JPH06331178A - 室外機 - Google Patents
室外機Info
- Publication number
- JPH06331178A JPH06331178A JP12281793A JP12281793A JPH06331178A JP H06331178 A JPH06331178 A JP H06331178A JP 12281793 A JP12281793 A JP 12281793A JP 12281793 A JP12281793 A JP 12281793A JP H06331178 A JPH06331178 A JP H06331178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- bell mouth
- wind
- guided
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】取付け部位の寸法縮小化を阻害せずに、二段拡
散型としてのベルマウス効果を充分発揮できる空気調和
機の室外機を提供する。 【構成】吹出口１周縁に沿って設けられ、送風機２の駆
動にともなって吹出される風を、その湾曲成した内側に
導いて渦流を生じさせ、この渦流により、さらに吹出さ
れる風を吸込んで吹出し案内する第１のＲ部１０と、こ
の第１のＲ部の外周部に連設され、第１のＲ部によって
案内される風を、吹出口周囲に放射状に吹出案内する第
２のＲ部２０とを具備した二段拡散型ベルマウスＢで、
第１のＲ部の中心点位置Ｏに対して、第２のＲ部Ｏ20の
中心点位置をずらせて設定した。
散型としてのベルマウス効果を充分発揮できる空気調和
機の室外機を提供する。 【構成】吹出口１周縁に沿って設けられ、送風機２の駆
動にともなって吹出される風を、その湾曲成した内側に
導いて渦流を生じさせ、この渦流により、さらに吹出さ
れる風を吸込んで吹出し案内する第１のＲ部１０と、こ
の第１のＲ部の外周部に連設され、第１のＲ部によって
案内される風を、吹出口周囲に放射状に吹出案内する第
２のＲ部２０とを具備した二段拡散型ベルマウスＢで、
第１のＲ部の中心点位置Ｏに対して、第２のＲ部Ｏ20の
中心点位置をずらせて設定した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、吹出口周辺に沿って取
着され、送風機の送風作用にともなって本体内から外部
に吹出される風を案内する、二段拡散型ベルマウスを備
えた空気調和機の室外機に関する。
着され、送風機の送風作用にともなって本体内から外部
に吹出される風を案内する、二段拡散型ベルマウスを備
えた空気調和機の室外機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に示すような、空気調和機の
室外機においては、室外機本体Ｓの吹出口１周縁に沿っ
て二段拡散型ベルマウスＡが設けられている。図中２は
送風機であり、このファンブレード３周端と間隙を存し
て、ベルマウスＡの第１のＲ部ａが設けられ、この外周
部に第２のＲ部ｂが連設されてなる。
室外機においては、室外機本体Ｓの吹出口１周縁に沿っ
て二段拡散型ベルマウスＡが設けられている。図中２は
送風機であり、このファンブレード３周端と間隙を存し
て、ベルマウスＡの第１のＲ部ａが設けられ、この外周
部に第２のＲ部ｂが連設されてなる。
【０００３】第１のＲ部ａは、手前側に略半円状に曲成
される曲率半径ｃの曲面であり、第２のＲ部ｂは、本体
Ｓ壁面に対して略四半分円状に形成される曲面である。
ここで、第１のＲ部ａの直径をφＤａ、第２のＲ部直径
をφＤｂとすると、これら直径の中心点Ｏ位置は互いに
一致し、かつ上記送風機２の中心点Ｏとも一致する。
される曲率半径ｃの曲面であり、第２のＲ部ｂは、本体
Ｓ壁面に対して略四半分円状に形成される曲面である。
ここで、第１のＲ部ａの直径をφＤａ、第２のＲ部直径
をφＤｂとすると、これら直径の中心点Ｏ位置は互いに
一致し、かつ上記送風機２の中心点Ｏとも一致する。
【０００４】上記送風機２が回転駆動すれば、本体Ｓ内
部側から外部側へ向かって風が吹出される。ほとんどの
