JPH11266565A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JPH11266565A
JPH11266565A JP6860198A JP6860198A JPH11266565A JP H11266565 A JPH11266565 A JP H11266565A JP 6860198 A JP6860198 A JP 6860198A JP 6860198 A JP6860198 A JP 6860198A JP H11266565 A JPH11266565 A JP H11266565A
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fan
cooling
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body frame
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裕二 月足
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンモータの冷却性能を高めること。 【解決手段】 ファン23には冷却フィン23cが形成
されており、ファンモータ20が作動すると、冷却フィ
ン23cがファン23と一体的に回転し、筒部14dの
内周面に沿って冷却風が流れる。この場合、モータ取付
板14eに風向部24が一体形成されている。このた
め、筒部14dの内周面に沿う冷却風の流れが風向部2
4により乱され、冷却風がファンモータ20側へ送られ
るので、ファンモータ20の冷却性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンモータを冷
却する冷却フィンを備えた換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図10は上記換気扇の
従来構成を示すものである。まず、図10の(a)にお
いて、本体枠1の天井板には円筒部1aが形成されてお
り、円筒部1aにはファンモータ2が取付けられてい
る。このファンモータ2の回転軸2aにはファン3が固
定されており、ファン3が回転すると、部屋4内の空気
が化粧カバー5の吸気用開口部5aから本体枠1の吸気
口1bを通して本体枠1内に吸引された後、本体枠1の
排気口1cから排気口体6およびダクト7を通して屋外
へ排出される。
【0003】上記構成の場合、図10の(b)に示すよ
うに、ファン3の上面に複数の冷却フィン8が設けられ
ており、ファン3が矢印A方向へ回転すると、複数の冷
却フィン8が回転し、ファンモータ2を冷却するための
冷却風が生成される。しかしながら、矢印Bで示すよう
に、冷却フィン8からの冷却風が円筒部1aの内面に沿
って整然と流れていたため、ファンモータ2に効率的に
吹付けられなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ファンモータに冷却風を効率的に吹
付けることができる換気扇を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の換気扇
は、本体枠と、前記本体枠に設けられたファンモータ
と、前記ファンモータの回転軸と共に回転して換気動作
を行うファンと、前記ファンと共に回転して冷却風を生
成する冷却フィンと、前記冷却フィンから前記ファンモ
ータ側へ冷却風を送る風向部とを備えたところに特徴を
有している。上記手段によれば、冷却フィンの回転に伴
い冷却風が生成されると、冷却風が風向部によりファン
モータ側へ送られる。このため、ファンモータに冷却風
が効率的に吹付けられるので、ファンモータの冷却性能
が向上する。
【0006】請求項2記載の換気扇は、風向部がファン
モータを本体枠にねじ止めするためのボス部からなると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、冷却風の
流れがボス部により乱され、冷却風がファンモータ側へ
送られるので、ファンモータに冷却風が効率的に吹付け
られる。しかも、ねじの締代を十分に確保できるので、
ファンモータの本体枠に対する取付強度が向上する。
【0007】請求項3記載の換気扇は、風向部がファン
モータの回転軸を中心に略放射状に配置された複数の突
条部からなるところに特徴を有している。上記手段によ
れば、冷却風の流れが複数の突条部により乱され、冷却
風がファンモータ側へ送られるので、ファンモータに冷
却風が効率的に吹付けられる。しかも、本体枠が複数の
突条部により補強されるので、本体枠の変形等が防止さ
れる。
【0008】請求項4記載の換気扇は、風向部がファン
モータを本体枠にねじ止めするためのボス部とボス部に
繋がる突条部とからなるところに特徴を有している。上
記手段によれば、冷却風の流れがボス部および突条部に
より乱され、冷却風がファンモータ側へ送られるので、
ファンモータに冷却風が効率的に吹付けられる。しか
も、ねじの締代を十分に確保できるので、ファンモータ
