JPH10119558A - 自動車用空気調和装置のシールキャップ - Google Patents

自動車用空気調和装置のシールキャップ

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JPH10119558A
JPH10119558A JP28258996A JP28258996A JPH10119558A JP H10119558 A JPH10119558 A JP H10119558A JP 28258996 A JP28258996 A JP 28258996A JP 28258996 A JP28258996 A JP 28258996A JP H10119558 A JPH10119558 A JP H10119558A
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seal cap
pipe
hole
block connector
piping
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JP28258996A
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Masaru Akaha
勝 赤羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「自動車用空気調和装置のシールキャップ」
を利用して、車体パネルに開設された配管用通孔にクー
リングユニットの一部を簡単に挿入できるようにし、ま
た水漏れ等が生じないように確実に取り付けることがで
きるようにする。 【解決手段】 自動車用空気調和装置のシールキャップ
は、ダッシュパネル31に開設された配管用通孔32を
挿通し得る程度の大きさを有する基部Saと、当該基部
Saの一側より突出されブロックコネクタ25の開口部
Oに脱着自在に嵌合する嵌合部材Sbと、前記基部Sa
の反対側より突出されテーパ状に減径された側面Gaを
有しかつ軸直角断面が配管用通孔32を挿通し得る程度
の大きさの輪郭形状とされたガイド部材Gとを合成樹脂
により成形したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置を車載するまで一時的に配管内に異物等が侵入しな
いように閉塞するシールキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用空気調和装置は、冷房
サイクルの一部を構成するエバポレータは車室に設置さ
れ、冷房サイクルの他の主要構成部品、例えばコンプレ
ッサ、コンデンサ、リキッドタンク等はエンジンルーム
内に設けられている。
【0003】したがって、当該エバポレータと他の構成
部品とは、冷媒導管により連通されることになるが、当
該冷媒導管は、エンジンルームと車室を仕切るダッシュ
パネルに開設された配管用通孔を挿通して設けられ、こ
の配管用通孔と冷媒導管との間はグロメットにより閉塞
され、シールされている。
【0004】ところが、前記冷房サイクルの他の構成部
品である膨張弁は、エバポレータの直近位置に設けられ
ているため、最近の自動車用空気調和装置では、膨張弁
を、いわゆる一体型膨張弁とし、図3に示すように、こ
の一体型膨張弁10とエバポレータ1の出口管2と入口
管3とを連結してクーリングユニット4内に組み込んで
いる。
【0005】ここにおいて、一体型膨張弁10は、図4
に示すように、箱状をしたハウジング11内に、エバポ
レータ1から流出する冷媒が流通する出口側流路12a
や、エバポレータ1に流入する冷媒が流通する入口側流
路12b等の各種開口部12が設けられており、前記出
口側流路12aに冷媒の温度を感知する感温部14によ
り弁部分15を制御し、入口側流路12bに流通する冷
媒の流量制御機能と当該冷媒の膨張機能とを発揮するよ
うにしたものである。
【0006】なお、この弁部分15は、下記の3つの力
のバランスにより開度が制御されるようになっている。
第1の力は、ダイアフラム16の上方の室17の内部圧
力(エバポレータ1で空気と熱交換した後に出口側流路
12aを通ってコンプレッサ18へ帰還する冷媒の温度
を感知する感温筒14aの内部に封止された冷媒の圧力
がダイアフラム16の上方の室に導入される)であり、
