JP2002172924A - ケース結合構造 - Google Patents
ケース結合構造Info
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Abstract
必要とすることなく、両分割ケース体の嵌合組付状態を
保持できるようにする。 【解決手段】 第1、第2の分割ケース体11、12の
結合端面11a,12aのいずれか一方から他方へ向か
って突出するようにボス部42を形成し、このボス部4
2に、スリット42aを形成するとともに、両結合端面
11a,12aの他方側にボス部42が嵌入される嵌合
凹部43を形成し、この嵌合凹部43にスリット42a
内に圧入される圧入部44を形成し、ボス部42を嵌合
凹部43に嵌入し、圧入部44をスリット42a内に圧
入することにより、ボス部42を外側に押し広げてボス
部42の外側面が嵌合凹部43の内壁面に圧着する。
Description
ース体を一体に結合して構成されるケースの結合構造に
関するもので、例えば、車両用空調装置のケースに適用
して好適なものである。
構成するクーラユニット、ヒータユニット、送風機ユニ
ット等のケースは、通常、複数に分割された樹脂製ケー
ス体を一体に結合した構成となっている。
合端面の外面側に、それぞれ外方へ突出したビス締め結
合部またはバネクリップ結合部を所定間隔で複数箇所
(例えば、7箇所)形成し、この結合部をビス締めまた
はバネクリップ結合することにより、複数の分割ケース
体を一体に結合している。
装置の室内ユニットのうち、ヒータユニット部分は温度
制御用エアミックスドア、空気加熱用ヒータコア、吹出
モード切替用ドア等の多くの空調機器を収容しているた
め、本出願人においては、ヒータユニット部分の組付を
サブ組付工程(第1次組付工程)と、その後の最終組付
工程(第2次組付工程)とに分割し、サブ組付工程と最
終組付工程にそれぞれ適合した方法、設備を用いて、各
組付工程を独立に実施している。
ース体内に所定の空調機器(例えば、エアミックスド
ア、フェイスドア等)を収容し、上下の両分割ケース体
を嵌合結合する段階まで組付を行う場合には、この両分
割ケース体の締結作業を行う必要がある。
最終組付工程の実施場所へ組付体を搬送する際に、上下
の両分割ケース体の嵌合結合が外れると、ケース内部の
ドア等の組付状態が正規位置からずれてしまうからであ
る。
に例えば、7箇所のビス締め結合部を設定している場合
には、7箇所のうち例えば3箇所のビス締めをサブ組付
工程にて行って、組付体の搬送途中における分割ケース
体の嵌合結合の外れを防止するようにしている。
締めを最終組付工程で行うことになり、ビス締めを2工
程に分断して行うので、作業性が悪いという問題があ
る。なお、ビス締めでなく、バネクリップ結合を用いる
場合にも、バネクリップの装着作業を2工程に分断して
行うので、やはり作業性が悪化する。
リップ結合等の締結作業を必要とすることなく、両分割
ケース体の嵌合組付状態を保持できるケース結合構造を
提供することを目的とする。
して上記目的を達成するための技術的手段を案出したも
のである。
構造においては、第1、第2の分割ケース体(11、1
2)の結合端面(11a,12a)を互いに突き合わせ
て、両分割ケース体(11、12)を一体に結合するに
当たり、両分割ケース体(11、12)の結合端面(1
1a,12a)のいずれか一方から他方へ向かって突出
するボス部(42)を設け、このボス部(42)を、他
方の結合端面(11a,12a)に形成された嵌合凹部
(43)に嵌入することにより、両分割ケース体(1
1、12)の結合端面(11a,12a)の嵌合位置決
めを行うようになっている。
と嵌合凹部(43)との嵌合構造に着目して、この嵌合
構造部に両分割ケース体の嵌合組付状態を保持する機能
を付与するようにして、上記目的を達成するものであ
る。
第1、第2の分割ケース体(11、12)の結合端面
