JPH08267162A - プーリーの製造方法 - Google Patents

プーリーの製造方法

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JPH08267162A
JPH08267162A JP7069453A JP6945395A JPH08267162A JP H08267162 A JPH08267162 A JP H08267162A JP 7069453 A JP7069453 A JP 7069453A JP 6945395 A JP6945395 A JP 6945395A JP H08267162 A JPH08267162 A JP H08267162A
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正信 山崎
Mitsuyoshi Matsuno
充佳 松野
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浩 渡辺
Tamio Totsuka
民雄 戸塚
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    • B21J9/00Forging presses
    • B21J9/02Special design or construction
    • B21J9/025Special design or construction with rolling or wobbling dies
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    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/28Making machine elements wheels; discs
    • B21K1/42Making machine elements wheels; discs pulleys, e.g. cable pulleys

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ウエブ部がボス部の中間部に位置できるよう
にしたプーリーの製造方法。 【構成】 プーリーEは、金属板からなる円形のワーク
50の中央部に円筒状のボス部該当部51と、周囲にウ
エブ部該当部52を形成する第1工程、ボス部該当部の
端面51aの中間部にすり割りローラー60を押し付
け、ワークとすり割りローラを同期回転させボス部該当
部の基部近傍まですり割ってウエブ部該当部に直交する
一方のボス部51bと他方のボス部該当部51Cを成形
する第2工程、ボス部該当部51Cをウエブ部該当部に
直交しボス部51bと対向するボス部51eに成形する
第3工程、ウエブ部該当部外周縁に転造成形によりリム
部30、ウエブ部20、リム部にV溝30aを成形する
第4工程、円筒状のボス部51b,51e内面に、ボス
部51b開口部から軸受40を圧入後、ボス部51b端
部をカシメ又は折り曲げる第5工程により製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中央にボス部を有す
る金属板製のプーリーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例に係るプーリーの製造方法
で製造された金属板製のプーリー1であり、中心部に軸
受ケーシングとしての円筒状のボス部2が成形され、最
外周に周方向に延びるリング状のリム部3が成形されて
いる。このリム部3とボス部2とは、ボス部2開口端か
ら径方向に延びるウェブ部4にて一体に連結されてい
る。また、リム部3外周には巻き掛け伝導部としてのポ
リV溝3aが成形されており、ボス部2には軸受として
のボールベアリング5が圧入されている。このボールベ
アリング5は、内輪5aと、外輪5bと、ボール5cと
からなり、内輪5a及び外輪5bとボール5cとの間に
はラジアル隙間cが設定されている。ここで、ラジアル
隙間cは、内輪5aと外輪5bの一方を固定し、他方を
径方向に動かした場合の移動量のことであり、ボールベ
アリング等の軸受には必ず設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプーリー1の製造方法では、ベルト張力がリム部3に
負荷された場合、ウェブ部4がボス部2開口端側に位置
しているので、ボス部2とウェブ部4の連結部であるA
部に応力が集中してボス部2が変形し、このため、ボー
ルベアリング5のラジアル隙間cが変動し、ボールベア
リング5の耐久性を低下させるという問題があった。
【0004】そこで、図10に示すようなプーリーの製
造方法が提案されている。この製造方法によって製造さ
れたプーリー1Aによれば、ボス部2の開口端から延出
したウェブ部4がボス部2の中間部に位置しているの
で、ボス部2とウェブ部4との連結部Bに発生する応力
集中は、図9に示すプーリー1より緩和することができ
るが、上記のような問題を完全に解決することはできな
かった。
【0005】この発明は、上記従来技術の問題点を解決
すべくなされたもので、その目的とするところは、ウェ
ブ部がボス部の中間部に位置できるようにしたプーリー
