JPS603184B2 - 変倍式複写機におけるレジストレーシヨン補正方法 - Google Patents
変倍式複写機におけるレジストレーシヨン補正方法Info
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- JPS603184B2 JPS603184B2 JP52045871A JP4587177A JPS603184B2 JP S603184 B2 JPS603184 B2 JP S603184B2 JP 52045871 A JP52045871 A JP 52045871A JP 4587177 A JP4587177 A JP 4587177A JP S603184 B2 JPS603184 B2 JP S603184B2
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原稿をスリット露光により移動する感光体面
上のほゞ一定位置に投影して潜像を形成し、その場合変
倍の倍率の選択に応じて原稿走査速度が変化するように
した複写機におけるレジストレーション補正方法に関す
る。
上のほゞ一定位置に投影して潜像を形成し、その場合変
倍の倍率の選択に応じて原稿走査速度が変化するように
した複写機におけるレジストレーション補正方法に関す
る。
例えば継目のある感光体を用いる場合のように、感光体
表面上の潜像が形成される位置に制約があり、かつ変倍
装置を具備する上記の形式の複写機の場合、感光体の移
動と露光作業との同期をとり、感光体面上の原稿像の先
端と給送される転写紙の先端とを一致させて複写を行う
、いわゆるレジストレーションを行うことが必要となる
。
表面上の潜像が形成される位置に制約があり、かつ変倍
装置を具備する上記の形式の複写機の場合、感光体の移
動と露光作業との同期をとり、感光体面上の原稿像の先
端と給送される転写紙の先端とを一致させて複写を行う
、いわゆるレジストレーションを行うことが必要となる
。
しかし、変倍装置の倍率を変化させるとき、感光体の移
動速度又は原稿走査速度を変化させる必要があるが、感
光体の移動速度を変化させることは機構上困難があるの
で、原稿走査速度を変倍率の変化に応じて変化させてい
る。この結果、上記のレジストレーションに狂いが生ず
る。これに対し、原稿搬送径路に又は移動光学系の走行
径路に原稿先端露光制御用検知手段を設け、この検知手
段と感光体の基準位置検知手段との脇動の下に転写紙の
給送を行い、その場合上記原稿先端露光制御用検知手段
による原稿の停止位置を変倍倍率の選択に応じて変位さ
せるようにして、上記のレジストレーションの狂いを補
正することは、本発明者により既に提案されている。こ
の提案に於ては、１つの検知手段が光源の点灯、帯電器
の給電、複写紙の給出等のタイミングの基準となってい
る。特に複写紙の給出は、その給送開始までに終了して
いなければならないが、そのためには上記の検知手段は
原稿搬送径路にて原稿露光スリットのかなり上流に設置
されねばならない。検知手段と露光スリットとの距離が
大きくなることは、補正しなければならないレジストレ
ーションのずれが増大することであり、補正手段の負担
を大きくすることであり、従って補正精度の低下につな
がることになる。本発明は、上述せる欠点を除去し、レ
ジストレーションの狂いなく変倍率の変化を可能ならし
める方法を提案しようとするものである。
動速度又は原稿走査速度を変化させる必要があるが、感
光体の移動速度を変化させることは機構上困難があるの
で、原稿走査速度を変倍率の変化に応じて変化させてい
る。この結果、上記のレジストレーションに狂いが生ず
る。これに対し、原稿搬送径路に又は移動光学系の走行
径路に原稿先端露光制御用検知手段を設け、この検知手
段と感光体の基準位置検知手段との脇動の下に転写紙の
給送を行い、その場合上記原稿先端露光制御用検知手段
による原稿の停止位置を変倍倍率の選択に応じて変位さ
せるようにして、上記のレジストレーションの狂いを補
正することは、本発明者により既に提案されている。こ
の提案に於ては、１つの検知手段が光源の点灯、帯電器
の給電、複写紙の給出等のタイミングの基準となってい
る。特に複写紙の給出は、その給送開始までに終了して
いなければならないが、そのためには上記の検知手段は
原稿搬送径路にて原稿露光スリットのかなり上流に設置
されねばならない。検知手段と露光スリットとの距離が
大きくなることは、補正しなければならないレジストレ