風は、送風機２の軸心と平行して吹出されるが、特に、
ファンブレード３周端部に導かれる風は、上記二段拡散
型ベルマウスＡによって案内される。
部側から外部側へ向かって風が吹出される。ほとんどの
風は、送風機２の軸心と平行して吹出されるが、特に、
ファンブレード３周端部に導かれる風は、上記二段拡散
型ベルマウスＡによって案内される。
【０００５】すなわち、吹出される風の一部は、第１の
Ｒ部ａの湾曲成した内側に導びかれて、ここで渦流が生
じる。この渦流は、送風機２の駆動が継続される限り、
消滅することがない。
Ｒ部ａの湾曲成した内側に導びかれて、ここで渦流が生
じる。この渦流は、送風機２の駆動が継続される限り、
消滅することがない。
【０００６】そして、第１のＲ部ａ内の渦流が、さらに
吹出されてくる風を吸込み、第２のＲ部ｂへ向かって吹
出し案内する。第２のＲ部ｂでは、第１のＲ部ａから導
かれる風を、吹出口１周囲へ向かって放射状に吹出案内
する。
吹出されてくる風を吸込み、第２のＲ部ｂへ向かって吹
出し案内する。第２のＲ部ｂでは、第１のＲ部ａから導
かれる風を、吹出口１周囲へ向かって放射状に吹出案内
する。
【０００７】したがって、この二段拡散型ベルマウスＡ
は、通常のベルマウス（１段型）と比較して、吹出範囲
の拡大化が得られ、同一の送風機であっても、送風効率
の向上と、低騒音化を図れることとなる。
は、通常のベルマウス（１段型）と比較して、吹出範囲
の拡大化が得られ、同一の送風機であっても、送風効率
の向上と、低騒音化を図れることとなる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
タイプのベルマウスを備えた空気調和機の室外機におい
て、近時、配置スペース低減化の要望が強く、そのため
本体Ｓの外径寸法を縮小する傾向にある。
タイプのベルマウスを備えた空気調和機の室外機におい
て、近時、配置スペース低減化の要望が強く、そのため
本体Ｓの外径寸法を縮小する傾向にある。
【０００９】すなわち、図５に示すように、新たな寸法
形状の本体Ｓａの外側面位置が、先に図４で説明した本
体Ｓよりも内側に変位する。同一の送風機２を用いる場
合は、当然、このファンブレード３直径も変化しない。
形状の本体Ｓａの外側面位置が、先に図４で説明した本
体Ｓよりも内側に変位する。同一の送風機２を用いる場
合は、当然、このファンブレード３直径も変化しない。
【００１０】これに対して、室外機本体Ｓａ内部には仕
切板４が設けられていて、上記送風機２や熱交換器を配
置する熱交換室と、冷凍サイクル部品や電気部品を配置
する機械室とを区画している。
切板４が設けられていて、上記送風機２や熱交換器を配
置する熱交換室と、冷凍サイクル部品や電気部品を配置
する機械室とを区画している。
【００１１】ただし、外径が縮小した本体Ｓａでも、仕
切板４の位置を変動することは認められない場合が多
く、やむなく送風機２の位置を仕切板４側にずらせて、
ファンブレード３端部と仕切板４との間隔寸法ｅ1 をそ
れまでの間隔寸法ｅよりも狭くしている。
切板４の位置を変動することは認められない場合が多
く、やむなく送風機２の位置を仕切板４側にずらせて、
ファンブレード３端部と仕切板４との間隔寸法ｅ1 をそ
れまでの間隔寸法ｅよりも狭くしている。
【００１２】新たな第１のＲ部ａ1 の直径寸法φＤａ1
と、新たな第２のＲ部ｂ1 の直径寸法φＤｂ1 は、先に
図４で示したものよりも小さくなる。第１のＲ部ａ1 の
曲率半径ｃ1 も、当然、小さくなる。
と、新たな第２のＲ部ｂ1 の直径寸法φＤｂ1 は、先に
図４で示したものよりも小さくなる。第１のＲ部ａ1 の
曲率半径ｃ1 も、当然、小さくなる。
【００１３】その結果、本体Ｓａの外径寸法の縮小化の
要望を満足できる反面、ファンブレード３が仕切板４に
接近することにより、送風騒音が増大するのを避けられ
ない。さらに、第１のＲ部ａ1 は全周に亘って縮小化し
た曲率半径ｃ1 となるので、送風効率の確保が充分でな
くなる等の不具合がある。
要望を満足できる反面、ファンブレード３が仕切板４に
接近することにより、送風騒音が増大するのを避けられ
