JPS6126063B2 - - Google Patents

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JPS6126063B2
JPS6126063B2 JP52045150A JP4515077A JPS6126063B2 JP S6126063 B2 JPS6126063 B2 JP S6126063B2 JP 52045150 A JP52045150 A JP 52045150A JP 4515077 A JP4515077 A JP 4515077A JP S6126063 B2 JPS6126063 B2 JP S6126063B2
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JP
Japan
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optical system
moving
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JP52045150A
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JPS53131042A (en
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Tatsuo Tani
Masao Kono
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、変倍装置を具備し、原稿をスリツト
露光により移動する感光体面上に投影して静電潜
像を形成し、その場合変倍の倍率の選択に応じて
原稿走査速度が変化するようにした複写機に関す
る。
一般に、シート原稿を搬送し、固定光学系によ
り移動する感光体に上記原稿の光像を照射する方
式にて、原稿像の先端と転写紙の先端を一致させ
るため、即ちレジストレーシヨンを合わせるため
に、移動原稿の先端を検知し、この検知信号の一
定時間後に転写紙の給送を行うことは知られてい
る。従来上記の原稿先端検知手段は、原稿露光ス
リツトの上流に配置されている。複写倍率が常に
一定の時は、上記の方式で充分でありレジストレ
ーシヨンのずれを生じない。しかし、変倍装置を
具備する複写機では倍率により原稿速度が変化す
るので、原稿検知よりスリツト内基準位置まで原
稿が到達する時間も変化する。従つて、先端検知
から一定時間後に転写紙の給送を行う場合には、
レジストレーシヨンのずれが発生する。上記のス
リツト内基準位置とは、変倍のためレンズやミラ
ー等が移動して投影スリツト幅に変化があつて
も、位置の全く変化しない光路中の1光線の各ス
リツトにおける位置である。
例えば第1図に於て、原稿先端検知スイツチ2
0が露光スリツト4の上流に配置され、その場合
原稿先端検知より露光スリツト4内の基準位置4
aまでの距離をとする。基準倍率m1のときの
原稿移動速度をvとすると、他の倍率m2のとき
の原稿移動速度は、 m/mv となる。従つて、倍率m1のとき原稿が距離を
走行する時間をt1、そして倍率m2のときの時間を
t2とすると、次式が成立する。
t1=l/v, t2=m/m l/v よつて時間的ずれは t1−t2=l/v―m/m l/v=(1―m
/m)l/v となる。感光体の移動速度はm1vであるから、レ
ジストレーシヨンのずれは (1―m/m)l/v×m1v=(1―m/m
)m1l…(1) である。例えば、基準倍率m1=1そしてm2
0.71(これはA3をA4に変える倍率に相当する)
とし、l=20mmとすると、上記のレジストレーシ
ヨンのずれ量は式(1)より (1―0.71)×20=5.8mm となる。
このようなレジストレーシヨンのずれをなくす
るには、原稿先端がスリツト内基準位置を通過し
てから一定時間後に複写紙給送信号を出してやれ
ばよい。このためには、原稿先端がスリツト内基
準位置を通過する時点を直接に又は間接に検知
し、この時点から一定時間後に複写紙給送信号を
発することになる。直接検知は、露光スリツトガ
ラス上での検知なので光および熱が満ちており、
信号対ノイズ比が小さい等のため、特別の検知手
段を用いなければならず、検知手段の価格の増
大、信頼性の低下等の問題を生じ、更に透明原稿
の場合検知手段も複写紙に現出する欠点がある。
従つて本発明は、原稿先端がスリツト内基準位置
を通過する時点を間接的に検知することにより、
変倍率の変化に伴うレジストレーシヨンのずれを
補正しようとするものである。
つぎに、添附図面の第2図以下において、本発
明の実施例を説明する。
第2図に示す電子写真複写機は、そのケーシン
グ1の上側壁に厚手原稿載置用透明ガラス2およ
び薄手原稿、即ちシート原稿送り装置3を具備
し、このシート原稿搬送径路内に原稿露光スリツ
ト4が設けてある。この場合シート原稿5は、矢
印の方向に手動により又は自動原稿供給装置によ
り送り込まれる。光源6、反射鏡7,8,9およ
びレンズ系10よりなる露光装置がケーシング1
内に設けられ、ガラス2上に載置した厚手原稿の
複写の場合は、原稿走査のため光源6、反射鏡7
および8は移動する。又レンズ系10および反射
鏡9は、変倍の倍率変化のために実線と鎖線で示
す両位置の間を移動することが出来る。
感光体ドラム11が矢印方向に回転可能に装着
され、その周囲に周知のごとく帯電装置12、露
光位置21、現像装置13、転写装置14、除電
装置15、クリーニング装置16が配置されてい
る。17は給紙装置、18は給送ローラ(レジス
トローラ)、そして19は定着装置である。給紙
装置17には2種類の寸法の紙を入れる2個のカ
セツト22が設けられ、各カセツトには給出ロー
