JPH0622565Y2 - ヒータユニット - Google Patents

ヒータユニット

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JPH0622565Y2
JPH0622565Y2 JP14293487U JP14293487U JPH0622565Y2 JP H0622565 Y2 JPH0622565 Y2 JP H0622565Y2 JP 14293487 U JP14293487 U JP 14293487U JP 14293487 U JP14293487 U JP 14293487U JP H0622565 Y2 JPH0622565 Y2 JP H0622565Y2
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JP
Japan
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unit case
unit
heater
heater core
case bodies
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14293487U
Other languages
English (en)
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JPS6455112U (ja
Inventor
一雄 橋本
Original Assignee
カルソニック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は自動車用空気調和装置を形成するヒータユニッ
トに関し、ヒータユニットを構成する2つのユニットケ
ース体同志の締結と、ヒータユニット内に装着されるヒ
ータコアの固定とを1つの固定具により行なうようにし
たものである。
(従来の技術) 自動車用空気調和装置を形成するヒータユニットは、車
室内に吹出される空気を加熱するためのヒータコアを有
している。
第3、4図は従来のヒータユニットを示す図であり、ユ
ニットケース1はそれぞれ断面がほぼU字形状をなす第
1と第2の2つのユニットケース体1a、1bとからな
り、これらのユニットケース体1a、1bは、それぞれ
の開口部2a、2bの部分で接合されるようになってい
る。このユニットケース1内には、車室内に吹出される
空気を加熱するためにヒータコア3が装着されるように
なっており、このヒータコア3をユニットケース1内に
挿入するための窓孔4が一方のユニットケース体1aに
形成されている。
更に、ユニットケース1には温調空気を車室内に吹出さ
せるためのベント吹出口5、デフ吹出口6とが形成さ
れ、フット吹出口7を有するフットダクト8がヒータユ
ニットケース1に取付けられるようになっている。ユニ
ットケース1内に装着された状態のヒータコア3を示す
と第4図の通りであり、ヒータコア3の後タンク9はユ
ニットケース1bに形成された凹部10にパッキン11
を介して固定され、前タンク12は窓孔4にパッキン1
3を介して固定されるようになっている。
このヒータコア3のヒータユニットケース1に対する締
結は、前タンク12の表面を横切って跨ぐ金具14によ
ってなされており、この金具14はビス15により一方
のユニットケース1aに取付けられるようになってい
る。このようなヒータコア3のヒータユニットケース1
に対する締結方式は、実開昭58−164912号公報
に記載されたものと同様である。
(問題点を解決するための手段) しかしながら、上述のような従来のヒータユニットの構
造では、2つのユニットケース1a、1b相互を接合す
るためにそれぞれのユニットケース1a、1bの開口部
2a、2b同志を図示しないクリップを用いて連結する
と共に、金具14を用いてヒータコア3の取付けを行な
わなければならず、ヒータユニットの組立て作業が繁雑
なだけでなく、部品点数が多くなるという問題点があっ
た。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、2つのユニットケース体同志の接合と、ヒータユ
ニット内に装着されるヒータコアの固定とを1つの固定
具により行ない得るようにして、ヒータユニットの組立
て性能を向上することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案は、それぞれ断面がほ
ぼU字形状をなし開口部を有する第1と第2のユニット
ケース体を、これらのユニットケース体のそれぞれの前
記開口部同志で接合してユニットケースを形成し、当該
ユニットケース内にヒータコアが装着されるヒータユニ
ットにおいて、前記それぞれのユニットケース体を接合
した状態で前記ヒータコア用の窓部となる切欠溝を、前
記それぞれのユニットケース体に前記開口部に連続させ
て形成し、前記それぞれのユニットケース体の前記開口
部に形成された接合部と係合し前記それぞれのユニット
ケース体を締結する固定具を有し、前記ヒータコアを前
記固定具が押付ける位置で、前記結合部に形成された突
起部と係合する爪部を前記固定具に形成してなるヒータ
ユニットである。
(作用) 2つのユニットケース体をそれぞれの開口部同志を接触
させた状態とし、この状態でそれぞれの開口部に形成さ
れた係合部に固定具を係合させる。これにより、2つの
ユニットケース体は相互に締結された状態となる。ま
た、固定具の爪部と突起部とが係合する位置に固定具を
設定すると、この固定具によってヒータコアの固定も達
成される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るヒータユニットを示す
全体斜視図であり、前記従来例を示す第3、4図におけ
る部材と共通する部材には同一の符号を付してある。
図示する本考案のユニットケース1は、それぞれ断面が
ほぼU字形状ないしカップ形状となった第1ユニットケ
ース体1aと第2ユニットケース体1bとからなり、こ
れらはそれぞれの開口部2a、2bの部分で接合されて
一体となる。このように2つのユニットケース体1a、
1bにより形成されるユニットケース1には、この中に
ヒータコア3を装着するために、このヒータコア3が挿
入される窓部4が形成されることになるが、この窓部4
はそれぞれのユニットケース体1a、1bに開口部2
a、2bに連続して形成された切欠溝20a、20bに
より形成されることになる。したがって、本考案のヒー
タユニット1内にヒータコア3を装着すると、このヒー
タコア3は2つのユニットケース体1a、1bに食い込
むようにして取付けられることになる。
2つのユニットケース体1a、1bをそれぞれの開口部
2a、2bの部分で接合することによって、上述のよう
にユニットケース1が形成されることになるが、2つの
ユニットケース体1a、1bを合せることによってユニ