ない。さらに、第１のＲ部ａ1 は全周に亘って縮小化し
た曲率半径ｃ1 となるので、送風効率の確保が充分でな
くなる等の不具合がある。
【００１４】なお、上記送風機のファンブレード直径が
小さいものを選択すれば、第１のＲ部の曲率半径を大き
くとれることとなり、ベルマウス直径をそれまで通りに
確保できるが、今度は送風性能が低下してしまう。
小さいものを選択すれば、第１のＲ部の曲率半径を大き
くとれることとなり、ベルマウス直径をそれまで通りに
確保できるが、今度は送風性能が低下してしまう。
【００１５】本発明は、上記事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、取付け部位の寸法縮小
化を阻害せずに、二段拡散型としてのベルマウス効果を
充分発揮できる二段拡散型ベルマウスを備えた空気調和
機の室外機を提供しようとするものである。
ので、その目的とするところは、取付け部位の寸法縮小
化を阻害せずに、二段拡散型としてのベルマウス効果を
充分発揮できる二段拡散型ベルマウスを備えた空気調和
機の室外機を提供しようとするものである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、吹出口周
縁に沿って設けられ、送風機の駆動にともなって吹出さ
れる風を、その湾曲成した内側に導いて渦流を生じさ
せ、この渦流により、さらに吹出される風を吸込んで吹
出し案内する第１のＲ部と、この第１のＲ部の外周部に
連設され、第１のＲ部によって案内される風を、吹出口
周囲へ放射状に吹出案内する第２のＲ部とを具備したベ
ルマウスを備えた空気調和機の室外機において、上記ベ
ルマウスは、第１のＲ部の中心点位置に対して、第２の
Ｒ部の中心点位置をずらせて設定したことを特徴とする
室外機である。
縁に沿って設けられ、送風機の駆動にともなって吹出さ
れる風を、その湾曲成した内側に導いて渦流を生じさ
せ、この渦流により、さらに吹出される風を吸込んで吹
出し案内する第１のＲ部と、この第１のＲ部の外周部に
連設され、第１のＲ部によって案内される風を、吹出口
周囲へ放射状に吹出案内する第２のＲ部とを具備したベ
ルマウスを備えた空気調和機の室外機において、上記ベ
ルマウスは、第１のＲ部の中心点位置に対して、第２の
Ｒ部の中心点位置をずらせて設定したことを特徴とする
室外機である。
【００１７】第２の発明は、吹出口周縁に沿って設けら
れ、送風機の駆動にともなって吹出される風を、その湾
曲成した内側に導いて渦流を生じさせ、この渦流によ
り、さらに吹出される風を吸込んで吹出し案内する第１
のＲ部と、この第１のＲ部の外周部に連設され、第１の
Ｒ部によって案内される風を、吹出口周囲へ放射状に吹
出案内する第２のＲ部とを具備したベルマウスを備えた
空気調和機の室外機において、上記ベルマウスは、上記
第１のＲ部の曲率半径を、全周に亘って異ならせたこと
を特徴とする室外機である。
れ、送風機の駆動にともなって吹出される風を、その湾
曲成した内側に導いて渦流を生じさせ、この渦流によ
り、さらに吹出される風を吸込んで吹出し案内する第１
のＲ部と、この第１のＲ部の外周部に連設され、第１の
Ｒ部によって案内される風を、吹出口周囲へ放射状に吹
出案内する第２のＲ部とを具備したベルマウスを備えた
空気調和機の室外機において、上記ベルマウスは、上記
第１のＲ部の曲率半径を、全周に亘って異ならせたこと
を特徴とする室外機である。
【００１８】
【作用】第１の発明では、ベルマウスの第１のＲ部の中
心点位置に対して、第２のＲ部の中心点位置をずらせて
設定したから、第２の発明では、ベルマウスの第１のＲ
部の曲率半径を、全周に亘って異ならせたから、いずれ
の発明においても、第１のＲ部の直径を確保するととも
にファンブレード端部に対する必要な間隔寸法確保を図
る一方、取付け部位の外径寸法の縮小に繋げられる。
心点位置に対して、第２のＲ部の中心点位置をずらせて
設定したから、第２の発明では、ベルマウスの第１のＲ
部の曲率半径を、全周に亘って異ならせたから、いずれ
の発明においても、第１のＲ部の直径を確保するととも
