JPS6312304Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6312304Y2
JPS6312304Y2 JP1982117148U JP11714882U JPS6312304Y2 JP S6312304 Y2 JPS6312304 Y2 JP S6312304Y2 JP 1982117148 U JP1982117148 U JP 1982117148U JP 11714882 U JP11714882 U JP 11714882U JP S6312304 Y2 JPS6312304 Y2 JP S6312304Y2
Authority
JP
Japan
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duct
female
wall
opening
engaging portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982117148U
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English (en)
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JPS5921188U (ja
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Publication date
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Priority to JP11714882U priority Critical patent/JPS5921188U/ja
Publication of JPS5921188U publication Critical patent/JPS5921188U/ja
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Publication of JPS6312304Y2 publication Critical patent/JPS6312304Y2/ja
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は空調ダクトの連結部構造に関する。
例えば自動車においてはデフロスタあるいは空
調装置に温風もしくは冷風等を供給するために各
種のプラスチツクス製ダクトが使用される。この
空調ダクトは、各種機器類が配設された車体内部
の限られたスペース内に装着され、その取付作業
を容易にするためにある程度の伸縮性ないしは可
撓性を有するように、軟質ポリエチレンのような
軟かいプラスチツクスによつて成形し、かつその
途中に蛇腹部を設けたものが多用されている。し
かしながら、近時高温の空気を送風するような用
途のものにあつてはダクト自体の熱変形を防止す
るために耐熱性に優れた硬質のポリエチレン、ポ
リプロピレン等が用いられるようになつた。とこ
ろが、このような軟質のプラスチツクスよりなる
ダクトの場合は、それ自体に可撓性がないばかり
か、ダクトは筒形状であるのでよけいに撓みにく
く、機器類が入り組んだ狭いスペースで相手部品
に嵌挿して組付けたりする場合においてその装着
の作業性を著しく困難なものとしている。
この考案はこのような状況に鑑みて開発された
もので、硬質プラスチツクスよりなるダクトであ
つてもその連結合体に際し伸縮が可能である構造
を提案するものである。すなわち、この考案は、
一方のダクトの開口部近傍の壁部に設けられた雄
型係合部を他方のダクトの開口部近傍の壁部に設
けられた雌型係合部に差込み嵌着することによつ
て連結合体されるように構成されたダクト連結部
において、前記雌型係合部を有するダクト壁部の
該雌型係合部の開口部側と反対側の差込方向に前
記雄型係合部が摺動することができる凹溝部を前
記雌型係合部と乗越え段部を介して連設し、ダク
トの連結合体に際し伸縮できるようにしたことを
特徴とするものである。以下添付の図面に従つて
説明する。
第1図はこの考案のダクト連結部構造の一実施
例を示す斜視図で、第2図はその差込状態を示す
断面図、第3図はこれを伸長して嵌着合体した状
態を示す断面図である。図示したように、角筒形
等の所望の筒形状を有するダクト10,20の各
連結部は、一方のダクト端部12が他方のダクト
端部22の口部21内に差込まれ、嵌装されるこ
とによつて一体に連結合体されるものである。連
結の際の固定は一方のダクト開口部11近傍の壁
部12aに設けられた雄型係合部15を他方のダ
クト開口部21近傍の壁部22aに設けられた雌
型係合部25に差込み嵌着することによつてなさ
れる。
この考案構造においては、特に前記雌型係合部
25を有するダクト壁部22aの該雌型係合部2
5の開口部21側と反対側の差込方向Iに、前記
雄型係合部15が摺動することができる凹溝部3
0を連設し、ダクト10,20の連結合体に際し
その差込方向の前後に伸縮できるようにしたこと
を特徴とするものである。
すなわちこの考案にダクト10,20を車体に
組み付けるに際しては、その連結部においてあら
かじめ第2図に図示したように、凹溝部30内に
雄型係合部15を位置させてダクト全体として短
縮状態にて組み付けられる。なお、この場合にお
いて図示のように雄型係合部先端15aが凹溝部
後端30bと当接したときに一方のダクト20の
開口端縁21aが他方のダクト10の段部13に
当接するように構成することが好ましい。そして
この状態で一方のダクト、例えばダクト20の他
端(図示せず)が他の所定の部品またはダクト部
分に固定される。もちろん、一方のダクトに限つ
てはあらかじめ固定されていることもある。次い
で、他方のダクト10の他端(図示せず)を所定
の部品またはダクト部分に隣ませ、位置決めをな
した後、他部品または他部分に当接もしくは嵌着
するために該ダクト10を引張り固定する。この
とき、連結部においては第3図に図示したよう
に、ダクト10の雄型係合部15は前記の凹溝部
30を差込方向Iとは反対側の引張方向Pに摺動
して雌型係合部25において嵌着固定される。こ
