JP5361544B2 - 車両用部品間のシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用部品間のシール構造に係り、特に、筒状部材からなる車両用部品間に形成される間隙を通じての風抜けを防止するための車両用部品間のシール構造の改良に関する。
一般に、自動車等の車両に対して、互いに異なる別個の車両用部品同士を近接して組み付ける際には、それらの車両用部品同士が、車両の走行中の入力振動等により接触して、異音を発生したり、或いは各車両用部品が損傷したり、変形したりするのを防止するために、互いに近接する車両用部品同士の間に、所定の間隙、所謂設計隙が形成される(例えば、下記特許文献1参照)。しかしながら、車両走行時に生ずる気流を一方向に導くように、かかる気流の流動方向の前後方向に並んで位置する筒状の二つの車両部品間に、設計隙としての間隙が設けられていると、以下の如き不具合を生ずる場合がある。
例えば、図7に示されるように、自動車のエンジンルーム内のラジエタ100の前方と周囲には、フロントグリルからエンジンルーム内に流入する風(空気)をラジエタ100に導くための筒状の導風板102と筒状のシュラウド104とが、車両の前後方向において互いに近接位置するように組み付けられて、ラジエタ100の冷却効率の向上が図られている。しかしながら、それら導風板102とシュラウド104との間に、設計隙としての間隙106が設けられていると、導風板102によって導かれた風が、図7に矢印で示されるように、かかる間隙106を通じて外部に逃げてしまい、その分だけ、ラジエタ100の冷却効率が低下してしまうことが避けられなかった。また、そのような間隙106を通じての風抜けによって、空力性能が低下するといった問題も生じていた。
そこで、従来では、図8に示されるように、各種のクッション材等からなるシール部材108が、導風板102とシュラウド104との間の間隙106内に、かかる間隙106を埋めるようにして、取り付けられていた。ところが、そのようなシール部材108は、通常、間隙106を隔てて互いに対向位置する導風板102とシュラウド104の各対向部位110,112に対して、両面テープ等により接着、固定されている。そのため、例えば、間隙106が比較的に複雑な形状とされている場合等においては、導風板102とシュラウド104の各対向部位110,112に対するシール部材108の接着力にバラツキが生じて、安定したシール性を確保することが困難となる可能性があった。また、図8に二点鎖線で示されるように、自動車の走行時の入力振動等により、導風板102とシュラウド104とが互いに離間する方向に相対変位したときには、シール部材108が、導風板102とシュラウド104のうちの何れか一方から剥がれて(図8には、導風板102から剥がれた状態を示している)、それら導風板102やシュラウド104とシール部材108との間にスキができてしまい、それによって、シール性が損なわれる事態が生ずる恐れさえもあったのである。
特開2007−55522号公報
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、車両走行時に生ずる気流を一方向に導くように、かかる気流の流動方向の前後方向に並んで位置する筒状の二つの車両部品間に形成される間隙を通じての風抜けを、より確実に且つ安定的に防止出来、以て、それら二つの車両用部品間の安定したシール性を十分に確保し得る車両用部品間のシール構造を提供することにある。
本発明は、上記した課題、又は本明細書全体の記載や図面から把握される課題を解決するために、以下に列挙する各種の態様において、好適に実施され得るものである。また、以下に記載の各態様は、任意の組み合わせにおいても、採用可能である。そして、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載並びに図面に開示の発明思想に基づいて、認識され得るものであることが、理解されるべきである。
(1)車両走行時に生ずる気流を車両後方側に導く筒状部材からなる第一の車両用部品と、該第一の車両部品よりも車両後方側に位置して、該第一の車両部品にて導かれた該気流を更に車両後方側に導く筒状部材からなる第二の車両用部品との間に形成される間隙を通じての風抜けを防止するための車両用部品間のシール構造であって、前記第一の車両用部品に、該第一の車両用部品の軸方向に延びる第一の筒状部を設ける一方、前記第二の車両用部品に、該第二の車両用部品の軸方向に延びる、該第一の筒状部よりも一回り大きな第二の筒状部を設けて、該第二の筒状部を、該第一の筒状部の外側において、該第一の筒状部に対してオーバーラップするように配置すると共に、少なくとも一つのリブを、該第二の筒状部の外側の位置と、該第一の筒状部と該第二の筒状部との間の位置うちの少なくとも何れか一方の位置において、該第一の筒状部と該第二の筒状部のうちの少なくとも何れか一方の筒状部とオーバーラップして配置されるように、或いは互いにオーバーラップして配置されるように、該第一の車両用部品と該第二の車両用部品のうちの少なくとも何れか一方の車両用部品に設けることにより、前記間隙をシールするラビリンスシール部を、該第一の筒状部と該第二の筒状部と該少なくとも一つのリブとにて形成して、該間隙を通じての風抜けを防止するようにしたことを特徴とする車両用部品間のシール構造。