にファンブレード端部に対する必要な間隔寸法確保を図
る一方、取付け部位の外径寸法の縮小に繋げられる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第３図に、空気調和機の室外機を一部分解して
示す。この本体Ｓａは、先に図５で説明したものと同
様、外径寸法の縮小化が図られたものを、そのまま用い
ることとする。
明する。第３図に、空気調和機の室外機を一部分解して
示す。この本体Ｓａは、先に図５で説明したものと同
様、外径寸法の縮小化が図られたものを、そのまま用い
ることとする。
【００２０】本体Ｓａの一側面には、後述する二段拡散
型ベルマウスＢが設けられ、送風機２のファンブレード
３周端部を間隙を存して囲繞する。これらベルマウスＢ
およびファンブレード３は、ファンガード６によって外
部から遮蔽される。
型ベルマウスＢが設けられ、送風機２のファンブレード
３周端部を間隙を存して囲繞する。これらベルマウスＢ
およびファンブレード３は、ファンガード６によって外
部から遮蔽される。
【００２１】このような本体Ｓａ内部には、上記送風機
２の他、図示しない圧縮機、室外側熱交換器、電気部品
等が配置される。側部には、パックドバルブカバー７が
取着される。
２の他、図示しない圧縮機、室外側熱交換器、電気部品
等が配置される。側部には、パックドバルブカバー７が
取着される。
【００２２】図１に、二段拡散型ベルマウスＢの詳細
と、仕切板４および室外機本体Ｓａとの相互関係を示
す。特に、上記仕切板４は、熱交換器や送風機２が配置
される熱交換室と、圧縮機等が配置される機械室とに、
本体Ｓａ内部を区画することは、先に説明した通りであ
る。
と、仕切板４および室外機本体Ｓａとの相互関係を示
す。特に、上記仕切板４は、熱交換器や送風機２が配置
される熱交換室と、圧縮機等が配置される機械室とに、
本体Ｓａ内部を区画することは、先に説明した通りであ
る。
【００２３】そして、仕切板４の位置と、ファンブレー
ド３の直径が、従来のものと全く変わらず、したがっ
て、これら相互の間隔寸法が変わらないこと、および室
外機本体２の外径寸法を、従来のものよりも縮小するこ
とを前提としている。
ド３の直径が、従来のものと全く変わらず、したがっ
て、これら相互の間隔寸法が変わらないこと、および室
外機本体２の外径寸法を、従来のものよりも縮小するこ
とを前提としている。
【００２４】上記二段拡散型ベルマウスＢは、ファンブ
レード３側に第１のＲ部１０が形成され、この外周側に
第２のＲ部２０が連設される。第１のＲ部１０の中心点
Ｏ位置は、ファンブレード３の中心点位置に一致するよ
う設定される。このＲ部１０の直径寸法φＤａは、先に
図４で説明した第１のＲ部ａの直径寸法φＤａと同一で
ある。
レード３側に第１のＲ部１０が形成され、この外周側に
第２のＲ部２０が連設される。第１のＲ部１０の中心点
Ｏ位置は、ファンブレード３の中心点位置に一致するよ
う設定される。このＲ部１０の直径寸法φＤａは、先に
図４で説明した第１のＲ部ａの直径寸法φＤａと同一で
ある。
【００２５】第２のＲ部２０の中心点Ｏ20位置は、第１
のＲ部１０の中心点Ｏ位置よりも、仕切板４側に僅かに
ずれ（ずれ幅ｍ）て設定される。このＲ部２０の直径寸
法φＤｃは、先に図４で説明した第２のＲ部ｂの直径寸
法φＤｂよりも小さいが、図５で説明した第２のＲ部ｂ
1 の直径寸法φＤb1よりも大である。
のＲ部１０の中心点Ｏ位置よりも、仕切板４側に僅かに
ずれ（ずれ幅ｍ）て設定される。このＲ部２０の直径寸
法φＤｃは、先に図４で説明した第２のＲ部ｂの直径寸
法φＤｂよりも小さいが、図５で説明した第２のＲ部ｂ
1 の直径寸法φＤb1よりも大である。
【００２６】そのため、特に、第１のＲ部１０におい
て、仕切板４と対向する部位の曲率半径ｃは、図４で示
したものと同様の、比較的大きな曲率半径に曲成され
る。仕切板４とは反対側の部位においては、図５で示し
たものと同様の、小さな曲率半径ｃ1 となる。
て、仕切板４と対向する部位の曲率半径ｃは、図４で示
したものと同様の、比較的大きな曲率半径に曲成され
る。仕切板４とは反対側の部位においては、図５で示し
