JPH017910Y2 - - Google Patents

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JPH017910Y2
JPH017910Y2 JP2172785U JP2172785U JPH017910Y2 JP H017910 Y2 JPH017910 Y2 JP H017910Y2 JP 2172785 U JP2172785 U JP 2172785U JP 2172785 U JP2172785 U JP 2172785U JP H017910 Y2 JPH017910 Y2 JP H017910Y2
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JP
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duct
inner duct
long sides
long side
ducts
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JP2172785U
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JPS61139389U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば空気調和装置に用いられる
ダクト装置にあつて、ダクトとダクトとを接続す
る構造に関するものである。
(従来の技術) 例えばバス、ワンボツクスカー等のクーリング
システムにおいては、ダトクの長さを延ばすため
に、1つのダクトの端部に他のダクトの端部を挿
入して接続しなければならない場合がよくある。
この場合、外側ダクトの端部に内側ダクトの端部
を嵌合して接続がなされるが、外側ダクトの内面
よりも内側ダクトの外面をやや大きくし、両者の
弾性を利用して密着性を確保し、空気漏れを防止
することは周知である。
ところが、上述した車両によく使用される断面
長方形のダクトの接続にこのような手段を採用す
ると、内側ダクトの外側ダクトへ挿入する端部に
あつては、該端部における長辺部が内側以外へは
逃げることができないので、内側へアール状に撓
み、この摶んだ部分と外側ダクトとの間に空隙が
生じ、この空隙を介して空気が漏れることにな
る。
このような内側ダクトの中央の撓み自体は、例
えば実開昭56−168454号公報に記載された「デフ
ロスタホース」を参照することによつて防止する
ことができる。即ち、第6図に示すように、内側
ダクト20の端部23の対向する長辺部23a,
23b間を中央のリブ30をもつて連結すればよ
い。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようにリブ30を中央に設
ける構成にあつては、長辺部23a,23bが短
辺部22a,22bよりも相当長い場合には、リ
ブ30の両側で長辺部23a,23bが撓み、同
様に空気漏れを生じる。しからば、リブ30を多
数設ければ撓みはなくなるが、これではダクト内
の流路抵抗が増大する。
そこで、この考案は、流路抵抗の増大を招くこ
となく長方形の2つのダクトを密着して接続する
ことができる接続構造を提供することを課題とし
ている。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、断
面形状が長方形であつて弾性材から成る外側ダク
トの端部内側に、同じく断面形状が長方形であつ
て弾性材から成る内側ダクトの端部を嵌合するよ
うにした接続構造において、前記内側ダクトの端
部における長辺部を該長辺部の中央が最も外側に
膨出するアール曲線状に形成し、前記外側ダクト
と内側ダクトとの嵌合時に外側ダクトの端部の長
辺部を外側へ押広げるようにしたことにある。
(作用) したがつて、外側ダクトと内側ダクトとの嵌合
時には、内側ダクトの端部の長辺部の外側へ広が
る形状に対応して外側ダクトの端部が押広げられ
るので、両者は互いの弾性で押付け合う方向に付
勢されて密着し、そのため上記課題を達成するこ
とができるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、この考案の第1の
実施例が示され、外側ダクト10は、合成樹脂等
の弾性材から成り、該外側ダクト10の一端から
他端までその断面形状が一様の長方形状で、長辺
部11a,11bと、該長辺部11a,11bを
結ぶ短辺部12a,12bとから構成されてい
る。
内側ダクト20は、上記外側ダクト10と同様
に合成樹脂等の弾性材から成り、該内側ダクト2
0の端部23を除いて、その断面形状が一様の長
方形で、対向する長辺部21a,21bと、該長
辺部21a,21bを結ぶ短辺部22a,22b
とから構成されている(ただし、図面においては
裏面側の番号の記載が困難であるから、21bと
22bとは省略してある。)。
この内側ダクト20の端部23は、その短辺部
は上記短辺部22a,22bに続いて平面状に形
成されているが、該端部23の長辺部23a,2
3は、中央部分が最も外側へ膨出したアール形状
となつている。この長辺部23a,23bの中央
の外壁間の距離をL1とし、上下端の外壁間の距
離をL2とすれば、L1>L2である。