ーションのずれが増大することであり、補正手段の負担
を大きくすることであり、従って補正精度の低下につな
がることになる。本発明は、上述せる欠点を除去し、レ
ジストレーションの狂いなく変倍率の変化を可能ならし
める方法を提案しようとするものである。
以下に添附の図面について、上述の問題点およびこれを
解決する本発明の実施例を説明する。第１図に示す電子
写真複写機は、そのケーシング１の上側壁に厚手原稿教
層用透明ガラス２および薄手原稿、即ちシート原稿送り
装置３ａ，３ｂを具備し、このシート送り装置の中に原
稿露光スリット４が設けてある。
解決する本発明の実施例を説明する。第１図に示す電子
写真複写機は、そのケーシング１の上側壁に厚手原稿教
層用透明ガラス２および薄手原稿、即ちシート原稿送り
装置３ａ，３ｂを具備し、このシート送り装置の中に原
稿露光スリット４が設けてある。
この錫合シ−ト原稿５は、矢印の方向に手動により又は
自動原稿供Ｖ給装置により送り込まれる。光源６、反射
鏡７，８，９およびレンズ系１０よりなる露光装置がケ
ーシング１内に設けられ、ガラス２上に戦遣した厚手原
稿の複写の場合は、原稿走査のための光源６、反射鏡７
および８は移動する。又レンズ系１０および反射鏡９は
、変倍の倍率変化のために実線と鎖線で示す両位置の間
を移動するとができる。後述のように継目ある感光体シ
ートを設けた感光体ドラム１１が矢印方向に回転可能に
装着され、その周囲に周知のごとく帯電装置１２、後光
位置２１、現像装置１３、転写装置１４、除電装層１５
、クリ−ニング装置１６が配置されている。１７は給紙
装置、１８は給送ｏーラ（レジストローラ）、１９は定
着装置、そして２０および２９は、後述する原稿先端検
知スイッチおよび原稿挿入検知スイッチである。
自動原稿供Ｖ給装置により送り込まれる。光源６、反射
鏡７，８，９およびレンズ系１０よりなる露光装置がケ
ーシング１内に設けられ、ガラス２上に戦遣した厚手原
稿の複写の場合は、原稿走査のための光源６、反射鏡７
および８は移動する。又レンズ系１０および反射鏡９は
、変倍の倍率変化のために実線と鎖線で示す両位置の間
を移動するとができる。後述のように継目ある感光体シ
ートを設けた感光体ドラム１１が矢印方向に回転可能に
装着され、その周囲に周知のごとく帯電装置１２、後光
位置２１、現像装置１３、転写装置１４、除電装層１５
、クリ−ニング装置１６が配置されている。１７は給紙
装置、１８は給送ｏーラ（レジストローラ）、１９は定
着装置、そして２０および２９は、後述する原稿先端検
知スイッチおよび原稿挿入検知スイッチである。
給紙袋層１７には２種類の寸法の紙を入れる２個のカセ
ット２２が設けられ、各カセットには給出ローラ２３が
それぞれ附設されている。第２図に於て、感光体ドラム
１１には感光体シート２４が巻きつけられ、感光体シー
ト２４は感光体ドラムの長手方向のスリット１１Ａを通
ってドラム内部へ至り、巻取りスプール２５および巻戻
しスプール２６に巻かれている。
ット２２が設けられ、各カセットには給出ローラ２３が
それぞれ附設されている。第２図に於て、感光体ドラム
１１には感光体シート２４が巻きつけられ、感光体シー
ト２４は感光体ドラムの長手方向のスリット１１Ａを通
ってドラム内部へ至り、巻取りスプール２５および巻戻
しスプール２６に巻かれている。
巻戻しスプール２６より感光体シート２４を巻戻し、巻
取りスプール２５で巻取ることにより、感光体ドラム１
１の周面上の感光体シート２４は新しい部分と交換する
ことが出来る。感光体ドラム１１の軸にカム２７を固着
し、他方定置の検知スイッチ２８のローラ付アクチュェ
ータ２８Ａがカム２７の突部と接することにより、感光
体ドラム１１のスリット１１Ａ、即ち感光体シート２４
の継目を検知する。上述せる装置において、シート原稿
送り装置３によりシート原稿を送って複写を行う場合、
原稿像の先端と転写紙の先端とを一致させて複写する、
即ちレジストレーションを合わせるために、第２図に示
すように、感光体シート２４の継目の検知のための手段
２７，２８を設け、更に第３図に示すように、原稿搬送
径路の途中に原稿挿入検知スイッチ２９およびその下流
に原稿先端検知スイッチ２０を配置している。
取りスプール２５で巻取ることにより、感光体ドラム１
１の周面上の感光体シート２４は新しい部分と交換する
ことが出来る。感光体ドラム１１の軸にカム２７を固着
し、他方定置の検知スイッチ２８のローラ付アクチュェ
