JP5949483B2 - ダッシュパネルの透過音低減構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空調装置の配管が貫通したダッシュパネルにおける透過音低減構造に関する。
下記特許文献1に記載された車両用空調装置では、エンジンルームと車室とを仕切る隔壁(ダッシュパネル)に、開口(以下、配管貫通口という)が形成されている。この配管貫通口には、冷媒配管(クーラー配管)が貫通しており、該クーラー配管と配管貫通口の縁部との隙間がシール部材(止水シール)によって塞がれている。この止水シールによって、車室内への雨水の浸入を阻止するようにしている。
特開2009−067356号公報
ところで、ダッシュパネルの車室側の面には、エンジンルームから車室内への音の透過を低減するために、ダッシュインシュレータ(防音材)が貼着される。このようなダッシュインシュレータには、ダッシュパネルの配管貫通口と対向する部位に、車両用空調装置の配管を貫通させるための開口が形成される。この開口は、車両用空調装置の搭載上の公差や部品毎の公差を考慮し、部品同士の干渉を防止するために、ダッシュパネルの配管貫通口よりも大きく形成される。つまり、ダッシュパネルの配管貫通口の周辺には、ダッシュインシュレータが存在しない部位があるため、当該部位からの音漏れが発生するという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、エンジンルームから車室内への透過音を低減することができるダッシュパネルの透過音低減構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るダッシュパネルの透過音低減構造は、車両のエンジンルームと車室とを仕切ると共に、配管貫通口が形成されたダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられ、前記配管貫通口と対向する部位に前記配管貫通口よりも大きな開口が形成されたダッシュインシュレータと、車室内に設けられた空調装置本体から前記開口及び前記配管貫通口を貫通してエンジンルーム内へ延びると共に膨張弁によってエンジンルーム側配管と車室側配管とが結合されたクーラー配管を有する車両用空調装置と、車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有し、前記膨張弁が嵌合して前記クーラー配管が嵌挿された嵌挿穴が形成されると共に、前記嵌挿穴の外周外側に設けられ、前記ダッシュパネルにおける前記配管貫通口の縁部と前記空調装置本体との間で圧縮された止水部、及び、前記止水部の外周外側に設けられ、前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記空調装置本体との間で圧縮された透過音低減部を有する遮音材と、を備え、前記止水部及び前記透過音防止部が何れも前記吸音層及び前記遮音層を有しており、前記吸音層における前記止水部を構成する部位と前記透過音低減部を構成する部位とが全部又は一部で分割され、独立して車両前後方向に圧縮変形可能とされている。
請求項1に記載の発明では、ダッシュパネルに配管貫通口が形成されており、当該ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられたダッシュインシュレータには、配管貫通口と対向する部位に配管貫通口よりも大きな開口が形成されている。これらの開口及び配管貫通口には、車室内に設けられた車両用空調装置の空調装置本体からエンジンルーム内へ延びるクーラー配管が貫通している。このクーラー配管は、遮音材に形成された嵌挿穴に嵌挿されている。この遮音材は、外周側がダッシュインシュレータの開口の縁部と空調装置本体との間で車両前後方向に圧縮されているため、この遮音材によってダッシュインシュレータの開口を完全に塞ぐことができる。しかも、この遮音材は、車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有しているため、ダッシュインシュレータと同等の透過音低減性能を発揮する。これにより、エンジンルームから車室内への透過音を低減することができる。
また、この発明では、クーラー配管のエンジンルーム側配管と車室側配管とを結合した膨張弁が、遮音材の嵌挿穴に嵌合している。この遮音材は、嵌挿穴の外周外側に設けられ、ダッシュパネルにおける配管貫通口の縁部と空調装置本体との間で車両前後方向に圧縮された止水部を有している。この止水部によって車室内へ雨水等の浸入を阻止することができる。さらに、この遮音材は、止水部の外周外側に設けられ、ダッシュインシュレータにおける開口の縁部と空調装置本体との間で車両前後方向に圧縮された透過音低減部を有している。これにより、ダッシュインシュレータの開口を遮音材によって完全に塞ぐことができる。しかも、この遮音材では、車両前方側の吸音層における止水部を構成する部位と透過音低減部を構成する部位とが独立して車両前後方向に圧縮変形可能とされている。これにより、透過音低減部の圧縮状態によって止水部の圧縮状態が変化しないようにすることができるので、止水部による止水性能を良好にすることができる。
