JPS6020732B2 - 変倍式複写機におけるレジストレ−シヨン補正方法 - Google Patents

変倍式複写機におけるレジストレ−シヨン補正方法

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JPS6020732B2
JPS6020732B2 JP52037567A JP3756777A JPS6020732B2 JP S6020732 B2 JPS6020732 B2 JP S6020732B2 JP 52037567 A JP52037567 A JP 52037567A JP 3756777 A JP3756777 A JP 3756777A JP S6020732 B2 JPS6020732 B2 JP S6020732B2
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達雄 谷
正夫 河野
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Ricoh Co Ltd
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  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、変倍装置を具備し、原稿をスリット露光によ
り移動する感光体面上に投影して静電港像を形成し、そ
の場合倍率の選択に応じて原稿走査速度が変化するよう
にした複写機に関する。
上記の形式の複写機では、投影される原稿像又0は感光
体面上に形成される原稿像の先端と、移動する感光紙又
は転写紙の先端とを一致させて複写を行う、即ちレジス
トレーションを行うことが必要であるが、変倍装置の倍
率を変化させるとき、上記しジストレーションに狂いが
生ずる。これに夕対し、原稿搬送径路に又は移動光学系
の走行径路に原稿先端露光制御用検知手段を設け、この
検知手段の検知信号と同時に又は同信号の一定時間後に
複写紙を給送し、その際上記検知手段の検知位置を変倍
倍率の選択に応じて変位させるようにし0て、上記のレ
ジストレーションの狂いを補正することは、本発明者に
より既に提案されている。この提案に於ては、1つの検
知手段が光源の点灯、帯電器の給電、複写紙の給出およ
び給送等のタイミングの基準となっている。特に複写紙
の給出は、その給送開始までに終了していなければなら
ないが、そのためには上記の検知手段は原稿搬送径路に
て原稿露光スリットのかなり上流に設置されねばならな
い。検知手段と露光スリットとの距離が大きくなること
は、補正しなければならないレジストレーションのずれ
が増大することであり、補正手段の負担を大きくするこ
とであり、従って補正精度の低下につながることになる
。この欠点を解消する方法として、原稿検知後原稿が露
光スリットへ到達する前に一時原稿を停止させて時間的
余裕をつくることができるが、しかしこの方法は次のよ
うな欠点を伴う。即ち原稿の停止と再スタートの位置的
、時間的、速度的バラッキが原稿の検知から露光スリッ
ト内基準位置到達までの時間をバラッかせる要因として
はいり込み、倍率によるレジストレーションの補正を行
っても、レジストレーションに上記バラッキによる誤差
が含まれてしまうのである。本発明は、上述せる欠点を
除去し、レジストレーションの狂いなく変倍率の変化を
可能ならしめる方法を提案しようとするものである。
以下に添附の図面について、上述の問題点およびこれを
解決する本発明の実施例を説明する。第1図に示す電子
写真複写機は、そのケーシングーの上側壁に厚手原稿教
層用透明ガラス2および薄手原稿、即ちシート原稿送り
装置3を具備しこのシート原稿搬送径路内に原稿露光ス
リット4が設けてある。
この場合シート原稿5は、矢印の方向に手動により又は
自動原稿供給装置により送り込まれる。光源6、反射鏡
7,8,9およびレンズ系10よりなる露光装置がケー
シング1内に設けられ、ガラス2上に載置した厚手原稿
の複写の場合は、原稿走査のため光源6、反射鏡7およ
び8は移動する。又レンズ系10および反射鏡9は、変
情の倍率変化のために実線と鎖線で示す両位置の間を移
動することが出来る。感光体ドラム11が矢印方向に回
転可能に装着され、その周囲に周知のごとく帯電装置1
2、露光位置21、現像装置13、転写装置14、除電
装層15、クリーニング装置16が配置されている。
17は給紙装置、18は給送ローラ(レジストローラ)
、そして19は定着装置である。
給紙袋暦17には2種類の寸法の紙を入れる2個のカセ
ット22が設けられ、各カセットには給出ローラ23が
それぞれ附設されている。上述の装置において、原稿搬
送径路に原稿先端露光制御用検知スイッチ20を配置し
ている。
この検知スイッチ20は、原稿露光スリット4内に配置
することが難かしく、又原稿検知と感光紙或は転写紙の
給送信号又は他の複写プロセスの制御信号との時間的関
係よりして、上記露光スリット4の前に配置される。こ
のような例を、第2図に示す。第2図にて、送りローラ
対3aにより送られるシート原稿5は、検知スイッチ2
01こより先端を検知され、この検知信号より光源の点
灯、帯電器の給電、給出。
ーラ23の駆動等が行われる。ついで原稿5は露光スリ
ット4で光源6より照射され、送りローラ対3bより排