の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るプーリーの製造方法は、金属板から
なる円形のワークの中央部に円筒状のボス部該当部を成
形すると共に周囲にウェブ部該当部を成形する第1工程
と、前記ボス部該当部の端面の中間部にすり割りローラ
を押し付けると共に、前記ワークとすり割りローラとを
同期回転させボス部該当部の基部近傍まですり割ってウ
ェブ部該当部に直交する一方のボス部と、ウェブ部該当
部から内方に向かって突出する他方のボス部該当部とを
成形する第2工程と、この他方のボス部該当部を前記ウ
ェブ部該当部に直交すると共に、一方のボス部と対向す
る他方のボス部に成形する第3工程と、ウェブ部該当部
の外周縁にリム部を成形すると共に、このリム部に巻掛
け伝導部を成形する第4工程とからなり、前記第2工程
に用いるすり割りローラは、70゜〜90゜のすくい角
を有し、このすり割りローラをワークのボス部該当部に
押圧するに際し、ボス部該当部の突出方向とすり割りロ
ーラの外周面が一直線上に一致するようにしたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】上述したプーリーの製造方法によれば、ウェブ
部が軸受ケーシングとしてのボス部の中間部に位置して
おり、リム部に加わるベルト張力による負荷は、ボス部
に加わるので、ボス部とウェブ部との連結部に応力が集
中するのを防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
【0009】図1は、この発明に係るプーリーの製造工
程の概要を示す説明図、図2は同じく第1工程の詳細を
示す説明図、図3は同じく第2工程の詳細を示す説明
図、図4は同じく第2工程の詳細を示す説明図、図5は
同じく第3工程の詳細を示す説明図、図6は同じく第4
工程の詳細を示す説明図、図7は同じく第5工程の詳細
を示す説明図、図8は同じく第6工程の詳細を示す説明
図である。
【0010】この発明に係るプーリーEの製造方法は、
図1(a)に示す金属板からなる円形のワーク50の中
央部に円筒状のボス部該当部51を成形すると共に、周
囲にウェブ部該当部52を成形する第1工程と、図1
(b),(c)に示すボス部該当部51の端面51aの
中間部にすり割りローラ60を押し付けると共に、ワー
ク50とすり割りローラ60とを同期回転させボス部該
当部51の基部近傍まですり割ってウェブ部該当部52
に直交する一方のボス部51bと、ウェブ部該当部52
から内方に向かって突出する他方のボス部該当部51c
を成形する第2工程と、図1(d),(e)に示す他方
のボス部該当部51cを前記ウェブ部該当部52に直交
すると共に、一方のボス部51bと対向する他方のボス
部51eに形成する第3工程と、図1(f)に示す一対
のボス部51b,51eを有したワーク50のウェブ部
該当部52の外周縁に転造成形によりリム部30を成形
すると共にウェブ部20を成形し、リム部30に巻掛け
伝導部としてのV溝30aを成形する第4工程と、図1
(g)に示す第3工程で得られた円筒状のボス部51
b,51e内面に一方のボス部51b開口部から軸受4
0を圧入した後、軸受40を圧入した一方のボス部51
b端部をカシメ又は折り曲げる第5工程とからなってい
る。
【0011】そして、第2工程に用いるすり割りローラ
60は、70°〜90°のすくい角θを有し、このすり
割りローラ60をワーク50のボス部該当部51の端面
51aに押圧するに際し、ボス部該当部51の突出方向
とすり割りローラ60の外周面60aとが一直線上に一
致するようにし、また、第3工程に用いる成形ローラ7
0は、端面側周囲にR部70aを有することを特徴とし
ている。
【0012】さらに、この発明に係るプーリーEの製造
方法について詳細に説明する。
【0013】ワーク50は所定の外径と、所定の板厚を
有する金属製円板で、第1工程では、図2に示すように
プレス加工によりワーク50の中央部に円筒状のボス部
該当部51を形成する。このボス部該当部51以外の部
位がウェブ部該当部52となる。
【0014】ついで、第2工程では図3に示すように、
ワーク50を基台53に載置固定し、このワーク50の
ボス部該当部51の端面51aの中間部に、クランパ6
1により回転自在に軸支されたすり割りローラ60を押
し付ける。このすり割りローラ60を押し付けるに際
し、ローラ当接部60bとボス部該当部51の外周面と
の距離をaとし、ローラ当接部60bとボス部該当部5
1の内周面との距離をa1 とすると、a≦a1 の状態に
すり割りローラ60を配置する。
【0015】そして、図4に示すように、ワーク50と
すり割りローラ60とを同期回転させながらすり割りロ
ーラ60を矢印B方向にワーク50に押し付け、ボス部
該当部51の基部近傍まで軸方向にすり割ってウェブ部
該当部52の両側に一方のボス部51bと、内方に向か
って突出する他方のボス部該当部51cを形成する。
【0016】この第2工程で得られた一方のボス部51
b及び他方のボス部該当部51cのうち、一方のボス部
51bの肉厚をbとして他方のボス部該当部51cの肉
厚をb1 とすると、他方のボス部該当部51cは、すり
割りローラ60の下面により圧接して増肉され、b<b
1 となる。また、第2工程当初におけるローラ当接部6
0bとボス部該当部51の外周面との距離aと、第2工