ータ２８Ａがカム２７の突部と接することにより、感光
体ドラム１１のスリット１１Ａ、即ち感光体シート２４
の継目を検知する。上述せる装置において、シート原稿
送り装置３によりシート原稿を送って複写を行う場合、
原稿像の先端と転写紙の先端とを一致させて複写する、
即ちレジストレーションを合わせるために、第２図に示
すように、感光体シート２４の継目の検知のための手段
２７，２８を設け、更に第３図に示すように、原稿搬送
径路の途中に原稿挿入検知スイッチ２９およびその下流
に原稿先端検知スイッチ２０を配置している。
第１検知手段である原稿挿入検知スイッチ２９の検知信
号により、第５図のタイムチャートに示すように、原稿
搬送ローラ３ａ，３ｂを停止し原稿５をこの位置に停止
させる。ついで、感光体基準位置検知スイッチ２８（第
３検知スイッチ）よりの検知信号により、原稿搬送ロー
ラ３ａ，３ｂは再び回転を開始し、原稿５を再スタート
させる。更にこの第３検知信号により光源６の点灯、帯
電装置１２の給電、いずれかのカセットの給出ローラ２
３の回転運動を行い、その際給出ローラ２３により送り
出された転写紙は、このときまだ停止せる給送ローラ１
８に当って停止し、こ）に待機する。上記のように再ス
タートせる原稿は、ついで第２検知手段である原稿先端
検知スイッチ２０のアクチュェータを作動する。この検
知スイッチの検知信号より倍率により定まる所定時間ｔ
，′，ｔ２′，又はら′の後に転写紙給送信号が発せら
れ、給送ローラ１８は回転を開始して待機中の転写紙を
送り出す。第５図に示すように、再スタートせる原稿は
検知スイッチ２０の作動後一定時間ｔ，，ｔ２又はｔ３
後に第５図に×印で示す原稿露光スリット基準位置４ａ
に蓬する。この基準位置とは、原稿露光スリットと感光
体における結像部スリットとを結ぶ光路内光線のうち、
変倍を行う際しンズ、反射鏡等が移動し、またそれぞれ
のスリット幅に変化があっても、全く位置の変化しない
１光線の各スリットにおける位置をいう。上述の場合に
於て、原稿搬送速度は倍率により一義的に決定され、基
準の倍率ｍ，の時の原稿搬送速度をｖとする。
号により、第５図のタイムチャートに示すように、原稿
搬送ローラ３ａ，３ｂを停止し原稿５をこの位置に停止
させる。ついで、感光体基準位置検知スイッチ２８（第
３検知スイッチ）よりの検知信号により、原稿搬送ロー
ラ３ａ，３ｂは再び回転を開始し、原稿５を再スタート
させる。更にこの第３検知信号により光源６の点灯、帯
電装置１２の給電、いずれかのカセットの給出ローラ２
３の回転運動を行い、その際給出ローラ２３により送り
出された転写紙は、このときまだ停止せる給送ローラ１
８に当って停止し、こ）に待機する。上記のように再ス
タートせる原稿は、ついで第２検知手段である原稿先端
検知スイッチ２０のアクチュェータを作動する。この検
知スイッチの検知信号より倍率により定まる所定時間ｔ
，′，ｔ２′，又はら′の後に転写紙給送信号が発せら
れ、給送ローラ１８は回転を開始して待機中の転写紙を
送り出す。第５図に示すように、再スタートせる原稿は
検知スイッチ２０の作動後一定時間ｔ，，ｔ２又はｔ３
後に第５図に×印で示す原稿露光スリット基準位置４ａ
に蓬する。この基準位置とは、原稿露光スリットと感光
体における結像部スリットとを結ぶ光路内光線のうち、
変倍を行う際しンズ、反射鏡等が移動し、またそれぞれ
のスリット幅に変化があっても、全く位置の変化しない
１光線の各スリットにおける位置をいう。上述の場合に
於て、原稿搬送速度は倍率により一義的に決定され、基
準の倍率ｍ，の時の原稿搬送速度をｖとする。
基準の倍率ｍ，に対しｍ２，ｍ３と変倍を行うと、原稿
速度はｖに対し器Ｖ，帯Ｖ に変化する。
速度はｖに対し器Ｖ，帯Ｖ に変化する。
よって、原稿が第２検知スイッチより検知されて露光ス
リット基準位置まで到達する時間を倍率ｍ，，ｍ２，ｍ
３に対しそれぞれｔ，，ｔ２，ｔ３とし、第２検知スイ
ッチより上記基準位置までの距離を１とするとｔｌ±‐
‐…‐【１｝ ｔ２：帯・三．．．．Ｍ ｔ３＝型，Ｌ……【３， ｎｎＩ Ｖ となる。
リット基準位置まで到達する時間を倍率ｍ，，ｍ２，ｍ
３に対しそれぞれｔ，，ｔ２，ｔ３とし、第２検知スイ
ッチより上記基準位置までの距離を１とするとｔｌ±‐
‐…‐【１｝ ｔ２：帯・三．．．．Ｍ ｔ３＝型，Ｌ……【３， ｎｎＩ Ｖ となる。
従って、原稿の先端検知位置より常に一定時間後に複写
紙の給送を行う方法では、変倍により原稿像と複写紙と
