JPS62292232A - 電磁連結装置用プーリの製造方法 - Google Patents
電磁連結装置用プーリの製造方法Info
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- JPS62292232A JPS62292232A JP61133885A JP13388586A JPS62292232A JP S62292232 A JPS62292232 A JP S62292232A JP 61133885 A JP61133885 A JP 61133885A JP 13388586 A JP13388586 A JP 13388586A JP S62292232 A JPS62292232 A JP S62292232A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は例えば電磁クラッチのロータに固着されて使用
されるプーリの製造方法に関するものである。
されるプーリの製造方法に関するものである。
近年、この種のプーリを製造する方法においては、材料
の歩留まりおよび生産性を向上する要請から、複数の部
材を固着してプーリを形成するのではなく、1個の素材
を塑性変形させてプーリを形成する加工方法が広く採用
されるようになってきた。この種の塑性変形によるもの
として特開昭56−55754号公報に開示された■ベ
ルト用プーリの製造方法や特開昭58−137631号
公報に開示された電磁連結装置がある。前者は、先ず円
形の厚板からなる基材をプレスで絞り出し加工すること
により、円板の中央部に回転軸への装着部分となる円筒
部を形成し、次いで円板の外周面に全周にわたってスリ
ットを設けた後、このスリット部分をローラで拡開加工
して断面V字状 。
の歩留まりおよび生産性を向上する要請から、複数の部
材を固着してプーリを形成するのではなく、1個の素材
を塑性変形させてプーリを形成する加工方法が広く採用
されるようになってきた。この種の塑性変形によるもの
として特開昭56−55754号公報に開示された■ベ
ルト用プーリの製造方法や特開昭58−137631号
公報に開示された電磁連結装置がある。前者は、先ず円
形の厚板からなる基材をプレスで絞り出し加工すること
により、円板の中央部に回転軸への装着部分となる円筒
部を形成し、次いで円板の外周面に全周にわたってスリ
ットを設けた後、このスリット部分をローラで拡開加工
して断面V字状 。
のVベルト添接部を形成するものである。また、後者は
ブーりの外周部を切り割した後に、所定の溝幅に成形加
工するものである。
ブーりの外周部を切り割した後に、所定の溝幅に成形加
工するものである。
しかしながら、上述した何れの方法においても、スリッ
トを設けるすり削加工したり、あるいは切り削加工した
後に、最終工程であるローラ等を利用したプーリ溝の成
形加工を必要とするために、プーリの製造工程数が多く
なる不具合があった。
トを設けるすり削加工したり、あるいは切り削加工した
後に、最終工程であるローラ等を利用したプーリ溝の成
形加工を必要とするために、プーリの製造工程数が多く
なる不具合があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、製造工
程数が削減できるプーリの製造方法を提供するものであ
る。本発明に係るプーリの製造方法は、外周部が側方へ
開放されたプーリ型空間を形成するように対向した回転
受型と回転押型との間にプーリ素材を挟圧した後、これ
ら両型を回転させながら同時に、両型と平行に回転自在
に配設され前記プーリ型空間の外周部を覆うと共に断面
がプーリの溝状を呈するローラを両型の方向へ前進させ
るものである。
程数が削減できるプーリの製造方法を提供するものであ
る。本発明に係るプーリの製造方法は、外周部が側方へ
開放されたプーリ型空間を形成するように対向した回転
受型と回転押型との間にプーリ素材を挟圧した後、これ
ら両型を回転させながら同時に、両型と平行に回転自在
に配設され前記プーリ型空間の外周部を覆うと共に断面
がプーリの溝状を呈するローラを両型の方向へ前進させ
るものである。
本発明においては、ブーり素材は回転受型、回転押型に
挟圧され、ローラによって加圧されることにより、軸方
向および径方向に塑性流動してプーリ型空間内に充満さ
れる。
挟圧され、ローラによって加圧されることにより、軸方
向および径方向に塑性流動してプーリ型空間内に充満さ
れる。
以下、その構成等を図に示す実施例により詳細に説明す
る。第1図は本発明に係るプーリの製造方法を実施する
ための装置を示す要部概略断面図、第2図は本発明によ
って製造されたプーリが備えられた電磁クラッチを示す
断面図である。第2図において符号1で示すものは電磁
クラッチを示す。
る。第1図は本発明に係るプーリの製造方法を実施する
ための装置を示す要部概略断面図、第2図は本発明によ