の本体枠に対する取付強度が向上する。これと共に、ボ
ス部および本体枠が突条部により補強されるので、ボス
部および本体枠の変形等が防止される。
【0009】請求項5記載の換気扇は、突条部に外周側
から内周側へ向って冷却フィンの回転方向へ傾斜する傾
斜面部が設けられているところに特徴を有している。上
記手段によれば、冷却風が傾斜面部に沿ってファンモー
タ側へ案内されるので、ファンモータに冷却風が一層効
率的に吹付けられ、ファンモータの冷却性能が一層向上
する。
【0010】請求項6記載の換気扇は、風向部が冷却フ
ィンが収納された断面非円形状の筒部からなるところに
特徴を有している。上記手段によれば、冷却フィンから
吐出された冷却風が筒部の内面に衝突し、冷却風の流れ
が乱される。このため、ファンモータに冷却風が効率的
に吹付けられるので、ファンモータの冷却性能が向上す
る。
【0011】請求項7記載の換気扇は、冷却フィンに外
周側から内周側へ向って冷却フィンの回転方向と反対側
へ傾斜する傾斜面部が設けられているところに特徴を有
している。上記手段によれば、冷却フィンが回転する
と、冷却風の一部が傾斜面部に沿ってファンモータ側へ
直接的に送られるので、ファンモータの冷却性能が一層
向上する。
【0012】請求項8記載の換気扇は、冷却フィンのう
ち冷却フィンの回転方向側の一面にファンモータ側から
ファン側へ向って冷却フィンの回転方向側へ傾斜する傾
斜面部が設けられているところに特徴を有している。上
記手段によれば、冷却フィンが回転すると、冷却風の一
部が傾斜面部に沿ってファンモータ側へ直接的に送られ
るので、ファンモータの冷却性能が一層向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
および図2に基づいて説明する。まず、図1において、
部屋11の天井板12には開口部12aが形成されてい
る。この開口部12aの周縁部には木製の野縁13が固
定されており、野縁13には本体枠14のフランジ部1
4aが固定されている。この本体枠14は開口部12a
を天井裏15側から覆うものであり、本体枠14の下面
には吸気口14bが形成され、側面には排気口14cが
形成されている。尚、本体枠14は合成樹脂から形成さ
れたものである。
【0014】本体枠14には合成樹脂製の化粧カバー1
5が着脱可能に装着されている。この化粧カバー15と
本体枠14との間にはばね部材(図示せず)が設けられ
ており、ばね部材は、化粧カバー15を上方へ付勢して
天井板12に圧接した状態に保持している。この化粧カ
バー15には、複数の孔からなる吸気用開口部15aが
形成されており、本体枠14内は、吸気口14bおよび
化粧カバー15の吸気用開口部15aを通して部屋11
内に通じている。
【0015】本体枠14内には合成樹脂製の仕切板16
が配設されており、仕切板16には円形状の吸入口16
aが形成されている。また、本体枠14には、排気用開
口部14cの周縁部に位置して合成樹脂製の排気口体1
7が取付けられている。この排気口体17にはダクト1
8の一端部が接続されており、ダクト18の他端部は屋
外に通じている。尚、符号19は、本体枠14および仕
切板16から構成されるケーシングを示すものである。
【0016】本体枠14の天井板には、上方へ突出する
筒部14dが一体形成されている。この筒部14dは断
面円形状をなすものであり、筒部14dの上端部には円
環状のモータ取付板14eが一体形成されている。この
モータ取付板14eの上面にはファンモータ20のフラ
ンジ部20aが載置されており、ファンモータ20の下
半部はモータ取付板14eの内周部を通してケーシング
19内に挿入され、ファンモータ20の回転軸20bは
ケーシング19内に位置している。
【0017】ファンモータ20は、モータフレーム20
c内にステータおよびロータ(いずれも図示せず)を収
納してなるものであり、フランジ部20aはモータフレ
ーム20cに折曲形成され、フランジ部20aには、図
2に示すように、3つの取付片20dが等ピッチで設け
られている。尚、図1の符号21は、ファンモータ20
の外周面と本体枠14の筒部14dとで画定される円環
状の空間部を示すものである。
【0018】モータ取付板14eには、図2に示すよう
に、下方へ突出する3つのボス部14fが等ピッチで一
体形成されている。これら各ボス部14f内には、図1
に示すように、ファンモータ20の取付片20dを通し
て上方からねじ22が締込まれており、ファンモータ2
0は3本のねじ22によりモータ取付板14eに固定さ
れている。
【0019】ファンモータ20の回転軸20bには、ケ
ーシング19内に位置して合成樹脂製のファン23が固
定されている。このファン23は、円形状をなす主板2
3aに複数の羽根板23bを一体形成してなる遠心形の
ものであり、ファンモータ20の作動に伴いファン23
が回転すると、部屋11内の空気が化粧カバー15の吸
気用開口部15aから吸気口14bを通して本体枠14
内に吸引される。この後、吸入口16aを通してケーシ
ング19内に吸引され、排気口14cから排気口体17