のレジストレーションにずれを生じ、そしてこのずれが
距離１の大きい程増大することは容易に理解される。こ
のため本発明では、原稿搬送径路にて原稿露光スリット
４のかなり上流に原稿挿入検知スイッチ２９を配置し、
この検知スイッチの下流にして露光スリット４の上流に
原稿先端検知スイッチ２０を配置していることは既述の
通りである。原稿が原稿先端検知スイッチ２０により先
端を検知されてから露光スリット内基準位置４ａに達す
るまでの時間は、式ｍ，■，‘３１に示すようにｔ，９
ら，ｔ３であり、変倍率により変化する。
紙の給送を行う方法では、変倍により原稿像と複写紙と
のレジストレーションにずれを生じ、そしてこのずれが
距離１の大きい程増大することは容易に理解される。こ
のため本発明では、原稿搬送径路にて原稿露光スリット
４のかなり上流に原稿挿入検知スイッチ２９を配置し、
この検知スイッチの下流にして露光スリット４の上流に
原稿先端検知スイッチ２０を配置していることは既述の
通りである。原稿が原稿先端検知スイッチ２０により先
端を検知されてから露光スリット内基準位置４ａに達す
るまでの時間は、式ｍ，■，‘３１に示すようにｔ，９
ら，ｔ３であり、変倍率により変化する。
しかし、原稿先端が上記基準位置４ａに達してより複写
紙給送信号が出るまでの時間Ｔｏは、第５図にも示すよ
うに、変倍率に関係なく常に一定でなければならない。
従って、原稿先端検知スイッチ２０が原稿先端を検知し
てより複写紙給送までの時間を変倍率ｍ，，ｍ２，ｍ３
に対しそれぞれｔ，′，ｔ２′，ｔ３′とすれば、次式
が成立する。ｔ．′＝ｔ，十Ｔｏ ｔ２′＝ら＋Ｔｏ ｔ３′＝ｔ３十Ｔｏ 原稿先端検知スイッチ２０は、第４図に示すように、原
稿露光スリット４の下流に配置することも可能である。
紙給送信号が出るまでの時間Ｔｏは、第５図にも示すよ
うに、変倍率に関係なく常に一定でなければならない。
従って、原稿先端検知スイッチ２０が原稿先端を検知し
てより複写紙給送までの時間を変倍率ｍ，，ｍ２，ｍ３
に対しそれぞれｔ，′，ｔ２′，ｔ３′とすれば、次式
が成立する。ｔ．′＝ｔ，十Ｔｏ ｔ２′＝ら＋Ｔｏ ｔ３′＝ｔ３十Ｔｏ 原稿先端検知スイッチ２０は、第４図に示すように、原
稿露光スリット４の下流に配置することも可能である。
この場合は、原稿５がスリット基準位置を通過した後に
原稿先端露検知手段が作動するので、タイミングチャー
トは第６図に示すようになる。第６図にて、×印は原稿
先端が露光スリット内基準位置を通過する時点を示す。
この時点より複写紙給送信号までの時間を一定時間Ｔｏ
とすることにより、レジストレーションのずれをなくす
ることが出来る。よって各倍率における原稿先端検知信
号より複写紙給送信号までの時間ｔ，′，ｔ２′，ｔ３
′は、次のように設定すればよい。ｔ，′こＴｏ−ｔ，
ｔ２′＝Ｔｏ−ｔ２ｔ３′＝Ｔｏ−ｔ３ この例では、先端検知手段により、原稿後端を検知し、
光源の消灯又は帯電器の給電停止を行うことが出来る。
原稿先端露検知手段が作動するので、タイミングチャー
トは第６図に示すようになる。第６図にて、×印は原稿
先端が露光スリット内基準位置を通過する時点を示す。
この時点より複写紙給送信号までの時間を一定時間Ｔｏ
とすることにより、レジストレーションのずれをなくす
ることが出来る。よって各倍率における原稿先端検知信
号より複写紙給送信号までの時間ｔ，′，ｔ２′，ｔ３
′は、次のように設定すればよい。ｔ，′こＴｏ−ｔ，
ｔ２′＝Ｔｏ−ｔ２ｔ３′＝Ｔｏ−ｔ３ この例では、先端検知手段により、原稿後端を検知し、
光源の消灯又は帯電器の給電停止を行うことが出来る。
原稿先端検知手段の検知信号により複写紙給送までの所
定時間は、各倍率に対応する遅延時間を有するタイマー
を倍率数だけ設け、倍率に応じてタイマーを選択し、原
稿先端検知後選択したタイマーを作動させ、その出力を
給送ローラ回転信号とすることにより得られる。或は、
倍率によって遅延時間の価変なタイマーを用い、倍率に
応じタイマーの遅延時間を選択することにより、上記の
所定時間を得ることが出来る。所定時間の制御を行う他
の２つの例を、第７図および第８図に示す。
定時間は、各倍率に対応する遅延時間を有するタイマー
を倍率数だけ設け、倍率に応じてタイマーを選択し、原
稿先端検知後選択したタイマーを作動させ、その出力を
給送ローラ回転信号とすることにより得られる。或は、
倍率によって遅延時間の価変なタイマーを用い、倍率に
応じタイマーの遅延時間を選択することにより、上記の
