JPH0854377A - 移動制御機構 - Google Patents

移動制御機構

Info

Publication number
JPH0854377A
JPH0854377A JP6188286A JP18828694A JPH0854377A JP H0854377 A JPH0854377 A JP H0854377A JP 6188286 A JP6188286 A JP 6188286A JP 18828694 A JP18828694 A JP 18828694A JP H0854377 A JPH0854377 A JP H0854377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
moving
lens unit
sensor
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6188286A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Honda
浩二 本田
Takashi Tejima
孝 手嶋
Masanori Ishitani
優典 石谷
Haruo Koyama
治男 小山
Nobuaki Kono
信明 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP6188286A priority Critical patent/JPH0854377A/ja
Publication of JPH0854377A publication Critical patent/JPH0854377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動部の移動距離を正確に検出し、目標移動
量に基づく位置決め精度を高く維持する。 【構成】 移動制御機構は、ガイドレール42と、ガイ
ドレール42に案内されて移動可能なレンズユニット2
4と、レンズユニット24をワイヤ45を介して移動駆
動する駆動用モータ43と、レンズユニット24に設け
られ、レンズユニット24が移動する際に、ガイドレー
ル42を摺動するガイド軸受部41と、ガイド軸受41
とガイドレール42との摺動に伴って発生する音響放射
を検出するAEセンサ46と、レンズユニット24の目
標移動量と、AEセンサ46の出力信号に基づいて駆動
用モータ43を制御するCPU54とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動制御機構に関し、
特に、ガイド部材に案内されて移動可能な移動部と、移
動部を駆動する駆動手段とを有する移動制御機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像出力装置には、読み
取った画像を所定の倍率で結像するためのレンズユニッ
トが設けられている。このようなレンズユニットでは、
倍率の変更に伴って結像位置との距離を適切なものとす
るために移動する必要がある。読み取った画像の大きさ
と結像する画像の大きさに応じて、レンズユニットの倍
率は可変であり、このレンズユニットの倍率に応じて結
像位置とレンズユニットとの距離を変更するために、レ
ンズユニットを移動させる駆動手段が設けられている。
【0003】たとえば、複写機では、ケースの上部に原
稿読取部が設けられる。この原稿読取部で読み取った画
像は、光学系を介して感光体ドラム上に結像される。前
述したようなレンズユニットがこの光学系に含まれ、結
像する画像の倍率に応じて駆動モータによって移動可能
となっている。この駆動用モータは、通常ステッピング
モータが利用され、レンズユニットの目標移動量に応じ
た信号が与えられる。ステッピングモータとレンズユニ
ットは、ワイヤで結合されており、ステッピングモータ
の駆動によりレンズユニットは所定の位置に移動され
る。
【0004】また、駆動用モータとレンズユニットとを
結ぶワイヤの変位量を検出するスイッチを設け、ワイヤ
の移動量を検出することでレンズユニットの移動量の検
出を行い、駆動用モータの駆動量を制御する方法もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像出力
装置において、レンズユニットをステッピングモータを
用いて駆動する場合、レンズユニットの現在位置を検出
していないため、ワイヤが温度変化に応じて伸縮した場
合や移動時に機械的滑りが生じた場合には、大きな誤差
を生じることとなる。
【0006】また、所定位置にスイッチを設け、位置検
出を行う場合にも、誤差が多いという問題を内包してい
る。画像出力装置以外の装置においても、目標移動量を
設定し、位置決め移動を行う移動制御機構を備えている
場合には、上述のような問題点を有している。本発明の
目的は、駆動手段によって駆動される移動部を、正確に
移動制御を行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動制御機
構は、ガイド部材と、移動部と、駆動手段と、摺擦子
と、AEセンサと、制御手段とを備える。移動部は、ガ
イド部材に案内されて移動可能である。駆動手段は移動
部を駆動するために設けられる。摺擦子は、移動部に設
けられ、移動部が移動する際にガイド部材を摺動する。
AEセンサは、摺擦子とガイド部材との摺動に伴って発
生する音響放射を検出する。制御手段は、移動部の目標
移動量と、AEセンサの出力信号に基づいて駆動手段を
制御する。
【0008】ここで、移動部が画像形成装置に設けられ
る倍率変更用レンズを含み、制御手段に設定される移動
部の目標移動量は画像形成時の倍率変更に応じて決定さ
れる構成とすることができる。制御手段は、駆動手段に
同期してAEセンサの出力信号を積算し、移動部の移動
量を算出する構成とすることができる。
【0009】
【作用】本発明に係る移動制御機構は、移動部が駆動手
段によって駆動され、ガイド部材の案内方向に移動可能
となっている。移動部が移動する際には、摺擦子がガイ
ド部材と摺動し、音響放射が発生する。この音響放射は
AEセンサによって検出され制御手段に入力される。制
御手段では、AEセンサの出力信号に基づいて移動部の
移動量を算出し、目標移動量に対応して駆動手段を制御
する。
【0010】移動部が画像形成装置に設けられる倍率変
更用レンズを含み、制御手段に設定される移動部の目標
設定量が画像形成時の倍率変更に応じて決定される場合
には、画像形成装置の倍率変更時に倍率変更用レンズの
位置決めをAEセンサの検出する移動部の移動量と目標
移動量とに基づいて正確に行うことが可能となる。制御