請求項2に記載の発明に係るダッシュパネルの透過音低減構造は、請求項1において、前記遮音材は、前記止水部と前記透過音低減部とが車両前後方向にずれている。
請求項2に記載の発明では、遮音材において、ダッシュパネルにおける配管貫通口の縁部と空調装置本体との間で圧縮される止水部と、ダッシュインシュレータにおける開口の縁部と空調装置本体との間で圧縮される透過音低減部とが、車両前後方向にずれている。これにより、ダッシュパネルの配管貫通口の縁部とダッシュインシュレータの開口の縁部との車両前後方向の相対位置が、エンジンユニットの種類等によって変わる場合でも、配管貫通口の縁部と空調装置本体との間、及び上記開口の縁部と空調装置本体との間に、止水部及び透過音低減部を良好に介在させることができる。
請求項3に記載の発明に係るダッシュパネルの透過音低減構造は、車両のエンジンルームと車室とを仕切ると共に、配管貫通口が形成されたダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられ、前記配管貫通口と対向する部位に前記配管貫通口よりも大きな開口が形成されたダッシュインシュレータと、車室内に設けられた空調装置本体から前記開口及び前記配管貫通口を貫通してエンジンルーム内へ延びるヒーター配管を有する車両用空調装置と、前記ヒーター配管と前記配管貫通口の縁部との隙間を塞いだ止水シールと、車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有し、前記ヒーター配管が嵌挿された嵌挿穴が形成されると共に、前記吸音層及び前記遮音層の外周部が前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記空調装置本体との間に挟まれており、前記吸音層の外周部の圧縮率が10〜20%に設定されている遮音材と、を備えている。
請求項3に記載の発明では、ダッシュパネルに配管貫通口が形成されており、当該ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられたダッシュインシュレータには、配管貫通口と対向する部位に配管貫通口よりも大きな開口が形成されている。これらの開口及び配管貫通口には、車室内に設けられた車両用空調装置の空調装置本体からエンジンルーム内へ延びるヒーター配管が貫通している。このヒーター配管は、遮音材に形成された嵌挿穴に嵌挿されている。この遮音材は、外周側がダッシュインシュレータの開口の縁部と空調装置本体との間で車両前後方向に圧縮されているため、この遮音材によってダッシュインシュレータの開口を完全に塞ぐことができる。しかも、この遮音材は、車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有しているため、ダッシュインシュレータと同等の透過音低減性能を発揮する。これにより、エンジンルームから車室内への透過音を低減することができる。
また、この発明では、ヒーター配管とダッシュパネルの配管貫通口の縁部との隙間が止水シールによって塞がれている。このように、遮音材の他に止水シールが設けられているため、遮音材に止水の機能を持たせる必要がない。これにより、遮音材を簡素な形状にすることができる。
請求項に記載の発明に係るダッシュパネルの透過音低減構造は、請求項1〜請求項の何れか1項において、前記空調装置本体が車両に組付けられる前の状態では、前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記ダッシュパネルとの間に隙間が設けられており、前記空調装置本体が車両に組付けられることにより前記開口の縁部が前記遮音材に押されて前記ダッシュパネルと密着する。
請求項に記載の発明では、上記構成により、空調装置本体が車両に組付けられる際の押し込み荷重を、ダッシュインシュレータのたわみを利用して低減することができる。つまり、ダッシュインシュレータの開口の縁部が遮音材に押されて、該開口の縁部とダッシュパネルとの間の隙間が無くなるまでは、ダッシュインシュレータがたわみ変形することになるため、圧縮変形させる場合と比較して荷重を低減することができる。
以上説明したように、本発明に係るダッシュパネルの透過音低減構造では、エンジンルームから車室内への透過音を低減することができる。