(2)前記リブが、前記第一の筒状部と前記第二の筒状部との間の位置に、互いに対向し且つ互いにオーバーラップして配置されるように、前記第一の車両用部品と前記第二の車両用部品に対して、それぞれ、少なくとも一つずつ設けられている上記態様(1)に記載の車両用部品間のシール構造。
(3)前記第一の車両用部品と前記第二の車両用部品に対して、それぞれ、少なくとも一つずつ設けられた前記リブが、前記第一の筒状部と前記第二の筒状部との間の位置に、該第一の車両用部品と該第二の車両用部品のそれぞれの軸方向において、互いに対向し且つ互いにオーバーラップして配置されている上記態様(2)に記載の車両用部品間のシール構造。
(4)前記第一の筒状部が、前記第一の車両用部品に対して一体成形により設けられている一方、前記第二の筒状部が、前記第二の車両用部品に対して一体成形により設けられている上記態様(1)乃至(3)のうちの何れか一つに記載の車両用部品間のシール構造。
(5)前記第一の筒状部が、前記第一の車両用部品の車両への組付方向と同一方向に延びるように、前記第一の車両用部品に設けられている一方、前記第二の車両用部品の車両への組付状態下で、前記第二の筒状部が、該第一の車両用部品の車両への組付方向と平行な方向に延びるように、該第二の車両用部品に設けられている上記態様(1)乃至(4)のうちの何れか一つに記載の車両用部品間のシール構造。
すなわち、本発明に従う車両用部品間のシール構造では、例えば、第一の車両用部品と第二の車両用部品との間に形成される間隙が比較的に複雑な形状とされている場合にあっても、例えば、第一の筒状部と第二の筒状部と少なくとも一つのリブの互いのラップ量を十分な量としておけば、ラビリンスシール部でのシール性に大きなバラツキが生ずるようなことはない。
しかも、本発明に係るシール構造においては、第一の車両用部品と第二の車両用部品とが車両に組み付けられた状態下で、かかる車両の走行時の入力振動等により、第一の車両用部品と第二の車両用部品とが互いに相対変位しても、そのような相対変位が、第一の筒状部と第二の筒状部との間に形成されるスキによって有利に吸収され得る。そのため、そのような車両の走行時の入力振動等に起因して、ラビリンスシール部でのシール性が損なわれるようなこともない。
従って、かくの如き本発明に従う車両用部品間のシール構造によれば、車両走行時に生ずる気流を一方向に導くように、かかる気流の流動方向の前後方向に並んで位置する筒状の二つの車両部品間に形成される間隙を通じての風抜けが、より確実に且つ安定的に防止され得て、それら二つの車両用部品間において、安定したシール性が十分に確保され得る。そして、その結果として、第一の車両用部品と第二の車両用部品とを、それらの間に十分な設計隙を形成しつつ、車両に組み付けた状態において、かかる設計隙を通じての風抜けによる様々な不具合の発生を、極めて効果的に防止することが出来るのである。
本発明に従うシール構造の一実施形態を示す説明図であって、シュラウドと導風板との間に形成される間隙をシールして、それらシュラウドと導風板とを自動車に組み付けた状態を示している。 本発明に従うシール構造の別の実施形態を示す、図1の要部に対応する図である。 本発明に従うシール構造の更に別の実施形態を示す、図1の要部に対応する図である。 本発明に従うシール構造の他の実施形態を示す、図1の要部に対応する図である。 本発明に従うシール構造の更に他の実施形態を示す、図1の要部に対応する図である。 本発明に従うシール構造の別の実施形態を示す、図1の要部に対応する図である。 従来のシュラウドと導風板の自動車への組付状態を示す説明図であって、シュラウドと導風板との間に形成される間隙をシールすることなく、それらシュラウドと導風板とを自動車に組み付けた状態を示している。 従来のシール構造により、シュラウドと導風板との間に形成される間隙をシールして、それらシュラウドと導風板とを自動車に組み付けた状態を示している。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う車両用部品間のシール構造の一実施形態が、示されている。かかる図1において、10は、自動車のエンジンルーム内に設置されるラジエタであって、このラジエタ10の周囲には、樹脂製の矩形筒体からなる、第二の車両用部品としてのシュラウド12が、図示しないラジエタサポートに固定されている。かかるシュラウド12は、その幅(図1の上下方向の寸法)及び高さ(図1の紙面に垂直な方向の寸法)が、ラジエタ10の幅及び高さよりも所定寸法大なる大きさを有し、ラジエタ10の周りを取り囲んだ状態で、自動車の前後方向に延びるように(軸方向を自動車の前後方向と一致させた状態で)配置されている。