って製造されたプーリが備えられた電磁クラッチを示す
断面図である。第2図において符号1で示すものは電磁
クラッチを示す。
この電磁クラッチlは例えば車両等に搭載された圧縮機
等の機器2の筒部2aに軸受3を介して回転自在に支持
された断面り字状のロータ4と、回転軸5に軸装されア
ーマチュア6を前記ロータ4に軸方向に進退自在に対向
させた状態に支持するアーマチェア支持部材7と、前記
ロータ4に固着されVベルト8を添接すると共に磁束路
を形成するためのプーリ9と、フィールドコア1oに収
容された励磁コイル11とを備えている。すなわち、励
磁コイル11で磁束Φを発生させることにより、アーマ
チュア6をロータ4に吸着させてVベルト8から伝達さ
れる動力を回転軸5に伝達したり、磁束Φを消失させる
ことにより、アーマチュア6をロータ4から離間させて
動力伝達を遮断したり−3= するように構成されている。
等の機器2の筒部2aに軸受3を介して回転自在に支持
された断面り字状のロータ4と、回転軸5に軸装されア
ーマチュア6を前記ロータ4に軸方向に進退自在に対向
させた状態に支持するアーマチェア支持部材7と、前記
ロータ4に固着されVベルト8を添接すると共に磁束路
を形成するためのプーリ9と、フィールドコア1oに収
容された励磁コイル11とを備えている。すなわち、励
磁コイル11で磁束Φを発生させることにより、アーマ
チュア6をロータ4に吸着させてVベルト8から伝達さ
れる動力を回転軸5に伝達したり、磁束Φを消失させる
ことにより、アーマチュア6をロータ4から離間させて
動力伝達を遮断したり−3= するように構成されている。
前記プーリ9は前記Vベルト8を添接する溝を形成する
斜辺部9aおよび底部9bと、ブー179をロータ4の
外周縁に固着するために斜辺部9aのロータ4側端縁か
らロータ4方向へ延設された円筒状の固着部9cと、底
部9bからロータ4方向および反ロータ4方向へ延設さ
れ前記フィールドコアlOの外側を覆う円筒状の前部被
覆部9dおよび後部被覆部9eと、斜辺部9aの反ロー
タ4側端縁に設けられた補強部9fとが一体に形成され
ている。固着部9cの延設量はロータ4の端面からプー
リの溝の中心線Cまでの距離、いわゆるベルトアライメ
ントに応じて比較的大きく設定されている。
斜辺部9aおよび底部9bと、ブー179をロータ4の
外周縁に固着するために斜辺部9aのロータ4側端縁か
らロータ4方向へ延設された円筒状の固着部9cと、底
部9bからロータ4方向および反ロータ4方向へ延設さ
れ前記フィールドコアlOの外側を覆う円筒状の前部被
覆部9dおよび後部被覆部9eと、斜辺部9aの反ロー
タ4側端縁に設けられた補強部9fとが一体に形成され
ている。固着部9cの延設量はロータ4の端面からプー
リの溝の中心線Cまでの距離、いわゆるベルトアライメ
ントに応じて比較的大きく設定されている。
プーリ9の製造方法について説明すると、回転受型りと
この回転受型りに対して進退自在に対向する回転押型U
との間にリング状のプーリ素材Pを挟圧した後、これら
両型を回転させながら同時に、ローラRを両型の方向へ
前進させることによって製造するものである。
この回転受型りに対して進退自在に対向する回転押型U
との間にリング状のプーリ素材Pを挟圧した後、これら
両型を回転させながら同時に、ローラRを両型の方向へ
前進させることによって製造するものである。
すなわち、回転受型りおよび回転押型Uはそれぞれ円柱
状に形成され、同一軸線を回転中心として矢印T方向へ
回転自在に、かつ回転押型Uを回転受型りに対して進退
自在に支持されている。回転受型りは上下方向に固定さ
れており、回転押型Uはプーリ素材Pを挟圧したときに
、これら部材間に0〜0.5日程度の間隙gを形成する
ように回転受型りに対して前進する。そして、回転受型
りと回転押型Uとの間には、外周部が側方へ開放された
プーリ型空間が形成されている。詳述すれば、回転受型
りは、プーリ素材PをローラRで加圧して塑性流動する
ことでプーリ9の斜辺部9aの外側面ないし補強部9f
の内側面を形成するための環状壁La、およびプーリ素
材Pの後述する後部円筒部pbである後部被覆部9eを
嵌合するための環状溝Lbを有している。同様に回転押
型Uは、斜辺部9aの外側面ないし固着部9Cの内側面
を形成するための環状壁Da、および前部被覆部9dを
嵌合するための環状溝Ubを有している。
状に形成され、同一軸線を回転中心として矢印T方向へ
回転自在に、かつ回転押型Uを回転受型りに対して進退
自在に支持されている。回転受型りは上下方向に固定さ
れており、回転押型Uはプーリ素材Pを挟圧したときに
、これら部材間に0〜0.5日程度の間隙gを形成する
ように回転受型りに対して前進する。そして、回転受型
りと回転押型Uとの間には、外周部が側方へ開放された
プーリ型空間が形成されている。詳述すれば、回転受型
りは、プーリ素材PをローラRで加圧して塑性流動する
