JP2007118654A - 車両用空調装置の配管シール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室外からの浸水防止効果と膨張弁の交換容易性とを両立させる。
【解決手段】エンジンルームEと車室Rとを隔てる車体側隔壁部材Dに設けられた配管貫通開口部16と、開口を一致させるようにダッシュ側パッキン15を介して2分割構成の上ケースおよび下ケース13が固定される。上下ケースの後方側には、後方パッキン22を収納する一対のリブ18、19が設けられている。室内側配管2、3は後方パッキンを貫通し、さらに収納室14a内の膨張弁1とジョイント部材4およびボルト7a、7bにより接続固定される。膨張弁の前方側はエンジンルームからのびる車室外配管8、9とブロックジョイント10を介してボルト固定により接続される。これにより、膨張弁の交換時には、シール構造に何ら手を加えることなく、エンジンルーム側から膨張弁よりブロックジョイントおよびジョイント部材を外すのみでよい。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用空調装置の配管シール構造に関する。
従来より、車両のエンジンルームと車室との隔壁に設けられた開口部に膨張弁を配置し、エンジンルーム内の冷却機器からこの膨張弁を介して車室内の空調ユニットへ冷媒配管を接続する車両用空調装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1においては、隔壁の開口部は、通常、エンジンルームから雨水などが車室内に浸入しないように、防水構造がとられている。
特開平5−278455号公報
しかし、上記特許文献1では、防水性能を確保するために膨張弁の周囲に密着し、かつ隔壁の開口部の内周を液密に塞ぐよう設計されたグロメット等のコネクタ部材を用いていたので、膨張弁の故障時に膨張弁を交換するためには、コネクタ部材を開口部より分離した後に膨張弁の交換をしなければならず、さらにグロメットそのものも交換しなければならないなど、保守作業工数および作業コストの増大を招いていた。
本発明は、上記点に鑑み、車室外からの浸水防止効果と膨張弁の交換容易性とを両立させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車室外領域(E)から車体側隔壁部材(D)の配管貫通開口部(16)を貫通し、膨張弁(1)に接続される車室外配管(8、9)と、一方の端は膨張弁(1)に接続され他方の端は室内空調ユニット(30)に接続される室内側配管(2、3)とを備える車両用空調装置において、車体側隔壁部材(D)の室内空調ユニット(30)側には膨張弁(1)を収納するケース(12、13)が設けられ、このケース(12、13)は、配管貫通開口部(16)に開口し車室外配管(8、9)を通す前方開口部(14)と、室内空調ユニット(30)側に開口し室内側配管(2、3)を通す後方開口部(20)と、後方開口部(20)の内周側に沿って形成されたリブ(18)とを備え、室内側配管(2、3)の周囲を液密状態に囲う後方パッキン(22)が、リブ(18)の室内空調ユニット(30)側の面(21)に接して後方開口部(20)を塞ぐよう配置されることを特徴とする。
これによれば、膨張弁(1)を収納するケース(12、13)の室内空調ユニット(30)側に設けられる後方開口部(20)に、膨張弁(1)と室内空調ユニット(30)とを接続する室内側配管(2、3)を貫通させる場合、室内側配管(2、3)の周囲を液密状態に囲う後方パッキン(22)を、後方開口部(20)の内周側に沿って形成されたリブ(18)の室内空調ユニット(30)側の面(21)に接して配置し、かつ、後方パッキン(22)で後方開口部(20)を塞ぐよう配置するので、簡便な構成で後方開口部(20)における車室(R)内への防水性を確保することができる。しかも、従来と異なり、膨張弁(1)と後方パッキン(22)とはリブ(18)を挟んで離間して設けられている。このため、膨張弁(1)の故障などで膨張弁(1)を取り外そうとする場合、ケース(12、13)内において室内側配管(2、3)と膨張弁(1)との接続を外したのち、室内側配管(2、3)を後方開口部(20)に貫通させたまま、すなわち、後方開口部(20)における後方パッキン(22)による防水性を維持したまま、膨張弁(1)をケース(12、13)の前方開口部(14)より車室外領域(E)へ容易に取り出すことができる。すなわち、車室外からの浸水防止効果と膨張弁の交換容易性とを両立させることができる。
なお、膨張弁(1)を収納するケースは、後方パッキンの面方向に第1の部分(12)と第2の部分(13)とに分離可能に構成するようにすれば、第1の部分(12)と第2の部分(13)とを分離した状態で、第1および第2の部分(12、13)のいずれかの中で、膨張弁(1)、室内側配管(2、3)および後方パッキン(22)の組み付けを容易に行うことができ、組み付け後に第1の部分(12)と第2の部分(13)とを組み付けることができる。