また、ラジエタ10よりも自動車の前方側(図1の左側)には、第一の車両用部品としての導風板14が、図示しないバンパリーンホースメント等に固定されて、自動車の前後方向に延びるように(軸方向を自動車の前後方向と一致させた状態で)配置されている。この導風板14も、シュラウド12と同様に、樹脂製の矩形筒体からなっており、その幅(図1の上下方向の寸法)及び高さ(図1の紙面に垂直な方向の寸法)が、シュラウド12の幅及び高さと、それぞれ同一寸法とされている。そして、かかる導風板14は、図1に白抜きの矢印で示されるように、自動車の前方から後方に向かって、エンジンルーム内に挿入されて、バンパリーンホースメントに固定されている。なお、以下からは、便宜上、自動車の前後方向(図1の左右方向)を、単に、前後方向と言う。
上記のようにしてエンジンルーム内に固定されたシュラウド12と導風板14は、前者の前端部と後者の後端部とが、前後方向において互いに近接して、配置されている。そして、そのようなシュラウド12の前端部と導風板14の後端部との間に、設計隙としての間隙16が形成されている。
かくして、フロントグリル(図示せず)からエンジンルーム内に流入する風が、導風板14によって、ラジエタ10の前面まで導かれ、そして、このラジエタ10の前面まで導かれた風が、シュラウド12にて、後方側に向かって更に導かれるようになっている。また、自動車の走行時の入力振動等によるシュラウド12と導風板14との相対変位が、それらシュラウド12と導風板14との間に形成された間隙16にて吸収されて、シュラウド12の前端部と導風板14の後端部との接触防止が図られている。そして、ここでは、そのような間隙16が、矩形筒状の導風板14の内側に向かって、かかる導風板14内での風の流通方向と直角な方向において開口しており、また、この間隙16が、シュラウド12の前端部と導風板14の後端部との間に形成されたラビリンスシール部18によって、シールされるようになっているのである。
すなわち、シュラウド12の前端部には、第一の外フランジ部20が、一体成形により形成されている。この第一の外フランジ部20は、シュラウド12の前端部において、外方に向かって所定高さで突出し、且つ周方向に連続して延びる形態を有している。また、第一の外フランジ部20の突出先端部には、後側筒状リブ22が、一体成形により突設されている。この後側筒状リブ22は、第一の外フランジ部20の突出先端部において前方に突出し、且つかかる突出先端部の周方向に連続して延びる矩形の筒体からなっている。そして、シュラウド12と同軸的に延びるように配置されている。
一方、導風板14の後端部のうち、その後端縁よりも所定寸法だけ前方側に偏寄した部位には、外方に向かって所定高さで突出し且つ周方向に連続して延びる第二の外フランジ部24が、一体成形により形成されている。また、この第二の外フランジ部24は、導風板14からの突出高さが、第一の外フランジ部20のシュラウド12からの突出高さよりも、所定寸法だけ大きくされている。
そして、導風板14においては、第二の外フランジ部24の形成部位よりも後端側部位が、矩形の筒体からなる第一前側筒状リブ26とされている。また、第二の外フランジ部24の突出先端部には、第二前側筒状リブ28が、一体成形により突設されている。この第二前側筒状リブ28は、第二の外フランジ部24の突出先端部において後方に向かって突出し、且つかかる突出先端部の周方向に連続して延びる矩形の筒体からなっている。かかる第二前側筒状リブ28は、第二の外フランジ部24からの突出高さが、第一前側筒状リブ26の高さと略同じ大きさとされている。
換言すれば、導風板14の後端部には、導風板14と同軸的に延びる第一前側筒状リブ26が、一体成形により形成されている。この第一前側筒状リブ26は、シュラウド12の後側筒状リブ22よりも一回り小さな大きさを有している。そして、かかる第一前側筒状リブ26の先端にて、間隙16の前側周縁部が構成されている。また、そのような第一前側筒状リブ26の外側には、第二前側筒状リブ28が、第一前側筒状リブ26に対して、前後方向と直角な方向において互いに所定距離を隔てて対向して、同軸的に配置されている。この第二前側筒状リブ28は、シュラウド12の後側筒状リブ22よりも一回り大きく、且つ第一前側筒状リブ26と同一の高さとされている。そして、それら第二前側筒状リブ28と第一前側筒状リブ26とが、それぞれの前端部同士において、第二の外フランジ部24を介して一体的に連結されている。これによって、第二前側筒状リブ28が、導風板14の後端部に対して、第二の外フランジ部24を介して一体的に連結されているのである。
