記第1ベルマウス5は外方に開口
した概略U字状断面の環状部材にて構成し、一方
上記第2ベルマウス6は、本体ケーシング1内面
の上記第1ベルマウス5の周囲の位置に取付けら
れる取付部12と、上記第1ベルマウス5と略同
径の内径を有する筒状部13と、上記取付部12
と筒状部13とを連結するための連結部14とに
よつて構成し、上記本体ケーシング1と対面する
取付部12の取付面12aには、取付面から外方
へとやや突出した略L字状の係合爪片15を複数
個設け、また上記第1ベルマウス5の周囲の位置
には上記係合爪片15の位置に対応して複数個の
透孔18を設け、上記透孔18内に係合爪片15
を嵌入すると共に、上記第2ベルマウス6を回転
させることにより、上記係合爪片15と取付面と
の間に透孔18の周縁部を嵌入させて第2ベルマ
ウス6を止定し、一方上記第2ベルマウス6の筒
状部13の先端部を、上記第1ベルマウス5の背
部湾曲面19に添うテーパ面17にし、このテー
パ面17を第1ベルマウスの背部湾曲面19に当
接させてある。
(作用) 上記した取付構造においては、第1ベルマウス
5の背部に第2ベルマウス6を位置させると共
に、第2ベルマウス6の係合爪片15を第1ベル
マウス5周囲の透孔18内に嵌入し、次いで第2
ベルマウス6を回転させるだけの簡単な作業で第
2ベルマウスの止定を行うことが可能となる。こ
のとき、第2ベルマウス6の筒状部13の先端テ
ーパ面17が第2ベルマウス5の背部湾曲面19
に当接し、テーパ面17が第1ベルマウス5の背
部湾曲面19に案内されることになるので、第1
ベルマウス5に対する第2ベルマウス6の筒状部
13の位置が正確に定まり、両ベルマウス5,6
の同心度を確保することが可能となる。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機のベルマウス取付構
造の具体的な実施例について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
第2図には空気調和機の室外ユニツトを示す
が、この室外ユニツトは、本体ケーシング1内
に、対空気用の熱交換器2と、この熱交換器2に
空気を流通させるためのフアン3とを有してい
る。また上記本体ケーシング1には、送風孔4
(第3図に示す)が穿設されており、送風孔4の
周縁には第1ベルマウス5が設けられると共に、
それよりもケーシング1内方の位置に第2ベルマ
ウス6が取付けられている。なお第2図におい
て、7は圧縮機、8は電装品箱、9は隔壁をそれ
ぞれ示している。
上記第1ベルマウス5は、本体ケーシング1の
交差する2つの側面10,11(第2図)を含む
部品として一体的に成形された部品のうちの環状
の部分であつて、第1図のように、ケーシング1
の外方に向けて開口した概略U字状の断面を有し
ている。つまり上記第1ベルマウス5は、ケーシ
ング1の側面10からケーシング1の内方へと延
びる部分5aと、この部分5aに連設された湾曲
部5bと、この湾曲部5bに連設されると共にケ
ーシング1の外方へと延びる部分5cとによつて
構成されているのである。
一方上記第2ベルマウス6を、第4図ないし第
7図に示すが、これは概略環状の部材であつて、
その断面内には、上記第1ベルマウス5の周囲の
位置において上記ケーシング1の側面10の裏側
に取着される取付部12と、上記第1ベルマウス
5と略同一の内径を有する筒状部13と、上記取
付部12と筒状部13の奥端部との間を湾曲状に
連設する連結部14とを有している。また上記本
体ケーシング1と対面する取付部12の取付面1
2aには第7図のように、略L字状の係合爪片1
5、つまり取付面12aからやや突出した突出部
15aと、この突出部15aから取付面12aと
略平行に延びる爪部15bとを有する形状の係合
爪片15が設けられている。この場合第4図のよ
うに、合計3個の係合爪片15,15が周方向等
間隔に配置されている。また上記取付部12の上
記係合爪片15に近接する位置には、ねじ孔16
が穿設されているが、このねじ孔16は、係合爪
片15の爪部15bとは反対側の位置に配設され
ている。なお上記筒状部13の先端部は、テーパ
面17となされているが、その理由については後
述する。そして第3図に示すように、上記第1ベ
ルマウス5の周囲の位置において、本体ケーシン
グ1には、上記係合爪片15,15の位置に対応
して、合計3個の長孔18,18が穿設されてお
り、これら長孔18,18は上記係合爪片15,
15の嵌入し得るような寸法に形成されている。
上記した第2ベルマウス6を第1ベルマウス5
の背部に取付けるのは、次のような手順による。
まず第2ベルマウス6を、本体ケーシング1内に
おいて第1ベルマウス5の背部に位置させると共
に、係合爪片15,15を長孔18,18内にそ
れぞれ嵌入する。次いで第2ベルマウス6をその
軸心回りに回転させることにより、長孔18の周
端縁を、第2ベルマウス6の取付部12と係合爪
片15の爪部15bとの間に嵌入させ、第2ベル
マウス6を止定する。この状態では、長孔18の
もう一方の周端部が、第6図及び第7図に示すよ
うに、第2ベルマウス6のねじ孔16の位置に位
置することになるのであり、そのためこの長孔1
8を利用し、ビス(図示せず)等を用いて、第2
ベルマウス6を本体ケーシング1の側面10に強