第2の力は、ダイアフラム16の下方の室19の内部圧
力(エバポレータ1で空気と熱交換した後に出口側流路
12aを通ってコンプレッサ18へ帰還する冷媒の出口
圧力がダイアフラム16の下方の室19に導入される)
であり、第3の力は、弁棒20の下端に取付けられた弁
体(ボール弁)21を常時上方に付勢するばね22の力
である。これら3つの力のバランスにより弁体(ボール
弁)21の開度が制御され、入口側流路12bに流通す
る冷媒の流量を制御される。なお、図4中の符号「2
3」はコンデンサ、「24」はリキッドタンクである。
【0007】このような一体型膨張弁10と連結された
エバポレータ1は、図3に示すようなクーリングユニッ
トのケース4内に組み込まれている。このケース4は、
ケース外表面の結露防止、外部から侵入する熱の断熱及
び気密性の向上を目的として内周面に発泡ポリエチレン
等からなるインシュレータ5が内張りされた一対のケー
ス部材4a,4bを有し、これら両ケース部材4a,4
bを最中合わせして内部に一体型膨張弁1と連結された
エバポレータ1を収納し、支持している。なお、このエ
バポレータ1とケース4の内周面との間には隙間が生じ
ないようにすることが好ましく、また下側ケース部材4
bの底面には、傾斜面6が形成され、ここの中央部にド
レンパイプ7に連通されたドレン溝8が形成されてい
る。
【0008】図6を参照してクーリングユニットの組み
立てを説明すれば、まず、ハウジンク11にグロメット
30(図5参照)を取付ける。このグロメット30を取
り付ける目的は、一体型膨張弁10の上部より突出して
いるダイアフラム16の部分を保護するためと、配管用
の通孔を塞いでエンジンルームと車室内をシールするた
めと、クーリングユニット内の気密性を高めるためであ
る。
【0009】次に、一体型膨張弁10のハウジング11
に、当該一体型膨張弁10の各種開口部12と連通する
開口部Oが開設されたブロックコネクタ25をボルト2
6により取付ける。一方、一体型膨張弁10のハウジン
グ11の反対側には、エバポレータ1からの冷媒導管
2,3の端部が連結されたフランジ27を設ける。
【0010】そして、ブロックコネクタ25がケース4
より外部に突出するようにケース4の切欠部4cに嵌挿
し、しかもグロメット30がブロックコネクタ25を外
周より保持するように一対のケース部材4a,4bを最
中合わせする。
【0011】このようにしてエアコン組立工場で組み立
てられたクーリングユニットは、その後、自動車組立工
場に運ばれて車載されるが、その途中で、ブロックコネ
クタ25の開口部Oから内部にゴミ等が入り込まないよ
うにするために、図5,6に示すようにブロックコネク
タ25にシールキャップ28を取り付けている。また、
例えば、実開昭58−106697号公報に開示されて
いるように、配管にシールキャップを取り付けたものも
ある。
【0012】そして、自動車組立工場においてクーリン
グユニットを車載するには、まず、図5に示すように、
エンジンルームERと車室C内とを仕切るダッシュパネ
ル31に開設された配管用通孔32に、シールキャップ
28が取り付けられている状態のブロックコネクタ25
を挿通した状態で、クーリングユニット自体を車体側よ
り車室内に突設されたブラケット(図示せず)等に連結
し、固定する。
【0013】このとき、シールキャップ28は、ダッシ
ュパネル31の配管用通孔32を挿通してエンジンルー
ム側に出ているので、当該シールキャップ28を外した
後に、エンジンルームER側の冷媒配管(図示せず)と
ブロックコネクタ25の開口部Oとを連結する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記車載作
業は、車室C内のインストルメントパネルの下部という
狭小で暗い部分であり、しかも配管は車室側(取付け作
業者のいる側)とは反対側になるため、ダッシュパネル
31に開設された配管用通孔32にブロックコネクタ2
5を挿通する作業は、いわゆるめくら作業となり、簡単
に挿通させることができず、きつい作業となる虞れがあ
る。
【0015】また、場合によっては、作業者がダッシュ
パネル31の配管用通孔32にブロックコネクタ25が
挿通したと判断しても、実際には正常に嵌合した状態に
なっておらず、前記グロメット30とダッシュパネル3