そして、ここでは、後側筒状リブ22の高さ:H1 が、間隙16の幅:Wよりも大きく、且つ間隙16の幅:Wと第一前側筒状リブ26や第二前側筒状リブ28の高さ:H2 との合計寸法よりも所定寸法小さくされている。また、後側筒状リブ22の厚さ:Tが、第一前側筒状リブ26と第二前側筒状リブ28との対向面間距離:Lよりも十分に小さくされている。
これによって、後側筒状リブ22が、間隙16を越えて前方に延び出して、かかる後側筒状リブ22の先端側部分(前端側部分)が、第一前側筒状リブ26と第二前側筒状リブ28との間に突入している。また、そのような突入状態下で、後側筒状リブ22の先端側部分が、その先端面において、第二の外フランジ部24に対して、前後方向に所定距離を隔てて対向位置せしめられていると共に、その両側側面において、第一前側筒状リブ26と第二前側筒状リブ28とに対して、前後方向と直角な方向において所定距離を隔てて対向位置せしめられている。そうして、第一前側筒状リブ26と後側筒状リブ22と第二前側筒状リブ28とが、その順番で、後側と前側とに向かって交互に延び出して、それぞれの先端部において互いにオーバーラップせしめられている。
かくして、後側筒状リブ22の先端側部分と第一前側筒状リブ26との互いの対向面間、後側筒状リブ22の先端側部分と第二前側筒状リブ28との互いの対向面間、及び後側筒状リブ22の先端面と第二の外フランジ部24との対向面間に、断面コ字状に延びる狭窄路30が、シュラウド12と導風板14との間の間隙16を外部に連通させるように形成されている。この狭窄路30は、その流路断面積が、シュラウド12と導風板14との間の間隙16の開口面積よりも十分に小さく設定されている。そうして、かかる狭窄路30を含むラビリンスシール部18が形成されているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、第一及び第二前側筒状リブ26,28にて、第一の筒状部が、また、後側筒状リブ22にて、第二の筒状部が、それぞれ構成されている。
従って、ここでは、導風板14とシュラウド12とにて、エンジンルーム内を前方から後方に向かって導かれた風が、導風板14とシュラウド12との間の間隙16内に入り込んでも、ラビリンスシール部18(狭窄路30)を通過して外部に抜けていく風の量を極めて効果的に減少させることが可能となる。これにより、間隙16を通じての風抜けが有利に防止乃至は抑制されて、導風板14とシュラウド12との間のシール性が、十分に確保され得る。
また、間隙16を通じての風抜けを防止するラビリンスシール部18が、車幅方向や車高方向に対向するようにオーバーラップして配置された第一及び第二前側筒状リブ26,28と後側筒状リブ22とにて形成されている。それ故、例えば、自動車の走行中の入力振動等により、図1に二点鎖線で示されるように、導風板14とシュラウド12とが、前後方向において互いに離間するように相対変位したときに、後側筒状リブ22の先端面と第二の外フランジ部24との対向面間における流路断面積は増大するものの、第一及び第二前側筒状リブ26,28と後側筒状リブ22の両側側面との各対向面間における流路断面積は何等変化しない。また、導風板14とシュラウド12とが、前後方向と直角な方向(左右方向や上下方向)において相対変位しとたきには、第一前側筒状リブ26と後側筒状リブ22との間と、第二前側筒状リブ28と後側筒状リブ22との間のうちの何れか一方の流動断面積が増大するものの、それらのうちの何れか一方の流路断面積が減少せしめられる。このため、自動車の走行中の入力振動等に起因した導風板14とシュラウド12の相対変位により、ラビリンスシール部18全体でのシール性が損なわれることが、効果的に防止され得る。
従って、本実施形態のシール構造によれば、導風板14とシュラウド12との間に形成される間隙16において、設計隙としての機能を十分に発揮させつつ、それら導風板14とシュラウド12との間のシール性が安定的に確保され得る。そして、その結果として、導風板14とシュラウド12との接触に起因した数々の問題が生ぜしめられることなく、ラジエタ10に向かって導風板14内を導かれる風量が効果的に増大され、以て、ラジエタ10の冷却効率が、極めて有利に高められ得るのである。
