JPH0327224Y2 - - Google Patents

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JPH0327224Y2
JPH0327224Y2 JP15823985U JP15823985U JPH0327224Y2 JP H0327224 Y2 JPH0327224 Y2 JP H0327224Y2 JP 15823985 U JP15823985 U JP 15823985U JP 15823985 U JP15823985 U JP 15823985U JP H0327224 Y2 JPH0327224 Y2 JP H0327224Y2
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JP
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ducts
duct
flange
protrusion
locating
Prior art date
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JP15823985U
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JPS6267140U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はダクトの接続構造に関する。
従来の技術 ダクト、具体的にはブロー成形した樹脂製ダク
トの接続構造には、例えば実公昭59−34831号公
報に示されるように、接続用フランジ部の薄肉化
を阻止すると共に、通気抵抗を低下するようにし
たものがある。これを第3図に図示して説明する
と、略同一の開口断面積S0を有する2つのダクト
1,2夫々の端部にフランジ部3,4を該ダクト
1,2の径方向外側へフレア状に膨出形成し、こ
れらフランジ部3,4の開口端縁から内側に開口
断面積Sfがダクト1,2の開口断面積S0と略同一
に設定された接合用フランジ5,6を曲折形成
し、これらフランジ5,6の対向面間でシール部
材7を介して前記フランジ部3,4を突き合わ
せ、2つのダクト1,2を接続させてある。
考案が解決しようとする問題点 しかし前述の構造においては、2つのダクト
1,2を接続する場合に、フランジ5,6の間に
シール部材7を介在させ、フレア状のフランジ部
3,4を突き合わせ、該フランジ部3,4夫々の
外周を略面一に整合させることによつて、2つの
ダクト1,2内の通路の整合性を調整するという
ように、かかる整合調整は手間が掛り、外周を基
準に行なわなければならない。
そこで本考案は、フランジ部の突き合わせと同
時に、2つのダクト内の通路の整合性を確保でき
るダクトの接続構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案にあつては、略同一の開口断面積を有す
る2つのダクト夫々の端部に、該ダクトの径方向
外側方向にフレア状に突出しさらに該ダクトの径
方向内側方向に曲折するフランジ部を膨出形成
し、これらフランジ部をシール部材を介して突き
合わせて、前記2つのダクトを接続する構造であ
つて、一方のダクトの前記フランジ部に設けられ
たロケート孔部と、他方のダクトの前記フランジ
部に設けられ前記ロケート孔部に内接嵌合されて
前記2つのダクトを同軸状に接続するロケート突
部と、からなる接合手段を有する。
作 用 両方のフランジ部の間にシール部材を介在させ
た状態でロケート突部をロケート孔部に挿入する
ことによつて、フランジ部の突き合せと同時に2
つのダクト内の通路の整合性を確保する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面と共に従来の構造
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1,2図に示すように、略同一の開口断面積
S0を有する2つのダクト1,2夫々の端部に、該
ダクト1,2の径方向外側方向にフレア状に突出
しさらに該ダクトの径方向内側方向に曲折するフ
ランジ部3,4を膨出形成し、これらフランジ部
3,4をシール部材7を介して突き合わせて、2
つのダクト1,2を接続する構造であつて、、前
記両方のフランジ部3,4はその肉厚が薄肉とな
らない範囲内で、その開口断面積の変化する距離
lを極力短かくしてある。一方、これらフランジ
部3,4に整合手段8を付設してある。この整合
手段8はロケート孔部9とロケート突部10とで
構成されている。このロケート孔部9は前記フラ
ンジ部3,4のうちの何れか一方のフランジ部3
の開口端縁から内側へ曲折形成した端壁9aと、
この端壁9aの略中央部に開口断面積Si1がダク
ト1の開口断面積S0よりも大きく設定されて該ダ
クト1と同心状に開設したテーパ孔9bとで構成
されている。前記ロケート突部10は前記フラン
ジ部3,4のうちの他方のフランジ部4の開口端
縁から内側へ曲折形成した端壁10aと、この端
壁10aの略中央部に開口断面積Si2がダクト2
の開口断面積S0と略同一に設定されて該ダクト2
と同心状にかつロケート孔部9のテーパ孔9bに
内接嵌合させるフレア突部10bとで構成されて
おり、該フレア突部10bの軸心方向中間部外周
面をテーパ孔9bの孔壁面に密接することによつ
て、前記2つのダクト1,2を同軸状に接続する
ものである。