所定時間を得ることが出来る。所定時間の制御を行う他
の２つの例を、第７図および第８図に示す。
第７図に於て、検知スイッチ２川こより原稿先端を検知
したとき、その検知信号により計数回路３１をスタート
させる。
したとき、その検知信号により計数回路３１をスタート
させる。
この計数回路には、パルス発生回路３２より常時パルス
が達しており、上記のスタートと共に計数回路はパルス
数を計算し始め、かく計算せるパルス数を比較回路３３
へ送る。倍率指定回路３４により指定された倍率に相当
するパルス数が設定回路３５にて設定され、このパルス
数が予め比較回路３３へ送られている。設定回路３５よ
りのパルス数と計数回路３１より順次送られて来るパル
ス数とが合致したとき、比較回路３３より信号が出て給
送ローラー８のソレノィドを附勢し、給送ローラを回転
させて転写紙又は感光紙を再び送る。第８図に示す例に
於て、検知スイッチ２０よりの原稿先端検知信号により
ソレノイド３６を附勢する。
が達しており、上記のスタートと共に計数回路はパルス
数を計算し始め、かく計算せるパルス数を比較回路３３
へ送る。倍率指定回路３４により指定された倍率に相当
するパルス数が設定回路３５にて設定され、このパルス
数が予め比較回路３３へ送られている。設定回路３５よ
りのパルス数と計数回路３１より順次送られて来るパル
ス数とが合致したとき、比較回路３３より信号が出て給
送ローラー８のソレノィドを附勢し、給送ローラを回転
させて転写紙又は感光紙を再び送る。第８図に示す例に
於て、検知スイッチ２０よりの原稿先端検知信号により
ソレノイド３６を附勢する。
それによりプランジャ３７を介して制御レバー３８をば
ね３９の作用に抗して時計方向に旋回させる。よって１
回転クラッチ４０は制御レバー３８による拘束を解かれ
、矢印方向に回転を開始し、そのカム突起４０ａは各倍
率に対応する位置に配置されたスイッチ４１ａ，４１ｂ
，４１ｃを順次作動する。この場合、倍率指定回路によ
り選択された倍率に対応する１個のスイッチが選択され
ており、このスイッチがカム突起４０ａで作動されると
、給送ローラ１８又は２７のソレ／イドを附勢して待機
中の転写紙又は感光紙を送る。本発明は、上述のように
シート原稿搬送方式の複写機に対してのみならず、原稿
台移動方式又は光学系移動方式の複写機に対しても好都
合に適用出釆る。光学系移動および原稿台移動の方式に
適用せる例を、第９図および第１０図に示す。第９図に
おいて、原稿載層ガラス２Ａ上に厚手原稿４２が載直さ
れ、移動光学系４が原稿４２を走査するようになってい
る。移動光学系には光源４４、反射鏡４５および作動片
４６が固着され、更に反射鏡４７は光学系４３の半分の
速度で移動する。４８は変倍光学系である。
ね３９の作用に抗して時計方向に旋回させる。よって１
回転クラッチ４０は制御レバー３８による拘束を解かれ
、矢印方向に回転を開始し、そのカム突起４０ａは各倍
率に対応する位置に配置されたスイッチ４１ａ，４１ｂ
，４１ｃを順次作動する。この場合、倍率指定回路によ
り選択された倍率に対応する１個のスイッチが選択され
ており、このスイッチがカム突起４０ａで作動されると
、給送ローラ１８又は２７のソレ／イドを附勢して待機
中の転写紙又は感光紙を送る。本発明は、上述のように
シート原稿搬送方式の複写機に対してのみならず、原稿
台移動方式又は光学系移動方式の複写機に対しても好都
合に適用出釆る。光学系移動および原稿台移動の方式に
適用せる例を、第９図および第１０図に示す。第９図に
おいて、原稿載層ガラス２Ａ上に厚手原稿４２が載直さ
れ、移動光学系４が原稿４２を走査するようになってい
る。移動光学系には光源４４、反射鏡４５および作動片
４６が固着され、更に反射鏡４７は光学系４３の半分の
速度で移動する。４８は変倍光学系である。
移動光学系４３の走行径路にして、原稿載層ガラス２Ａ
を支持するケーシング上側壁に、第１検知スイッチ４９
および第２検知スイッチ５０が配置されている。これら
の検知スイッチは、光学系４３が走行するとき、その作
動片４６により作動され、第５図および第６図に示す原
稿挿入検知の信号および原稿先端検知の信号に相当する
第１検知信号おび第２検知信号を発する。第１０図に示
す実施例では、原稿５１を載せて移動する原稿台５２に
作動突起５３を設け、この作動突起に対し原稿台の移動
方向に第１検知スイッチ５４および第２検知スイッチ５
５を配置している。
を支持するケーシング上側壁に、第１検知スイッチ４９