出される。この場合原稿5の基準倍率m,における送り
速度をv、検知スイッチ20の検知位置20aより露光
スリット4の基準位置4aまでの距離を1とする。露光
スリットの基準位置とは、原稿露光スリットと感光体に
おける結像部スリットとを結ぶ光路内光線のうち、変倍
を行う際しンズ、反射鏡等が移動し、またそれぞれのス
リット幅に変化があっても、全く位置の変化しない1光
線の各スリットにおける位置をいう。上記の1の距離だ
け原稿が移動するのに要する時間をtとすると、・ t=▽ となる。
倍率m,が一定の時、原稿搬送速度は一定でありtは変
化しない。検知スイッチ20が原稿先端を検知してt時
間の後、原稿先端は照射され、結像部スリットを介して
露光位置21で感光体ドラム11の面に静霞潜像を形成
する。この静亀潜像は、ついで現像装置13で現像され
た転写位置へ向う。このとき、既述のように、給紙装置
17のいずれかのカセット22より給出ローラ23を介
して送り出された転写紙は、このとき回転を停止してい
る給送ローラ18のニップ部に当たり待機姿勢をとる。
検知スイッチ20が原稿先端を検知してよりTc時間後
に、給送ローラ18は回転を開始し、待機中の転写紙を
送り出し、転写紙はこのとき到達する感光体ドラム11
上の可視像に重畳されて転写位置を通過する。上記の時
間Tcは、このように感光体ドラム1 1上の像と給送
ローラ18により送られる転写紙とが合致するように選
択されている。第3図に示す直接型複写機に於て、カセ
ット24を積み重ねた感光紙25を給出ローラ26が送
り出し、かく送り出された感光紙はこのとき回転を停止
している給送ローラ27のニップに当って止まり、待機
姿勢をとる。
既述のように、検知スイッチが原稿先端を検知してより
Tc時間後に給送ローラ27は回転を開始し、待機中の
感光紙を送り出す。ついで感光紙は、帯電装置28を通
過し露光位置にある結像部スリットに達し、このとき丁
度露光スリット4より投影される原稿像を受け、その表
面に静雷潜像を形成する。上述の場合に於て、基準の倍
率m,が変化すると、感光体の移動速度又は原稿搬送速
度を変える必要があるが、感光体の移動速度を変えるの
は機構上困難なので、原稿搬送速度を変化させることが
一般に行われ、その場合の原稿搬送速度は倍率により一
義的に決定される。
基準の倍率m,に対しm2,m3と変倍を行うと、原稿
搬送速度はvに対しml m, 両V’両V に変化する。
よって、原稿が検知位置によりスリット基準位置まで到
達する時間を倍率m,,m2,m3に対しそれぞれt,
,t2,t3とすると、L=三 …{11
に畔三 .・・‘21 に洋三 ‐・‐{3’ となる。
従って、原稿の先端検知位置を固定しておき、一定時間
後に感光紙又は転写紙の給送を行う上述の方法では、変
倍により原稿と感光紙又は転写紙とのレジストレーショ
ンにずれが生じ、そしてこのずれが1の大きい程増大す
ることは容易し、理解される。検知スイッチ20の位置
を変えて上記のレジストレーションのずれを補正するこ
と、およびこの補正に伴う欠点については既に述べた。
この欠点を除去するために、本発明では、第4図に示す
ように、原稿搬送径路にて原稿露光スリット4のかなり
上流に原稿挿入検知スイッチ29を配置し、この検知ス
イッチの下流にして露光スリット4の上流に3個の原稿
先端検知スイッチ30a,30b,30cを配置してい
る。
上記の第1検知スイッチ29の原稿先端検知信号により
光源6の点灯、帯電装置12の給電、いずれかのカセッ
トの給出ローラ23の回転駆動を行う。倍率選択回路に
より第2検知スイッチ群30の1つが選択された倍率に
応じて選択されており、原稿先端検知時信号を発し、こ
の信号と同時に又は信号より一定時間Tcだけ遅れて複
写紙給送信号が発せられる。第2検知スイッチ30a,
30b,30cと露光スリット基準位置4aとの距離は
それぞれ1,,12,13であり、各倍率m,,m2,
m3における原稿搬送速度にて原稿が上記の1,,12
,13を走行する時間は一定値しである。
即ち式‘1},‘2}および‘3はりら=三=らら無害
=上。
に帯も。
となる。
よって、1,,12,13の値は次のようになる。1,
=v t。
12=帯Vら 13=帯Vら 第5図に示す実施例では、単一の原稿先端検知スイッチ
31を原稿搬送径路に沿うて移動可能に配置し、倍率に
選択に応じて検知スイッチ31を対応する位置に移動さ
せる。
第6図に示すタイムチャートに於て、原稿挿入検知スイ
ッチ29(第1検知手段)が原稿先端を検知したとき、
既述のように光源6および帯電装置12に給電し、同時
に複写紙給出信号を発して給出ローラ23又は26を回
転させる。
ついで、原稿先端検知スイッチ(第2検知手段)30a
,30b,30cの選択された1つ又は31が原稿先端
検知信号を発してより一定時間to後に、上記原稿先端
は露光スリット4の基準位置4aに達し、更に上記検知
信号より一定時間Tc後に複写紙給送信号を発して給送
ローラ18又は27を回転させて、待機中の複写紙を送
る。上述の方法で複写紙の給出より給送までの時間間隔
がなお不充分な場合は、第1検知スイッチによる挿入検
知後、原稿を1時停止させることも可能である。
この原稿停止位置は、第2検知スイッチおよび露光スリ
ットの前であればどこでもよい。この場合の原稿停止は
、複写紙給送信号の基準となる第2検知スイッチの信号