(11a,12a)のいずれか一方から他方へ向かって
突出するように形成されたボス部(42)に、スリット
(42a)を形成するとともに、前記両結合端面(11
a,12a)の他方側に形成され、ボス部(42)が嵌
入される嵌合凹部(43)に、スリット(42a)内に
圧入される圧入部(44)を形成し、ボス部(42)を
嵌合凹部(43)に嵌入し、圧入部(44)をスリット
(42a)内に圧入することにより、ボス部(42)を
外側に押し広げてボス部(42)の外側面が嵌合凹部
(43)の内壁面に圧着するようになっていることを特
徴とする。
合凹部(43)の内壁面との間に強制圧着による摩擦保
持力を作用させて、両分割ケース体(11、12)の嵌
合組付状態を保持できる。したがって、ビス締め、バネ
クリップ結合等の締結作業を必要とすることなく、ケー
ス嵌合組付状態を保持できる。
(42)を嵌合凹部(43)に嵌入した状態で、第1、
第2の分割ケース体(11、12)を一体に結合する結
合部材(25)を備えているケース結合構造に適用され
る。
は、具体的にはねじ手段(25)を用いることができ
る。
2a)はその中央部に円形部(42b)を有しており、
圧入部(44)は円形部(42b)に圧入される円柱状
の本体部(44b)を有していることを特徴とする。
形部(42b)と圧入部(44)側の円柱状本体部(4
4b)との円形嵌合により、圧入部(44)の圧入工程
を滑らかに実行できる。
4)の円柱状本体部(44b)の根本部に、ボス部(4
2)の押し広げ量を増大するテーパ部(44c)が形成
されていることを特徴とする。
ボス部(42)の押し広げ量を増大できるので、ボス部
(42)の寸法バラツキにかかわらず、ボス部(42)
の外側面を嵌合凹部(43)の内壁面に確実に圧着でき
る。従って、ボス部(42)の外側面と嵌合凹部(4
3)の内壁面との間の摩擦保持力を、寸法バラツキを吸
収して確実に確保できる。
2)は、第1、第2の分割ケース体(11、12)のい
ずれか一方に樹脂により一体成形され、また、嵌合凹部
(43)および圧入部(44)は、第1、第2の分割ケ
ース体(11、12)の他方に樹脂により一体成形され
ていることを特徴とする。
(42)、嵌合凹部(43)および圧入部(44)を容
易に形成できる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
態について説明する。本実施形態は車両用空調装置のヒ
ータユニットのケース結合構造に適用した例である。図
1は、車両用空調装置のヒータユニット10の分解斜視
図で、図中の矢印は車両搭載時の上下、左右、前後方向
を示す。
調機器を収容し、かつ、車室内へ向かって送風される空
気の通路を構成するものであって、本例では、このケー
スを、上下分割された2つの分割ケース体11、12に
より構成している。この分割ケース体11、12はポリ
プロピレンのようなある程度の弾性を有する強度的にも
優れた樹脂材料で概略断面U形状に形成され、断面U形
状の端面部分が相互の結合端面11a,12aとなって
いる。
される空間内には、2枚の連動操作される温度調整用エ
アミックスドア13、14、空気加熱用の温水式ヒータ
コア(暖房用熱交換器)15、デフロスタドア16、フ
ェイスドア17、フットドア18等の空調機器が収容さ
れる。
タコア挿入口15a、デフロスタドア16により開閉さ
れるデフロスタ開口部19が開口している。また、上側
の分割ケース体11の車両後方側の部位に開口している
開口部20にはフェイス用三方分岐箱21が接続され、
この三方分岐箱21にはセンターフェイス開口部21a
と左右のサイドフェイス開口部21bが設けられてい
る。
ア18により開閉されるフット開口部22が開口してお
り、このフット開口部22にフット吹出ダクト23が接
続される。上下の分割ケース体11、12の左側部(助
手席側部)に図示しない送風機・冷却ユニットからの送
風空気が流入する空気流入口24が設けられている。
