JP5364672B2 - 車両の冷却風導入構造 - Google Patents
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Description
この車両の冷却風導入構造によれば、アウタパネル及びインナパネルの隙間に空気が流れ込むことを防止できる(例えば、特許文献1参照。)。
この車両の冷却風導入構造によれば、エンジンフードの前端部の強度を確保しつつ、冷却装置に空気を導く導風通路を形成することが可能である(例えば、特許文献2参照。)。
この車両の冷却風導入構造によれば、フロントグリルを強固に支持することが可能である(例えば、特許文献3参照。)。
請求項1に係る発明では、車両の冷却風導入構造に、アウタパネル及びインナパネルを接合することで閉断面が構成され、エンジンルームを覆うエンジンフードと、エンジンフードのエンジンルーム側に設けられエンジン若しくはエンジンに付設される冷却装置に空気を導入するダクトと、エンジンフードの車外側に取付けられるフロントグリルと、を備える。
エンジンフードに、エンジンルームの上方を覆うフード本体部と、フード本体部の前端から下方に向かって延出され、フロントグリルを取付けるグリル取付部と、グリル取付部に設けられ、ダクトに空気を導入する開口部と、が設けられる。
開口部が、アウタパネルに設けられたアウタパネル側開口部と、インナパネルに設けられたインナパネル側開口部と、から構成される。
ダクトに、フード本体部のエンジンルーム側の面に沿って設けられる水平部と、水平部の前端から開口部側に向かって斜め前下方へ延出される延出部と、を備える。
延出部に、インナパネル側開口部からアウタパネル側に向かって挿通され、アウタパネル側開口部の上縁の周縁部に当接する挿入部を備えることで、フロントグリルの真後ろでアウタパネル側開口部の上縁とインナパネル側開口部の上縁との間の隙間を、挿入部によって塞ぐ構成としたので、挿入部でアウタパネルとインナパネルとの隙間を塞ぐことができる。例えば、前側が下方に延出された形状(スラントノーズ)のエンジンフードのように、フロントグリルの取付方向と、ダクトの延出方向とが異なる場合にも、ダクトの挿入部を、車体前後方向に関してフロントグリル位置近傍まで近づけることができる。すなわち、フロントグリルとダクトとの連結される部位をフロントグリルの前面に近づけることができるので、フロントグリルとダクトとの連結される部位付近で空気の流れが曲げられることを回避することができる。この結果、空気を円滑(スムーズ)に流すことができ、空気の導入効率の低下を防止することができる。
また、ダクト側に挿入部を設けてアウタパネルとインナパネルとの隙間を塞ぐので、ダクトの延出方向とフロントグリルの取付方向を任意に設定することができ、フロントグリル側の形状の自由度の向上を図ることができる。さらに、フロントグリルの形状を車体前後方向に関して平面的に構成できるので、フロントグリルが扱い易くなり、フロントグリルの組付け性の向上を図ることができる。
膨出部が設けられる位置において、ダクトに挿入部の形成が回避されるので、ダクトを小さくすることができ、ダクトの成形性の向上を図ることができる。
フロントグリルに、アウタパネル側開口部及びインナパネル側開口部を貫通してエンジンルーム内まで延びるフロントグリル側挿入部が設けられるので、ダクトに挿入部を形成しなくてもインナパネルとアウタパネルとの隙間に空気が流れ込むことを防止できる。
また、インナパネル側開口部の上縁が、膨出部が設けられる位置においてアウタパネル側開口部の上縁とほぼ同じ高さに位置するので、例えば、フロントグリル側挿入部を車体前後方向に延ばすだけで、インナパネルとアウタパネルとの隙間を塞ぐことができ、フロントグリルの形状の簡素化を図ることができる。
また、干渉防止部の先端を、フロントグリル側挿入部に車体高さ方向に関してオーバラップさせたので、干渉防止部から空気がエンジンルーム内に回り込むことを防止することができる。
導入凹部77は、グリルモール73の下端73aが合わさることで、上部導入開口79が形成される。
ダクト22に、フード本体部31のエンジンルーム13側の面に沿って設けられる水平部51と、水平部51の前端51aから開口部33側に向かって斜め前下方へ延出される延出部52と、を備える(右の延出部53は記載を省略する。以下同じ)。
Claims (6)
- アウタパネル及びインナパネルを接合することで閉断面が構成され、エンジンルームを覆うエンジンフードと、該エンジンフードのエンジンルーム側に設けられエンジン若しくは該エンジンに付設される冷却装置に空気を導入するダクトと、前記エンジンフードの車外側に取付けられるフロントグリルと、を備えた車両の冷却風導入構造において、
前記エンジンフードは、前記エンジンルームの上方を覆うフード本体部と、該フード本体部の前端から下方に向かって延出され、前記フロントグリルを取付けるグリル取付部と、該グリル取付部に設けられ、前記ダクトに空気を導入する開口部と、が設けられ、
前記開口部は、前記アウタパネルに設けられたアウタパネル側開口部と、前記インナパネルに設けられたインナパネル側開口部と、から構成され、
前記ダクトは、前記フード本体部の前記エンジンルーム側の面に沿って設けられる水平部と、前記水平部の前端から前記開口部側に向かって斜め前下方へ延出される延出部と、を備え、
前記延出部は、前記インナパネル側開口部から前記アウタパネル側に向かって挿通され、前記アウタパネル側開口部の上縁の周縁部に当接する挿入部を備えることで、前記フロントグリルの真後ろで前記アウタパネル側開口部の上縁と前記インナパネル側開口部の上縁との間の隙間を、前記挿入部によって塞ぐ構成としたことを特徴とする車両の冷却風導入構造。 - 前記インナパネルは、前記インナパネル側開口部の車幅外方且つ上部のコーナ部近傍に前記エンジンルーム側に膨出する膨出部を備え、
前記膨出部が設けられる位置において、前記ダクトに、前記挿入部の形成が回避されるとともに、前記フロントグリルに、前記アウタパネル側開口部及び前記インナパネル側開口部を貫通して前記エンジンルーム内まで延びるフロントグリル側挿入部が設けられることを特徴とする請求項1記載の車両の冷却風導入構造。 - 前記アウタパネルに且つ前記膨出部と対向する位置に、前記フロントグリルを取付ける取付部材が挿入される取付孔が設けられることを特徴とする請求項2記載の車両の冷却風導入構造。
- 前記インナパネル側開口部の上縁は、前記挿入部が挿通される位置において前記アウタパネル側開口部の上縁よりも上方に位置するとともに、前記膨出部が設けられる位置において前記アウタパネル側開口部の上縁とほぼ同じ高さに位置することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両の冷却風導入構造。
- 前記フロントグリル側挿入部の先端は、前記延出部の先端よりも後方まで延出されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の車両の冷却風導入構造。
- 前記ダクトは、該ダクトの下面から上方に膨出した干渉防止部が形成され、
前記インナパネル側開口部の下端から前記干渉防止部の下面を離間させるとともに、前記干渉防止部の先端を、前記フロントグリル側挿入部に車体高さ方向に関してオーバラップさせたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両の冷却風導入構造。
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