JPS6228732A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿画像を静電記録体に静電潜像として形成
して複写を行なう電子写真式の複写装置に関するもので
ある。より詳しくは、静電記録体に作成する原稿画像の
静電記録体上における静電潜像作成位置を、所要の位置
に設定自在とした複写装置に関するものである。

従来の技術 近年、複写装置は単に等倍の複写を得るだけでなく、拡
大、縮小した画像を得るものが多数実用化されるに至っ
ている。更に、複写装置は例えば、特開昭５９−８７４
６６号公報記載の発明のように、原稿画像をコピー紙の
進行方向に対して、任意に位置変更でき、かつ不要部分
は削除してしまうという部分コピー機能を有するものも
あられれ、従来原稿を切り貼りして新たな原稿に編集す
ることとしていた作業の一端をになうものとなった。

ここで、上記特開昭５９−８７４６６号公報記載の発明
によれば、感光体の走査開始時刻と、原稿面の走査開始
時刻との遅れ又は進みの量を制御することにより走査方
向についての位相を任意に設定し、また不要な部分は削
除することとしている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のように、感光体の走査開始時刻と
原稿面の走査開始時刻との差異によって原稿画像の記録
されるべき位置を移す方法は、感光体の走査方向のみに
限られ、感光体の走査方向と直角方向には位置変更をす
ることができない欠点があった。

よって、原稿面の走査方向の先端付近にあるものを最終
のコピー画面の中央又は後方へ移すにおいても、感光体
もしくは原稿面の走査方向のみに限られ、例えば原稿面
の一部分をコピー画面の走査方向並びに走査方向と直角
の方向ともに中央へに移すということはできなかったの
である。

本発明は上記問題点に鑑み、原稿画像を感光体の走査方
向と直角の方向についても任意の位置に設定自在とした
複写装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の複写装置は、セレ
ン等の感光体からなる静電記録体と、レンズと、このレ
ンズを取付けたレンズ移動台と、前記レンズ移動台を移
動させる駆動手段と前記駆動手段の制御手段と、原稿載
置台と、記録範囲入力手段と、記録基準位置入力手段と
、演算手段とを有し、原稿載置台と静電記録体の間にレ
ンズを配置し、記録範囲入力手段及び記録基準位置入力
手段に入力したデータを演算手段で演算し、その結果を
制御手段に伝え、前記制御手段によって駆動手段を所要
量動作させ、レンズ移動台を移動することによって、原
稿載置台とレンズと静電記録体の相対位置を設定自在に
したという構成を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、原稿載置台とレンズと
静電記録体との相対位置を所要の位置に設定することに
より、原稿画像がレンズを通して写し呂されるべき静電
記録体上の対応する位置が所要の位置に移動されるため
、感光体もしくは原稿の走査方向に対して直角の方向に
ついても所要の位置に画像を移動する作用が得られるこ
ととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を謬照しながら
説明する。

第１図はこの実施例の構成を模式的に示したものである
。図において、１は静電記録体、２はレンズ、３はレン
ズ移動台であって、矢印入方向へ往復動自在となるよう
に、ガイドシャフト４によって案内支持されている。６
はレンズ移動台の駆動手掌であって、送りネジらとその
一端に取付けられているパルスモータ７とからなる。送
りネジ６はレンズ移動台３のナツト８とら着しており、
パルスモータ７の正転、逆転に応じてレンズ移動台３が
矢印入方向へ前進、後退する。なお、パルスモータ７は
複写装置本体９の一部に取付けられている。ここで矢印
入方向はドラム状の静電記録体１０回転軸方向と平行に
しである。１０は制御手段で、パルスモータ７の回転角
を制御する。１１は原稿載置台で、原稿１２は原稿面を
下にして載置する。１３は原稿載置台の原稿１２の上に
置かれた記録範囲入力手段で、位置検出部１４と指示ベ
ン１６とを有し、指示ベン１５で位置検出部１４を押す
と、押した位置が検出される。例えば、原稿１２のうち
記録したい画像領域をＢとすると、Ｂの両端の位置Ｂ、
、Ｂ２の位置検出部１４を指示ベン１５で押すとＢ、、
ａ２の位置が演算手段１６へ信号として送られる。２５
は基準位置指示ベンで、前述の位置検出部１４と組合わ
せることによυ記録基準位置入力手段２６を形成し、例
えば、位置検出部１４上の位置工のところに、前記画像
領域Ｂの中心を移したいときには、基準位置指示ベン２
６にて、位置検出部１４のＩを押すことで、工の位置が
基準位置として演算手段１６へ信号として送られる。演
算手段１６は、上記Ｂ、、Ｂ２゜■の位置から、Ｂ１と
Ｂ２の中点Ｂｏがレンズ２を通して静電記録体１上の工
の位置に結像するようにレンズ２をレンズ移動台３ごと
、どれだけ移動すべきかを演算し、結果を制御手段１０
に伝える。