1の配管用通孔32との間に隙間が生じた状態で取り付
けられたままとなることもある。このような場合には、
洗車水あるいは雨水等がエンジンルームERより前記隙
間を通り、車室C内に入り込む虞れもある。
【0016】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、シールキャップを利用し
て、車体パネルに開設された配管用通孔にクーリングユ
ニットの一部を簡単に挿入でき、また水漏れや配管の変
形等が生じないように確実に取り付けることができよう
にすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1に記載された発明は、ケースの内部に収納
されかつ冷房サイクルの一構成部品であるエバポレータ
に冷媒を供給する供給管及び、当該エバポレータから冷
媒を排出する排出管と連通する開口部が開設されたブロ
ックコネクタを、前記ケースより外部に突出するように
設け、このブロックコネクタの開口部をシールキャップ
により閉鎖した状態で車体パネルに開設された配管用通
孔に車室内側からエンジンルーム側へ挿通し、当該シー
ルキャップを外してエンジンルーム側の冷媒配管と連結
してなる自動車用空気調和装置のクーリングユニットに
おいて、前記シールキャップは、配管用通孔を挿通し得
る程度の大きさを有する基部を有し、当該基部の前記ブ
ロックコネクタ側に前記開口部に脱着自在に嵌合する嵌
合部材を突出し、前記基部の反対側にテーパ状に減径さ
れた側面を有し、かつ軸直角断面が前記配管用通孔を挿
通し得る程度の大きさの輪郭形状とされたガイド部材を
突出したことを特徴とする。
【0018】このようにすれば、クーリングユニットを
車載するとき、シールキャップのガイド部材が車体パネ
ルに開設された配管用通孔自体にガイドされてブロック
コネクタを配管用通孔に挿通するようになるので、後に
不要となるシールキャップを利用して、車体パネルに開
設された配管用通孔にクーリングユニットの一部を簡単
に挿入でき、また水漏れ等が生じる不確実な取付を未然
に防止することができ、クーリングユニットを確実に車
載できる。
【0019】請求項2に記載された発明では、前記ガイ
ド部材は、縦横に伸延する薄肉の合成樹脂製のプレート
により構成したことを特徴とする。
【0020】このようにすれば、ガイド部材がある程度
弾性変形するので、配管用通孔にクーリングユニットの
一部を簡単に挿入でき、しかもこれをブロックコネクタ
から取り除く場合にも簡単に摘み出すこともできる。
【0021】請求項3に記載された発明では、前記ブロ
ックコネクタは、前記エバポレータの供給管と排出管に
連通された一体型膨張弁に取り付けたことを特徴とす
る。
【0022】このようにすれば、一体型膨張弁が剛性を
有することから、多少クーリングユニットを車体パネル
に衝突してもクーリングユニット側の配管が変形するこ
となく確実に車載できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
自動車用空気調和装置のクーリングユニットの断面図、
図2は図1の要部を示す分解斜視図である。なお、図3
〜6に示す部材と共通する部材については、同じ符号を
付し、その説明を一部省略する。
【0024】本実施の形態では、冷房サイクルの一構成
部品であるエバポレータ1に冷媒を供給する供給管3
と、当該エバポレータ1から冷媒を排出する排出管2の
端部に一体型膨張弁10が取付けられている。
【0025】この一体型膨張弁10は、箱状をした剛性
のあるハウジング11内に出口側流路12aと入口側流
路12bが形成され、外部にこれら流路12a,12b
に連通する開口部Oが設けられたブロックコネクタ25
が取り付けられ、当該ブロックコネクタ25の周囲には
ゴム等の弾性体製のグロメット30が装着されている。
このグロメット30は、ケース4に嵌着されているが、
前記ブロックコネクタ25はケース4より外部に突出す
るように設けられている。
【0026】前記ブロックコネクタ25には、開口部O
を閉鎖する合成樹脂製のシールキャップS(上部開口部
Oを閉塞する上部シールキャップS1 と、下部開口部O
を閉塞する下部シールキャップS2 の総称)が各開口部
Oに対応して設けられている。両シールキャップSの基