および第２検知スイッチ５０が配置されている。これら
の検知スイッチは、光学系４３が走行するとき、その作
動片４６により作動され、第５図および第６図に示す原
稿挿入検知の信号および原稿先端検知の信号に相当する
第１検知信号おび第２検知信号を発する。第１０図に示
す実施例では、原稿５１を載せて移動する原稿台５２に
作動突起５３を設け、この作動突起に対し原稿台の移動
方向に第１検知スイッチ５４および第２検知スイッチ５
５を配置している。
上述のように、本発明による補正方法は、変倍の倍率に
より原稿走査速度が変化しても、原稿像の先端と複写紙
の先端との一致、即ちレジストレーションの合致を確実
に保証するものである。
より原稿走査速度が変化しても、原稿像の先端と複写紙
の先端との一致、即ちレジストレーションの合致を確実
に保証するものである。
その場合、検知手段としては、上述せるマイクロスイッ
チの外に光電検知手段等を用いることも可能である。
チの外に光電検知手段等を用いることも可能である。
第１図は変倍式複写機の説明図、第２図は継目のある感
光体ドラムの説明図、第３図は本発明の方法を実施せる
第１実施例の説明図、第４図は同第２実施例の説明図、
第５図は上記第１実施例の場合のタイムチャート、第６
図は上記第２実施例の場合のタイムチャート、第７図は
所定時間を変化させるためのデジタル制御回路のブロッ
ク図、第８図は所定時間を変化させるためのカム機構を
示す図、第９図は本発明方法を適用せる光学系移動式複
写機の要部を示す図、第１０図は本発明方法を適用せる
原稿台移動式複写機の姿部を示す図である。 ３ａ，３ｂ・・・・・・シート原稿送り装置、４・・・
・・・原稿露光スリット、５，４２，５１…・・・原稿
、６，７，８，４３・…・・移動光学系、９，１０，４
８・・・・・・変倍光学系、１１・…・・感光ドラム、
２９，４９，５４…・・・第１検知スイッチ、３０，５
０，５５・…・・第２検知スイッチ。 第１図 ．第２図 第３図 第４図 第５図 第７図 第６図 第８図 第９図 第１０図
光体ドラムの説明図、第３図は本発明の方法を実施せる
第１実施例の説明図、第４図は同第２実施例の説明図、
第５図は上記第１実施例の場合のタイムチャート、第６
図は上記第２実施例の場合のタイムチャート、第７図は
所定時間を変化させるためのデジタル制御回路のブロッ
ク図、第８図は所定時間を変化させるためのカム機構を
示す図、第９図は本発明方法を適用せる光学系移動式複
写機の要部を示す図、第１０図は本発明方法を適用せる
原稿台移動式複写機の姿部を示す図である。 ３ａ，３ｂ・・・・・・シート原稿送り装置、４・・・
・・・原稿露光スリット、５，４２，５１…・・・原稿
、６，７，８，４３・…・・移動光学系、９，１０，４
８・・・・・・変倍光学系、１１・…・・感光ドラム、
２９，４９，５４…・・・第１検知スイッチ、３０，５
０，５５・…・・第２検知スイッチ。 第１図 ．第２図 第３図 第４図 第５図 第７図 第６図 第８図 第９図 第１０図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 変倍装置を具備し、原稿をスリツト露光により移動
する感光体面上のほぼ一定の位置に投影して静電潜像を
形成し、その場合変倍の倍率の選択に応じて原稿走査速
度が変化すようにした複写機に於て、原稿搬送径路に又
は移動光学系の走行径路に移動原稿又は移動光学系検知
用の第１検知手段を設け、上記径路の第１検知手段の下
流に第２検知手段を設け、移動する感光体の基準位置を
検知する第３検知手段を設け、上記第１検知手段の検知
信号より一定時間の後原稿又は光学系を原稿が露光作業
に入る前に一時停止させ、第１検知手段又は第３検知手
段の検知信号で転写紙の給出、露光光源の点灯、帯電器
の作動等を行い、第３検知手段の検知信号より一定時間
の後に停止せる原稿又は光学系の再スタートを行い、第
２検知手段の再スタートせる原稿又は光学系の検知より
所定時間後に転写紙の給送を行い、その場合この所定時
間を変倍率の選択に応じて変化させることを特徴とする
レジストレーシヨン補正方法。 ２ 所定時間を変化させる手段として、電気的タイマー
回路を用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の補正方法。 ３ 所定時間を変化させる手段として、デイジタル制御
回路を用い、計数するクロツクパルス数を倍率の選択に
