JPH07110391B2 - 電磁クラッチ用ロ−タ−の製造方法 - Google Patents

電磁クラッチ用ロ−タ−の製造方法

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JPH07110391B2
JPH07110391B2 JP62114961A JP11496187A JPH07110391B2 JP H07110391 B2 JPH07110391 B2 JP H07110391B2 JP 62114961 A JP62114961 A JP 62114961A JP 11496187 A JP11496187 A JP 11496187A JP H07110391 B2 JPH07110391 B2 JP H07110391B2
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clutch
rotor
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JP62114961A
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JPS63281727A (ja
Inventor
洋行 出牛
Original Assignee
日本イスエ−ド株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカークーラーなどに用いられる電磁クラッチ
用ローターの製造方法に関する。
[従来の技術] 電磁クラッチ用ローターは、一側面をクラッチ部とし他
側面にコアを配してなり、このローターの中央部に軸受
部材を嵌合し、軸受部材内に回転軸を通し、回転軸には
ローターのクラッチ部近傍にクラッチ板を固定し、ロー
ターをベルトにより常時回転させた状態にてコアに通電
し磁力によりクラッチ板をローターのクラッチ部に吸着
させローターの回転をクラッチ板を介して回転軸に伝え
るものであるが、電磁クラッチ用ローターとしてその機
能の面から特に軽量であることや小型であるといったこ
とが要求される。
従来の電磁クラッチ用ローターの製造方法にあっては、
一般に鍜造によりローター本体Aをある程度形ち作り、
更に全周,内外径を旋盤などで切削して一側面にコア収
納部Bを形成し外周にベルト掛部Cを形成するようにし
ている(第7図)。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の製造方法によれば、製造作業が面倒であり、
材料に無駄が多く製造コストが高くつき、軽量化が困難
であり、更には外周にベルト掛部を形成するためロータ
ーの外周が大きくなり、ローターの小型化を困難なもの
としているといった問題がある。
この発明は上記問題を解消することを目的とした電磁ク
ラッチ用ローターの製造方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するために、先ず、金属円板
をプレスまたはスピニングによりその外周部及び中央部
を一方向に絞り出して円筒部を形成し、外側円筒部をベ
ルト掛成形部とし内側円筒部を軸受部材嵌合部とし底板
をクラッチ部とするローター基板を形成する。次にこの
ローター基板をクラッチ部となる底板に当接し且つ軸受
部材嵌合部となる内側円筒部の内周面に当接するクラン
パーとベルト掛成形部となる外側円筒部の開口端部に当
接するクランパーにより両側からクランプした後、外側
円筒部の外周面にロールダイスを押し当てて回転させる
ことにより外側円筒部をクラッチ部となる底板の外径を
変えないで内径方向に絞りクラッチ部となる底板の外径
より小径に形成した。
[実施例] 以下、この発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明
する。
先ず、鋼板をプレス加工等により加工して円板1を形成
し、同時に円板1の中心に中心孔2を形成する(第1
図)。
この円板1をプレスまたはスピニングによりその外周部
及び中央部を一方向に絞り出して円筒部を形成し、外側
円筒部3をベルト掛成形部とし内側円筒部4を軸受部材
嵌合部とし底板5をクラッチ部とするローター基板6を
形成する(第2図)。
次に、該ローター基板6を、クラッチ部となる底板5に
当接する底板支持面7と軸受部材嵌合部となる内側円筒
部4の内周面に当接する内側円筒部支持部8をもつクラ
ンパー9と、ベルト掛成形部となる外側円筒部3の開口
端部に当接する開口端部当接面10をもちそして後述する
ところの内径方向に絞られる外側円筒部3の内周面を受
けコア収納部を確保する外側円筒部受部11をもつクラン
パー12とにより両側からクランプした後(第3図)、外
側円筒部3の外周面に左右にスライド可能としたロール
ダイス13を押し当て、クランパー9,12とロールダイス13
を回転させながらクランパー12を強く押し付け且つロー
ルダイス13を外側円筒部3の外周面に強く押し付けるこ