また、本実施形態では、ラビリンスシール部18を構成する後側筒状リブ22と第一及び第二前側筒状リブ26,28とが、それらをシュラウド12や導風板14に連結する第一及び第二の外フランジ部20,24と共に、シュラウド12と導風板14とに対して、それぞれ一体成形されている。それ故、シュラウド12と導風板14とを自動車に組み付けて、設置すると同時に、ラビリンスシール部18を形成することが出来、以て、シュラウド12と導風板14の自動車への組付作業とは別に、それらの間に形成される間隙16をシールするための特別な作業を行う必要が有利に解消されて、かかるシール作業の省略化乃至は簡略化が効果的に達成され得る。
さらに、本実施形態においては、第一及び第二前側筒状リブ26,28が、導風板14の自動車への組付方向と同じ前後方向に延びるように形成されている。また、後側筒状リブ22も、シュラウド12に対して、それが自動車に組み付けた状態において、前方向に向かって延びるように形成されている。それ故、例えば、導風板14の自動車への組付前に、シュラウド12を自動車に組み付けておけば、導風板14を自動車に組み付けるために、導風板14を前方側からエンジンルーム内に挿入することによって、第一及び第二前側筒状リブ26,28を後側筒状リブ22に対してオーバーラップさせた状態で配置することが出来る。従って、ラビリンスシール部18を形成するために、導風板14の自動車への組付作業とは別個の特別な作業を行う必要がなく、これによっても、シール作業の簡略化が図られ得る。
次に、図2には、前記第一の実施形態とはラビリンスシール部の構造が異なる別の実施形態が示されている。なお、この図2に示される実施形態と後述する図3乃至図6に示される更に別の幾つかの実施形態とに関しては、図1に示された実施形態と同様な構造とされた部材及び部位について、図1と同一の符号を付すことにより、それらの詳細な説明を省略する。
すなわち、本実施形態においては、シュラウド12の前端部に、第一の外フランジ部20が突設され、この第一の外フランジ部20の基端側部分に対して、矩形筒体からなる第一後側筒状リブ34が、また、第一の外フランジ部20の先端部に対して、第一後側筒状リブ34よりも一回り大きな矩形筒体からなる第二後側筒状リブ36が、それぞれ、一体成形により形成されている。それら第一及び第二後側筒状リブ34,36は、第一の外フランジ部20から前方に向かって、略同じ高さで、シュラウド12と同軸的に延びるように配置されている。そして、第二後側筒状リブ36が、第一後側筒状リブ34に対して、その外側に、所定距離を隔てて対向配置されている。
また、導風板14の後端部には、第二の外フランジ部24が、第一の外フランジ部20よりも高い高さをもって突設されている。そして、かかる導風板14における第二の外フランジ部20よりも後端側の部分が、導風板14と同軸的に延びる矩形筒体からなる第一前側筒状リブ38とされている。また、第二の外フランジ部24の高さ方向の中間部に対して、第一前側筒状リブ38よりも一回り大きな矩形筒体からなる第二前側筒状リブ40が一体成形されていると共に、第二の外フランジ部24の先端部に対して、第二前側筒状リブ40よりも更に一回り大きな矩形筒体からなる第三前側筒状リブ42が一体成形されている。それら第二及び第三前側筒状リブ40,42は、第二の外フランジ部24から後方に向かって、第一前側筒状リブ38と略同じ高さで同軸的に延びるように配置されている。更に、第二前側筒状リブ40が、第一前側筒状リブ38に対して、その外側において所定距離を隔てて対向配置されていると共に、第三前側筒状リブ42が、第二前側筒状リブ40に対して、その外側において所定距離を隔てて対向配置されている。
そして、第一及び第二後側筒状リブ34,36が、間隙16を越えて前方に延び出して、それら第一及び第二後側筒状リブ34,36の先端側部分(前端側部分)が、第一前側筒状リブ38と第二前側筒状リブ40との間、及び第二前側筒状リブ40と第三前側筒状リブ42との間に突入している。また、そのような突入状態下で、第一及び第二後側筒状リブ34,36の先端側部分が、その先端面において、第二の外フランジ部24に対して、前後方向に所定距離を隔てて対向配置されていると共に、その両側側面において、第一乃至第三前側筒状リブ38,40,42に対して、前後方向と直角な方向において所定距離を隔てて対向配置されている。そうして、第一前側筒状リブ38と第一後側筒状リブ34と第二前側筒状リブ40と第二後側筒状リブ36と第三前側筒状リブ42とが、その順番で、内側から外側に配置された状態で、後側と前後とに向かって交互に延び出して、それぞれの先端部において互いにオーバーラップしている。