制御手段１０はパルスモータ７を駆動し、レンズ移動台
３を矢印入方向に移動させ、所要の位置まで送って止め
る構成となっている。

以上のように構成された複写装置について第１図及び第
２図をもってその動作を説明する。

第２図では、原稿画像が、静電記録体１の表面に等倍に
写し出されるように、原稿載置台１１の上面つまり原稿
１２の下面とレンズ２との距離、及びレンズ２と静電記
録体１との距離はそれぞれ、レンズの焦点距離ｆの２倍
（つまり２ｆ）の距離に配置されている。

レンズ移動台３の移動方向（矢印入方向）は、静電記録
体１０回転軸と平行であるからレンズ移動台３が矢印入
方向へ移動しても、上記の原稿載置台１１とレンズ２と
の距離、及びレンズ２と静電記録体１との距離は不変で
あり、倍率もピントも変わらない。第２図で原稿１２の
巾Ｃは、静電記録体１上でも同じく巾Ｃのままに写し出
され、この巾Ｃについて転写紙が送られて後述のように
画像を転写する。

今、記録したい画像領域Ｂについて、画像領域Ｂの中心
であるＢｏ　（Ｂ＋とＢ２の中点）を、工の位置までず
らすということは、第１図においてとりもなおさず静電
記録体１上にレンズ２を介して結像している画像Ｂの中
心を静電記録体１上のＩに一致させることであシ、第２
図で原稿面上のＢｏ　　と静電記録体１上の工を結ぶ線
上にレンズ２の中心が来るように、レンズ２の変位量Ｇ
を演算手段１６が算出し、信号を制御手段１ｏに送る。

制御手段１０は前記信号にもとづいてパルスモータ７を
駆動させて、前記ＢＯがレンズ２を介して静電記録体１
上の工に結像させる位置にレンズ２及びレンズ移動台３
を停止させる。

第２図では説明の簡単化のため原稿を照射する露光装置
、光像を伝えるミラー装置や、静電記録体に静電荷を与
える帯電器等は省略しているが、第３図に本発明の複写
装置の一実施例を断面図で示すように、第２図の如く位
置決めされた関係の下に、帯電器１６で静電荷を与えら
れて矢印Ｈのように回転する静電記録体１上に１Ｍ光ラ
ンプ１７からの光が原稿載置台１１上の原稿１２の原稿
面を照射され、その反射光がミラーＩ　Ｂ　、　１９゜
２ｏ、そしてレンズ２、更にミラー２１を経て到達し静
電潜像が形成され、現像器２２にてトナーによって顕像
化した後、転写紙２３に、転写帯電器２４によシ転写し
、転写紙２３に画像を得ている。

以上のように、本実施例によれば、原稿載置台１１に原
稿１２を載置し、指示ベン１６で、記録範囲を位置検出
部１４を押すことにより演算手段１６ヘデータを送り、
基準位置指示ベン２６で位置検出部１４を押すことによ
り、記録の基準位置を演算手段１６ヘデータとして送り
、演算手段１６の演算結果から制御手段１０がパルスモ
ータ７を所定量動作させることにょシ、記録範囲の中央
を、記録基準位置に合致させるべき位置にレンズ２を移
動することを行なっている。

なお、本発明の実施例は等倍の複写を行なう場合につい
て具体例を示したものであるが、拡大もしくは変倍時の
複写においても、原稿載置台とレンズとの距離の変化、
及びレンズと静電記録体表面との距離の変化を補正する
演算を演算手段に行なわしめることによって、本発明の
実施ができることはもちろんである。

また、本発明の実施例では、指示ベン１６と、基準位置
指示ベン２６を別個のものとして説明したが、切替スイ
ッチ等で切替えることとして同一物品で両機能を果させ
ることとしても良いことももちろんである。