ことでプーリ9の斜辺部9aの外側面ないし補強部9f
の内側面を形成するための環状壁La、およびプーリ素
材Pの後述する後部円筒部pbである後部被覆部9eを
嵌合するための環状溝Lbを有している。同様に回転押
型Uは、斜辺部9aの外側面ないし固着部9Cの内側面
を形成するための環状壁Da、および前部被覆部9dを
嵌合するための環状溝Ubを有している。
環状壁La、Uaは、回転受型りと回転押型Uの−6=
それぞれ外周部に別体に形成されている。
ローラRは両型の軸線と平行な軸を中心として回転自在
に、かつ両型に対し両型の軸線と直交する方向に進退自
在に配設されている。また、ローラRは前記プーリ型空
間の外周部を覆う形状に形成されると共に、プーリ素材
Pを内径方向に押圧して斜辺部9aおよび底部9bを形
成するために断面がブーりの溝状を呈する環状突起Ra
を有している。なお、環状突起Raの外周面は、凸円弧
面とするとよい。
に、かつ両型に対し両型の軸線と直交する方向に進退自
在に配設されている。また、ローラRは前記プーリ型空
間の外周部を覆う形状に形成されると共に、プーリ素材
Pを内径方向に押圧して斜辺部9aおよび底部9bを形
成するために断面がブーりの溝状を呈する環状突起Ra
を有している。なお、環状突起Raの外周面は、凸円弧
面とするとよい。
プーリ素材Pは加工前の状態を第3図に示し、プーリに
加工された状態を第4図に示すように、断面略凸字状に
形成されている。すなわち、前部円筒部Paは前部被覆
部9dに対応し、後部円筒部pbは後部被覆部9eに対
応し、円板部Pcは斜辺部9a、固着部9cs補強部9
fに対応して設けられている0円板部Pcの後部円筒部
pb側の後面20は、ブーIJ 9の補強部9fが固着
部9Cに比較して延設置が小さいため、面取り加工が施
されて傾斜している。
加工された状態を第4図に示すように、断面略凸字状に
形成されている。すなわち、前部円筒部Paは前部被覆
部9dに対応し、後部円筒部pbは後部被覆部9eに対
応し、円板部Pcは斜辺部9a、固着部9cs補強部9
fに対応して設けられている0円板部Pcの後部円筒部
pb側の後面20は、ブーIJ 9の補強部9fが固着
部9Cに比較して延設置が小さいため、面取り加工が施
されて傾斜している。
したがって、回転押型Uと回転受型りとを一体に回転さ
せながら第1図中鎖線で示すプーリ素材Pを挟圧した状
態から同時に、ローラRを第1図中鎖線で示す状態から
両型の方向へ前進させると、プーリ素材Pは回転受型L
1回転押型Uで挟圧された状態で、ローラRによって加
圧される。このため、プーリ素材Pの円板部Pcは軸方
向および径方向に同時に塑性流動し、プーリ型空間内に
充満される。詳述すれば、プーリ素材Pの前部円筒部P
aは環状溝Ub内へ、後部円筒部pbは環状溝Lb内へ
それぞれ嵌合した状態で両型で円板部Pc内側を挟持し
、円板部Pcは上下に分けられて両型とローラRとの間
隙へ塑性流動する。このとき、ブーり素材Pの円板部P
c内側幅Bに対し、プーリ9の底部幅Aは大きくなる。
せながら第1図中鎖線で示すプーリ素材Pを挟圧した状
態から同時に、ローラRを第1図中鎖線で示す状態から
両型の方向へ前進させると、プーリ素材Pは回転受型L
1回転押型Uで挟圧された状態で、ローラRによって加
圧される。このため、プーリ素材Pの円板部Pcは軸方
向および径方向に同時に塑性流動し、プーリ型空間内に
充満される。詳述すれば、プーリ素材Pの前部円筒部P
aは環状溝Ub内へ、後部円筒部pbは環状溝Lb内へ
それぞれ嵌合した状態で両型で円板部Pc内側を挟持し
、円板部Pcは上下に分けられて両型とローラRとの間
隙へ塑性流動する。このとき、ブーり素材Pの円板部P
c内側幅Bに対し、プーリ9の底部幅Aは大きくなる。
すなわち、軸方向に固定された回転受型りと軸方向進退
自在な回転押型Uのクランプ力の調整により、塑性流動
するプーリ素材Pを介してローラRの加圧力によって、
回転押型Uが後退する。
自在な回転押型Uのクランプ力の調整により、塑性流動
するプーリ素材Pを介してローラRの加圧力によって、
回転押型Uが後退する。
その結果、加圧するという一つの工程によりブ7一
一す素材Pを所望なプーリ9の形状に加工できる。
また、プーリ素材Pの円板部Pcを軸方向および径方向
に塑性流動させることより、従来のように切削加工した
後にこの部分を塑性変形させる方法や、一般的な転造成
形する方法に比較して製造工程数が省略でき、また両型
り、Uのクランプ力とローラRの加圧力を任意設定する
ことで、■溝底部の制約に容易に対応できると共に、ベ
ルトの集中応力に対して有利な形状が容易に確保できる
し、面粗度が向上でき、プーリ9に添接されたVベルト
8の摩耗を低減することができる。
に塑性流動させることより、従来のように切削加工した
後にこの部分を塑性変形させる方法や、一般的な転造成
形する方法に比較して製造工程数が省略でき、また両型