かくして、筒状リブ34〜42同士の対向面間と、第二の外フランジ部24と第一及び第二後側筒状リブ34,36との対向面間、及び第一の外フランジ部20と第二前側筒状リブ40との対向面間とに、ジグザグに延びる断面形状を有する狭窄路44が、シュラウド12と導風板14との間の間隙16を外部に連通させるように形成されている。この狭窄路44は、その流路断面積が、シュラウド12と導風板14との間の間隙16の開口面積よりも十分に小さく設定されている。これにより、かかる狭窄路44を含んで、ラビリンスシール部46が形成されている。このことから明らかなように、本実施形態では、第一前側筒状リブ38にて、第一の筒状部が、また、第二後側筒状リブ36にて、第二の筒状部が、それぞれ構成されている。
このように、導風板14とシュラウド12との間に間隙16をシールするラビリンスシール部46が、前後方向に延びる第一乃至第三前側筒状リブ38,40,42と第一及び第二後側筒状リブ34,36とを含んで形成されて、かかる間隙16を通じて外部に抜けていく風の量が極めて効果的に減少乃至はゼロと為され得るようになっている。従って、本実施形態にあっても、前記第一の実施形態と同様な作用・効果が有効に享受され得る。しかも、本実施形態では、ラビリンスシール部46を形成する筒状リブ34〜42の個数が多くされて、かかるラビリンスシール部46の狭窄路44の延長距離(流路長さ)が長くされているところから、更に一層優れたシール性が確保され得ることとなる。
なお、本実施形態では、第一の外フランジ部20に2個の後側筒状リブ34,36が設けられる一方、第二の外フランジ部24に2個の前側筒状リブ40,42が設けられていたが、それら第一の外フランジ部20と第二の外フランジ部24とに対して、後側筒状リブと前側筒状リブを、それぞれ3個以上設けることも可能である。それによって、ラビリンスシール部46を構成する狭窄路44の延長距離が更に長くされ、以て、そのようなラビリンスシール部46による間隙16のシール性が、より一層効果的に高められ得ることとなる。
ところで、前記第一及び第二の実施形態では、ラビリンスシール部18,46を形成する前側筒状リブ26,28,38,40,42と後側筒状リブ22,34,36が、導風板14の後端部とシュラウド12の前端部とに対して、それぞれ、同軸的に且つ前後方向に真っ直ぐに延びるように形成されていたが、例えば、図3に示されるように、第一及び第二前側筒状リブ26,28を、導風板14の後端部に対して、後方に向かって外方に傾斜しつつ、導風板14の軸方向に延びるように形成する一方、後側筒状リブ22を、シュラウド12の前端部に対して、前方に向かって内方に傾斜しつつ、シュラウド12の軸方向に延びるように形成することも可能である。
次に、図4には、前記第一及び第二の実施形態とはラビリンスシール部の構造が異なる更に別の実施形態が示されている。即ち、本実施形態においては、シュラウド12の前端部に、第一の外フランジ部20が突設され、この第一の外フランジ部20の先端部に対して、矩形筒体からなる後側筒状リブ48が、前方に向かって、シュラウド12と同軸的に延びるように一体形成されている。この後側筒状リブ48は、間隙16の幅よりも大きな延出長さ(突出高さ)を有し、間隙16を越えて前方に延び出している。また、かかる後側筒状リブ48の先端部には、後側筒状リブ48の内側向かってに突出し且つ周方向に連続して延びる、平板形態を呈する内フランジ状リブ50が、一体形成されている。この内フランジ状リブ50は、第一の外フランジ部20のシュラウド12からの突出高さよりも小さな突出高さを有し、第一の外フランジ部20に対して、前後方向において所定距離を隔てて対向配置されている。
一方、導風板14の後端部が、導風板14と同軸的に延びる矩形筒体からなる前側筒状リブ51とされている。また、この前側筒状リブ51の先端部、つまり、導風板14の後端縁部には、外フランジ状リブ52が一体形成されている。この外フランジ状リブ52は、矩形筒状の導風板14の外側に向かって突出し且つ周方向に連続して延びる枠状の平板形態を呈し、シュラウド12に設けられた第一の外フランジ部20の高さよりも所定寸法低い高さを有している。
そして、導風板14に設けられた外フランジ状リブ52が、第一の外フランジ部20と内フランジ状リブ50との対向面間に突入している。また、そのような突入状態下で、外フランジ状リブ52が、その両側側面において、内フランジ状リブ50と第一の外フランジ部20とに対して、前後方向に所定距離を隔てて対向配置されていると共に、その先端面において、後側筒状リブ48に対して、前後方向と直角な方向に所定距離を隔てて対向配置されている。そうして、後側筒状リブ48と前側筒状リブ51とが、互いにオーバーラップしていると共に、第一の外フランジ部20と内フランジ状リブ50と外フランジ状リブ52とが、その順番で外方と内方とに向かって交互に延び出して、互いにオーバーラップしている。