たものと同様の、小さな曲率半径ｃ1 となる。
【００２７】このような二段拡散型ベルマウスＢを備え
て、送風機２を駆動することにより、本体Ｓａ内部側か
ら外部側へ向かって風が吹き出される。図２にも示すよ
うに、ほとんどの風は、送風機２の軸心と平行して吹き
出されるが、ファンブレード３周端部に導かれる風は、
二段拡散型ベルマウスＢで案内される。
て、送風機２を駆動することにより、本体Ｓａ内部側か
ら外部側へ向かって風が吹き出される。図２にも示すよ
うに、ほとんどの風は、送風機２の軸心と平行して吹き
出されるが、ファンブレード３周端部に導かれる風は、
二段拡散型ベルマウスＢで案内される。
【００２８】すなわち、一部の風は、第１のＲ部１０の
湾曲成した内側に導びかれて、ここで渦流となる。この
渦流は、さらに吹出されてくる風を吸込み、第２のＲ部
２０へ向かって吹出し案内する。
湾曲成した内側に導びかれて、ここで渦流となる。この
渦流は、さらに吹出されてくる風を吸込み、第２のＲ部
２０へ向かって吹出し案内する。
【００２９】第２のＲ部２０では、第１のＲ部１０から
導かれる風を、吹出口１周囲に向かって放射状に吹出案
内する。したがって、ファンブレード３の軸方向ばかり
でなく、吹出口１の周囲にも風が拡散して案内され、送
風効率の向上を図れる。
導かれる風を、吹出口１周囲に向かって放射状に吹出案
内する。したがって、ファンブレード３の軸方向ばかり
でなく、吹出口１の周囲にも風が拡散して案内され、送
風効率の向上を図れる。
【００３０】そして、放射方向への吹出しがあることに
より、この吹出側に設けられるファンガード６の面積が
増加しても、通過風量を一定にすれば、通過風速の低下
を図れる。
より、この吹出側に設けられるファンガード６の面積が
増加しても、通過風量を一定にすれば、通過風速の低下
を図れる。
【００３１】また、ファンブレード３端縁と仕切板４と
の間隔寸法ｅが、図４に示したものと同様、充分余裕を
もって設定されているから、送風機２の駆動にともなう
送風騒音の低減に寄与する。
の間隔寸法ｅが、図４に示したものと同様、充分余裕を
もって設定されているから、送風機２の駆動にともなう
送風騒音の低減に寄与する。
【００３２】なお、上記実施例においては、第１のＲ部
１０と、第２のＲ部２０との、それぞれの中心点位置を
ずらすことによって、所望の部位に、所望の曲率半径の
各Ｒ部を形成するようにしたが、これに限定されるもの
ではない。すなわち、互いの中心点位置に拘りなく、第
１のＲ部の曲率半径を、全周に亘って異ならせれば、結
果として同様の作用効果を導き得る。
１０と、第２のＲ部２０との、それぞれの中心点位置を
ずらすことによって、所望の部位に、所望の曲率半径の
各Ｒ部を形成するようにしたが、これに限定されるもの
ではない。すなわち、互いの中心点位置に拘りなく、第
１のＲ部の曲率半径を、全周に亘って異ならせれば、結
果として同様の作用効果を導き得る。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように第１の発明によれ
ば、二段拡散型ベルマウスの第１のＲ部と、第２のＲ部
との、それぞれの中心位置をずらせたから、第２の発明
によれば、二段拡散型ベルマウスの第１のＲ部の曲率半
径を、全周に亘って異ならせたから、ベルマウスの取付
け部位の寸法縮小化を阻害せず、送風騒音の低減を図っ
て、二段拡散型としてのベルマウス効果を充分に発揮で
きるという効果を奏する。
ば、二段拡散型ベルマウスの第１のＲ部と、第２のＲ部
との、それぞれの中心位置をずらせたから、第２の発明
によれば、二段拡散型ベルマウスの第１のＲ部の曲率半
径を、全周に亘って異ならせたから、ベルマウスの取付
け部位の寸法縮小化を阻害せず、送風騒音の低減を図っ
て、二段拡散型としてのベルマウス効果を充分に発揮で
きるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示し、二段拡散型ベルマウ
スと、その周辺部位との関係を示す図。
スと、その周辺部位との関係を示す図。
【図２】図１の、要部を拡大した図。