り、Uのクランプ力とローラRの加圧力を任意設定する
ことで、■溝底部の制約に容易に対応できると共に、ベ
ルトの集中応力に対して有利な形状が容易に確保できる
し、面粗度が向上でき、プーリ9に添接されたVベルト
8の摩耗を低減することができる。
さらに、このように固着部9cを一体に形成したプーリ
9においては、プーリ素材P、回転受型し、回転押型U
の形状を変更することにより固着部9cの長さを変える
ことができるので、適宜所望なベルトアライメントに変
更することができる。
9においては、プーリ素材P、回転受型し、回転押型U
の形状を変更することにより固着部9cの長さを変える
ことができるので、適宜所望なベルトアライメントに変
更することができる。
例えば第5図に示す電磁クラッチに備えられたブー17
9のように、ベルトアライメントが短く、前部被覆部9
dが設けられてない形状とすることもできる。この実施
例においては、プーリ素材Pは加工前の状態を第6図に
示し、プーリに加工された状態を第7図に示すように、
断面り字状に形成されている。すなわち、円板部Pcの
内周部に後部被覆部9eに対応する後部円筒部pbが設
けられている。そして、このような効果は、機器2の形
状や取付位置によってベルトアライメントや形状を変更
する必要が生じやすい電磁クラッチにおいて特に有効で
ある。
9のように、ベルトアライメントが短く、前部被覆部9
dが設けられてない形状とすることもできる。この実施
例においては、プーリ素材Pは加工前の状態を第6図に
示し、プーリに加工された状態を第7図に示すように、
断面り字状に形成されている。すなわち、円板部Pcの
内周部に後部被覆部9eに対応する後部円筒部pbが設
けられている。そして、このような効果は、機器2の形
状や取付位置によってベルトアライメントや形状を変更
する必要が生じやすい電磁クラッチにおいて特に有効で
ある。
なお、上記実施例においては、プーリ9に固着部9Cを
一体に形成したものについて説明したが本発明はこれに
限定されるものではなく、プーリ9の形状は、プーリ素
材P、回転受型し、回転押型Uの形状を変えることによ
って、斜辺部9aおよび底部9bからなる断面V字状の
プーリ添接部と、これを支持するアーム部と、回転軸に
軸装するための筒部とを一体に形成するなど、適宜変更
することができる。また、■ベルト添接用V溝を有する
プーリ9について説明したが、ローラRの環状突起Ra
の形状を変更することにより、ポリVベルト添接用ポリ
V溝を有するプーリ9の製造にも適用することができる
。
一体に形成したものについて説明したが本発明はこれに
限定されるものではなく、プーリ9の形状は、プーリ素
材P、回転受型し、回転押型Uの形状を変えることによ
って、斜辺部9aおよび底部9bからなる断面V字状の
プーリ添接部と、これを支持するアーム部と、回転軸に
軸装するための筒部とを一体に形成するなど、適宜変更
することができる。また、■ベルト添接用V溝を有する
プーリ9について説明したが、ローラRの環状突起Ra
の形状を変更することにより、ポリVベルト添接用ポリ
V溝を有するプーリ9の製造にも適用することができる
。
以上説明したように本発明によれば、外周部が側方へ開
放されたプーリ型空間を形成するように対向した回転受
型と回転押型との間にプーリ素材を挟持した後、これら
両型を回転させながら同時に、両型と平行に回転自在に
配設され前記プーリ型空間の外周部を覆うと共に断面が
プーリの溝状を呈するローラを両型の方向へ前進させる
から、プーリ素材は回転受型、回転押型で挟圧され、そ
してローラによって加圧され、軸方向および径方向に同
時に塑性流動してプーリ型空間内に充満される。
放されたプーリ型空間を形成するように対向した回転受
型と回転押型との間にプーリ素材を挟持した後、これら
両型を回転させながら同時に、両型と平行に回転自在に
配設され前記プーリ型空間の外周部を覆うと共に断面が
プーリの溝状を呈するローラを両型の方向へ前進させる
から、プーリ素材は回転受型、回転押型で挟圧され、そ
してローラによって加圧され、軸方向および径方向に同
時に塑性流動してプーリ型空間内に充満される。
したがって、加圧するという一つの工程によりプーリ素
材を所望な形状に加工できるから、プーリの製造におい
て、製造工程数を削減することができる。その結果、プ
ーリの生産性の向上が期待できる。また、両型のクラン
プ力とローラの加圧力を任意に設定することで、プーリ
素材の肉厚に対し幅広いプーリ底部を得ることができ種
々なベルトに対するV溝形状が対応でき、さらにプーリ
素材を軸方向および径方向に同時に塑性流動させること
より、面粗度を向上することができるため、ブーりに添
接されたVベルト等の動力伝達部材を摩耗を低減し、寿
命の延長化が期待できる。
材を所望な形状に加工できるから、プーリの製造におい
て、製造工程数を削減することができる。その結果、プ