かくして、第一の外フランジ部20と外フランジ部状リブ52との対向面間、外フランジ部状リブ52の先端面と後側筒状リブ48との対向面間、外フランジ部状リブ52と内フランジ状リブ50との対向面間、及び前側筒状リブ51と後側筒状リブ48との対向面間に、断面コ字状に延びる狭窄路54が、シュラウド12と導風板14との間の間隙16を外部に連通させるように形成されている。この狭窄路54においては、外フランジ部状リブ52の先端面と後側筒状リブ48との対向面間の流路断面積と、外フランジ部状リブ52と内フランジ状リブ50との対向面間の流路断面積とが、シュラウド12と導風板14との間の間隙16の開口面積よりも十分に小さく設定されている。そうして、かかる狭窄路54を含んで、ラビリンスシール部56が形成されているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、前側筒状リブ51にて、第一の筒状部が、また、後側筒状リブ48にて、第二の筒状部が、それぞれ構成されている。
このように、本実施形態においても、導風板14とシュラウド12との間に間隙16をシールするラビリンスシール部56が設けられて、かかる間隙16を通じて外部に抜けていく風の量が十分に少なくされ得るようになっており、それ故、前記第一及び第二の実施形態と同様な作用・効果が有効に享受され得る。
ところで、前記第三の実施形態では、後側筒状リブ48の先端部に、1個の内フランジ状リブ50が設けられる一方、前側筒状リブ51の後端部に、1個の外フランジ状リブ52が設けられて、それらのリブ48,50,51,52を側壁部とする狭窄路54を含むラビリンスシール部56が形成されていた。これに対して、例えば、図5に示されるように、後側筒状リブ48の高さ方向中間部と先端部とに内フランジ状リブ50をそれぞれ1個ずつ形成する一方、前側筒状リブ51に、3個の外フランジ状リブ52,52,52を、前後方向において互いに所定距離を隔てて位置するように設け、そして、それらを互いにオーバーラップするように配置することにより、断面形状においてジグザグに延びる狭窄路54を含むラビリンスシール部56を形成することも可能である。このような構造を採用することによって、ラビリンスシール部56による間隙16のシール性が、更に効果的に高められ得る。
また、図示されてはいないものの、後側筒状リブ48に対して、3個以上の内フランジ状リブ50を、前後方向において互いに所定距離を隔てて位置するように形成する一方、前側筒状リブ51に対して、4個以上の外フランジ状リブ52を、前後方向において互いに所定距離を隔てて位置するように設け、そして、それらを互いにオーバーラップするように配置することにより、ラビリンスシール部56を形成しても良い。そうすれば、ラビリンスシール部56による間隙16のシール性が、より一層有利に高められ得る。
さらに、図6に示されるように、シュラウド12を、導風板14よりも一回り大きな筒形状として、かかるシュラウド12の前端部を、シュラウド12と同軸的に延びる矩形筒体からなる後側筒状リブ22とする。そして、この後側筒状リブ22を、導風板14の後端部に、同軸的に延びるように設けられた第一前側筒状リブ26と第二前側筒状リブ28との対向面間に突入位置させる。これにより、第一前側筒状リブ26の先端縁と後側筒状リブ22との間に間隙16を形成すると共に、後側筒状リブ22と第一及び第二前側筒状リブ26,28とを含んでラビリンスシール部18を形成することも可能である。このような構造によれば、間隙16が、導風板14とシュラウド12にて導かれる空気の流動方向の後方向側に向かって開口するようになる。それによって、間隙16内への風の流入量が、より有利に少なく為され得て、更なるシール性の向上が期待され得る。
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであって、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるものではない。
例えば、前側筒状リブ26,28,38,40,42,51と、後側筒状リブ22,34,36,48との対向面間距離や、外フランジ状リブ52と内フランジ状リブ50との対向面間距離、狭窄路30,44の延長距離、或いはそれらのリブのラップ量等は、適宜に変更され得る。
また、第一の筒状部と第二の筒状部は、必ずしも第一の車両用部品と第二の車両用部品とに対して、それぞれ一体成形により形成されている必要はない。例えば、第一の筒状部や第二の筒状部を、第一の車両用部品や第二の車両用部品とは、独立した別個の部材にて構成して、公知の接着や締結部材等を用いた接合工程を実施することにより、第一及び第二の筒状部を第一及び第二の車両用部品に対して、それぞれ直接に接合して、取り付けたり、或いは各種の連結部材を介して、第一及び第二の筒状部を第一及び第二の車両用部品に取り付けたりすることも、勿論可能である。