本発明の第1実施形態において、クーラー配管のダッシュパネル貫通部に適用された透過音低減構造の構成を示す断面図であり、図3のF1−F1線に沿った切断面に対応する図である。 本発明の第1実施形態において、ヒーター配管のダッシュパネル貫通部に適用された透過音低減構造の構成を示す断面図であり、図3のF2−F2線に沿った切断面に対応する図である。 本発明の第1実施形態における車両用空調装置の空調装置本体を示す斜視図である。 図1に示される遮音材の構成を示す斜視図である。 図4のF5−F5線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 図2に示される遮音材の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態において、空調装置本体が車両に組付けられる前のダッシュインシュレータの形状を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態において、クーラー配管のダッシュパネル貫通部に適用された透過音低減構造の構成を示す断面図である。 図8に示される遮音材の構成を示す斜視図である。 図9のF10−F10線に沿った切断面を示す拡大断面図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図7を用いて、本発明の第1実施形態に係るダッシュパネルの透過音低減構造10、12(以下、単に透過音低減構造10、12という)について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、車両の前方向(進行方向)、上方向、幅方向をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
(全体構成の概略)
図1及び図2に示されるように、本実施形態では、車両のエンジンルーム14と車室16とがダッシュパネル18によって仕切られている。このダッシュパネル18の車室16側の面には、ダッシュインシュレータ20が貼着されている。これらのダッシュパネル18及びダッシュインシュレータ20には、車両用空調装置22のクーラー配管24及びヒーター配管26が貫通している。図1に示されるクーラー配管24の貫通部には、遮音材28を含む透過音低減構造10が適用されており、図2に示されるヒーター配管26の貫通部には、別の遮音材30を含む透過音低減構造12が適用されている。以下、各構成要素について説明する。
(ダッシュパネル18の構成)
ダッシュパネル18は、例えば板金材料によって形成されている。このダッシュパネル18には、図1に示されるように、車両用空調装置22のクーラー配管24を貫通させる配管貫通口32が形成されている。また、このダッシュパネル18には、図2に示されるように、図1とは異なる断面において、車両用空調装置22のヒーター配管26を貫通させる配管貫通口34が形成されている。
(ダッシュインシュレータ20の構成)
ダッシュインシュレータ20は、車両前方側の吸音層36と車両後方側の遮音層38とが積層された積層構造とされており、吸音層36がダッシュパネル18に接合されている。吸音層36は、ここではフェルトによって形成されており、遮音層38は、ここではエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)のゴムシートによって形成されている。なお、吸音層36の材料としては、上記に限らず、エプトシーラー(登録商標)、ウレタンフォーム、不織布等を適用することができる。また、遮音層38の材料としては、上記に限らず、塩化ビニールシート等を適用することができる。
このダッシュインシュレータ20には、図1に示されるように、ダッシュパネル18の配管貫通口32と対向する部位に開口40が形成されている。この開口40は、配管貫通口32よりも大きく形成されており、ダッシュパネル18における配管貫通口32の縁部18Aにはダッシュインシュレータ20が接合されていない。
また、このダッシュインシュレータ20には、図2に示されるように、ダッシュパネル18の配管貫通口34と対向する部位に、開口42が形成されている。この開口42は、配管貫通口34よりも大きく形成されており、ダッシュパネル18における配管貫通口34の縁部18Bにはダッシュインシュレータ20が接合されていない。なお、配管貫通口32、34及び開口40、42は、これらを区別するために名称を変えているものであり、何れも開口又は貫通穴として捉えられる要素である。
(車両用空調装置22の構成)
車両用空調装置22(カーエアコン)は、図3に示される空調装置本体46(エアコン本体)を備えている。この空調装置本体46は、車室16内において、ダッシュパネル18と図示しないインストルメントパネルとの間に配置されており、ブロアユニット、クーリングユニット、ヒーターユニットなどが空調ケース48内に収容されている。
クーリングユニットは、エバポレータを備えており、エンジンルーム14内の室外機(コンデンサ、圧縮機等)とエバポレータとがクーラー配管24(冷媒配管)によって連結されることで冷凍サイクルを構成している。一方、ヒーターユニットは、エンジンの冷却水を熱源とする熱交換器(ヒーターコア)を備えており、冷却水はエンジンの水ポンプによりヒーター配管26を通じてヒーターコアに供給され、エンジンに還流する。