さらに、この第1の部分(12)と第2の部分(13)との組み付けにおいて、両者の嵌合部に沿って設けられた嵌合リブ(17)を、後方パッキン(22)の前部において内側へ曲がるように形成することにより、車室外領域(E)から嵌合リブ(17)に沿っての浸水を防止することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の車両用空調装置の配置形態を示す図である。車両前方のエンジンルームEと車室Rとは車体側隔壁部材Dにより隔てられている。この車体側隔壁部材Dにより、エンジンE/Gが発生する熱や、エンジンルームEに浸入する水が車室R内に入り込むことが防止されている。
エンジンルームE内には、図示しない凝縮器、レシーバや圧縮機などの冷却機器が配置されている。また、車室Rの前方には、室内空調ユニット30が配置されている。この室内空調ユニット30は、図示しない送風機、蒸発器、エアミックスドア、ヒータコアや吹出口切替ドア等を備え、車室R内の適宜箇所に空調風を吹き出すものである。
図2および図3は膨張弁1と冷媒配管2、3および8、9の車両組み付け状態を示す図であり、図2は図3のB−B断面、図3は図2のA−A断面である。なお、各図中の矢印は、車体の前後方向、上下方向および左右方向を示す。以下、この図中の矢印方向に応じて、前後、あるいは、上下と称する。また、図2においては膨張弁1と室内側配管2、3とを固定するボルト7a、7bは省略している。同様に、図3において、膨張弁1と車室外配管8、9とを固定するボルト11は省略している。
図2および図3に示すように、これらエンジンルームE内の冷却機器と室内空調ユニット30とは、車室外配管である冷媒配管8、9および室内側配管である冷媒配管2、3で接続されている。これら車室外配管8、9および室内側配管2、3は車体側隔壁部材Dの付近に配置される膨張弁1を介して接続されるとともに、これらの配管8、9、2、3が車体側隔壁部材Dに設けられた配管貫通開口部16を貫通している。なお、本実施形態では、車室外配管8、9と、室内側配管2、3とは、車体側隔壁部材Dの近傍では、前後方向に管路が形成されるよう配置される。
この配管貫通開口部16の寸法は、膨張弁1の外形より大きく設定されている。配管貫通開口部16の車内空調ユニット30側、すなわち後方側には、膨張弁1を収納するケースとしての第1の部分である上ケース12および第2の部分である下ケース13が、ダッシュ側パッキン15を介して、図示しないボルトにより車体側隔壁部材Dと結合されている。
この場合、上ケース12および下ケース13は前方側に、配管貫通開口部16とほぼ形状および寸法が一致するよう前方開口部14が形成されている。また、ダッシュ側パッキン15の開口も、配管貫通開口部16および前方開口部14と一致するよう配置され、これにより、車室外領域であるエンジンルームEと、上ケース12および下ケース13の内部の収納室14aとが連通している。
一方、上ケース12および下ケース13の後方側、すなわち、室内空調ユニット側には、後方開口部20が形成されている。さらに、この後方開口部20の内周側には、矩形の開口を形成するよう、室内側配管2、3の管路方向、すなわち前後方向に一対のリブ18、19が形成されている。これらのリブ18、19は、後方開口部20より内側へ所定の高さ立ち上げられ、全周にわたって設けられている。
したがって、後方開口部20の実質的な開口は、このリブ18、19の内周の開口に相当する。リブ18、19の前後方向の間隔は、後述する後方パッキン22の厚みにほぼ一致するよう設定されている。また、リブ18、19の高さは、後方パッキン22がリブ18、19から外れにくく、かつ、リブ18、19間の内側壁面と後方パッキン22の面との接触により水の浸入を防止できる程度に設定されている。
上ケース12と下ケース13とは、図2において、上下方向に2分離可能、および嵌合結合するように構成されている。この上下方向とは、板状の後方パッキン22の面方向を意味し、また、室内側配管2、3の管路方向に対して垂直方向を意味する。
この上ケース12および下ケース13それぞれの嵌合部には、嵌合リブ17が前後方向に線状に連なって設けられている。さらに、この嵌合リブ17は、後方パッキン22の前部において内側に曲がるように形成されている。これにより、車室外領域Eから嵌合リブ17に沿っての浸水を防止することができる。
後方パッキン22は、板状に形成された止水性を備えたエチレンプロピレンゴム(EPDM材)を用いたスポンジであり、予め、室内側配管2、3を通すための穴23a、23bが設けられている。これらの穴23a、23bの径は、室内側配管2、3の外径よりもやや小さく形成されており、室内側配管2、3をそれぞれ穴23a、23bに通すことにより、室内配管2、3の周囲を液密状態に囲うことができ、シール性を確保することができる。
この後方パッキン22は、穴23a、23bに室内側配管2、3を通した状態で、上ケース12および下ケース13の後方開口部20に形成した一対のリブ18、19の間に、両者に挟まれて配置される。