以上の実施例構造によれば、ロケート孔部9の
端壁9a或いはロケート突部10の端壁10aの
何れか一方の環状端面にシール部材7を接着して
おき、ロケート突部10のフレア突部10bをロ
ケート孔部9のテーパ孔9bに挿入し、該フレア
突部10bの中間外周面をテーパ孔9bの孔壁面
に密接させると、シール部材7がフレア突部10
bの外側でロケート孔部9の端壁9aとロケート
突部10の端壁10aとに密接した状態で、両方
のフランジ部3,4とを突き合わせると同時に、
ダクト1,2内の通路の整合をフランジ部3,4
の内側に設けられた整合手段8によつて受けて、
2つのダクト1,2が同軸状に接続されるのであ
るが、この接続されたダクト1,2に第1図に示
す矢印X方向より流れる流体、例えばエアの中心
流部はダクト1,2及びロケート突部10の開口
断面積S0,Si2を略同一にしてあることによつて、
ほとんど通気抵抗を受けることなく、定常流のま
ま流れる。また、ダクト1,2の側流部分はフラ
ンジ部3,4の内側凹部3a,4aに入り込み、
渦流を発生するが、その度合は、ダクトの端部よ
りフランジを内側へ曲折形成した所謂内側フラン
ジタイプのダクトの接続構造に比べてはるかに小
さく、しかも開口断面積の変化する距離lを極力
短くしてあるので、流体の中心部と共にダクト1
側へすぐに流れ去る。
更に本実施例では、フレア突部10bがテーパ
孔9bを介して端壁9aより更にダクト1内側に
突出するように形成されているので、フレア突部
10bのこの突出部がフランジ部3の内側凹部3
aを閉塞し、内側凹部3aでの渦流の発生を防止
できる。
尚、本実施例では、ダクト1のフランジ部3に
ロケート孔部9を形成しダクト2のフランジ部4
にロケート突部10を形成したが、ダクト1のフ
ランジ部3にロケート突部10を形成しダクト2
のフランジ部4にロケート孔部9を形成し、流体
等を第1図に矢印X方向より流すように構成すれ
ば、内側凹部4aでの渦流の発生を防止でき、更
に通気抵抗の低減を図ることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、2つのダクトを
接続する場合に、フランジ部の間にシール部材を
介在させた状態でロケート突部をロケート孔部に
挿入することによつて、フランジ部の突き合せと
同時に2つのダクトの整合性をフランジ部の内部
で確保することができるうえ、接続部分での通気
抵抗を小さくして、渦流による騒音を低減するこ
とができ、しかもフランジ部に十分な剛性を保有
することができる実用上大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の接続した状態を示
す断面図、第2図は同実施例の接続前の状態を示
す断面図、第3図は従来のダクト接続構造を示す
断面図である。 1,2……ダクト、3,4……フランジ部、8
……整合手段、9,9A……ロケート孔部、1
0,10A……ロケート突部、S0,Si1,Si2……
開口断面積。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略同一の開口断面積を有する2つのダクト夫々
    の端部に、該ダクトの径方向外側方向にフレア状
    に突出しさらに該ダクトの径方向内側方向に曲折
    するフランジ部を膨出形成し、これらフランジ部
    をシール部材を介して突き合わせて、前記2つの
    ダクトを接続する構造であつて、一方のダクトの
    前記フランジ部に設けられたロケート孔部と、他
    方のダクトの前記フランジ部に設けられ前記ロケ
    ート孔部に内接嵌合されて前記2つのダクトを同
    軸状に接続するロケート突部と、からなる接合手
    段を有することを特徴とするダクトの接続構造。
JP15823985U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0327224Y2 (ja)

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JP15823985U JPH0327224Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6267140U JPS6267140U (ja) 1987-04-25
JPH0327224Y2 true JPH0327224Y2 (ja) 1991-06-12

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ID=31081543

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3534189B2 (ja) * 2001-08-24 2004-06-07 株式会社中川製作所 空調用ダクトの接続装置
JP5225926B2 (ja) * 2009-04-23 2013-07-03 共同カイテック株式会社 ダクトハウジング接続構造
WO2024004700A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 株式会社クボタ 作業機

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JPS6267140U (ja) 1987-04-25

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