図1に示されるように、クーラー配管24は、クーリングユニットに接続されたエバポレータチューブ50、52から成る車室側配管を備えている。エバポレータチューブ50、52は、空調装置本体46から配管貫通口32側へ延びており、エンジンルーム14内に配されたエンジンルーム側配管であるパイプ54、56と膨張弁58(膨張弁部材)を介して結合されている。この膨張弁58(結合部)は、クーラー配管24の構成要素としてダッシュパネル18の配管貫通口32内に位置している。
空調装置本体46の空調ケース48は、エバポレータチューブ50、52を覆うようにして配管貫通口32側へ延びた筒状部48Aを備えている。この筒状部48Aの先端部には、筒状部48Aの外周外側へ延びるフランジ部48Bが形成されている。このフランジ部48Bからは、リブ60、62、64がダッシュパネル18側へ向けて突出している。これらのリブ60、62、64は、エバポレータチューブ50、52の先端部及び膨張弁58を三重に取り囲むように形成されている。一番外側のリブ60の先端部は、ダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aに押し付けられている。これにより、リブ60の先端部が遮音層38に食い込んでおり、リブ60とダッシュインシュレータ20との間が隙間なくシールされている。
一方、図2に示されるように、ヒーター配管26は、ヒーターユニットに接続された金属パイプ製の入口管66及び出口管68を有している。入口管66及び出口管68は、空調装置本体46からダッシュパネル18側へ延びると共に、開口40及び配管貫通口32を貫通してエンジンルーム14内へ延びている。これらの入口管66及び出口管68の先端部には、エンジンルーム14内に配された図示しない冷却水配管が接続されている。
空調装置本体46の空調ケース48には、配管貫通口34に対して間隔をあけて対向した対向部48Cが設けられている。この対向部48Cには、上下一対の円形の貫通孔70、72が形成されており、これらの貫通孔70、72を入口管66及び出口管68が貫通している。
(透過音低減構造10の要部)
図1に示されるように、クーラー配管24側の透過音低減構造10は、空調ケース48のフランジ部48Bとダッシュパネル18との間に配置された遮音材28を備えている。この遮音材28は、車両前方側の吸音層74と車両後方側の遮音層76とが積層された積層構造とされており、図4及び図5に示されるように、枠状に形成された止水部28Aと、止水部28Aの外周外側に枠状に形成された透過音低減部28Bとを備えている。この透過音低減部28Bは、止水部28Aに対して車両後方側にずれて設けられている。また、止水部28Aの内側で遮音材28の中央部には、車両上下方向に長尺な略矩形状の嵌挿穴78が形成されている。この嵌挿穴78には、クーラー配管24の膨張弁58が嵌挿穴78に嵌合しており、クーラー配管24が嵌挿穴78に嵌挿(嵌合されて挿通)されている。
遮音層76は、例えばEPDMのゴムシートによって枠状に形成されている。図5に示されるように、遮音層76は、内周側の前段部76Aが外周側の後段部76Bよりも車両前方側に位置しており、前段部76Aと後段部76Bとが略車両前後方向に沿った接続部76Cによって接続された段付状に形成されている。後段部76Bは、リブ60とリブ62との間に挿入されており、フランジ部48Bの前面に当接している。また、前段部76Aは、リブ62、64の前端に車両前方側から当接している。
吸音層74は、例えばエプトシーラー(登録商標)によって枠状に形成されており、内周側の止水用内周部74Aと外周側の遮音用外周部74Bとに分割されている。止水用内周部74Aと遮音用外周部74Bとは、独立して(個別に)車両前後方向に圧縮変形可能とされている。止水用内周部74Aは、遮音層76の前段部76Aの前面に接合されており、前段部76Aと共に止水部28Aを構成している。この止水部28Aは、止水用内周部74Aが車両前後方向に圧縮された状態で、ダッシュパネル18の配管貫通口32の縁部18Aと、空調ケース48のリブ62、64との間に挟まれている。なお、図1には、圧縮される前の止水用内周部74Aが二点鎖線で示されている。この止水用内周部74Aは、止水用のものであるため、図1に実線で示される圧縮状態の圧縮率が、例えば50〜60%程度に設定されている。
一方、遮音用外周部74Bは、遮音層76の後段部76Bの前面に接合されており、後段部76Bと共に透過音低減部28Bを構成している。この透過音低減部28Bは、ダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aに対して車両後方側に重ね合わされており、遮音用外周部74Bが車両前後方向に圧縮された状態で、開口40の縁部20Aと空調ケース48のフランジ部48Bとの間に挟まれている。なお、図1には、圧縮される前の遮音用外周部74Bが二点鎖線で示されている。この遮音用外周部74Bは、遮音用のものであるため、図1に実線で示される圧縮状態の圧縮率が、例えば10〜20%程度に設定されている。また、図4では、止水用内周部74A及び遮音用外周部74Bが圧縮状態で図示されており、図5では、止水用内周部74A及び遮音用外周部74Bが非圧縮状態で図示されている。