ットケース1には空気流入口21が形成されることにな
る。尚、一方のユニットケース体1aにはデフ吹出口6
とベント吹出口5とが形成されている。
それぞれのユニットケース体1a、1bの開口部2a、
2bには、係合溝22を有する係合部23が形成されて
おり、2つのユニットケース体1a、1bをそれぞれの
開口部2a、2bの部分で接合すると、それぞれの前記
係合部23は断面がT字形状となる。これらの2つのユ
ニットケース体1a、1bを前記係合部23の部分で締
結するために、係合部23の係合溝22の部分に止め付
けられる固定具24が用いられる。
この固定具24はユニットケース1の外表面の形状に対
応して長手方向に折れ曲っており、横断面形状が係合部
23の形状に対応するT字形状となった溝25を有して
いる。したがって、この溝25内に係合部23を嵌入さ
せるようにしてユニットケース1に固定具24を取付け
ると、2つのユニットケース体1a、1bは相互に締結
されることになる。
また、固定具24には長手方向の一方端に、この固定具
24をユニットケース1に取付けた状態で、ユニットケ
ース体1a、1bに形成された突起部26と係合する爪
部27が第2図に示すように形成されている。この爪部
27と突起部26とが係合する位置は、ユニットケース
1内にヒータコア3を挿入した状態で、このヒータコア
3を押し付ける位置に設定されている。これにより、1
つの固定具によりユニットケース体1a、1bの接合
と、ヒータコア3の固定とが第1図に示すように達成さ
れる。
この固定具24による2つのユニットケー体1a、1b
の締結は、それぞれの開口部2a、2bの一部であるの
で、開口部2a、2bに形成された係合部23の他の部
分を締結するために、複数のクリップ28が用いられて
いる。これらのクリップ28は、板ばね材を素材として
形成されている。
上述した本考案のヒータユニットを組立てるには、2つ
のユニットケース体1a、1bを、それぞれの開口部2
a、2bの係合部23同志が接触するようにして、一体
に合せる。この状態でクリップ28を用いて2つのユニ
ットケース1a、1bを相互に締結すると共に、それぞ
れのユニットケース体1a、1bに設けられた切欠溝2
0a、20bにより形成される窓部4からユニットケー
ス1内にヒータコア3を装着する。
次いで、固定具24を係合部23のうち、ヒータコア3
の近傍の部分に係合させる。この係合動作は固定具24
の溝25内に係合部23を嵌め込みながら、固定具24
を摺動させることによって達成され、この固定具24を
摺動させて爪部27を突起部26に係合させる。これに
より、固定具24により、2つのユニットケース体1
a、1b相互の締結と、ヒータコア3の位置決め固定と
が達成されることになる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、2つのユニットケース
体を接合した状態でヒータコア用の窓部となる切欠溝
を、前記それぞれのユニットケース体に開口部に連続さ
せて形成し、前記それぞれのユニットケース体の前記開
口部に形成された接合部と係合し前記それぞれのユニッ
トケース体を締結する固定具を有し、前記ヒータコアを
前記固定具が押付ける位置で、前記ユニットケース体に
形成された突起部と係合する爪部を前記固定具に形成し
たので、固定具によってユニットケース体相互の締結と
ヒータコアの位置決め固定とが達成されることになり、
ヒータユニットの組立てを迅速に行なうことが可能とな
り、更に部品点数を少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るヒータユニットを示す
斜視図、第2図は第1図の要部を示す斜視図、第3図は
従来のヒータユニットを示す斜視図、第4図は第3図に
おける要部拡大断面図である。 1……ヒータユニットケース、1a、1b……ユニット
ケース体、2a、2b……開口部、3……ヒータコア、
4……窓部、20a、20b……切欠溝、24……固定
具、26……突起部、27……爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ断面がほぼU字形状をなし開口部
    (2a,2b)を有する第1と第2のユニットケース体(1a,1b)
    を、これらのユニットケース体のそれぞれの前記開口部
    同志で接合してユニットケース(1)を形成し、当該ユニ
    ットケース内にヒータコア(3)が装着されるヒータユニ
    ットにおいて、前記それぞれのユニットケース体を接合
    した状態で前記ヒータコア用の窓部(4)となる切欠溝(20
    a,20b)を、前記それぞれのユニットケース体の前記開口
    部に連続させて形成し、前記それぞれのユニットケース
    体の前記開口部に形成された接合部(23)と係合し前記そ
    れぞれのユニットケース体を締結する固定具(24)を有
    し、前記ヒータコアを前記固定具が押付ける位置で、前
    記結合部に形成された突起部(26)と係合する爪部(27)を
    前記固定具に形成してなるヒータユニット。
JP14293487U 1987-09-21 1987-09-21 ヒータユニット Expired - Lifetime JPH0622565Y2 (ja)

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JP14293487U JPH0622565Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 ヒータユニット

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JP14293487U JPH0622565Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 ヒータユニット

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JPS6455112U JPS6455112U (ja) 1989-04-05
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FR2871738B1 (fr) * 2004-06-21 2008-08-29 Valeo Climatisation Sa Boitier a etancheite locale de type "labyrinthe", pour une installation de chauffage, ventilation et/ou climatisation d'habitacle
JP4650214B2 (ja) * 2005-11-04 2011-03-16 株式会社デンソー 車両用空調装置

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