一方、外側ダクト10の長辺部11a,11b
の内壁間の距離は、内側ダクト20の上下端の外
壁間の距離L2と等しくなるよう設定されている。
しかして、外側ダクト10の内側に内側ダクト
20の端部23を嵌合すると、内側ダクト20の
端部23における長辺部23a,23bがそれぞ
れΔL<1/2(L1−L2)の範囲で内側に撓むと
同時に、第2図2点鎖線で示すように、外側ダク
トの長辺部11a,11bの挿入された部分が同
じくΔLだけ押広げられ、両者が密着する。
第4図において、この考案の第2の実施例が示
され、この実施例においては、内側ダクト20の
端部23において、長辺部23a,23bの中央
を連結するリブ30が設けられている点が異な
る。このリブ30は、内側ダクト20と一体にブ
ロー成形されたもので、中空円錐状の連結部31
a,31bから構成されている。この実施例の場
合、嵌合時における外側ダクト10の長辺部11
a,11bは、その中央の内壁間の距離が内側ダ
クト20の端部23における長辺部23a,23
bの中央の外壁間の距離L1に等しくなるまで押
広げられる。
第5図において、この考案の第3の実施例が示
され、この実施例においては、前記第2の実施例
と同様にリブ30を有するものであるが、このリ
ブ30が内側ダクト20とは別体で、例えば金属
からなる連結片32から構成されている点が異な
る。この連結片32は、両端に接合部32a,3
2bが折曲げられて形成され、該接続部32a,
32bが内側ダクト20の端部23の長辺部23
a,23bの中央内壁に接合されているので、そ
の作用、効果は第2の実施例と同様である。
尚、上記実施例のいずれにおいても内側ダクト
の端部の長辺部のみをアール曲線状としたがが、
該端部の短辺部をもアール曲線状としてもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、内側ダ
クトの端部における長辺部を外側に膨出するアー
ル曲線状とし、外側ダクトの端部が内側ダクトの
嵌合時に外側へ押広げられるようにしたので、両
者が互いに密着する方向で付勢され、両者の密着
性が向上し、空気等のダクトを流れる流体の外部
への漏れを防止することができる。しかも内側ダ
クトの端部が外側へアール曲線状に膨出している
ため、その一部のみが内側へ撓むことがなく、補
強のためのリブは設けなくともよく、流路抵抗を
最小限にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す斜視
図、第2図は同上に用いた外側ダクトを示す正面
図、第3図は同上に用いた内側ダクトを示す正面
図、第4図はこの考案の第2の実施例における内
側ダクトを示す斜視図、第5図はこの考案の第3
の実施例における内側ダクトを示す斜視図、第6
図は従来例における内側ダクトを示す正面図であ
る。 10……外側ダクト、11a,11b……外側
ダクトの長辺部、20……内側ダクト、23……
端部、23a,23b……端部における長辺部、
30……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 断面形状が長方形であつて弾性材から成る外
    側ダクトの端部内側に、同じく断面形状が長方
    形であつて弾性材から成る内側ダクトの端部を
    嵌合するようにした接続構造において、前記内
    側ダクトの端部における長辺部を該長辺部の中
    央が最も外側に膨出するアール曲線状に形成
    し、前記外側ダクトと内側ダクトとの嵌合時に
    外側ダクトの端部の長辺部を外側へ押広げるよ
    うにしたことを特徴とするダクト間の接続構
    造。 2 内側ダクトは、該内側ダクトの端部の対向す
    る長辺部間がリブを介して連結されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のダクト間の接続構造。
JP2172785U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH017910Y2 (ja)

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JP2172785U JPH017910Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JP2172785U JPH017910Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JPS61139389U JPS61139389U (ja) 1986-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5041707B2 (ja) * 2006-01-31 2012-10-03 キョーラク株式会社 車両用空調ダクトの嵌合構造
JP6867598B2 (ja) * 2019-06-13 2021-04-28 テイ・エス テック株式会社 シート

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JPS61139389U (ja) 1986-08-29

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