また、ダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aは、空調装置22が車両に組付けられる前の状態では、図7に示されるように、ダッシュパネル18との間に隙間80を形成するように車両後方側へ膨出している。そして、空調装置本体46が車両に組付けられることにより、図1に示される如く開口40の縁部20Aが遮音材28に押されてダッシュパネル18と密着するように構成されている。
(透過音低減構造12の要部)
図2に示されるように、ヒーター配管26側の透過音低減構造12は、空調ケース48の対向部48Cとダッシュパネル18との間に配置された遮音材30を備えている。この遮音材30は、車両前方側の吸音層82と車両後方側の遮音層84とが積層された積層構造とされており、車両上下方向に長尺な略板状に形成されている(図6参照)。吸音層82は、例えばエプトシーラー(登録商標)によって枠状に形成されており、遮音層84は、例えばEPDMのゴムシートによって枠状に形成されている。
この遮音材30の中央側には、上下一対の円形の嵌挿穴86、88が形成されており、これらの嵌挿穴86、88には、入口管66及び出口管68が嵌挿されている。この遮音材30の外周部は、ダッシュインシュレータ20の開口42の縁部20Bに対して車両後方側に重ね合わされており、吸音層82が車両前後方向に圧縮された状態で、開口42の縁部20Bと対向部48Cとの間に挟まれている。
なお、ダッシュインシュレータ20の開口42の縁部20Bは、開口40の縁部20Aと同様に、空調装置22が車両に組付けられる前の状態では、ダッシュパネル18との間に隙間90を形成するように車両後方側へ膨出している(図7参照)。そして、空調装置本体46が車両に組付けられることにより、図2に示される如く開口42の縁部20Bが遮音材30に押されてダッシュパネル18と密着するように構成されている。
また、上記の遮音材30は、止水目的のものではないため、吸音層82の圧縮率が例えば10〜20%程度に設定されている。その代わりに、この透過音低減構造12では、図2に示されるように、ダッシュパネル18の配管貫通口34の縁部に取り付けられたゴム製の止水シール92(グロメット)によって配管貫通口34が塞がれている。この止水シール92には、上下一対の貫通孔94、96が形成されており、これらの貫通孔94、96に入口管66及び出口管68が嵌挿されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る透過音低減構造10(図1参照)では、ダッシュパネル18の配管貫通口32及びダッシュインシュレータ20の開口40には、クーラー配管24が貫通している。このクーラー配管24は、遮音材28の中央側に形成された嵌挿穴78に膨張弁58が嵌合している。この遮音材28は、外周側に設けられた透過音低減部28Bがダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aと空調ケース48との間で車両前後方向に圧縮されているため、この遮音材28によってダッシュインシュレータ20の開口40を完全に塞ぐことができる。しかも、この遮音材28は、車両前方側の吸音層74と車両後方側の遮音層76とを有しているため、ダッシュインシュレータ20と同等の透過音低減性能を発揮する。これにより、エンジンルーム14から車室16内への透過音を効果的に低減することができる。
また、この遮音材28は、ダッシュパネル18における配管貫通口32の縁部18Aと空調ケース48との間で車両前後方向に圧縮された止水部28Aを有している。この止水部28Aによって車室16内へ雨水等の浸入を阻止することができる。しかも、この遮音材28では、車両前方側の吸音層74における止水部28Aを構成する部位(止水用内周部74A)と透過音低減部28Bを構成する部位(遮音用外周部74B)とが分割されており、両者が独立して車両前後方向に圧縮変形可能とされている。これにより、透過音低減部28Bの圧縮状態によって止水部28Aの圧縮状態が変化しないようにすることができるので、止水部28Aによる止水性能を良好にすることができる。
さらに、この遮音材28では、ダッシュパネル18の配管貫通口32の縁部18Aと空調ケース48との間で圧縮される止水部28Aと、ダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aと空調ケース48との間で圧縮される透過音低減部28Bとが、車両前後方向にずれている。これにより、ダッシュパネル18の配管貫通口32の縁部18Aとダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aとの車両前後方向の相対位置が、エンジンユニットの種類等によって変わる場合でも、縁部18Aと空調ケース48との間、及び縁部20Aと空調ケース48との間に、止水部28A及び透過音低減部28Bを良好に介在させることができる。