部Saは、全体の輪郭が車両側のパネルであるダッシュ
パネル31に開設された配管用通孔32の口径Dよりも
小さくしているが、配管用通孔32を挿通する程度の大
きさであれば良い。これら各基部Saには、ブロックコ
ネクタ25の開口部Oに脱着自在に嵌合する嵌合部材S
bと、このブロックコネクタ25の外周に係合する係合
部材Scが突出され、この基部Saの反対側にはテーパ
状に減径された側面Gaを有し、かつ軸直角断面が前記
配管用通孔32を挿通し得る程度の大きさの輪郭を有す
るガイド部材Gが突出されている。
【0027】このガイド部材Gは、図2に示すように、
縦横に伸延する薄肉の合成樹脂製のプレートにより構成
され、ダッシュパネル31に開設された配管用通孔32
にシールキャップSを挿通するときのガイドとなるよう
にしている。
【0028】このように構成されたシールキャップSを
有する自動車用空気調和装置のクーリングユニットを車
載する作用を説明する。クーリングユニットは、ブロッ
クコネクタ25の開口部Oから内部にゴミ等が入り込ま
ないようにするために、シールキャップSが取り付けら
れた状態で自動車組立工場に搬入され、この状態のまま
当該工場において組立工程に送られる。
【0029】まず、図5に示すように、エンジンルーム
と車室内とを仕切るダッシュパネル31に開設された配
管用通孔32に、シールキャップSが取り付けられてい
る状態のブロックコネクタ25を挿通させる。
【0030】この場合、シールキャップSのガイド部材
Gは、配管用通孔32の近傍に位置させて車室内側から
エンジンルーム側に向かって押し込むのみで、テーパ状
の側面Gaが配管用通孔32に当接し、この配管用通孔
自体にガイドされてブロックコネクタ25を配管用通孔
32に導き、挿通することになる。
【0031】このシールキャップSは、後に不要となる
ので、ダッシュパネル31に多少衝突させ傷付けても問
題はなく、配管用通孔32が開設されていない部分に衝
突した後に、クーリングユニットを上下左右に移動させ
て配管用通孔32を探り当てるような作業を行なっても
問題はない。このため、たとえめくら作業であっても、
配管用通孔32への挿通作業は簡単になり、しかも配管
用通孔32にシールキャップSが嵌合したときには、コ
ツンという感触があるので、これにより不完全な嵌合状
態が生じる虞れが回避され、また一体型膨張弁10が剛
性を有することから、多少クーリングユニットを車体パ
ネル31に衝突してもクーリングユニット側の配管2,
3が変形することなく確実に車載できる。さらに、ガイ
ド部材Gは弾性変形するので、配管用通孔32にブロッ
クコネクタ25が嵌まると、ガイド部材Gの変形により
ブロックコネクタ25を簡単に挿入できる。
【0032】このようにしてシールキャップSがダッシ
ュパネル31の配管用通孔32を挿通しエンジンルーム
に出ると、シールキャップSを外し、ここにエンジンル
ーム側の冷媒配管2,3を連結する。この作業で同時に
車体パネルであるダッシュパネル31に開設された配管
用通孔32にグロメット30が当接し、配管用通孔32
と冷媒配管2,3との間の隙間を閉塞され、シールされ
た状態となる。
【0033】なお、このシールキャップSを外す場合
も、ガイド部材Gが縦横に伸延する薄肉の合成樹脂製の
プレートを有しているので、簡単に摘み出すこともでき
る。
【0034】これによりクーリングユニットの一部を配
管用通孔32に簡単に挿入でき、また水漏れや配管の変
形等を未然に防止し、クーリングユニットを確実に車載
できる。
【0035】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された本発明の
要旨を逸脱しない限りにおいて種々変形することができ
る。
【0036】例えば、前述の実施の形態では、一体型膨
張弁10がエバポレータに設けられた冷媒配管の端部に
取付けられているが、必ずしもこのような冷媒配管を有
するエバポレータのみでなく、いわゆる積層型のエバポ
レータのようにエバポレータ自体に一体型膨張弁10を
直接取り付けたものであっても良く、また一体型膨張弁
10が設けられていない冷媒用の配管2,3に直接ブロ
ックコネクタ25を取り付けてもよい。さらに、前記ブ
ロックコネクタ25の開口部には、ここの通孔にそれぞ
れ対応してシールキャップが設けられているが、必ずし
