JPS62210484A - 複写機におけるブランクランプ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は複写機におけるブランクランプ制御ｖｔａｆ
に関し、さらに詳細にいえば、帯電チャージャと露光領
域との間にブランクランプを配設した構成の複写機にお
いて、ブランクランプの消灯タイミングを画像先端に対
応させて制御するブランクランプ制ｔＩｌ装置に関する
。

〈従来の技術〉 従来から、光学部を往復動させることによりコンタクト
ガラス上の原稿を露光し、感光体ドラム上に静電潜像を
形成するようにした複写機が広く使用されている。

そして、この種の複写機のうち、感光体ドラムの露光領
域から転写領域までの距離がレジストロ−ラから転写領
域までの距離よりも大きくなるように設定されたものに
おいては、帯電チャージャと露光領域との間にブランク
ランプを配設して、現像装置から飛散するトナーがブラ
ンクランプに付着する可能性を低くした偶成のものが提
供されている。

上記の構成の複写機においては、光学部の移動に基いて
上記ブランクランプの消灯タイミングの制御、およびレ
ジストローラの駆動タイミングの制御を行なう関係上、
光学部と一体的に移動する遮光板を有しているとともに
、遮光板により駆動させられるフォトインタラプタが、
ホームポジション位ば検出、ブランクランプ消灯タイミ
ング検出、およびレジストローう駆動タイミング検出を
行なうために、それぞれ複写機本体の所定位置に配設さ
れていた（特開昭６０−８６５５８号公報参照）。

（）たがって、ホームポジション位置検出用のフォトイ
ンタラプタにより光学部がホームポジションまで復帰し
ていることを検出することができ、ブランクランプ消灯
タイミング検出用のフォトインタラプタにより原稿の先
端に対応させてブランクランプの消灯を制御することが
でき、レジストローラ駆動タイミング検出用のフォトイ
ンタラプタにより静電潜像の先端に対応させてレジスト
ローラの駆動を制御することができる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の構成の複写機においては、ホームポジション位置
検出用のフォトインタラプタとレジストローラ駆動タイ
ミング検出用のフォトインタラプタとの間にブランクラ
ンプ消灯タイミング検出用のフォトインタラプタを配設
することが必要である（公報中には、ホームポジション
位置検出用のフォトインタラプタとレジストローラ駆動
タイミング検出用のフォトインタラプタとが開示されて
いないが、これらのフォトインタラプタは複写機の動作
を制御する上で必須である）。

そして、ホームポジション位置検出用のフォトインタラ
プタの取付は位置はコンタクトガラス上にセットされる
原稿の先端位置に対応して一義的に定められるのである
が、レジストローラ駆動タイミング検出用のフォトイン
タラプタの取付は位置は、複写機毎のばらつきを吸収さ
せるために、かなり広い範囲内において調節可能とする
ことが必要であり、調節範囲を広く確保した状態におい
て両フォトインタラプタの間にブランクランプ消灯タイ
ミング検出用のフォトインタラプタを取付けることはス
ペース的に非常に困難であるという問題がある。

また、最近では、複写速度を高速化する要求が強く、高
速化すれば、上記各フォトインタラプタ同士の取付は間
隔が小さくなるので、上記の問題が特に顕著になるので
ある。

〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
ブランクランプ消灯タイミングを検出するために特別に
検出器を取付ｔプることなく、正確にブランクランプ消
灯のタイミングを制御することができるブランクランプ
制御装置を提供することを目的としている。

く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明のブランクラン
プ制御装置は、光学部と一体的に移動し、かつ光学部が
所定速度に立上るのに充分な距離に相当する長さ以上の
長さの板を有しているとともに、光学部がホームポジシ
ョンで停止している状態において上記板の端部から少な
くとも上記立上りに充分な距離離隔する位置に正対する
ホームポジション検出器と、上記板の所定位置までの移
動を検出し、複写紙搬送用のレジストローラの駆動を制
御するタイミング検出器と、上記板がホームポジション
検出器から離れるタイミングにおけるホームポジション
検出器からの信号を入力として所定のタイミングでブラ
ンクランプを消灯させるブランクランプ制御手段とを有
するものである。

〈作用〉 以上の構成のブランクランプ制御Ｉ装置であれば、光学
部を移動させて原稿を露光し、帯電チャージャにより一
様に帯電させられた感光体に原稿からの反射光を導いて
原稿に対応する静電潜像を形成する場合において、光学
部の移動開始当初はブランクランプを点灯させて、帯電
チャージャにより帯電させられた感光体上の電荷を消失
させ、光学部と一体的に移動する板がホームポジション
検出器から離れるタイミングにおけるホームポジション
検出器からの信号を入力として、ブランクランプ制仰手
段により所定のタイミングでブランクランプを消灯させ
、以後は原稿からの反射光による静電潜像の形成を可能
とする。その後、光学部がさらに移動して、上記板がタ
イミング検出器に到達すれば、タイミング検出器からの
信号に基いてレジストローラを駆動し、静電潜像の先端
とのタイミングを保持させた状態で複写紙の搬送を行な
わせることができる。

〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第５図は複写機の内部機構を示す概略縦断面図である。

複写は本体（１）に取付けたコンタクトガラス（１１）
の直下に光学系（２）を有しているとともに、光学系（
２）の下方に複写処理部（５）、および複写紙搬送部（
６）を有している。

上記光学系（２）は、第４図にも示すように、光源（２
１）、ミラー（２２）（２３Ｎ２４）、レンズ（２５）
、およびミラー（２６）を有し、ガイド軸（２７）、お
よびガイドレール（２８）　（第４図参照）に治って、
光源Ｃ２１）およびミラー（２２Ｎ２３）（２４）を矢
印Ａで示す方向に移動させることによりコンタクトガラ
ス（１１）上の原稿（Ｄ）を走査露光可能とした構成で
ある。そして、上記光源（２１）、およびミラー（２２
）は一体向に移動し、ミラー（２３）（２４）も一体向
に移動し、前者の移動速度が後者の移動速度の２倍とな
るように設定されており、以下の説明においては、光源
（２１）、およびミラー（２２）　（２３）　（２４）
を光学部（２′）として総称する。

そして、上記光源（２１）、およびミラー（２２）を支
持する支持枠（３１）の所定位置に、光源（２１）、お
よびミラー（２２）が所定の定速８＋動状態に立上るの
に必要な距離より長い遮光板（３２）が取付けられてい
る。

また、少なくとも上記距離だけ露光開始位置から離れた
位置にホームポジション検出用のフォトインタラプタ（
３３）が取付けられているとともに、所定位置にレジス
トローラ駆動タイミング検出用のフォトインタラプタ（
３４）が位置調整可能に取付けられている。

さらに、光源（２１）、ミラー（２２）を取付けた支持
枠（３１）と、ミラー（２３）（２４）を取付けた支持
枠（３５）とにそれぞれワイヤ固定板（３６）、従動プ
ーリ（３７）を取付けており、複写機本体（１）の所定
位置に両端を固定したワイヤ（３８）を、一方の端部側
から順に、先ず従動プーリ（３７）に巻懸け、次いでワ
イヤ固定板（３６）に固定し、ガイドプーリ（３９）を
介してワイヤドラム（４０）に巻懸け、次いでテンショ
ンプーリ（４１）を介してガイドプーリ（４２）に巻懸
け、最後に従動プーリ（３７）に巻懸けている。

また、上記複写紙搬送部（６）としては、二次給紙を行
なうレジストローラ（６１）のみが示されている。

さらに、上記複写処理部（５）は、図中Ｃで示す方向に
回転する感光体ドラム（５１）の周囲に帯電チャージｔ
　（５２）、ブランクランプ（５３）、現像装置（５４
）、転写チャージャ（５５）、分離チャージャ（５６）
、およびクリーナ（５７）をこの順に配設してあり、帯
電チャージャ（５２）によって均一に帯電させた感光体
ドラム（５１）の不要部分にブランクランプ（５３）の
光を照射することにより電荷を消失させ、原稿像を結像
させることにより、残余の部分に静電潜像を形成させた
優、現像装置（５４）によってトナー像に顕像化し、転
写チャージｔ　（５５）によってトナー像を複写紙（Ｐ
）上に転写し、残留トナーをクリーナ（５７）で回収す
るようにした構成である。

そして、露光領域から転写領域までの距離Ｌ１が、レジ
ストローラ（６１）から転写領域までの距離Ｌ２よりも
大きくなるように、相対的な取付位置を設定している。

上記の構成の複写機の動作は次のとおりである。

複写動作を行なわない場合には、第１図Ａに示すように
、フォトインタラプタ（３３）が光学部（２′）の立上
りに相当する距離以上、遮光板（３２）の後端部（図中
左端側）より前（図中右側）に位置する状態であり、し
かもフォトインタラプタ（３３）はＯＦＦの状態である
。

この状態において、光学部（２′）の移動を開始すれば
、フォトインタラプタ（３３）の出力信号を入力とする
ブランクランプ駆動回路（４４）はブランクランプ（５
３）に所定の電圧を印加し、ブランクランプ（５３）に
よる全幅範囲の電荷消失を行なわせることができる。

そして、光学部（２′）の移動速度が増加し、所定の定
速移動状態に安定した襖、第１図Ｂに示すように、遮光
板（３２）の後端がフォトインタラプタ（３３）から離
れるので、フォトインタラプタ（３３）がＯＮとなり、
所定の時間が経過した時点でブランクランプ駆動回路（
４４）がブランクランプ（５３）への電圧印加を停止さ
せ、帯電チャージャ（５２）により一様に帯電させられ
た状態で原稿からの反射光の照射を受ける状態とする。