一方、本実施形態に係る透過音低減構造12(図2参照)では、ダッシュパネル18に配管貫通口34及びダッシュインシュレータ20の開口42には、ヒーター配管26が貫通している。このヒーター配管26の入口管66及び出口管68は、遮音材30の中央側に形成された嵌挿穴86、88に嵌挿されている。この遮音材30は、外周側がダッシュインシュレータ20の開口42の縁部20Bと空調ケース48との間で車両前後方向に圧縮されているため、この遮音材30によってダッシュインシュレータ20の開口42を完全に塞ぐことができる。しかも、この遮音材30は、車両前方側の吸音層82と車両後方側の遮音層84とを有しているため、ダッシュインシュレータ20と同等の透過音低減性能を発揮する。これにより、エンジンルーム14から車室16内への透過音を効果的に低減することができる。
また、この透過音低減構造12では、ヒーター配管26の入口管66及び出口管68と配管貫通口34の縁部18Bとの隙間が止水シール92によって塞がれている。このように、遮音材30の他に止水シール92が設けられているため、遮音材30に止水の機能を持たせる必要がない。これにより、遮音材30を簡素な形状にすることができる。
また、本実施形態に係る透過音低減構造10、12では、空調装置本体46が車両に組付けられる前の状態では、ダッシュインシュレータ20における開口40、42の縁部20A、20Bとダッシュパネル18との間に隙間80、90が設けられており、空調装置本体46が車両に組付けられることにより開口40、42の縁部20A、20Bが遮音材28、30に押されてダッシュパネル18と密着する。これにより、空調装置本体46が車両に組付けられる際の押し込み荷重を、ダッシュインシュレータ20のたわみを利用して低減することができる。つまり、開口40、42の縁部20A、20Bが遮音材28、30に押されて隙間80、90が無くなるまでは、ダッシュインシュレータ20がたわみ変形することになるため、圧縮変形させる場合と比較して荷重を低減することができる。これにより、空調装置本体46の組付作業性を向上させることができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図8には、本発明の第2の実施形態に係るダッシュパネルの透過音低減構造100の構成が図1に対応した断面図にて示されている。この透過音低減構造100は、前記第1実施形態に係る透過音低減構造10と同様に、ダッシュパネル18におけるクーラー配管24の貫通部に適用されている。この透過音低減構造100では、クーラー配管24の膨張弁58が前記第1実施形態よりも若干車両後方側に配置されており、ダッシュパネル18における配管貫通口32の縁部18Aが車両後方側へ膨出している。なお、図8では、パイプ54、56の図示を省略している。
また、この透過音低減構造100では、遮音材28’の構成が前記第1実施形態に係る遮音材28とは異なっている。図9及び図10にも示されるように、この遮音材28’は、吸音層74’と遮音層76’とが積層された積層構造とされている点で、遮音材28と共通している。但し、この遮音材28’では、吸音層74’及び遮音層76’が平坦状に形成されており、全体として板状に形成されている。
また、この遮音材28’は、枠状に形成された止水部28A’と、止水部28A’の外周外側に枠状に形成された透過音低減部28B’とを備えている点で、遮音材28と共通している。但し、吸音層74’の止水用内周部74A’と遮音用外周部74B’とは、遮音層76’と反対側から切り込まれた切込み102(スリット)によって分けられており、完全には分割されていない(遮音層76’側の一部が一体に繋がっている)が、車両前後方向に独立して(個別に)圧縮変形可能とされている。
また、この実施形態では、前記第1実施形態に係るリブ62、64が省略されており、止水部28A’は、止水用内周部74A’が車両前後方向に圧縮された状態で、ダッシュパネル18の配管貫通口32の縁部18Aと空調ケース48のフランジ部48Bとの間に挟まれている。また、透過音低減部28B’は、遮音用外周部74B’が車両前後方向に圧縮された状態で、ダッシュインシュレータ20の開口40の縁部20Aとフランジ部48Bとの間に挟まれており、開口縁部20Aが透過音低減部28B’からの反力によって車両前方側へ圧縮されている。なお、図8には、圧縮される前の止水用内周部74A’及び遮音用外周部74B’が二点鎖線で示されている。上記以外の構成は、前記第1実施形態と同様の構成とされている。
この透過音低減構造100においても、前記第1実施形態に係る透過音低減構造10と基本的に同様の作用効果を奏する。しかも、遮音材28’が簡素な形状であるため、遮音材28’を容易に製作することができる。
(実施形態の補足説明)
