JPH0541277Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0541277Y2 JPH0541277Y2 JP1985024206U JP2420685U JPH0541277Y2 JP H0541277 Y2 JPH0541277 Y2 JP H0541277Y2 JP 1985024206 U JP1985024206 U JP 1985024206U JP 2420685 U JP2420685 U JP 2420685U JP H0541277 Y2 JPH0541277 Y2 JP H0541277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- side plate
- rotating shaft
- motor
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本案は、複写機、冷暖房機器、及び事務機器等
の内蔵用に広く使用されているクロスフローフア
ンの改良に関す。
の内蔵用に広く使用されているクロスフローフア
ンの改良に関す。
〈従来の技術〉
従来の此種フアンの構成には、翼片を保持する
保持板、又この保持板に取付け支持する側板自体
に回転軸取付用のボスを押出し、又は絞り加工に
より一体に設けたものもあるが、生産加工上頗る
困難であるばかりでなく、モーターの回転軸取付
け側に於けるボス自体の弾性も勿論必要である
が、それよりもフアン回転による回転軸の振動に
よるフアン振れにてモーターに損傷を与えるこ
と、及び送風性能低減等の欠点があつた。
保持板、又この保持板に取付け支持する側板自体
に回転軸取付用のボスを押出し、又は絞り加工に
より一体に設けたものもあるが、生産加工上頗る
困難であるばかりでなく、モーターの回転軸取付
け側に於けるボス自体の弾性も勿論必要である
が、それよりもフアン回転による回転軸の振動に
よるフアン振れにてモーターに損傷を与えるこ
と、及び送風性能低減等の欠点があつた。
〈考案が解決しようとする諸問題〉
本案は、上記のことから翼片を円筒形フアンに
成形保持する保持板、又は該保持板を支持する側
板自体の中心部をプレス絞り加工によつてボスを
設けて生産を簡略化すること、及び回転を円滑に
するため芯出しを容易にし、フアン回転による振
動をボスによつて緩和し、モーター回転に支障を
来たさないようにすることと、回転軸取付けの際
ビスのネジ付け強弱によつて保持板、又は側板に
ひずみが出来ないこと等である。
成形保持する保持板、又は該保持板を支持する側
板自体の中心部をプレス絞り加工によつてボスを
設けて生産を簡略化すること、及び回転を円滑に
するため芯出しを容易にし、フアン回転による振
動をボスによつて緩和し、モーター回転に支障を
来たさないようにすることと、回転軸取付けの際
ビスのネジ付け強弱によつて保持板、又は側板に
ひずみが出来ないこと等である。
〈問題を解決するための手段〉
本案の実施例を、先づ第1図及び第3図につい
て説明すると、多数の翼片1を保持する翼片保持
板2の中心部を外側へ絞り出し、絞り出した約2
分の1を外側へ折返し二重構造としたボス4を設
け、該ボスの折返し部にバーリング加工を施し、
そのバーリング孔にネジ5だてし、このネジにビ
ス6止めしてボスに挿入した回転軸7を固着する
ようにしたものである。
て説明すると、多数の翼片1を保持する翼片保持
板2の中心部を外側へ絞り出し、絞り出した約2
分の1を外側へ折返し二重構造としたボス4を設
け、該ボスの折返し部にバーリング加工を施し、
そのバーリング孔にネジ5だてし、このネジにビ
ス6止めしてボスに挿入した回転軸7を固着する
ようにしたものである。
又第2図、及び第4図のものは、前記と異なり
翼片1を保持する翼片保持板2をビス等にて取付
けた側板3にボスを設けた例で、該側板の中心部
を上記と同じく外側に絞り出し絞り出したあと、
前側一部を外側へ折返し二重構造としたボス4を
設け、このボスの折返し部分にネジ孔5を設け、
このネジ孔に螺着したビス6先きによつて挿入し
たモーター回転軸7を固定するようにしたもので
ある。
翼片1を保持する翼片保持板2をビス等にて取付
けた側板3にボスを設けた例で、該側板の中心部
を上記と同じく外側に絞り出し絞り出したあと、
前側一部を外側へ折返し二重構造としたボス4を
設け、このボスの折返し部分にネジ孔5を設け、
このネジ孔に螺着したビス6先きによつて挿入し
たモーター回転軸7を固定するようにしたもので
ある。
〈考案の効果〉
本案は、上記の如く翼片を円筒形に保持するモ
ーター取付け側の保持板、又は該保持板を支持す
る側板にモーター回転軸取付け用のボス4の2態
様を説明したが、何れにしても従来のボスと異な
り、絞り部分の一部を約2分の1外側へ折返し二
重構造として弾性を付与したので、フアン回転時
に於ける回転軸の振動は直接モーターに与えず、
該ボスの弾性により除去されるので、モーター性
能に支障を来たさない効果大である。又回転軸固
定のためのネジ止めは二重にしたボス外側の折返
し部から行なうので、ネジ締めが強くとも保持
板、又は側板は変形することがない。
ーター取付け側の保持板、又は該保持板を支持す
る側板にモーター回転軸取付け用のボス4の2態
様を説明したが、何れにしても従来のボスと異な
り、絞り部分の一部を約2分の1外側へ折返し二
重構造として弾性を付与したので、フアン回転時
に於ける回転軸の振動は直接モーターに与えず、
該ボスの弾性により除去されるので、モーター性
能に支障を来たさない効果大である。又回転軸固
定のためのネジ止めは二重にしたボス外側の折返
し部から行なうので、ネジ締めが強くとも保持
板、又は側板は変形することがない。
図面は、本案実施の一例で、第1図及び第2図
はクロスフローフアンの正面図で、要部の一部を
切欠いで示す。第3図は第1図の右側面図、第4
図は第2図の側板の正面図である。 尚、図面に於て、1……翼片、2……翼片保持
板、3……側板、4……ボス、6……ビス、7…
…モーター回転軸。
はクロスフローフアンの正面図で、要部の一部を
切欠いで示す。第3図は第1図の右側面図、第4
図は第2図の側板の正面図である。 尚、図面に於て、1……翼片、2……翼片保持
板、3……側板、4……ボス、6……ビス、7…
…モーター回転軸。
Claims (1)
- 多数の翼片1を直接円筒状に支持構成する保持
板2、又はその保持板を支持する側板3自体を絞
り加工によつて設けたボス4に於いて、絞り出し
の約2分の1を外側へ折返して二重構造のボスを
設け、該ボスの折返し部分に回転軸固定用のネジ
孔5を設け、該ネジ孔に螺着したビス6先によ
り、回転軸を固定するようにした円筒形多翼フア
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985024206U JPH0541277Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985024206U JPH0541277Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142197U JPS61142197U (ja) | 1986-09-02 |
JPH0541277Y2 true JPH0541277Y2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=30518145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985024206U Expired - Lifetime JPH0541277Y2 (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541277Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164299U (ja) * | 1981-04-13 | 1982-10-16 | ||
JPS5881396U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | 赤石金属工業株式会社 | 円筒形多翼フアンの受軸側支持軸 |
-
1985
- 1985-02-23 JP JP1985024206U patent/JPH0541277Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61142197U (ja) | 1986-09-02 |
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