程により得られた開口側ボス部51bの肉厚bは、すり
割りローラ60を圧接して軸方向にすり割る際に生じる
矢印B方向の荷重により軸方向に押圧されて肉厚bが厚
くなり、a<bとなる。さらに、第2工程当初における
ウェブ部該当部52の外端面とボス部該当部51の端面
51aとの距離をHとし、第2工程で得られたウェブ部
該当部52の外端面と一方のボス部51bの外端面との
距離をH1 とすると、H1 <Hになる。
【0017】ここで、第2工程に用いるすり割りローラ
60は、70゜〜90゜のすくい角θを有しており、こ
のすくい角θが70゜より小さいと、他方のボス部該当
部51cの増肉が充分に行なわれず、他方のボス部51
e成形時の肉厚が薄くなり強度が下がる。また、すり割
りローラ60の強度が弱くなるため、すり割りローラ6
0の耐久性が低下する。また、このすくい角θが90゜
より大きいと、すり割りローラ60をボス部該当部51
の端面51aに押圧するに際し、ボス部該当部51の突
出方向とすり割りローラ60の外周面60aとを一直線
上に一致させることができず、ウェブ部該当部52に直
交する一方のボス部51bを成形できないため、この発
明に係るプーリーの製造方法は、成立しない。
【0018】ついで、第3工程の前工程として、図5に
示すように基台53に載置したワーク50の他方のボス
部該当部51cに、クランパ71により回転自在に軸支
された端面側周部にR部70aを有する成形ローラ70
をワーク50と同期回転させながら矢印C方向に押し付
け、他方のボス部該当部51cに鍔部51dを成形す
る。
【0019】ついで、第3工程では、図6に示すよう
に、所定の形状を有するダイ81に前工程で得られたワ
ーク50を載置し、ボス部51b開口部からパンチ80
を挿入押圧して他方のボス部該当部51cを鍔部51d
を有する他方のボス部51eに形成することにより一対
のボス部51b,51eに軸受ケーシング10の形状を
付与する。
【0020】ここで、鍔部51dは第3工程の前工程で
成形ローラ70を用いて成形したが、端面側周囲にR部
を有するパンチを用いて行なってもよく、また、第3工
程において、パンチ80を用いて他方のボス部51eと
同時に成形してもよい。
【0021】さらに、第3工程として、パンチ80を用
いる替わりに、端面側周囲にR部を有する成形ローラ7
0を一方のボス部51bの開口部から挿入して他方のボ
ス部該当部51cに同期回転させつつ押し付けると共
に、この成形ローラ70を軸線方向にスライドさせてウ
ェブ部該当部52に直交する他方のボス部51eを成形
してもよく、また、前工程で行なった鍔部51dの成形
をこの第3工程で同時に行なってもよい。なお、鍔部5
1dは成形しなくてもよい。
【0022】ついで、第4工程では、図7(a)に示す
ように、ワーク10のウェブ部該当部52の外周縁にす
り割りローラ90をワーク10と同期回転させながら押
し付け、図7(b)に示すように、外周縁を2分割にす
り割る。つぎに、図7(c)に示すように、2分割にす
り割った外周縁に略台形状の予備成形ローラ91を押し
付けて、リム部30を転造成形する。
【0023】つぎに、図7(d)に示すように、リム部
30に多条V溝成形ローラ92を押し付けてリム部30
に巻掛け伝導部としてのポリV溝30aを転造成形す
る。また、この第4工程により、ウェブ部20が成形さ
れる。
【0024】ついで、最終工程の第5工程では、図8に
示すように、軸受ケーシング10に軸受としてのボール
ベアリング40を圧入することによってプーリーEが完
成する。
【0025】ボールベアリング40は、前述の如く内輪
40aと、外輪40bと、ボール40cとからなり、内
輪40a及び外輪40bとボール40cとの間にはラジ
アル隙間cが設定されている。
【0026】上述したプーリーEの製造方法によれば、
金属板からなる円形のワーク50の中央部に円筒状のボ
ス部該当部51を成形した後、このボス部該当部51を
すり割りローラ60ですり割ることにより、一対のボス
部51a,51eを成形しているため、一対のボス部5
1a,51eの内径に対するすり割りローラ60の外径
を大きくすることができ、すり割りローラ60の耐久性
の向上が図れる。また、すり割りであるため、一対のボ
ス部51a,51eはそれぞれ増肉されて肉厚が厚くな
るとともに、その組織は連続で強度が強いため、ワーク
50の板厚を薄くでき、軽量化が図れる。さらに、ボス
部該当部51を軸方向にすり割って行く際の荷重を小さ
くできるため、この製造方法に用いる装置の小型化を図
ることができる。
【0027】そして、上述したプーリーの製造方法で製
造されたプーリーEは、ウェブ部20が軸受ケーシング
としてのボス部10の中間部から径方向に延出して成形
されているので、リム部30のポリV溝30aに加わる
ベルト張力による負荷をボス部10によって受けること
ができ、ボス部10とウェブ部20との連結部Dに応力
が集中するのを防ぐことができる。これによって、ボス
部10の変形がなくなり、ボールベアリング40のラジ
アル隙間cの変動をなくすことができるので、ボールベ
アリング40の耐久性を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】上述した通り、この発明のプーリーの製
造方法によれば、金属板からなる円形のワークの中央部
に円筒状のボス部該当部を成形した後、このボス部該当