の嵌着状態は前記の短縮状態に比しては伸長状態
となるが、この状態が所定のダクト長さとして設
計されていることはいうまでもない。
なお、雌型係合部25に連設される凹溝部30
は、第2図および第3図に図示したように、雌型
係合部25側の急テーパ面25aと凹溝部30側
の緩テーパ面30aによる乗越え段部29を介し
て連設される。また、ダクト10とダクト20の
壁部12a,22aの重合部分となる位置にあら
かじめどちらかの壁部12aまたは22aの外面
または内面にシール突条部35を形成して連結部
における空気洩れを防止することは好ましいこと
である。シール突条部35はダクト壁部と一体に
形成することも、あるいはこの実施例のように発
泡ポリウレタン等の紐状物35Aを貼着すること
によつて形成することも自由である。
上記の実施例では雄型係合部15がダクト10
壁部の外面側に突設され、他方の雌型係合部25
がダクト20の壁部の内面側に設けられた例を示
した。しかしながら、第4図および第5図に示す
実施例のように、雄型係合部15をダクト10壁
部の内面側に突設し、他方の雌型係合部25をダ
クト20壁部の外面側に設けることも可能であ
る。この場合においてもその構成および作用効果
は先の実施例と同様であるので、先の実施例と共
通符号を付してその説明を省略する。この実施例
のシール突条部35は、前述したようにダクト1
0の壁部を内方に突出させることによつて該ダク
ト壁部と一体に形成されている。
なお、ダクト10とダクト20の連結に際して
は、雄型係合部15または雌型係合部25にかか
わらず、風向きAの風上側が内筒、風下側が外筒
となるようにその差込構造を考慮することが好ま
しい。
上述したように、この考案に係る空調ダクトの
連結部構造にあつては、雌型係合部を有するダク
ト壁部の該雌型係合部の開口部側と反対側の差込
方向に雄型係合部が摺動することのできる凹溝部
を連設したものであるから、ダクトの連結合体に
際しその差込方向の前後に伸縮することが可能と
なつた。従つて、それ自体に可撓性のない硬質プ
ラスチツクスよりなるダクトにあつても、その他
端を所定部品または他のダクト部分に固定するに
際しその位置合せを容易かつ確実に行なうことが
できる。特にこの種のダクトは他物との固定に際
して空気の洩れ防止等から嵌着固定構造を採る場
合が多く、ダクトの連結部自体において伸縮性を
有することは位置合せならびに固定等の作業性を
格段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のダクト連結部構造の一実施
例を示す斜視図、第2図はその差込状態を示す断
面図、第3図はこれを伸張して嵌着固定した状態
を示す断面図、第4図は他の実施例を示す差込状
態の断面図、第5図は同じく嵌着固定状態の断面
図である。 10……ダクト、11……開口部、15……雄
型係合部、20……ダクト、21……開口部、2
5……雌型係合部、30……凹溝部、35……シ
ール突条部、I……差込方向、P……引張方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のダクト10の開口部11近傍の壁部12
    に設けられた雄型係合部15を他方のダクト20
    の開口部21近傍の壁部22に設けられた雌型係
    合部25に差込嵌着するすることによつて連結合
    体されるように構成されたダクト連結部におい
    て、前記雌型係合部25を有するダクト壁部22
    の開口部21側と反対側の差込方向に前記雄型
    係合部15が摺動することができる凹溝部30を
    前記雌型係合部25と乗越え段部29を介して連
    設したことを特徴とする空調ダクトの連結部構
    造。
JP11714882U 1982-07-30 1982-07-30 空調ダクトの連結部構造 Granted JPS5921188U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11714882U JPS5921188U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 空調ダクトの連結部構造

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JP11714882U JPS5921188U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 空調ダクトの連結部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921188U JPS5921188U (ja) 1984-02-08
JPS6312304Y2 true JPS6312304Y2 (ja) 1988-04-08

Family

ID=30269783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11714882U Granted JPS5921188U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 空調ダクトの連結部構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5361545B2 (ja) * 2009-06-03 2013-12-04 小島プレス工業株式会社 車両用部品間のシール構造
JP5361544B2 (ja) * 2009-06-03 2013-12-04 小島プレス工業株式会社 車両用部品間のシール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58157091U (ja) * 1982-04-14 1983-10-20 日本ピラ−工業株式会社 電気絶縁性管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5921188U (ja) 1984-02-08

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