JPS5814312Y2 - 継手装置 - Google Patents

継手装置

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Publication number
JPS5814312Y2
JPS5814312Y2 JP1977061408U JP6140877U JPS5814312Y2 JP S5814312 Y2 JPS5814312 Y2 JP S5814312Y2 JP 1977061408 U JP1977061408 U JP 1977061408U JP 6140877 U JP6140877 U JP 6140877U JP S5814312 Y2 JPS5814312 Y2 JP S5814312Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
flange
gasket
gap
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977061408U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53156922U (ja
Inventor
春山伸一
田中祥薫
Original Assignee
日本鉱業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本鉱業株式会社 filed Critical 日本鉱業株式会社
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Publication of JPS53156922U publication Critical patent/JPS53156922U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、リングガスケットの介装によりフランジ接
合面をシールするようにした主としてリングジヨイント
フランジ継手装置に関するものである。
この種継手装置の従来の一般的な構造は、第1図および
第2図の従来例に示すように、管体1゜2の端部に形成
されたフランジ3,4間を複数のボルト5で締着し、か
つ、各フランジ3,4の対接壁面すなわち接合向には、
同心状に環溝3a。
4aを設けて、同項溝3a 、4a内にリングガスケッ
ト6を含着させている。
このような構造の従来の継手装置では、高温高圧流体の
輸送時などに生じる各部の温度変化や、継手各部の寸度
のバラツキに対しても、フランジ3.4接合面のシール
が確保される特性があるが、他面において、その構造上
フランジ3,4の接合面に隙間ができることが避は難く
、これにより、下達するように継手の損傷を早める欠陥
が伴う特質がある。
それは、一般的な流体の特性として、第3図a、第3図
すに示すように、流路Aの壁面に凹入部Bがある場合に
は、凹入部Bの空間内に渦流を生じ、かつ、この時の流
速が高い場合にはその渦流によって流路Aの壁面にエロ
ージョンが発生する。
このような流体固有の特質から、従来のこの種継手装置
では、たとえば1〜2年の短期間内に、第2図の符号E
に示すように、フランジ3,4およびガスケット6に侵
蝕を生じ、このことから、継手の耐久性が著るしく短縮
されさらには瞬間大量外部漏洩が生ずる等の欠点がある
本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本考案の目的は、耐久性に優れたリン
グジヨイントフランジ継手装置を提供することにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の継手装置においては、第4図および第5図に示
すように、従来構造と同様にフランジI。
8の接合対応面に同心状に形成される環溝7a。
8a内にリングガスケット6を介装させているが、これ
に加え、フランジ7.8の上記接合面7b。
8bにおける、上記環溝7a、8aと接合内端縁との中
間位置の周上における対応位置に、同心状として環状突
出部7c 、8cを形成している。
しかして、この突出部7c、8cの対向頭部間の間隙が
、上記接合面7b、8b間に形成される間隙空間10に
対する絞り9となっている。
この絞り9の間隙幅は、上記間隙空間10の幅の1/3
もしくはそれ以下とすることが、渦流の発生を効果的に
防止する上において有効であることが実験の結果確認さ
れている。
このように構成された実施例継手装置ではフランジ7.
8接合面の間隙空間10が、両突出部Tc 、8cで形
成されたスリット状の絞り9を介して流路に連通ずるこ
とから、空間10に侵入する流体の流れ勢力は絞り9で
吸収され、これにより、従来構造の場合のように空間1
0内で渦流現象を起すことがなく、従って、フランジ接
合品7b、8b、およびガスケット6に対するエロージ
ョン作用が確実に防止される。
なお、フランジに突設される上記突出部の形成態様は、
上述形状に換え、第6図の他の実施例に示すように、片
側のフランジ11のみに突出部11aを形威し、あるい
は、第7図のさらに他の実施例に示すように、人違い状
に突出部12゜13を設けても同様な絞り効果が得られ
るが、しかしこの構成では、フランジが2種類の部品に
なる不利があり、また、第8図のさらに他の実施例に示
すように、断面山形の突出部14.15を形成した場合
には、その頂部を直取りして、ガスケット6を傷つけな
いようにしたほうが良い。
そのほか、上述構成では、各突出部をフランジと一体成
形したが、突出部の強度に余裕がある場合には、上述一
体成形に換え、突出部を別体のリングで形成して、これ
をフランジに溶着しても良い。
尚、上記本考案のようなリングジヨイントフランジ継手
は、高温もしくは高圧下に用いられるものであるため、
温度、圧力の変化や継手各部の寸法のバラツキに対応で
きるようになっている。
しかし、この対応できる余地は極めて大きく、通常の取
付は状態においてフランジ面間隙は充分な子桁があり、
上記のような絞り9を設けることは充分可能であり、ま
たこの絞り9により上記リングジヨイントフランジ継手
としての機能を損うことはない。
以上のように、本考案に係るリングジヨイント継手装置
によれば、フランジ7.8接合面7b。
8bにおけるリングガスケット保持用環溝7a。
8aと接合内端縁との中間位置に環状突出部を形成する
ことにより、フランジの間隙空間10の流路側に絞り9
を設けると共に、この絞り9の間隙幅を上記間隙空間1
0の幅の1/3以下としたので、継手に対する流体のエ
ロージョン作用が防止され、これにより継手の耐久性を
著しく向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のリングジヨイントフランジ継手装置の
断面図、第2図は、第1図の部分■の拡大図、第3図は
、流体のキャビテーション作用を説明する断面模型図で
あって、図aは浅溝、図すは深溝における図、第4図は
、本考案の一実施例を示すリングジヨイントフランジ継
手装置の断面図、第5図は、第4図の部分■の拡大図、
第6図ないし第8図は、夫々異なる実施例を示すフラン
ジ突出部の形成態様を示す断面図である。 1.2・・・・・・管体、6・・・・・・リングガスケ
ット、7゜8.11・・・・・・フランジ、7b、8b
・・・・・・接合面、7c、8c、11a、12,13
,14,15・・・・・・突出部、9・・・・・・絞り
、10・・・・・・間隙空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連接する管体端部の接合向を、リングガスケットの介装
    によりシールするようになすと共に、シール状態におい
    て上記接合面間に間隙を設けるようにした継手装置にお
    いて、上記接合向における上記ガスケット保持用環溝と
    接合内端縁との中間位置の周上に、環状の突出部を形成
    し、これにより、ガスケットの厚みによって生じた上記
    接合面の間隙空間に、当該空間の間隙幅の1/3もしく
    はそれ以下の間隙幅を有する侵入流体に対する絞りを形
    成したことを特徴とする継手装置。
JP1977061408U 1977-05-16 1977-05-16 継手装置 Expired JPS5814312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977061408U JPS5814312Y2 (ja) 1977-05-16 1977-05-16 継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977061408U JPS5814312Y2 (ja) 1977-05-16 1977-05-16 継手装置

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Publication Number Publication Date
JPS53156922U JPS53156922U (ja) 1978-12-09
JPS5814312Y2 true JPS5814312Y2 (ja) 1983-03-22

Family

ID=28962713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977061408U Expired JPS5814312Y2 (ja) 1977-05-16 1977-05-16 継手装置

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JP (1) JPS5814312Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB927629A (en) * 1960-11-29 1963-05-29 Daniel Traufler Improvements in annular gaskets

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927016U (ja) * 1972-06-07 1974-03-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB927629A (en) * 1960-11-29 1963-05-29 Daniel Traufler Improvements in annular gaskets

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Publication number Publication date
JPS53156922U (ja) 1978-12-09

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