手段が駆動手段に同期してAEセンサの出力信号を積算
し、移動部の移動量を算出する構成である場合には、移
動部の移動量をAEセンサの出力信号とリニアに対応さ
せることができ、移動部の実際の移動量を簡単な演算で
算出することが可能となり、移動部の位置決め精度を向
上することが可能である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用される複写
機の断面構成図である。図1において、複写機は、ケー
ス1と、ケース1の下部に配置された複写処理部2と、
ケース1の上部に配置された原稿読取部3とを備えてい
る。複写処理部2は、表面に静電潜像が形成される感光
体ドラム4を有している。感光体ドラム4の周囲には、
感光体ドラム4を所定の電荷に帯電させる主帯電用コロ
ナ放電器5と、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する
現像装置6と、用紙にトナー像を転写するための転写用
コロナ放電器7と、感光体ドラム4から用紙を分離する
ための分離用コロナ放電器8と、感光体ドラム4上の残
留トナーを除去するためのクリーニング装置9とが配置
されている。さらに、主帯電用コロナ放電器5と現像装
置6との間には、画像の所定範囲を消去するための消去
セルアレイ30が感光体ドラム4に近接して設けられて
いる。そして、この消去セルアレイ30の枠体の一部
に、感光体ドラム4の温度を測定するためのサーミスタ
15が設けられている。
【0012】コロナ放電器7の用紙搬送方向上流側に
は、給紙カセット10が配置されている。コロナ放電器
7と給紙カセット10との間には、給紙カセット10か
らコロナ放電器7側で用紙を搬送するための給紙搬送路
11が設けられている。一方、分離用コロナ放電器8の
下流側には、コロナ放電器8側から順に、搬送装置12
と、用紙上の転写像を定着するための定着装置13と、
定着後の用紙を受けるための排紙トレイ14とが配置さ
れている。
【0013】原稿読取部3は、ケース1の上端面に配置
された透明ガラスからなる原稿載置台20と、その上に
開閉自在に配置された原稿押え21とを有している。さ
らに、原稿載置台20の下方には、原稿走査装置22が
配置されている。原稿走査装置22は、露光ランプ23
を含む第1移動枠27と、原稿から反射した光を集光す
るためのレンズユニット24と、原稿からの光をレンズ
ユニット24に導くためのミラー群を含む第2移動枠2
5と、レンズユニット24からの光を感光体ドラム4上
に導くミラー群26とを備えている。
【0014】図2はレンズユニット24を含む光学系の
詳細を示す斜視図である。この図2から明らかなよう
に、ケース1の両側部には、走査方向に沿って光学レー
ル30,31が配置されており、この光学レール30,
31に沿って前記第1移動枠27及び第2移動枠25が
移動自在となっている(図2では第2移動枠25は図示
せず)。各移動枠27,25は、内部にクラッチを含む
歯車列32と、この歯車列32に連結された光学ドラム
33と、光学ドラム33に巻き付けられ各移動枠27,
25に固定されたワイヤ34によって移動させられるよ
うになっている。
【0015】また、レンズユニット24は、レンズケー
ス24aと、レンズケース24aの端部中央に配置され
たレンズ24bとを有している。レンズケース24aの
右側方には、ガイド軸受部41が形成されている。複写
機のケース1には中間枠体(図示せず)が設けられてお
り、この中間枠体にガイドレール42が固定されてい
る。ガイドレール42は、レンズユニット24のガイド
軸受部41を貫挿するものであり、レンズユニット24
を長さ方向に案内するものである。さらに、複写機の中
間枠体には、駆動用モータ43が設けられている。駆動
用モータ43は、内部にクラッチを含む歯車群44と結
合されており、回転駆動することによって歯車群44に
取り付けられたワイヤ45を直線的に移動させる。ワイ
ヤ45の先端部は、レンズユニット24に結合されてお
り、駆動用モータ43の回転駆動に伴って、レンズユニ
ット24をガイドレール42の長さ方向に移動駆動する
ものである。ガイドレール42の端部には、AEセンサ
46が取り付けられている。AEセンサ46は、レンズ
ユニット24がガイドレール42に案内されて移動する
際に、ガイド軸受部41とガイドレール42との摺動に
伴う音響放射を検出するものである。
【0016】図3は本発明の一実施例が採用される複写
機の制御ブロック図である。AEセンサ46の出力信号
はアンプ51で増幅された後フィルタ52によって波形
成形される。フィルタ52の出力信号は移動距離演算部
53に入力される。移動距離演算部53では、入力され
たAEセンサ46の出力信号からレンズユニット24の
移動距離を求め、中央演算部(CPU)54に入力す
る。CPU54では、倍率指示手段(図示せず)等から
入力されるレンズユニット24の目標移動距離と、移動
距離演算部53から入力されるレンズユニット24の移
動距離とに基づいて、駆動用モータ43の駆動量を制御
する。
【0017】移動距離演算部53で行う演算は、たとえ
ば、図4に示すAEセンサ46の出力特性に基づいて行
われる。ここでは、レンズユニット24の移動速度が一
定であると仮定し、AEセンサ46の出力値を時間的に
積分した値(dBV)とレンズユニット24の移動距離
(mm)とが直線的に対応することがわかる。したがっ
て、移動距離演算部53では、AEセンサ46のセンサ
出力を時間的に積分するだけでレンズユニット24の移
動距離を求めることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る移動制御機構では、ガイド
部材を摺動しながら移動する移動部の移動距離を、AE
センサを用いて検出しているため、移動部の移動量を容
易に検出することができ移動部の位置決め精度を高める
ことができる。画像形成装置に設けられる倍率変更用レ
ンズの移動に際してこの移動制御機構を用いた場合に
は、画像形成時の倍率変更に応じて正確にレンズユニッ
トを移動し、位置決めすることができる。
【0019】制御手段が、駆動手段に同期してAEセン
サの出力信号を積算し、移動部の移動量を算出する構成
とした場合には、AEセンサの出力信号と移動部の移動
量とをリニアに対応させることが可能であり、演算処理
が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用される複写機の縦断面
概略図。
【図2】前記複写機の要部を示す斜視図。
【図3】前記複写機の要部を示す制御ブロック図。
【図4】センサ出力と移動距離の特性を示す図。