図3は下側分割ケース体12の上面図である。分割ケー
ス体11、12相互の結合端面11a,12aにはビス
25(図1)を用いたねじ結合部26〜32を所定間隔
で複数箇所(本例では7箇所)設置している。これらの
ねじ結合部26〜32は、それぞれ、分割ケース体1
1、12の結合端面11a,12aから外方側へ突き出
す突出形状に成形され、この突出部に取付穴部33、3
4(図2、3)を設けている。下側分割ケース体12の
取付穴部34はビス25をねじ込むタッピング下穴であ
る。この取付穴部33、34にビス25を通してねじ結
合部26〜32を締め付け固定するようになっている。
端面11a,12aには、上記ねじ結合部26〜32の
他に位置決め嵌合部35〜40を複数箇所(本例では6
箇所)設置している。この位置決め嵌合部35〜40
は、上下の両分割ケース体11、12の結合端面11
a,12aを突き合わせて嵌合、組付する際に、その嵌
合位置の位置決めを行うものであって、具体的には次の
ような構成になっている。
0の具体例を示すもので、上下の両分割ケース体11、
12のいずれか一方、例えば、下側の分割ケース体12
の結合端面12aには、この結合端面12aから他方
(上側)の結合端面11a側へ突出するように円柱状の
ボス部42が一体成形してある。
はボス部42を嵌入する円形の嵌合凹部43が設けてあ
る。ここで、ボス部42の外径d1は、例えば、5.6
mmであり、これに対して、円形の嵌合凹部43の内径
d2は、例えば、5.8mmであり、ボス部42の外径
d1より若干大きく(d2>d1)してある。また、ボ
ス部42の高さh1は例えば、10mmで、嵌合凹部4
3の深さh2(例えば、10.5mm)より若干小さく
(h1<h2)してある。
を通るスリット42aが頂部から根本部へ向かって軸方
向に延びるように形成してある。ここで、スリット42
aの幅w1は例えば、1mmであり、この一定の幅wで
スリット42aは軸方向(上下方向)に直線的に延び
る。スリット42aの中央部には幅wより大きい径寸法
d3(例えば、1.8mm)を持つ円形部42bが形成
してある。また、ボス部42の先端には先細り形状のテ
ーパ部42cが形成してある。
ース体11、12の嵌合、組付によりスリット42a内
に圧入される圧入部44が一体成形してある。ここで、
圧入部44は円形の嵌合凹部43の底部の中心部からボ
ス部42側へ向かって立ち上がる概略円柱状の形状であ
り、その高さh3は例えば、7mmであり、スリット4
2aの深さh4(例えば、8mm)より若干小さく(h
3<h4)してある。
向)において次の3つの部分に区分されている。すなわ
ち、圧入部44の先端部にはテーパ部44aを形成し、
この先端テーパ部44aの先端径d4をスリット42a
の中央円形部42bの径d3より小さい寸法(例えば、
1mm)に設定することにより、圧入部43aをスリッ
ト42a内に容易に挿入できるようにしてある。
一定の円柱状をなす本体部44bを形成している。本体
部44bの外径d5は例えば、2.5mmであり、スリ
ット42aの中央円形部42bの径d3より大きく(d
5>d3)してあるので、本体部44bのスリット42
a内への圧入により円柱状ボス部42を外側へ押し広げ
ることができる。
44cを形成している。この根本テーパ部44cの外径
は、本体部44b側から嵌合凹部43の底部側へ向かっ
て徐々に大きくなるようにしてあり、根本テーパ部44
cの最大外径(圧入部の根本部位の外径)d6は例え
ば、3mmである。この根本テーパ部44cの形成によ
って、ボス部42の外径寸法にバラツキがあってもボス
部42を押し広げて嵌合凹部43の内壁面に確実に押し
付けることができる。
の雄雌嵌合部45(図6)を構成して、結合端面11
a,12a間のシール性を向上させるようにしてある。
この雄雌嵌合部45は結合端面11a,12aのシール
必要箇所の全長にわたって帯状に延びるものである。具
体的には両結合端面11a,12aのうち、ボス部42