ラ23がそれぞれ附設されている。
上述の装置において、特に第3図に示すよう
に、原稿搬送径路にて露光スリツト4の下流側に
第1の検知スイツチ24を、そしてこの第1検知
手段の更に下流に第2検知スイツチ25を配置し
ている。本発明は、このように露光スリツト外の
異なる2つの位置にそれぞれ検知手段を設け、各
検知手段が原稿先端を検知する時間間隔を測定
し、これを各検知手段とスリツト内基準位置との
距離の比で分割することにより、原稿先端がスリ
ツト内基準位置を通過する時点を求めるものであ
る。
第1検知手段と第2検知手段とは、原稿搬送径
路上の任意の異なる位置に配置することが出来
る。例えば第4図では、第1検知スイツチ24を
露光スリツト4の上流に、そして第2検知スイツ
チ25を下流に配置しており、又第5図では両検
知スイツチが共に露光スリツト4の上流に配置さ
れている。
今、露光スリツト4内の基準位置4aを基点と
し、この基点より第1検知スイツチ24までの距
離をa、第2検知スイツチ25までの距離をbと
し、aとbの値は基点より下流方向を正とする。
又、原稿先端が基準位置4aを通過して第1検知
スイツチ24および第2検知スイツチ25で検知
されるまでの時間をtaおよびtbとし、第1およ
び第2検知スイツチが原稿先端を検知する時間間
隔をtabとし、この場合も基点より下流方向への
時間を正とすると、次式が成立する。
b―ta=taba=a/b―atabb=b/b―atab 更に、原稿先端がスリツト基準位置を通過してか
ら複写紙給送信号を出すまでの一定時間をT0
し、第1又は第2検知スイツチが原稿先端を検知
してから給送信号の出るまでの時間をta′又まt
b′とすれば、第3図、第4図および第5図に示す
各実施例におけるタイミングチヤートが第6図、
第7図および第8図になることは容易に理解され
る。第6図ないし第8図に於て、×印は原稿先端
が露光スリツトの基準位置通過時点を示す。この
とき、次式が成立する。
a′=T0―ta=T0―a/b―atab…(1) tb′=T0―tb=T0―b/b―atab…(2) 従つて本発明では、第1検知スイツチ又は第2
検知スイツチが、原稿先端を検知してより式(1)に
示すT0―a/b―atab時間後、又は式(2)に示すT0― b/b―atab時間後に給送信号を出すようにするもの である。このような時間の設定には、第9図およ
び第10図に示すデジタル制御回路を用いること
が出来る。
第9図に示すデジタル制御回路では、第2検知
スイツチからの検知信号が複写紙給送信号の基準
となつている。まず、原稿が進行して第1検知ス
イツチ24がその先端を検知すると、その検知信
号により第1計数回路26がスタートする。この
計数回路には、パルス発生回路27より常時パル
スが達しており、上記のスタートと共に計数回路
はパルス数を計数し始め、かく計数せるパルス数
を演算回路28へ送る。ついで第2検知スイツチ
25が原稿先端を検知した時、その信号で第1計
数回路26の計数動作を停止し、同時に第2計数
回路29をスタートさせる。この第2計数回路に
は、第1計数回路の場合と同じく、パルス発生回
路27より常時パルスが達しており、上記スター
トと共にパルス数を計数し始める。
従つて演算回路28には、第1検知信号と第2
検知信号との間に第1計数回路で計数されたパル
ス数が入るが、このパルス数はtabに相当し、よ
つて演算回路28では式(2) tb′=T0―b/b―atab より演算を行い、その結果を設定回路30へ入れ
る。設定回路では、この入力により第2計数回路
でカウントすべきパルス数を設定し、これを比較
回路31へ入力する。比較回路では、第2計数回
路29よりのパルス数と、設定回路にて設定され
たパルス数との比較を行い、両パルス数が一致し
た時点に複写紙給送信号を出す。
上記の場合において、第2計数回路29の計数
開始を第1検知信号により行えば、複写紙給送信
号の基準を第1検知スイツチよりの信号とするこ
とが出来る。このとき、演算回路は式(1) ta′=T0―a/b―atab の計算を行う。
第10図に示す制御回路では、まず第1検知信
号により計数回路32をスタートさせ、パルス発
生回路33より常時来るパルス数を計数し始め
る。計数回路32で計数されるパルスは、読み出
し回路34および比較回路35へ入る。第2検知
信号が入つた時点で、読み出し回路によりそれま
でにカウントされたパルス数を読み出す。このパ
ルス数は式(1)又は(2)のtabに相当するものであ
り、演算回路36へ入り、ここで式(1) ta′=T0―a/b―atab により演算し、その結果を設定回路37へ入力す
る。設定回路37では上記のta′に相当するパル
ス数を設定する。他方、比較回路35へは計数回
路32よりパルスが入つており、設定回路37に
て上述のように設定されたパルス数との比較が行
われる。両者が一致した時点で、複写紙給送信号
が発せられる。
給出ローラ23による複写紙の給出、光源6の
点灯、帯電器12の付勢等は、公知の適当な方法
でタイミングをとつて制御することが出来る。タ
イミング制御の時間的余裕をつくるために、第1
検知スイツチの上流に原稿挿入検知手段を設け、
この検知信号を基準として上記のタイミングをと
ることが出来る。さらに余裕をつくる場合には、
原稿を原稿挿入検知手段の下流にして露光スリツ
トおよび第1、第2検知スイツチの上流で一時停
止させることが出来る。
本発明を無端感光体を用いた転写型複写機につ
いて説明したが、本発明はこの型式の複写機への
適用に限定されるものではなく、継ぎ目のある感
光体を用いたもの、或は感光紙を用いる直接複写
機にも適用することが可能である。又本発明は、
シート原稿を用いる複写機のみならず、光学系移