およびダクト18を通して屋外へ排出される。尚、図2
の矢印Aは、ファンモータ20の回転軸20bおよびフ
ァン23の回転方向を示している。
【0020】ファン23の主板23aには、図1に示す
ように、4枚の冷却フィン23c(2枚のみ図示する)
が等ピッチで一体形成されている。これら各冷却フィン
23cは、ファンモータ20の回転軸20bを中心とし
て放射状に配置されたものであり、軸方向へ垂直に延び
る板状をなしている。従って、ファンモータ20が作動
すると、4枚の冷却フィン23cがファン23と一体的
に回転して遠心方向に冷却風が吐出され、筒部14dの
内周面に沿って流れる。
【0021】各ボス部14fには、図2に示すように、
突状部に相当する第1の風向板14gおよび第2の風向
板14hが一体形成されている。これら各風向板14g
および14hは内周側の一端部がボス部14fに連結さ
れ、外周側の他端部が筒部14dの内周面に連結された
ものであり、各第1の風向板14gは外周側から内周側
へ向かうに従って矢印A方向へ傾斜し、各第1の風向板
14gには、風向板14gと同方向へ傾斜する傾斜面部
14nが形成されている。しかも、各風向板14gおよ
び14hは、図1に示すように、冷却フィン23cに所
定間隔を存して対向し、高さ寸法がボス部14fと同一
に設定されている。
【0022】各ボス部14fには、図2に示すように、
突条部に相当する第3の風向板14iが一体形成されて
いる。これら各第3の風向板14iは第1の風向板14
gの延長線上に位置し、外周側から内周側へ向かうに従
って矢印A方向へ傾斜するものであり、各第3の風向板
14iには、風向板14iと同方向へ傾斜する傾斜面部
14oが形成され、各組の第1の風向板14g〜第3の
風向板14iはボス部14fを中心として放射状に配置
されている。これら各第3の風向板14iは、図1に示
すように、三角形状をなしており、ボス部14fと第1
の風向板14gと第2の風向板14hと共に風向部24
を構成している。
【0023】上記実施例によれば、本体枠14に風向部
24を設けたので、図2に矢印Bで示すように、筒部1
4dの内周面に沿う冷却風の流れが風向部24により乱
され、ファンモータ20側へ送られる。このため、ファ
ンモータ20に冷却風が効率的に吹付けられるので、フ
ァンモータ20の冷却性能が向上する。
【0024】また、風向部24をボス部14fと第1の
風向板14g〜第3の風向板14iとから構成した。こ
のため、ねじ22の締代が十分に確保されるので、ファ
ンモータ20の本体枠14に対する取付強度が向上す
る。しかも、ボス部14fおよび筒部14dが風向板1
4g〜14iにより補強されるので、ボス部14fおよ
び筒部14dの変形等が防止される。
【0025】また、外周側から内周側へ向うに従って冷
却フィン23cの回転方向へ傾斜する傾斜面部14nお
よび14oを第1の風向板14gおよび第3の風向板1
4iに形成したので、冷却風が傾斜面部14nおよび1
4oに沿ってファンモータ20側へ案内される。このた
め、ファンモータ20に冷却風が一層効率的に吹付けら
れるので、ファンモータ20の冷却性能が一層向上す
る。
【0026】尚、上記第1実施例においては、風向部2
4を3組設けたが、これに限定されるものではなく、例
えば1組,2組,4組以上設けても良い。また、上記第
1実施例においては、風向部24をボス部14fと第1
の風向板14g〜第3の風向板14iとから構成した
が、これに限定されるものではなく、例えば、ボス部1
4fおよび第1の風向板14g〜第3の風向板14iの
いずれか1種類のみから構成したり、いずれか2種類の
みから構成したり、いずれか3種類のみから構成しても
良い。特に風向部24をボス部14fのみから構成する
場合には、冷却風の流れを乱す専用部材を設ける必要が
なくなるので、構成が簡単化される。
【0027】次に本発明の第2実施例を図3に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。ファンモータ20の各取付片2
0dには、筒部14dの内方からモータ取付板14eを
通してねじ22が締込まれおり、ファンモータ20は3
本のねじ22によりモータ取付板14eに固定されてい
る。
【0028】筒部14dの上方の隅部には、風向部に相
当する3個の突条部14jが等ピッチで一体形成されて
いる。これら突条部14jは、ファンモータ20の回転
軸20bを中心に放射状に配置されたものであり、各突
条部14jはモータ取付板14eから下方へ突出し、筒
部14dおよびモータ取付板14e間を直線的に繋ぐ傾
斜状をなしている。
【0029】上記実施例によれば、筒部14dの内周面
に沿う冷却風が突条部14jにより乱され、矢印Bで示
すように、ファンモータ20側へ送られる。このため、
ファンモータ20に冷却風が効率的に吹付けられるの
で、ファンモータ20の冷却性能が向上する。しかも、
筒部14dが複数の突条部14jにより補強されるの
で、筒部14dの変形等が防止される。
【0030】尚、上記第2実施例においては、突条部1