が形成されている側の結合端面12aに、他方の結合端
面11a側へ向かって突出する帯状凸部46(図5)を
形成する。そして、嵌合凹部43が形成されている側の
結合端面11aに、帯状凸部46が嵌入される帯状凹溝
47(図4)を形成する。
すようにボス部42の径d1より小さく、また、帯状凸
部46の高さh5はボス部42の高さh1より低くして
ある。したがって、帯状凹溝47の深さh6および幅w
3も嵌合凹部43の深さh2および内径d2より小さい
寸法関係になっている。
0の組付方法を説明すると、先ず、サブ組付工程(第1
次組付工程)を行う。
体12内に、エアミックスドア13、14、フェイスド
ア17等の空調機器を収容し、その後に、下側の分割ケ
ース体12の結合端面12aと上側の分割ケース体11
の結合端面11aとを突き合わせて嵌合、組付する。
と、両分割ケース体11、12の結合端面11a,12
aを接近させていくと、最初に、位置決め嵌合部35〜
40において下側分割ケース体12側のボス部42の先
端テーパ部42cが上側分割ケース体11側の円形嵌合
凹部43内に挿入される。
を継続すると、次に、嵌合凹部43内の円柱状圧入部4
4の先端テーパ部44aが、ボス部42のスリット42
aの中央円形部42b内に挿入され、更に、圧入部44
の本体部44bが中央円形部42b内に挿入されるよう
になる。
bの内径d3より大であるため、本体部44bは中央円
形部42b内に圧入され、ボス部42のスリット42a
により2分割された部分を外側へ押し広げて、ボス部4
2の外側面を円形嵌合凹部43の内壁面に押し付ける。
更に、圧入部44の根本テーパ部44cがボス部42の
外側への押し広げを一層増進するので、ボス部42の外
径寸法の製造バラツキにかかわらず、ボス部42の外側
面を円形嵌合凹部43の内壁面に確実に押し付けること
ができる。
3の嵌合により、両結合端面11a,12aの嵌合位置
の位置決めができるので、両結合端面11a,12aの
接近過程の途中にて、帯状凸部46の先端と帯状凹溝4
7との嵌合が開始され、両結合端面11a,12aが図
6のように当接した状態では、帯状凸部46と帯状凹溝
47との嵌合が完了し、上下の分割ケース体11、12
の嵌合、組付を終了できる。
の嵌合、組付を終了した状態では、図6のようにボス部
42のスリット42aに円形嵌合凹部43側の圧入部4
4を圧入することにより、ボス部42を外側へ押し広げ
て、ボス部42の外側面を円形嵌合凹部43の内壁面に
押し付けるので、ボス部42と嵌合凹部43との間に摩
擦保持力を作用させることができる。
〜32の締結を一切しなくても、上下の分割ケース体1
1、12の組付状態を仮固定できる。従って、上下の分
割ケース体11、12の嵌合、組付を終えるとサブ組付
工程を終了することができ、このサブ組付体をそのまま
次の最終組付工程(第2次組付工程)の実施部位に搬送
できる。
終組付工程では、デフロスタ開口部19からデフロスタ
ドア16を、また、フット開口部22からフットドア1
8をそれぞれ上記サブ組付体の内部に組み込むととも
に、ヒータコア15を上側分割ケース体11のヒータコ
ア挿入口15aから上記サブ組付体の内部に組み込む。
また、三方分岐箱21、フット吹出ダクト23等の機器
を上記サブ組付体の外面側に組み付ける。また、ビス2
5により各ねじ結合部26〜32の締結を行う。
付工程でまとめて行うことができ、作業効率を向上でき
る。また、ビス25の締結作業をロボット組付により行
うこともできる。
摩擦保持力により、上下の分割ケース体11、12の組
付状態の保持力を得ることができるので、ビス25によ
るねじ結合部26〜32の設置数を減少できるという効
果を発揮できる。
では、2つの分割ケース体11、12を一体に結合する
結合する結合部材として、ビス25のようなねじ手段を
用いる場合について説明したが、ねじ手段の代わりに金
属ばね材からなるC状のばねクリップを用い、このC状