これにより、後方パッキン22は、前方側のリブ18の後方側である室内空調ユニット30側の面21に接してシール性を確保し、かつ、後方開口部20を塞ぐことができるので、上述の室内側配管2、3周りのシール性確保とともに、後方開口部20全体における防水シール性を確保することができる。
膨張弁1は、上ケース12および下ケース13により形成される空間である収納室14a内に収納される。この膨張弁1は、後方側で室内側配管2、3と、前方側で車室外配管8、9とそれぞれ、周知の方法で接続されている。
本実施形態では、膨張弁1の後方側は、室内側配管2、3とジョイント部材4およびボルト7a、7bにより結合されている。このジョイント部材4は、図3におけるC矢視図として図4に示すように、室内側配管2の外周に応じた凹部5aと室内側配管3の外周に応じた凹部5bとが形成されているとともに、凹部5aと5bとの間の部位に、雌ネジ穴6a、6bが形成されている。
組み付け手順にしたがって説明すると、まず、下ケース13をダッシュ側パッキン15を介して車体側隔壁部材Dに固定する。予め、後方パッキン22の穴23a、23bに室内側配管2、3を通した後方パッキン22を下ケース13のリブ18、19の間に配置する。このとき、室内側配管2、3の開口端は収納室14a内にある。
室内側配管2、3を膨張弁1の後方側の冷媒出口および冷媒入口(図示せず)に接触させた状態で室内側配管2、3にジョイント部材4の凹部5a、5bを組み付けて、ボルト7a、7bを膨張弁1の前方側から通して雌ねじ穴6a、6bに締結することにより、膨張弁1と室内側配管2、3との接続固定が完了する。
次に、膨張弁1の前方側について組み付け手順にしたがって説明すると、予め、車室外配管8、9の開口端は、それぞれの冷媒流路が形成されたブロックジョイント10とロウ付けなどにより接合されている。
このブロックジョイント10を、収納室14a内で室内側配管2、3と接続されている膨張弁1の前方側に、ブロックジョイント10および膨張弁1の各冷媒流路位置が一致するよう接触させる。この状態でブロックジョイント10に設けられているボルト通し穴にボルト11を通して、このボルト11と膨張弁1の前方側の雌ねじとを締結することにより、車室外配管8、9と膨張弁1との接続固定が完了する。
なお、膨張弁1の後方側と室内側配管2、3との間、および膨張弁1の前方側とブロックジョイント10との間は、それぞれOリングなどのシール部材によりシールされている。
この後、上ケース12を車体側隔壁部材Dに固定されている下ケース13と、リブ18、19間に後方パッキン22を収納するように、かつ、互いの嵌合リブ17を嵌合させて一体化させて、上ケース12を車体側隔壁部材Dにボルト固定する。以上で、膨張弁1および配管2、3、8、9の組み付けは終了する。
なお、上記組み付け手順において、順序を変えてもよい。すなわち、先に、膨張弁1と後方パッキン22に通された室内側配管2、3との接続固定、および膨張弁1と車室外配管8、9との接続固定を行った後に、上ケース12と下ケース13とを、リブ18、19間に後方パッキン22を収納しながら嵌合させて、車体側隔壁部材Dへダッシュ側パッキン15を介してボルト固定するようにしてもよい。
このように、膨張弁1は、後方側で室内側配管2、3に接続固定され、前方側で車室外配管8、9に接続固定されることにより、収納室14a内で、車体側隔壁部材D、上ケース12および下ケース13に接することなく、収納される。すなわち、各配管2、3、8、9はすべて金属パイプであるので、膨張弁1はこのように収納室14a内で浮いた状態が維持される。なお、膨張弁1の外周と上および下ケース12、13との間には、作業者の指や工具が入り込む程度の所定の間隔が形成されるよう、各部の寸法形状が設定されている。
換言すれば、車両走行等に伴う車体の振動が生ずる場合、各配管2、3、8、9や、これらに接続された膨張弁1にも振動は発生する。このとき、膨張弁1は、上および下ケース12、13と固定されていないので、上および下ケース12、13との間で相対的な変位変化が生ずる。このとき、後方パッキン22はリブ18、19間にあって、膨張弁1、および室内側配管2、3の変位変動を吸収することができる。しかも後方パッキン22はEPDM材で形成されているので、変位変動を吸収しつつ、後方開口部20のシール性も確保することができる。
次に、膨張弁1の故障等により、交換のために膨張弁1を取り外す手順を説明する。まず、エンジンルームE側からボルト11をはずして、膨張弁1の前方側から、車室外配管8、9に接合されたブロックジョイント10を外す。次に、エンジンルームE側より、露出した膨張弁1の前方側でボルト7a、7bを緩めてジョイント部材4を外す。このとき、膨張弁1は上下ケース12、13より浮いた状態であり、さらに両者の間に形成された間隙により、収納室14aより膨張弁1のみをエンジンルームE側へ取り外すことができる。
後方パッキン22は上および下ケース12、13のリブ18、19に収納されたままであり、室内側配管2、3は、この後方パッキン22の穴23a、23bを貫通した状態のままである。すなわち、後方パッキン22のシール構造および上および下ケース12、13と車体側隔壁部材Dとの結合状態を変更することなく、膨張弁1を取り外すことができる。なお、交換後の膨張弁1は、上記の逆の手順で室内側配管2、3と接続固定した後、ブロックジョイント10と接続固定を行って、組み付けは完了する。