ーリの生産性の向上が期待できる。また、両型のクラン
プ力とローラの加圧力を任意に設定することで、プーリ
素材の肉厚に対し幅広いプーリ底部を得ることができ種
々なベルトに対するV溝形状が対応でき、さらにプーリ
素材を軸方向および径方向に同時に塑性流動させること
より、面粗度を向上することができるため、ブーりに添
接されたVベルト等の動力伝達部材を摩耗を低減し、寿
命の延長化が期待できる。
第1図は本発明に係るブーりの製造方法を実施するため
の装置を示す要部概略断面図、第2図は本発明によって
製造されたプーリが備えられた電磁クラッチを示す断面
図、第3図はプーリ素材の加工前の状態を示す断面図、
第4図は同じくプーリに加工された状態を示す断面図、
第5図は他の実施例によって製造されたブーりが備えら
れた電磁クラッチを示す断面図、第6図および第7図は
プーリ素材の加工前および加工後の状態を示す断面図で
ある。 9・・・・プーリ、9a・・・・斜辺部、9C・・・・
固着部、L・・・・回転受型、P・・・・プーリ素材、
R・・・・ローラ、U・・・・回転押型。 第2図 第5図 G)瓜−一 第3図 第6図 第4図 第7図 :□7一
の装置を示す要部概略断面図、第2図は本発明によって
製造されたプーリが備えられた電磁クラッチを示す断面
図、第3図はプーリ素材の加工前の状態を示す断面図、
第4図は同じくプーリに加工された状態を示す断面図、
第5図は他の実施例によって製造されたブーりが備えら
れた電磁クラッチを示す断面図、第6図および第7図は
プーリ素材の加工前および加工後の状態を示す断面図で
ある。 9・・・・プーリ、9a・・・・斜辺部、9C・・・・
固着部、L・・・・回転受型、P・・・・プーリ素材、
R・・・・ローラ、U・・・・回転押型。 第2図 第5図 G)瓜−一 第3図 第6図 第4図 第7図 :□7一
Claims (1)
- 互いに対向し、外周部が側方へ開放されたプーリ型空間
を形成する回転受型および回転押型と、これら両型に対
し両型の軸線と直交する方向に進退自在かつ両型と平行
に回転自在に配設され前記プーリ型空間の外周部を覆う
と共に断面がプーリの溝状を呈するローラとを用い、前
記回転受型と回転押型と間にリング状のプーリ素材を挾
圧し保持した後、これら両型を回転させながら前記ロー
ラを両型の方向へ前進させることを特徴とするプーリの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61133885A JPH06102232B2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 電磁連結装置用プーリの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61133885A JPH06102232B2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 電磁連結装置用プーリの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62292232A true JPS62292232A (ja) | 1987-12-18 |
JPH06102232B2 JPH06102232B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15115365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP61133885A Expired - Lifetime JPH06102232B2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 電磁連結装置用プーリの製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JPH06102232B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS505755A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-21 | ||
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-
1986
- 1986-06-11 JP JP61133885A patent/JPH06102232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (9)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06102232B2 (ja) | 1994-12-14 |
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