発信前なので、レジストレーションの補正に誤差を生ぜ
しめることはない。第4図および第5図に示す実施例で
は、第2検知スイッチを露光スリットの上流に配置して
いるが、これを露光スリットの下流に設けることも出来
る。
特に、先端検知信号が複写紙給送信号となる位置に第2
検知スイッチを設けるとき、検知信号と給送信号との間
に介在するもの、例えば一定時間の遅延をさせるための
タイマー回路又はカム機構等が存在しなくなるので、構
成が簡単になりかつレジストレーションの補正を極めて
精度よく行うことが可能となる。本発明は、上述のよう
にシート原稿搬送方式の複写機に対してのみならず、原
稿台移動方式又は光学系移動方式の複写機に対しても好
都合に適用出来る。
原稿台移動および光学系移動の各方式に適用せる例を、
第7図および第8図に示す。第7図において、原稿教壇
ガラス2A上に厚手原稿32が敦暦され、移動光学系3
3が原稿32を走査するようになっている。移動光学系
には光源34、反射鏡35および作動片36が固着され
、更に反射鏡37は光学系33の半分の速度が移動する
。38は変倍光学系である。
移動光学系33の走行径路にして、原稿載層ガラス2A
を支持するケーシング上側壁に、第1検知スイッチ39
および第2検知スイッチ40が配置されている。これら
の検知スイッチは、光学系33が走行するとき、その作
動片36により作動され、第6図に示す原稿挿入検知の
信号および原稿先端検知の信号に相当する第1検知信号
および第2検知信号を発する。第2検知スイッチ4川ま
、第5図に示すと同じく、光学系33の走行径路に沿う
て移動可能に、そして倍率の選択に応じて所定位置に固
着可能となっている。或は、第4図に示すように、複数
個の第2検知スイッチを配置し、倍率の選択に応じてそ
のうちの1つのスイッチを作動することも可能である。
第8図に示す実施例では、原稿41を載せて移動する原
稿台42に作動突起43を設け、この作動突起に対し原
稿台の移動方向に、第1検知スイッチ44および移動可
能な第2検知スイッチ45を配置している。
上述のように、本発明による補正方法は、変倍の倍率に
より原稿走査速度が変化しても、原稿像の先端と複写紙
の先端との一致、即ちレジストレーションの合致を確実
に保証するものである。
その場合、検知手段としては、上述せるマイクロスイッ
チの外に光電検知手段等を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は変倍式複写機の説明図、第2図はシート原稿露
光スリット範囲の図式図、第3図は感光紙を用いる直接
複写機の結像部スリット範囲の図式図「第4図は本発明
の方法を実施せる第1実施例の説明図、第5図は同第2
実施例の説明図、第6図は本発明方法の実施の場合のタ
イムチャートの1例「第7図は本発明方法を光学系移動
の場合に適用せる例の説明図、第8図は同じく原稿台移
動の場合に適用せる例の説明図である。 3・・・・・・シート原稿送り装置、4・・・・・・原
稿露光スリット、5,32,41・・…・原稿、6,7
,8,33・・・・・・移動光学系、9,10,38・
・・・・・変倍光学系、11・・・・・・感光体ドラム
、29,39,44……第1検知スイッチ、30a,3
0b,30c,31,40,45・・・・・・第2検知
スイッチ。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変倍装置を具備し、原稿をスリツト露光により移動
    する感光体面上に投影して静電潜像を形成し、その場合
    変倍の倍率を選択に応じて原稿走査速度が変化するよう
    にした複写機において、原稿搬送径路に又は移動光学系
    の走行径路に原稿検知用又は移動光学系検知用の第1検
    知手段を設け、上記径路の第1検知手段の下流に第2検
    知手段を設け、上記第1検知手段の検知信号により複写
    紙の給出、光源点灯、帯電装置の給電等の複写プロセス
    に必要な諸作動を行い、上記第2検知手段の検知信号と
    同時に又はこの信号より所定の時間後に複写紙の給送を
    行い、その場合第2検知手段の検知位置を変倍率の選択
    に応じて変位させるようにしたことを特徴とするレジス
    トレーシヨン補正方法。 2 選択すべき倍率の数だけの第2検知手段を、各倍率
    に対応する位置に配置し、倍率の選択に応じて対応する
    1つの第2検知手段を選択して作動させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の補正方法。 3 単一の第2検知手段を、選択された倍率に対応する
    位置に移動させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の補正方法。 4 第2検知手段を、その信号がそのまゝ複写紙給送信
    号となる位置に配置することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、同第2項又は同第3項に記載の補正方法。
JP52037567A 1977-02-15 1977-04-04 変倍式複写機におけるレジストレ−シヨン補正方法 Expired JPS6020732B2 (ja)

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