【符号の説明】
24 レンズユニット 41 ガイド軸受部 42 ガイドレール 43 駆動用モータ 45 ワイヤ 46 AEセンサ 51 アンプ 52 フィルタ 53 移動距離演算部 54 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 治男 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 河野 信明 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイド部材と、 前記ガイド部材に案内されて移動可能な移動部と、 前記移動部を駆動する駆動手段と、 前記移動部に設けられ、前記移動部が移動する際に前記
    ガイド部材を摺動する摺擦子と、 前記摺擦子と前記ガイド部材との摺動に伴って発生する
    音響放射を検出するAEセンサと、 前記移動部の目標移動量と、前記AEセンサの出力信号
    に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え
    る移動制御機構。
  2. 【請求項2】前記移動部は画像形成装置に設けられる倍
    率変更用レンズを含み、 前記制御手段に設定される前記移動部の目標移動量は画
    像形成時の倍率変更に応じて決定される、請求項1に記
    載の移動制御機構。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記駆動手段に同期して
    前記AEセンサの出力信号を積算し、前記移動部の移動
    量を算出する、請求項1または2に記載の移動制御機
    構。
JP6188286A 1994-08-10 1994-08-10 移動制御機構 Pending JPH0854377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188286A JPH0854377A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 移動制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188286A JPH0854377A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 移動制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0854377A true JPH0854377A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16220980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6188286A Pending JPH0854377A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 移動制御機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0854377A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107702919A (zh) * 2017-06-30 2018-02-16 长沙理工大学 基于声发射的滑动轴承润滑状态监测方法
CN112782904A (zh) * 2020-03-25 2021-05-11 北京可利尔福科技有限公司 透镜组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107702919A (zh) * 2017-06-30 2018-02-16 长沙理工大学 基于声发射的滑动轴承润滑状态监测方法
CN112782904A (zh) * 2020-03-25 2021-05-11 北京可利尔福科技有限公司 透镜组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4501490A (en) Copying apparatus
US20150264207A1 (en) Image reading device, and image forming apparatus
US4366219A (en) Scanning optics copier with variable pitch copy capability
US5713063A (en) Electrostatic image transfer device having a two level transfer voltage for improving image quality at leading and trailing edge regions
US5541718A (en) Electrostatic image transfer device having a two level transfer voltage for improving image quality at leading and trailing edge regions
JPH0736230A (ja) 画像濃度制御方法
JPS5825663A (ja) 複写装置
JP2015020845A (ja) 記録媒体セット装置及び画像形成装置
JPH0854377A (ja) 移動制御機構
US4922305A (en) Apparatus for release of debris trapped between a blade and charge retentive surface
JP2943897B2 (ja) 濃度パラメータ調整方法
JP3189097B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3182619B2 (ja) カラー画像形成装置
US4692021A (en) Image forming apparatus
JPS6126063B2 (ja)
JPS6086558A (ja) 複写装置
JPH075480Y2 (ja) 画像形成装置
JP2752169B2 (ja) 像形成装置
JPS6325345B2 (ja)
JP2573904Y2 (ja) 画像形成装置
JPS5885431A (ja) 複写機用光学装置
JPH0588272A (ja) 画像形成装置
JPS62210484A (ja) 複写機におけるブランクランプ制御装置
JPH03138678A (ja) 画像形成装置
JPH06202459A (ja) 画像形成装置