以上のように、本実施形態によれば、簡便な構成で、車体側隔壁部材DにおけるエンジンルームEからの被水防止効果、すなわち車室R内への浸水防止効果を維持しつつ、膨張弁1の脱着交換を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、ケース12、13を第1および第2の部分に分離する方向として、上下方向とする例を示したが、これに限らず、図3中矢印で示した左右方向に分離、すなわち左ケースと右ケースとから構成するものでもよい。この場合でも、左および右ケースは後方パッキン22の面方向に分離可能である。また、左および右ケースのそれぞれの嵌合部に上記実施形態と同様の嵌合リブ17を形成することができる。
あるいは、ケースを上記実施形態のように2つに分離せず、一体のものとして構成してもよい。この場合には、後方開口部20においてリブ18を1つのみ設けるようにしておき、室内側配管2、3が通された後方パッキン22を、後方から前方へ移動させてリブ18に接するように配置することができ、その後、クランプなどの別の固定手段で後方パッキン22を後方からケースへ固定すれば、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、膨張弁1に接続される各配管8、9、2、3は膨張弁1の前後方向に延びる例を示したが、これに限らず、任意の方向に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、後方パッキン22としてEPDMスポンジを用いた例を示したが、これに限らず、止水性の高い単泡材パッキンを用いることができる。
さらに、上記実施形態では、膨張弁1の後方側における室内側配管2、3との接続に、ボルト7a、7bにより締結されるジョイント部材4を用いる例を示したが、これに限らず、前方側と同様、室内側配管2、3と予め接合されたブロックジョイントおよびボルトを用いて接続してもよい。
実施形態の車両用空調装置の配置形態を示す図である。 本実施形態における膨張弁および冷媒配管の組み付け状態を示し、図3におけるB−B断面を示す図である。 図2におけるA−A断面を示す図である。 ジョイント部材の平面図である。
符号の説明
1…膨張弁、2、3…室内側配管(冷媒配管)、4…ジョイント部材、
7a、7b…ボルト、8、9…車室外配管(冷媒配管)、10…ブロックジョイント、
12…上ケース、13…下ケース、14…収納室、15…ダッシュ側パッキン、
16…配管貫通開口部、18、19…リブ、22…後方パッキン、
D…車体側隔壁部材、E…エンジンルーム、R…車室。

Claims (4)

  1. 車室(R)内に配置される室内空調ユニット(30)と、
    車室外領域(E)から車体側隔壁部材(D)の配管貫通開口部(16)を貫通し、膨張弁(1)に接続される車室外配管(8、9)と、一方の端は前記膨張弁(1)に接続され他方の端は前記室内空調ユニット(30)に接続される室内側配管(2、3)とを備える車両用空調装置において、
    前記車体側隔壁部材(D)の前記室内空調ユニット(30)側には前記膨張弁(1)を収納するケース(12、13)が設けられ、
    前記ケース(12、13)は、前記配管貫通開口部(16)に開口し前記車室外配管(8、9)を通す前方開口部(14)と、前記室内空調ユニット(30)側に開口し前記室内側配管(2、3)を通す後方開口部(20)と、前記後方開口部(20)の内周側に沿って形成されたリブ(18)とを備え、
    前記室内側配管(2、3)の周囲を液密状態に囲う後方パッキン(22)が、前記リブ(18)の前記室内空調ユニット(30)側の面(21)に接して前記後方開口部(20)を塞ぐよう配置されることを特徴とする車両用空調装置の配管シール構造。
  2. 前記ケース(12、13)には、前記リブ(18)より前記膨張弁(1)とは反対側の前記室内側配管の管路方向に所定距離隔てて他のリブ(19)が設けられ、
    前記後方パッキン(22)は前記2つのリブ(18、19)の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置の配管シール構造。
  3. 前記ケースは、前記後方パッキン(22)の面方向に第1の部分(12)と第2の部分(13)とに分離可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置の配管シール構造。
  4. 前記ケースの第1の部分(12)と第2の部分(13)とは互いに嵌合するとともに、前記嵌合部に沿って嵌合リブ(17)が設けられ、
    前記嵌合リブは前記後方パッキン(22)の前部において内側へ曲がるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置のシール構造。
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