【図３】同実施例の、二段拡散型ベルマウスと送風機を
備えた空気調和機室外機の斜視図。
備えた空気調和機室外機の斜視図。
【図４】本発明の従来例を示す、二段拡散型ベルマウス
と、その周辺部位との関係を示す図。
と、その周辺部位との関係を示す図。
【図５】さらに異なる従来例を示す、二段拡散型ベルマ
ウスと、その周辺部位との関係を示す図。
ウスと、その周辺部位との関係を示す図。
１…吹出口、２…送風機、３…ファンブレード、Ｂ…二
段拡散型ベルマウス、１０…第１のＲ部、２０…第２の
Ｒ部。Ｓａ…室外機本体。
段拡散型ベルマウス、１０…第１のＲ部、２０…第２の
Ｒ部。Ｓａ…室外機本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村野 光男 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内
Claims (2)
- 【請求項１】吹出口周縁に沿って設けられ、 送風機の駆動にともなって吹出される風を、その湾曲成
した内側に導いて渦流を生じさせ、この渦流により、さ
らに吹出される風を吸込んで吹出し案内する第１のＲ部
と、 この第１のＲ部の外周部に連設され、第１のＲ部によっ
て案内される風を、吹出口周囲へ放射状に吹出案内する
第２のＲ部とを具備したベルマウスを備えた空気調和機
の室外機において、 上記ベルマウスは、第１のＲ部の中心点位置に対して、
第２のＲ部の中心点位置をずらせたことを特徴とする室
外機。 - 【請求項２】吹出口周縁に沿って設けられ、 送風機の駆動にともなって吹出される風を、その湾曲成
した内側に導いて渦流を生じさせ、この渦流により、さ
らに吹出される風を吸込んで吹出し案内する第１のＲ部
と、 この第１のＲ部の外周部に連設され、第１のＲ部によっ
て案内される風を、吹出口周囲へ放射状に吹出案内する
第２のＲ部とを具備したベルマウスを備えた空気調和機
の室外機において、 上記ベルマウスは、第１のＲ部の曲率半径を、全周に亘
って異ならせたことを特徴とする室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281793A JPH06331178A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281793A JPH06331178A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06331178A true JPH06331178A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14845376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12281793A Pending JPH06331178A (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06331178A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004156872A (ja) * | 2002-11-08 | 2004-06-03 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外機ユニット |
| JP2006077585A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機および空調機 |
| JP2006214690A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
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1993
- 1993-05-25 JP JP12281793A patent/JPH06331178A/ja active Pending
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