もこのようなもののみでなく、複数の通孔を一括して同
時に閉塞するように一体的なシールキャップとしても良
い。このようにすれば、前記車載時に冷媒配管等にも無
理な力が掛からず変形も防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた発明は、後に不要となるシールキャップをガイドと
して利用し、車体パネルに開設された配管用通孔にクー
リングユニットの一部を簡単に挿入でき、これによりク
ーリングユニットの車載を確実にかつ簡単に行なうこと
ができ、また水漏れ等が生じる不確実な取付を未然に防
止することができる。
【0038】また、請求項2に記載された発明は、ガイ
ド部材の弾性変形により、配管用通孔にクーリングユニ
ットの一部を簡単に挿入できる。また、シールキャップ
をブロックコネクタから簡単に取り除くこともできる。
【0039】請求項3に記載された発明では、ブロック
コネクタをは、剛性を有する一体型膨張弁に取り付けた
ので、配管が変形することなく確実に車載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の断面図である。
【図2】 図1の要部を示す分解斜視図である。
【図3】 一般的な一体型膨張弁を有するクーリングユ
ニットの分解斜視図である。
【図4】 同一体型膨張弁の断面説明図である。
【図5】 従来のクーリングユニットの搬送状態を示す
断面図である。
【図6】 図5に示す一体型膨張弁の連結構造の分解斜
視図である。
【符号の説明】
1…エバポレータ、 4…ケース、 10…一体型膨張弁 12a,12b…一体型膨張弁の開口部、 12…流路、 8…一体型膨張弁本体、 16…ダッシュパネル(車体パネル) 25…ブロックコネクタ、 31…車体パネル(タッシュパネル)、 32…配管用通孔、 ER…エンジンルーム、 G…ガイド部材、 Ga…側面、 O…ブロックコネクタの開口部、 S…シールキャップ Sa…基部、 Sb…嵌合部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(4)の内部に収納されかつ冷房サ
    イクルの一構成部品であるエバポレータ(1)に冷媒を供
    給する供給管(3)及び、当該エバポレータ(1)から冷媒
    を排出する排出管(2)と連通する開口部(O)が開設され
    たブロックコネクタ(25)を、前記ケース(4)より外部に
    突出するように設け、このブロックコネクタ(25)の開口
    部(O)をシールキャップ(S) により閉鎖した状態で車体
    パネル(31)に開設された配管用通孔(32)に車室内側から
    エンジンルーム側へ挿通し、当該シールキャップ(S) を
    外してエンジンルーム(ER)側の冷媒配管と連結してなる
    自動車用空気調和装置のクーリングユニットにおいて、 前記シールキャップ(S) は、配管用通孔(32)を挿通し得
    る程度の大きさを有する基部(Sa)を有し、当該基部(Sa)
    の前記ブロックコネクタ(25)側に前記開口部(O)に脱着
    自在に嵌合する嵌合部材(Sb)を突出し、前記基部(Sa)の
    反対側にテーパ状に減径された側面(Ga)を有し、かつ軸
    直角断面が前記配管用通孔(32)を挿通し得る程度の大き
    さの輪郭形状とされたガイド部材(G)を突出したことを
    特徴とする自動車用空気調和装置のシールキャップ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材(G)は、縦横に伸延する
    薄肉の合成樹脂製のプレートにより構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置のシール
    キャップ。
  3. 【請求項3】 前記ブロックコネクタ(25)は、前記エバ
    ポレータ(1)の供給管(3)と排出管(2)に連通された一
    体型膨張弁(10)に取り付けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の自動車用空気調和装置のシールキャッ
    プ。
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