4jを傾斜状に設けたが、これに限定されるものではな
く、例えば本発明の第3実施例を示す図4のように、モ
ータ取付板14eから下方へ垂直に突出する短尺な垂直
部14lと、筒部14dから水平に突出する長尺な水平
部14mとからなる断面略L字状に形成しても良い。あ
るいは、本発明の第4実施例を示す図5のように、モー
タ取付板14eから下方へ垂直に突出する長尺な垂直部
14lと、筒部14dから水平に突出する短尺な水平部
14mとからなる断面略L字状に形成しても良い。
【0031】また、上記第2〜第4実施例においては、
3個の突条部14jを放射状に配置したが、これに限定
されるものではなく、例えば本発明の第5実施例を示す
図6のように、3個の突条部14jを外周側から内周側
へ向かうに従って矢印A方向へ傾斜配置し、各突条部1
4jに突条部14jと同方向へ傾斜する傾斜面部14p
を設けても良い。この場合、冷却風が各傾斜面部14p
に沿ってファンモータ20側へ案内されるので、ファン
モータ20に冷却風が一層効率的に吹付けられ、ファン
モータ20の冷却性能が一層向上する。
【0032】次に本発明の第6実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。各冷却フィン23cは外周側か
ら内周側へ向かうに従って反矢印A方向へ傾斜する板状
をなしており、各冷却フィン23cには冷却フィン23
cと同方向へ傾斜する傾斜面部23dが形成されてい
る。
【0033】上記実施例によれば、冷却フィン23cに
傾斜面部23dを形成したので、冷却フィン23cが矢
印A方向へ回転すると、矢印Bで示すように、冷却風の
一部が傾斜面部23dに沿ってファンモータ20側へ直
接的に送られる。このため、ファンモータ20の外周面
を流れる冷却風の流通効率が高まるので、ファンモータ
20の冷却性能が一層向上する。
【0034】次に本発明の第7実施例を図8に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。各冷却フィン23cには矢印A
方向の側面に位置して傾斜面部23eが形成されてお
り、各傾斜面部23eは、上方から下方へ向かうに従っ
て矢印A方向へ拡がっている。
【0035】上記実施例によれば、冷却フィン23cに
傾斜面部23eを形成したので、冷却フィン23cが矢
印A方向へ回転すると、矢印Cで示すように、冷却風の
一部が傾斜面部23eに沿ってファンモータ20側へ直
接的に送られる。このため、ファンモータ20の外周面
を流れる冷却風の流通効率が高まるので、ファンモータ
20の冷却性能が一層向上する。
【0036】尚、上記第6および第7実施例において
は、本体枠14に第1実施例の風向部24を設けたが、
これに限定されるものではなく、例えば第2〜第5実施
例のいずれかに記載の突条部14jを設けても良い。
【0037】次に本発明の第8実施例を図9に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。本体枠14の筒部14dは風向
部に相当するものであり、水平断面が略正方形状に形成
されている。
【0038】上記実施例によれば、筒部14dを断面略
正方形状に形成したので、冷却フィン23cから遠心方
向へ吐出された冷却風が筒部14dの内面に衝突し、矢
印Dで示すように、ファンモータ20側へ送られる。こ
のため、ファンモータ20に冷却風が効率的に吹付けら
れるので、ファンモータ20の冷却性能が向上する。
【0039】尚、上記第8実施例においては、筒部14
dを断面略正方形状に形成したが、これに限定されるも
のではなく、例えば三角形状等の多角形状に形成しても
良く、要は非円筒状であれば良い。また、上記第8実施
例においては、モータ取付板14eに別の風向部24を
設けたが、これに限定されるものではなく、例えば上記
第2〜第5実施例のいずれかに記載の突条部14jを設
けたり、あるいは、風向部24を廃止しても良い。特
に、風向部24を廃止する場合には、冷却風をファンモ
ータ20側へ送る専用部材が不要になるので、構成が簡
素化される。
【0040】また、上記第8実施例においては、冷却フ
ィン23cに傾斜面部23dまたは23eを設け、冷却
風の一部をファンモータ20側へ直接的に送っても良
い。また、上記第1〜第8実施例においては、本発明を
天井用換気扇に適用したが、これに限定されるものでは
なく、要は、冷却フィンの回転に伴いファンモータを冷
却する構成の換気扇全般に適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の換気扇は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、冷却フィンからの冷却風を風向部によりファンモ
ータ側へ送った。このため、ファンモータに冷却風が効
率的に吹付けられるので、ファンモータの冷却性能が向
上する。請求項2記載の手段によれば、風向部をボス部
から構成した。このため、ねじの締代が十分に確保され
るので、ファンモータの本体枠に対する取付強度が向上
する。