第４図は、本発明の第２の実施例について示したもので
、第２図と同一部分については同一符号を付して示して
いる。第４図の実施例では、記録範囲已についての一端
Ｂ１が静電記録体１上の工に結像するようにレンズ２を
Ｌだけ移動させるべく、演算手段にてＬを算出し、パル
スそ一部７を制御手段１０でもって所要量作動させて、
原稿載置台とレンズ及び、レンズと静電記録体との相対
位置をきめて、画像の移動を行なっている。このように
静電記録体上の記録基準位置に記録範囲Ｂ内のどの部分
を結像するかは演算手段の内容により所要のものとする
ことができるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、原稿載置台と静電記録体
との間に、レンズ移動台に取付けたレンズを配置し、記
録範囲入力手段によるデータと、記録基準位置入力手段
によるデータを演算手段に入力し、記録範囲の画像の所
定部分が記録基準位置に一致するために必要なレンズの
移動量を演算し、その結果を制御手段に伝え、前記制御
手段によってレンズをレンズ移動台ごと移動し、原稿載
置台とレンズと静電記録体の相対位置を所要の位置に設
定することができ、感光体もしくは原稿の走査方向と直
角の方向について所要の基準位置に記録したい範囲の画
像の位置を移動することができる効果がある。

また、本発明だけで単独に実施しても、画像位置移動の
効果があるが、例えば、従来例として示した特開昭６９
−８７４６６号公報記載の発明と組み合わせた複写装置
とすれば、原稿の一部を感光体もしくは原稿の走査方向
についても、走査方向と直角方向についても、両者にわ
たって所要の記録範囲の画像の中心が、所要の記録基準
位置に一致するように画像移動することができ、かつ不
要部分は削除できるという、まさに、原稿の画像の一部
を切りとって、所要の位置に貼シかえるという編集機能
を果す効果がある複写装置を提供できるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる複写装置の一実施例の構成を示
す模式図、第２図はこの実施例の動作を示す要部断面図
、第３図は本発明の一実施例の複写装置の要部断面図、
第４図は本発明の他の実施例の動作を示す要部断面図で
ある。 １・・・・・・静電記録体、２・・・・・・レンズ、３
・・・・・・レンズ移動台、６・・・・・・駆動手段、
１０・・・・・・制御手段、１１・・・・・・原稿載置
台、１２・・・・・・原稿、１３・・・・・・記録範囲
入力手段、１４・・・・・・位置検出部、１５・・・・
・・指示ペン、１６・・・・・・演算手段、２５・・・
・・・基準位置指示ペン、２６・・・・・・記録基準位
置入力手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
−−静電記様捲 ２−ｍ−しンス゛ ３−一一レンズぢ１１台 ／Ｚ　−−一凍補 ／４−ｍ−イ立、Ｊ［挾ｄλ多ｐ １５−−−指才、ペン ｚ５−−一基準４立夏」ｈ示、マン 第２図 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）静電記録体と、レンズと、このレンズを取付けた
   レンズ移動台と、前記レンズ移動台を移動させる駆動手
   段と、前記駆動手段の制御手段と、原稿載置台と、記録
   範囲入力手段と、記録基準位置入力手段と、演算手段と
   を有し、前記原稿載置台と前記静電記録体との間に前記
   レンズを配置し、前記記録範囲入力手段と前記記録基準
   位置入力手段に入力されたデータを前記演算手段で演算
   し、その結果を前記制御手段に伝え、前記制御手段によ
   って前記駆動手段を所要量動作させ、前記レンズ移動台
   を移動することによって、前記原稿載置台と前記レンズ
   と前記静電記録体との相対位置を設定するよう構成した
   ことを特徴とする複写装置。
2. （２）レンズ移動台の移動方向は、ドラム状又はエンド
   レスベルト状の静電記録体にあっては回転軸と平行に構
   成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複
   写装置。
3. （３）レンズ移動台の駆動手段は、レンズ移動台のみの
   専用のものとし、変倍動作等の駆動手段とは独立したも
   のとして構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の複写装置。
4. （４）レンズ移動台の駆動手段の駆動源をパルスモータ
   でもって構成し、パルス数でもってレンズ移動台の移動
   量を定めるよう構成したことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の複写装置。