JPH078257Y2 - カーエアコンの配管構造 - Google Patents

カーエアコンの配管構造

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JPH078257Y2
JPH078257Y2 JP4373588U JP4373588U JPH078257Y2 JP H078257 Y2 JPH078257 Y2 JP H078257Y2 JP 4373588 U JP4373588 U JP 4373588U JP 4373588 U JP4373588 U JP 4373588U JP H078257 Y2 JPH078257 Y2 JP H078257Y2
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JP
Japan
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clamp
pipe
piping structure
lower case
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JP4373588U
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JPH01145811U (ja
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宏二 福田
弘毅 桑原
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はカーエアコンの配管構造に関する。
b.従来の技術 第13図は、従来のカーエアコンの配管構造1の要部を示
すものである。
この配管構造1は、内部に蒸発器(図示せず)を備えた
2つ割のケーシング2の上ケース部材3と下ケース部材
4との間で上記蒸発器の一対の冷媒流出入パイプ5,6を
固定したものである。
すなわち、この配管構造1では、下ケース部材4に上方
に開口する切欠き7を形成するとともに、該切欠きの底
部にパイプ6に対応した半円状凹部8を形成し、さら
に、上ケース部材3にはパイプ5に対応した半円状凹部
9を形成している。またこの配管構造1では、上下端に
パイプ5,6に対応した半円状凹部10,11を有するクランプ
部材12を採用している。
クランプ部材12は、下ケース部材4の切欠き7の両側部
に形成したガイド13,13に嵌入される溝14,14を両側部に
有する(第14図参照)。
この従来の配管構造1は、まず、パイプ5,6をクランプ
部材12の凹部10,11に嵌入させ、次いで、このままクラ
ンプ部材12を下ケース部材4のガイド13,13に溝14,14を
嵌入案内させながら切欠き7内に嵌着する。このとき、
パイプ6は、クランプ部材12の凹部11と下ケース部材4
の凹部8とによって挾んで固定されている。さらに、こ
の下ケース部材4上に上ケース部材3を載置固定し、ク
ランプ部材12の凹部10と上ケース部材3の凹部9とによ
ってパイプ5を挾んで固定される。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、前記したような従来の配管構造1では、パイ
プ5,6を固定する際にクランプ部材12をパイプ5,6間に正
確に位置させないと、クランプ部材12の下ケース部材4
の切欠き7への嵌合が困難になるとともに、上ケース部
材3と下ケース部材4との嵌合も困難になり、これによ
って、パイプ5,6、クランプ部材12および上下ケース部
材3,4の組付けに手間がかかった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単な構
成により組付けを容易に行なうことができるカーエアコ
ンの配管構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、蒸発器を2つ
割のケーシング内に配設するとともに、上記蒸発器の一
対の流出入パイプを上記ケーシングの上ケース部材と下
ケース部材のそれぞれに形成したパイプ保持部間に挾ん
で位置決め固定したカーエアコンの配管構造において、
上記流入パイプおよび流出パイプを同時に挾むべく一対
のクランプ要素によって構成され、かつ適宜な厚さを設
けたクランプと、上記上ケース部材および下ケース部材
のパイプ保持部に上記クランプの厚さに対応して適宜な
幅を設け、もって上記クランプを上記パイプ保持部の幅
方向に調整可能とした構成としている。
e.実施例 以下、本考案に係るカーエアコンの配管構造の一実施例
について、添附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図〜第12図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
本実施例のカーエアコンの配管構造20は、蒸発器(図示
せず)を2つ割のケーシング21の内部に備えるととも
に、上記蒸発器の一対の冷媒流出入パイプ22,23をクラ
ンプ部材24を用いてケーシング21の上ケース部材25と下
ケース部材26との間に固定しようとするものである。
ここで、クランプ部材24は、第2図および第3図に示す
ように、一端部で結合されている一対のクランプ要素2
7,28から成る。クランプ要素27,28は、その一端を中心
に開くことができ、互いに対応する位置にパイプ22,23
を挾むための半円状凹部27a,28aおよび半円状凹部27b,2
8bをそれぞれ有するとともに、クランプ要素28は、その
中央部および他端部にそれぞれ両側に張出した張出部29
a,29a,30a,30aを有する突出部29,30をそれぞれ備え、ク
ランプ要素27は、その中央部および他端部にそれぞれ両
側から内側に張出した爪31a,31a,32a,32aを有する凹部3
1,32をそれぞれ備えている。
クランプ部材24は、第3図に示すように、適当な厚みA
を有する。
また、上ケース部材25は、第4図〜第6図に示すよう
に、その角に形成された下方に開口する切欠き33と、該
切欠きの周縁に沿って配設されたガイドプレート34とか
ら成るパイプ保持部35を有する。
下ケース部材26は、第7図〜第9図に示すように、上ケ
ース部材25のパイプ保持部35に対応して、その角に形成
された上方に開口する切欠き36と、該切欠きの周縁に沿
って配設されたガイドプレート37とから成るパイプ保持
部38を有する。
本実施例の配管構造20は、次のようにして組立てられ
る。
すなわち、配管構造20では、まず第10図に示すように、
クランプ部材24のクランプ要素28の凹部28a,28b内にパ