【0042】請求項3記載の手段によれば、風向部を放
射状に配置された複数の突条部から構成した。このた
め、本体枠が複数の突条部により補強されるので、本体
枠の変形等が防止される。請求項4記載の手段によれ
ば、風向部をボス部とボス部に繋がる突条部とから構成
したので、ねじの締代が十分に確保され、ファンモータ
の本体枠に対する取付強度が向上する。しかも、ボス部
および本体枠が突条部により補強されるので、ボス部お
よび本体枠の変形等が防止される。
【0043】請求項5記載の手段によれば、突条部に外
周側から内周側へ向って冷却フィンの回転方向へ傾斜す
る傾斜面部を設けた。このため、冷却風が傾斜面部に沿
ってファンモータ側へ案内されるので、ファンモータの
冷却性能が一層向上する。請求項6記載の手段によれ
ば、風向部を冷却フィンが収納された非円筒状の筒部か
ら構成したので、冷却風が筒部の内面に衝突し、冷却風
の流れが乱される。このため、ファンモータに冷却風が
効率的に吹付けられるので、ファンモータの冷却性能が
向上する。
【0044】請求項7記載の手段によれば、冷却フィン
に外周側から内周側へ向って冷却フィンの回転方向と反
対側へ傾斜する傾斜面部を設けた。このため、冷却風の
一部がファンモータ側へ直接的に送られるので、ファン
モータの冷却性能が一層向上する。請求項8記載の手段
によれば、冷却フィンにファンモータ側からファン側へ
向って冷却フィンの回転方向側へ傾斜する傾斜面部を設
けた。このため、冷却風の一部がファンモータ側へ直接
的に送られるので、ファンモータの冷却性能が一層向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を示す
縦断面図)
【図2】図1のX−X線に沿う断面図
【図3】本発明の第2実施例を示す図(aは図2相当
図、bはX1 −X1 線に沿う断面図)
【図4】本発明の第3実施例を示す図3の(b)相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図3の(b)相当図
【図6】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図7】本発明の第6実施例を示す図(ファンを示す横
断面図)
【図8】本発明の第7実施例を示す図(aはファンを示
す縦断面図、bは上面図)
【図9】本発明の第8実施例を示す図7相当図
【図10】従来例を示す図(aは図1相当図、bは図2
相当図)
【符号の説明】
14は本体枠、14dは筒部(風向部)、14fはボス
部(風向部)、14gは第1の風向板(突条部,風向
部)、14hは第2の風向板(突条部,風向部)、14
iは第3の風向板(突条部,風向部)、14jは突条部
(風向部)、14n〜14pは傾斜面部、20はファン
モータ、20bは回転軸、23はファン、23cは冷却
フィン、23dは傾斜面部、23eは傾斜面部、24は
風向部を示している。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠と、 前記本体枠に設けられたファンモータと、 前記ファンモータの回転軸と共に回転して換気動作を行
    うファンと、 前記ファンと共に回転して冷却風を生成する冷却フィン
    と、 前記冷却フィンから前記ファンモータ側へ冷却風を送る
    風向部とを備えたことを特徴とする換気扇。
  2. 【請求項2】 風向部は、ファンモータを本体枠にねじ
    止めするためのボス部からなることを特徴とする請求項
    1記載の換気扇。
  3. 【請求項3】 風向部は、ファンモータの回転軸を中心
    に略放射状に配置された複数の突条部からなることを特
    徴とする請求項1記載の換気扇。
  4. 【請求項4】 風向部は、ファンモータを本体枠にねじ
    止めするためのボス部とボス部に繋がる突条部とからな
    ることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  5. 【請求項5】 突条部には、外周側から内周側へ向って
    冷却フィンの回転方向へ傾斜する傾斜面部が設けられて
    いることを特徴とする請求項3または4記載の換気扇。
  6. 【請求項6】 風向部は、冷却フィンが収納された断面
    非円形状の筒部からなることを特徴とする請求項1記載
    の換気扇。
  7. 【請求項7】 冷却フィンには、外周側から内周側へ向
    って冷却フィンの回転方向と反対側へ傾斜する傾斜面部
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の換気
    扇。
  8. 【請求項8】 冷却フィンには、冷却フィンの回転方向
    側の一面に位置してファンモータ側からファン側へ向っ
    て冷却フィンの回転方向側へ傾斜する傾斜面部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
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