上記各実施形態では、クーラー配管24側の遮音材28、28’が吸音層74、74’と遮音層76、76’との二層構造とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、クーラー配管側の遮音材が三層構造とされた構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、空調装置22が車両に組付けられる前の状態において、ダッシュインシュレータ20の開口40、42の縁部20A、20Bとダッシュパネル18との間に隙間80、90が設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、隙間80、90が存在しない構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、吸音層74、74’の材料としてエプトシーラー(登録商標)を用い、遮音層76、76’の材料としてEPDMのゴムシートを用いたが、本発明はこれに限らず、吸音層の材料としては、ウレタンフォーム、不織布、フェルト等を用いることができ、遮音層の材料としては、塩化ビニールシート等を用いることができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 ダッシュパネルの透過音低減構造
12 ダッシュパネルの透過音低減構造
14 エンジンルーム
16 車室
18 ダッシュパネル
18A、18B 縁部
20 ダッシュインシュレータ
22 車両用空調装置
24 クーラー配管
26 ヒーター配管 28 遮音材
28A 止水部
28B 透過音低減部
30 遮音材
32、34 配管貫通口
40、42 開口
46 空調装置本体
50、52 エバポレータチューブ(車室側配管)
54、56 パイプ(エンジンルーム側配管)
58 膨張弁
74 吸音層
76 遮音層
78 嵌挿穴
80 隙間
82 吸音層
84 遮音層
86、88 嵌挿穴
90 隙間

Claims (4)

  1. 車両のエンジンルームと車室とを仕切ると共に、配管貫通口が形成されたダッシュパネルと、
    前記ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられ、前記配管貫通口と対向する部位に前記配管貫通口よりも大きな開口が形成されたダッシュインシュレータと、
    車室内に設けられた空調装置本体から前記開口及び前記配管貫通口を貫通してエンジンルーム内へ延びると共に膨張弁によってエンジンルーム側配管と車室側配管とが結合されたクーラー配管を有する車両用空調装置と、
    車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有し、前記膨張弁が嵌合して前記クーラー配管が嵌挿された嵌挿穴が形成されると共に、前記嵌挿穴の外周外側に設けられ、前記ダッシュパネルにおける前記配管貫通口の縁部と前記空調装置本体との間で圧縮された止水部、及び、前記止水部の外周外側に設けられ、前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記空調装置本体との間で圧縮された透過音低減部を有する遮音材と、
    を備え
    前記止水部及び前記透過音防止部が何れも前記吸音層及び前記遮音層を有しており、
    前記吸音層における前記止水部を構成する部位と前記透過音低減部を構成する部位とが全部又は一部で分割され、独立して車両前後方向に圧縮変形可能とされているダッシュパネルの透過音低減構造。
  2. 前記遮音材は、前記止水部と前記透過音低減部とが車両前後方向にずれている請求項1に記載のダッシュパネルの透過音低減構造。
  3. 車両のエンジンルームと車室とを仕切ると共に、配管貫通口が形成されたダッシュパネルと、
    前記ダッシュパネルの車室側の面に取り付けられ、前記配管貫通口と対向する部位に前記配管貫通口よりも大きな開口が形成されたダッシュインシュレータと、
    車室内に設けられた空調装置本体から前記開口及び前記配管貫通口を貫通してエンジンルーム内へ延びるヒーター配管を有する車両用空調装置と、
    前記ヒーター配管と前記配管貫通口の縁部との隙間を塞いだ止水シールと、
    車両前方側の吸音層と車両後方側の遮音層とを有し、前記ヒーター配管が嵌挿された嵌挿穴が形成されると共に、前記吸音層及び前記遮音層の外周部が前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記空調装置本体との間に挟まれており、前記吸音層の外周部の圧縮率が10〜20%に設定されている遮音材と、
    を備えたダッシュパネルの透過音低減構造。
  4. 前記空調装置本体が車両に組付けられる前の状態では、前記ダッシュインシュレータにおける前記開口の縁部と前記ダッシュパネルとの間に隙間が設けられており、前記空調装置本体が車両に組付けられることにより前記開口の縁部が前記遮音材に押されて前記ダッシュパネルと密着する請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のダッシュパネルの透過音低減構造。
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