とにより、外側円筒部3をクラッチ部となる底板5の外
径を変えないで内径方向に絞りクラッチ部となる底板5
の外径より小径に形成する(第4図)。
このようにして形成されたローターは、クラッチ板とな
る底板5の外径に対し小径のベルト掛成形部となる外側
円筒部3を得ることができ、そして該外側円筒部3と軸
受部材嵌合部となる内側円筒部4との間をもってコア収
納部14が形成される(第5図)。
第6図は上記のようにして形成したローターのベルト掛
成形部となる外側円筒部3の外周にプーリーを取り付け
た例を示し、第6図(a)は中央部に外側円筒部3の外
径に等しい孔15をもち外周に1条のV溝16をもつVプー
リー17を外側円筒部3の外周に圧入し溶接して固定した
ものであり、同図(b)は同じく中央部に孔15をもち外
周に多条のV溝16をもつポリVプーリー18を外側円筒部
3の外周に圧入し溶接して固定したものである。
19はコア、20は軸受部材、21は回転軸である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明に係る電磁クラッチ用ローターの
製造方法によれば、金属円板をプレスまたはスピニング
によりその外周部及び中央部を一方向に絞り出して円筒
部を形成し、外側円筒部をベルト掛成形部とし内側円筒
部を軸受部材嵌合部とし底板をクラッチ部とするロータ
ー基板を形成し、該ローター基板をクラッチ部となる底
板に当接し且つ軸受部材嵌合部となる内側円筒部の内周
面に当接するクランパーとベルト掛成形部となる外側円
筒部の開口端部に当接するクランパーにより両側からク
ランプした後、外側円筒部の外周面にロールダイスを押
し当てて回転させることにより外側円筒部をクラッチ部
となる底板の外径を変えないで内径方向に絞りクラッチ
部となる底板の外径より小径に形成するようにしたもの
であるから、製造作業が容易であり材料に無駄が無いこ
とから大幅なコストダウンを図ることができ、また金属
円板により形成するから軽量化が図れ、更にはベルト掛
成形部をクラッチ部となる底板の外径より小径に形成し
たので小型化を図ることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明の一実施例の工程を示す説
明図、第5図はこの発明により製造されたローターの断
面図、第6図(a),(b)はそれぞれ第5図に示すロ
ーターにプーリーを取り付けた例を示す断面図、第7図
(a),(b)はそれぞれ従来の製造方法により製造さ
れたローターの断面図である。 1……金属円板、3……外側円筒部 4……内側円筒部、5……底板 6……ローター基板、7……底板支持面 8……内側円筒部支持部、9……クランパー 10……開口端部当接面、12……クランパー 13……ロールダイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属円板をプレスまたはスピニングにより
    その外周部及び中央部を一方向に絞り出して円筒部を形
    成し、外側円筒部をベルト掛成形部とし内側円筒部を軸
    受部材嵌合部とし底板をクラッチ部とするローター基板
    を形成し、該ローター基板をクラッチ部となる底板に当
    接し且つ軸受部材嵌合部となる内側円筒部の内周面に当
    接するクランパーとベルト掛成形部となる外側円筒部の
    開口端部に当接するクランパーにより両側からクランプ
    した後、外側円筒部の外周面にロールダイスを押し当て
    て回転させることにより外側円筒部をクラッチ部となる
    底板の外径を変えないで内径方向に絞りクラッチ部とな
    る底板の外径より小径に形成してなる電磁クラッチ用ロ
    ーターの製造方法。
JP62114961A 1987-05-12 1987-05-12 電磁クラッチ用ロ−タ−の製造方法 Expired - Lifetime JPH07110391B2 (ja)

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JPS63281727A JPS63281727A (ja) 1988-11-18
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ES2082532T3 (es) * 1992-05-07 1996-03-16 Wf Maschinenbau Blechformtech Procedimiento para la fabricacion de un elemento de engranaje.
JP2787401B2 (ja) * 1992-12-28 1998-08-20 株式会社レイズエンジニアリング 皿状ディスクの成型方法
JP4706252B2 (ja) * 2004-12-22 2011-06-22 日本精工株式会社 プーリの製造方法

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