動型又は原稿台移動型の複写機にも適用可能であ
り、これを第11図および第12図について説明
する。
第11図に於て、原稿載置ガラス38上に厚手
原稿39が載置され、移動光学系40が原稿39
を走査するようになつている。移動光学系には光
源41、反射鏡42および作動片43が固着さ
れ、更に反射鏡44は光学系40の半分の速度で
移動する。45は、変倍光学系である。移動光学
系40の走行径路にして、原稿載置ガラス38を
支持するケーシング上側壁に、第1検知スイツチ
46および第2検知スイツチ47が配置されてい
る。両検知スイツチは、第1図ないし第5図に示
す露光スリツト基準位置に相当する作像開始基準
位置に対し、それぞれaおよびbの距離に配置さ
れ、光学系40が走行するとき、作動片43によ
り作動される。
第12図に示す実施例に於て、原稿48を載せ
て移動する原稿台49に作動突起50を設け、こ
の作動突起の作動範囲にして原稿台49の移動方
向に、第1検知スイツチ51および第2検知スイ
ツチ52を配置している。両検知スイツチ51,
52は、作像開始基準位置よりa,bの距離に配
置され、原稿台49が移動するとき、作動突起5
0により順次作動される。
上述のように、本発明による補正方法は、変倍
の倍率により原稿走査速度が変化しても、原稿の
先端と複写紙の先端との一致、即ちレジストレー
シヨンの合致を確実に保証するものである。
なお、第1および第2検知手段としては、既述
のマイクロスイツチのみに限らず、光電式検知装
置等をも用い得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート原稿露光スリツト範囲の
図式図、第2図は本発明を適用せる変倍式複写機
の説明図、第3図ないし第5図は第1および第2
検知スイツチの異なる配置を示す3つの実施例の
説明図、第6図ないし第8図は第3図ないし第5
図の3つの実施例におけるタイムチヤート、第9
図および第10図は所定時間設定のためのデジタ
ル制御回路の2つの実施例を示すブロツク図、第
11図および第12図は本発明の更に別の2つの
実施例を示す説明図である。 3…シート原稿送り装置、4…原稿露光スリツ
ト、4a…露光スリツト基準位置、5,39,4
8…原稿、6,7,8,40…移動光学系、9,
10,45…変倍光学系、11…感光体ドラム、
12…帯電器、18…転写紙給送ローラ、24,
46,51…第1検知スイツチ、25,47,5
2…第2検知スイツチ、26〜31…デジタル制
御回路、32〜37…デジタル制御回路(他の実
施例)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 変倍装置を具備し、原稿スリツト露光により
    移動する感光体面上に投影して静電潜像を形成
    し、その場合変倍の倍率の選択に応じて原稿走査
    速度が変化するようにした複写機に於て、原稿搬
    送径路に又は移動光学系の走行径路に移動原稿又
    は移動光学系の第1検知手段を設け、この第1検
    知手段の下流に第2検知手段を設け、第1検知手
    段の検知信号から第2検知手段の検知信号までの
    時間間隔を測定し、露光スリツト基準位置又は作
    像開始基準位置から第1検知手段および第2検知
    手段までの距離と上記の時間間隔とにより原稿先
    端または移動光学系による上記基準位置の通過時
    点を算出する演算を行い、かく算出した通過時点
    を基準とした所定のタイミングで複写紙の給送信
    号を発することを特徴とするレジストレーシヨン
    補正方法。
JP4515077A 1977-04-21 1977-04-21 Registration compensation of ellargeable copying apparatus Granted JPS53131042A (en)

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JP4515077A JPS53131042A (en) 1977-04-21 1977-04-21 Registration compensation of ellargeable copying apparatus

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JP4515077A JPS53131042A (en) 1977-04-21 1977-04-21 Registration compensation of ellargeable copying apparatus

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JPS53131042A JPS53131042A (en) 1978-11-15
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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038708B2 (ja) * 1977-11-07 1985-09-02 キヤノン株式会社 可変倍複写装置
JPS5589858A (en) * 1978-12-28 1980-07-07 Canon Inc Copying control unit
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JPH0833702B2 (ja) * 1988-10-04 1996-03-29 シャープ株式会社 自動原稿供給式複写機
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