応じて変化させることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の補正方法。 ４ 所定時間を変化させる手段として、１回転クラツチ
と共に回転するカムを用い、このカムの周囲に倍率に対
応して上記カムと協動するスイツチを配置したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項に記載の補正方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52045871A JPS603184B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 変倍式複写機におけるレジストレーシヨン補正方法 |
| GB9322/78A GB1598121A (en) | 1977-03-18 | 1978-03-09 | Sheet processing apparatus |
| US05/886,355 US4192609A (en) | 1977-03-18 | 1978-03-14 | Method for effecting registration for a copying apparatus |
| CA299,058A CA1109117A (en) | 1977-03-18 | 1978-03-16 | Method for effecting registration for a copying apparatus |
| DE19782811792 DE2811792A1 (de) | 1977-03-18 | 1978-03-17 | Verfahren zur schaffung einer lagemaessigen uebereinstimmung in einem kopiergeraet |
| US06/319,108 US4417806A (en) | 1977-03-18 | 1981-11-06 | Method for effecting registration for a copying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52045871A JPS603184B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 変倍式複写機におけるレジストレーシヨン補正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53131840A JPS53131840A (en) | 1978-11-17 |
| JPS603184B2 true JPS603184B2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=12731256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52045871A Expired JPS603184B2 (ja) | 1977-03-18 | 1977-04-22 | 変倍式複写機におけるレジストレーシヨン補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603184B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634887U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | ||
| JPS63152789U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-06 |
-
1977
- 1977-04-22 JP JP52045871A patent/JPS603184B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634887U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | ||
| JPS63152789U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53131840A (en) | 1978-11-17 |
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