固に固定するのである。そしてこの状態において
は、第2ベルマウス6の筒状部13の先端部のテ
ーパ面17は、第1図のように、第1ベルマウス
5の背部湾曲面19に接触した状態となつてい
る。つまり、上記テーパ面17を、第1ベルマウ
ス5の背部湾曲面19に添つた形状にし、この背
部湾曲面19に上記テーパ面17を案内させるこ
とにより、筒状部13の位置決めを行い、両ベル
マウス5,6を正確に同一軸心上に配置し得るよ
うにしてあるのである。
なお第1図のように、第1ベルマウス5の内方
へと延びる部分5aと、第2ベルマウス6の連結
部14の一部との両者が接触するような構造が採
用されているが、これは上記第2ベルマウス6の
取付状態をより一層堅固にするためである。
(考案の効果) この考案の空気調和機のベルマウス取付構造に
おいては、第1ベルマウスの周囲に設けた透孔内
に、第2ベルマウスに設けた係合爪片を嵌入し、
第2ベルマウスを回転させることによつて係合爪
片を透孔周縁に係合させ、これにより第2ベルマ
ウスの止定を行うようにしてあるので、第2ベル
マウスの取付作業はきわめて容易なものになる。
しかもそのとき、第2ベルマウスの筒状部先端の
テーパ面が、第1ベルマウスの背部湾曲面によつ
て案内されると共に、位置決めされることになる
ので、取付作業が上記のように簡単であるにもか
かわらず、同心状に正確に両ベルマウスを配置す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機のベルマウス取
付構造の一実施例の要部を示す横断面図、第2部
分はその全体構成を示す部分断面図、第3図は第
1ベルマウスの一例を示す正面図、第4図ないし
第7図は第2ベルマウスの一例を示す図で、第4
図は正面図、第5図は側面から見た部分断面図、
第6図は係合爪片を拡大して正面から示す拡大
図、第7図は係合爪片を拡大して側面から示す拡
大図、第8図は従来例の概略を示す概略図であ
る。 1……本体ケーシング、4……送風孔、5……
第1ベルマウス、6……第3ベルマウス、12…
…取付部、12a……取付面、13……筒状部、
14……連結部、15……係合爪片、17……テ
ーパ面、18……長孔、19……湾曲面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケーシング1に設けた送風孔4の周縁に配
    置される第1ベルマウス5と、本体ケーシング1
    内方の位置において上記第1ベルマウス5と同心
    状に配置される第2ベルマウス6とより成り、上
    記第1ベルマウス5は外方に開口した概略U字状
    断面の環状部材にて構成し、一方上記第2ベルマ
    ウス6は、本体ケーシング1内面の上記第1ベル
    マウス5の周囲の位置に取付けられる取付部12
    と、上記第1ベルマウス5と略同径の内径を有す
    る筒状部13と、上記取付部12と筒状部13と
    を連結するための連結部14とによつて構成し、
    上記本体ケーシング1と対面する取付部12の取
    付面12aには、取付面12aから外方へとやや
    突出した略L字状の係合爪片15を複数個設け、
    また上記第1ベルマウス5の周囲の位置には上記
    係合爪片15の位置に対応して複数個の透孔18
    を設け、上記透孔18内に係合爪片15を嵌入す
    ると共に、上記第2ベルマウス6を回転させるこ
    とにより、上記係合爪片15と取付面との間に透
    孔18の周縁部を嵌入させて第2ベルマウス6を
    止定し、一方上記第2ベルマウス6の筒状部13
    の先端部を、上記第1ベルマウス5の背部湾曲面
    19に添うテーパ面17にし、このテーパ面17
    を第1ベルマウスの背部湾曲面19に当接させた
    ことを特徴とする空気調和機のベルマウス取付構
    造。
JP12311285U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0114827Y2 (ja)

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JP12311285U JPH0114827Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JPS6231225U JPS6231225U (ja) 1987-02-25
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JP2815425B2 (ja) * 1989-10-31 1998-10-27 松下冷機株式会社 セパレート型空気調和機の室外機
JP7309053B2 (ja) * 2020-04-23 2023-07-14 三菱電機株式会社 空気調和機
JP7462843B2 (ja) * 2021-07-28 2024-04-05 三菱電機株式会社 室外機、および冷凍サイクル装置

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JPS6231225U (ja) 1987-02-25

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