のばねクリップを結合端面11a,12aの突出部に装
着し、ばねクリップの弾性力を結合端面11a,12a
相互の押し付け方向に作用させることにより、2つの分
割ケース体11、12を一体に結合するようにしてもよ
い。
に、例えば、断面長円状とか、平板状の形状にすること
も可能である。
装置のヒータユニット10の分割ケース体11、12の
結合構造について説明したが、本発明はこれに限定され
ることなく、例えば、車両用空調装置のクーラユニッ
ト、送風機ユニットの分割ケース体の結合構造に適用で
きる。
のように空気通路を形成するだけで、内部に機器を収容
しない構造に対しても同様に適用できる。このダクトの
ような小物部品の場合には、分割ケース体の結合力(組
付保持力)が小さくすむので、ビス25によるねじ結合
部26〜32やばねクリップによる結合部を全廃して、
ボス部42のスリット42aと嵌合凹部43側の圧入部
44との圧入によりボス部42と嵌合凹部43との間に
摩擦保持力を作用させるだけにすることができる。これ
により、分割ケース体の結合構造を大幅に簡素化でき
る。
ータユニットの概略分解斜視図である。
置決め部の断面図、(b)は(a)の正面図である。
置決め部の断面図、(b)は(a)の上面図である。
図である。
1a、12a…結合端面、42…ボス部、43…嵌合凹
部、44…圧入部。
Claims (6)
- 【請求項1】 結合端面(11a)を有する第1のケー
ス体(11)と、前記第1の分割ケース体(11)の結
合端面(11a)に対応する結合端面(12a)を有す
る第2の分割ケース体(12)とを備え、 前記両結合端面(11a,12a)同士を互いに突き合
わせて前記第1、第2の分割ケース体(11、12)を
一体に結合するケース結合構造において、 前記第1、第2の分割ケース体(11、12)の前記結
合端面(11a,12a)のいずれか一方から他方へ向
かって突出するように形成されたボス部(42)と、 前記結合端面(11a,12a)の他方に前記ボス部
(42)が嵌入されるように形成された嵌合凹部(4
3)とを備え、 前記ボス部(42)にスリット(42a)を形成すると
ともに、前記嵌合凹部(43)に前記スリット(42
a)内に圧入される圧入部(44)を形成し、 前記ボス部(42)を前記嵌合凹部(43)に嵌入し、
前記圧入部(44)を前記スリット(42a)内に圧入
することにより、前記ボス部(42)を外側に押し広げ
て前記ボス部(42)の外側面が前記嵌合凹部(43)
の内壁面に圧着するようになっていることを特徴とする
ケース結合構造。 - 【請求項2】 前記ボス部(42)を前記嵌合凹部(4
3)に嵌入した状態で、前記第1、第2の分割ケース体
(11、12)を一体に結合する結合部材(25)を備
えていることを特徴とするケース結合構造。 - 【請求項3】 前記結合部材は、ねじ手段(25)であ
ることを特徴とする請求項2に記載のケース結合構造。 - 【請求項4】 前記スリット(42a)はその中央部に
円形部(42b)を有しており、前記圧入部(44)は
前記円形部(42b)に圧入される円柱状の本体部(4
4b)を有していることを特徴とする請求項1ないし3
のいずれか1つに記載のケース結合構造。 - 【請求項5】 前記圧入部(44)の前記円柱状本体部
(44b)の根本部に、前記ボス部(42)の押し広げ
量を増大するテーパ部(44c)が形成されていること
を特徴とする請求項4に記載のケース結合構造。 - 【請求項6】 前記ボス部(42)は、前記第1、第2
の分割ケース体(11、12)のいずれか一方に樹脂に
より一体成形され、 また、前記嵌合凹部(43)および前記圧入部(44)
は、前記第1、第2の分割ケース体(11、12)の他
方に樹脂により一体成形されていることを特徴とする請
求項1ないし5のいずれか1つに記載のケース結合構
造。
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