イプ22,23を収容し、次いで、該クランプ要素の突出部2
9,30をクランプ要素27の爪31a,31a,32a,32aの弾性に抗
して凹部31,32に嵌入し係合させる。このとき、突出部2
9,30は、その張出部29a,29a,30a,30aが爪31a,31a,32a,3
2aにそれぞれ掛けられて容易に離脱しない状態とされて
いる。この状態において、パイプ22,23は、クランプ部
材24によってそれぞれの間隔等の位置決め固定される。
しかる後、パイプ22,23を固定したクランプ部材24を上
ケース部材25のガイド板34と下ケース部材26のガイド板
37との間で挾んで固定するとともに、上ケース部材25と
下ケース部材26を互いに固定することによって組立てら
れる。このように、クランプ部材24が上ケース部材25と
下ケース部材26とによって固定される際には、クランプ
部材24が適当な厚みAを有することから、その厚み方向
へ多少摺動させて、該クランプ部材と上ケース部材25お
よび下ケース部材26とのかみ合い等の調整を容易にする
ことができる。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係るカーエアコンの配管
構造によれば、クランプ部材によって冷媒流出入パイプ
がワンタッチで容易に位置決め固定されるとともに、該
クランプ部材に厚みをもたせたことによって、その厚み
方向に多少ずれても上ケース部材と下ケース部材との嵌
合に悪影響を及ぼさず、余分な調整等の手間をかけずに
組立を迅速に行なうことができる等の工業上有用な効果
がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本考案に係るカーエアコンの配管構造
の一実施例を示し、第1図はその斜視図、第2図はその
クランプ部材の正面図、第3図はそのクランプ部材の側
面図、第4図はその上ケース部材の平面図、第5図はそ
の上ケース部材の正面図、第6図はその上ケース部材の
背面図、第7図はその下ケース部材の平面図、第8図は
その下ケース部材の正面図、第9図はその下ケース部材
の左側面図、第10図はクランプ部材の使用を説明する斜
視図、第11図はその組付を説明するための斜視図、第12
図は第1図におけるB−B線断面図、第13図および第14
図は従来のカーエアコンの配管構造を示し、第13図はそ
の要部を示す斜視図、第14図はその要部を示す断面図で
ある。 20…配管構造、21…ケーシング、22,23…流出入パイ
プ、24…クランプ部材、25…上ケース部材、26…下ケー
ス部材、27,28…クランプ要素、27a,27b,28a,28b…凹
部、29a,30a…突出部、31a,32a…爪、31,32…凹部、33,
36…切欠き、34,37…ガイドプレート、35,38…パイプ保
持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器を2つ割のケーシング内に配設する
    とともに、上記蒸発器の一対の流出入パイプを上記ケー
    シングの上ケース部材と下ケース部材のそれぞれに形成
    したパイプ保持部間に挾んで位置決め固定したカーエア
    コンの配管構造において、上記流入パイプおよび流出パ
    イプを同時に挾むべく一対のクランプ要素によって構成
    され、かつ適宜な厚さを設けたクランプと、上記上ケー
    ス部材および下ケース部材のパイプ保持部に上記クラン
    プの厚さに対応して適宜な幅を設け、もって上記クラン
    プを上記パイプ保持部の幅方向に調整可能としたことを
    特徴とするカーエアコンの配管構造。
JP4373588U 1988-03-31 1988-03-31 カーエアコンの配管構造 Expired - Lifetime JPH078257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4373588U JPH078257Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 カーエアコンの配管構造

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JP4373588U JPH078257Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 カーエアコンの配管構造

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Publication Number Publication Date
JPH01145811U JPH01145811U (ja) 1989-10-06
JPH078257Y2 true JPH078257Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31270126

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JP4373588U Expired - Lifetime JPH078257Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 カーエアコンの配管構造

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JP (1) JPH078257Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110065133A (ko) * 2009-12-09 2011-06-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
CN104006524A (zh) * 2013-02-26 2014-08-27 株式会社京滨 车辆用空调装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110065133A (ko) * 2009-12-09 2011-06-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
CN104006524A (zh) * 2013-02-26 2014-08-27 株式会社京滨 车辆用空调装置

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JPH01145811U (ja) 1989-10-06

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