さらに、第一の車両用部品と第二の車両用部品は、例示の樹脂製のものに何等限定されるものではなく、如何なる材質のものであっても良いのであり、例えば、金属製であっても何等差し支えない。
また、前記実施形態では、導風板14とシュラウド12とにて、エンジンルーム内に流入する風が自動車の後方側に導かれるようになっていたが、例えば、シュラウド12に代えて、ラジエタ10を支持するラジエタサポートが、導風板14と共に、エンジンルーム内に流入する風を自動車の後方側に導くように構成されていても良い。この場合には、導風板14とラジエタサポートとの間に間隙16が形成されて、それら導風板14とラジエタサポートとの間に、かかる間隙16をシールするラビリンスシール部18が形成されることとなる。
加えて、本発明は、導風板とシュラウドとの間のシール構造以外に、車両走行時に生ずる気流を車両後方側に導く筒状部材からなる第一の車両用部品と、該第一の車両部品よりも車両後方側に位置して、該第一の車両部品にて導かれた該気流を更に車両後方側に導く筒状部材からなる第二の車両用部品との間に形成される間隙を通じての風抜けを防止するための車両用部品間のシール構造の何れに対しても、有利に適用されるものであることは、勿論である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
10 ラジエタ 12 シュラウド
14 導風板 16 間隙
18 ラビリンスシール部 20 第一の外フランジ部
22 後側筒状リブ 24 第二の外フランジ部
26 第一前側筒状リブ 28 第二前側筒状リブ
30 狭窄路

Claims (5)

  1. 車両走行時に生ずる気流を車両後方側に導く筒状部材からなる第一の車両用部品と、該第一の車両部品よりも車両後方側に位置して、該第一の車両部品にて導かれた該気流を更に車両後方側に導く筒状部材からなる第二の車両用部品との間に形成される間隙を通じての風抜けを防止するための車両用部品間のシール構造であって、
    前記第一の車両用部品に、該第一の車両用部品の軸方向に延びる第一の筒状部を設ける一方、前記第二の車両用部品に、該第二の車両用部品の軸方向に延びる、該第一の筒状部よりも一回り大きな第二の筒状部を設けて、該第二の筒状部を、該第一の筒状部の外側において、該第一の筒状部に対してオーバーラップするように配置すると共に、少なくとも一つのリブを、該第二の筒状部の外側の位置と、該第一の筒状部と該第二の筒状部との間の位置うちの少なくとも何れか一方の位置において、該第一の筒状部と該第二の筒状部のうちの少なくとも何れか一方の筒状部とオーバーラップして配置されるように、或いは互いにオーバーラップして配置されるように、該第一の車両用部品と該第二の車両用部品のうちの少なくとも何れか一方の車両用部品に設けることにより、前記間隙をシールするラビリンスシール部を、該第一の筒状部と該第二の筒状部と該少なくとも一つのリブとにて形成して、該間隙を通じての風抜けを防止するようにしたことを特徴とする車両用部品間のシール構造。
  2. 前記リブが、前記第一の筒状部と前記第二の筒状部との間の位置に、互いに対向し且つ互いにオーバーラップして配置されるように、前記第一の車両用部品と前記第二の車両用部品に対して、それぞれ、少なくとも一つずつ設けられている請求項1に記載の車両用部品間のシール構造。
  3. 前記第一の車両用部品と前記第二の車両用部品に対して、それぞれ、少なくとも一つずつ設けられた前記リブが、前記第一の筒状部と前記第二の筒状部との間の位置に、該第一の車両用部品と該第二の車両用部品のそれぞれの軸方向において、互いに対向し且つ互いにオーバーラップして配置されている請求項2に記載の車両用部品間のシール構造。
  4. 前記第一の筒状部が、前記第一の車両用部品に対して一体成形により設けられている一方、前記第二の筒状部が、前記第二の車両用部品に対して一体成形により設けられている請求項1又は請求項3のうちの何れか1項に記載の車両用部品間のシール構造。
  5. 前記第一の筒状部が、前記第一の車両用部品の車両への組付方向と同一方向に延びるように、前記第一の車両用部品に設けられている一方、前記第二の車両用部品の車両への組付状態下で、前記第二の筒状部が、該第一の車両用部品の車両への組付方向と平行な方向に延びるように、該第二の車両用部品に設けられている請求項1乃至請求項4のうちの何れか1項に記載の車両用部品間のシール構造。
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