部をすり割りローラですり割ることにより、一対のボス
部を成形しているため、一対のボス部の内径に対するす
り割りローラの外径を大きくすることができ、すり割り
ローラの耐久性を向上させることができる。また、すり
割りであるため、一対のボス部はそれぞれ増肉されて肉
厚が厚くなると共に、その組織は連続で強度が強いた
め、ワークの板厚を薄くでき、軽量化を図ることができ
る。さらに、ボス部該当部を軸方向にすり割って行く際
の荷重を小さくできるため、この製造方法に用いる装置
の小型化を図ることができる。
【0029】また、上述したプーリーの製造方法で製造
されたプーリーは、ウェブ部が軸受ケーシングとしての
ボス部の中間部に位置しており、リム部に加わるベルト
張力により負荷は、ボス部に加わるので、ボス部とウェ
ブ部との連結部に応力が集中するのを防ぐことができ
る。これによって、高強度のプーリーが得られ、その耐
久性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプーリーの製造工程の概要を示
す説明図である。
【図2】この発明に係るプーリーの第1工程の詳細を示
す説明図である。
【図3】同じく第2工程の詳細を示す説明図である。
【図4】同じく第2工程の詳細を示す説明図である。
【図5】同じく第3工程の詳細を示す説明図である。
【図6】同じく第4工程の詳細を示す説明図である。
【図7】同じく第5工程の詳細を示す説明図である。
【図8】同じく第6工程の詳細を示す説明図である。
【図9】従来例に係るプーリーの製造方法で得られたプ
ーリーの断面説明図である。
【図10】他の従来例に係るプーリーの製造方法で得ら
れたプーリーの断面説明図である。
【符号の説明】
10 ボス部(軸受ケーシング) 20 ウェブ部 30 リム部 30a 巻掛け伝導部(ポリV溝) 40 軸受(ボールベアリング) 50 ワーク 51 ボス部該当部 51a 端面 51b 一方のボス部 51c 他方のボス部該当部 51d 鍔部 51e 他方のボス部 52 ウェブ部該当部 60 すり割りローラ 60b ローラ当接部 70 成形ローラ 70a R部 80 パンチ E プーリー
フロントページの続き (72)発明者 戸塚 民雄 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板からなる円形のワークの中央部に
    円筒状のボス部該当部を成形すると共に、周囲にウェブ
    部該当部を成形する第1工程と、前記ボス部該当部の端
    面の中間部にすり割りローラを押し付けると共に、前記
    ワークとすり割りローラとを同期回転させボス部該当部
    の基部近傍まですり割ってウェブ部該当部に直交する一
    方のボス部と、ウェブ部該当部から内方に向かって突出
    する他方のボス部該当部とを成形する第2工程と、この
    他方のボス部該当部を前記ウェブ部該当部に直交すると
    共に、一方のボス部と対向する他方のボス部に成形する
    第3工程と、ウェブ部該当部の外周縁にリム部を成形す
    ると共に、このリム部に巻掛け伝導部を成形する第4工
    程とからなり、前記第2工程に用いるすり割りローラ
    は、70゜〜90゜のすくい角を有し、このすり割りロ
    ーラをワークのボス部該当部に押圧するに際し、ボス部
    該当部の突出方向とすり割りローラの外周面とが一直線
    上に一致するようにしたことを特徴とするプーリーの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 第3工程では、端面側周囲にR部を有す
    る成形ローラを一方のボス部開口部から挿入して他方の
    ボス部該当部に同期回転させつつ押し付けると共に、こ
    の成形ローラを一方のボス部の軸線方向にスライドさせ
    てウェブ部該当部に直交する他方のボス部を成形するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプーリーの製造方法。
  3. 【請求項3】 第3工程では、一方のボス部の内径と同
    じ外径を有するパンチを一方のボス部開口部から挿入押
    圧してウェブ部該当部に直交する他方のボス部を成形す
    ることを特徴とする請求項1記載のプーリーの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 他方のボス部に内方へ向かって突出する
    鍔部を第3工程と同時又はその前後工程にて成形するこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載のプーリーの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 円筒状のボス部内面に一方のボス部開口
    部から軸受を圧入した後、一方のボス部端部をカシメ又
    は折り曲げる第5工程を有することを特徴とする請求項
    4記載のプーリーの製造方法。
  6. 【請求項6】 軸受のセンターとウェブ部が一直線上に
    位置するように、軸受をボス部に圧入することを特徴と
    する請求項5記載のプーリーの製造方法。
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