その後、光学部（２′）がさらに移動して、第１図Ｃに
示すように、遮光板（３２）の先端が７オトインタラブ
タ（３４）に到達すれば（例えば、感光体ドラム（５１
）が所定距離（Ｌｌ　−１２＞だけ回転するのに相当す
る所定距離光学部（２′）が移動すれば）、フォトイン
タラプタ（３４）がＯＦＦとなるので、フォトインタラ
プタ（３４）の出力信号を入力とするレジストローラ駆
動回路（４５）が所定のタイミングでレジストローラ（
６１）の回転駆動を開始し、感光体ドラム（５１）の表
面に形成される静電潜像（例えば、先端余白を含む静電
潜像）の先端部と複写紙（Ｐ）の先端部とが転写領域に
おいて一致するように、複写紙（Ｐ）の二次給紙を開始
させる。

次いで、第２図のタイミングチャート、および第３図の
フローチャートに暴いてさらに詳細に説明する。

ステップ■において複写モードの選択を行ない、ステッ
プ■において図示しないプリントキーが操作されたと判
別されるまで上記ステップ■のモード選択動作を行なう
。

上記ステップ■においてプリントキーが操作されたと判
別された場合（第２図Ａ参照）には、ステップ■におい
て感光体ドラム（５１）を回転部ｌｌＪする（第２図Ｂ
参照）とともに、図示しない除電ランプを点灯させるこ
とにより前露光動作を行ない（第２図中範囲Ｔ１参照）
、ステップ■において光源（２１）を点灯させるととも
に、複写紙（Ｐ）の一次給紙を行ない、ステップ■にお
いて光学部（２′）の移動を開始しく第２図Ｃ，Ｄ参照
。但し、同図Ｃは光学部（２′）を移動させる直流モー
タに供給されるＦ／Ｒ信号、同図りはＳ／Ｄ信号である
。）、ステップ■においてホームポジション位置検出用
のフォトインタラプタ（３３）がＯＦＦになるまで待ち
（第２図Ｅ参照）、ステップ■においてパルスのカウン
ト数（例えば、駆ｖＪ源に取付けたパルスエンコーダか
ら出力されるパルスのカウント数）をセットし、ステッ
プ■においてカウントアツプするまで待つて（第２図中
範囲Ｔ２参照）、ステップ■においてブランクランプ（
５３）を消灯させる（第２図Ｆ参照）。

その後、ステップ■においてレジストローラ駆動タイミ
ング検出用の７オトインタラプタ（３４）がＯＦＦにな
るまで待ち（第２図Ｇ参照）、ブランク■において搬送
パルスのカウント数をセットしく第２図中範囲Ｔ３参照
）、ステップ［相］においてカウントアツプするまで待
ち、ステップ＠においてタイミングソレノイド（図示せ
ず）を動作させ（第２図Ｈ参照）、レジストローラ（６
１）を回転駆動することにより、複写紙（Ｐ）の二次給
紙を行なう。

以後は、そのまま複写動作を！！続し、光学部（２′）
が所定位置まで往動した後は、光学部（２′）をホーム
ポジションまで復動させ、次の複写動作に備える。

尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、フォトインタラプタに代えて機械的スイッチ
、磁気的スイッチ等を使用することが可能である他、光
学部（２′）の位置検出を行なった時点で直ちに（パル
スカウントを行なうことなく）必要な制御を行なわせる
ことが可能であり、その他、この発明の要旨を変更しな
い範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。

〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、ブランクランプを帯電チャー
ジャと露光領域との間に配設することにより現像装置か
ら飛散するトナーに起因するブランクランプの汚染を抑
制することができ、しかも、ブランクランプの消灯を制
御するための特別の検出器を取付けることなく、正確な
ブランクランプの消灯制御を行なうことができ、高品質
の複写画像を得ることができるという特有の効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は遮光板とフォトインタラプタとの関係を示す図
、 第２図はタイミングチャート、 第３図はフローチャート、 第４図は光学部の構成を示す斜視図、 第５図は複写機の要部を示す概略縦断面図。 （２′）・・・光学部、（３２）・・・遮光板、ｆ３３
）（３４）・・・フォトインタラプタ、（４４）・・・
ブランクランプ駆動回路、（５２）・・・帯電チャージ
ャ、 （５３）・・・ブランクランプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光学部を往復動させて原稿に対応する 複写物を得る構成であって、帯電チャー ジャと露光位置との間にブランクランプ が配設された構成の複写機において、光 学部と一体的に移動し、かつ光学部が所 定速度に立上るのに充分な距離に相当す る長さ以上の長さの板を有しているとと もに、光学部がホームポジションで停止 している状態において上記板の端部から 少なくとも上記立上りに充分な距離離隔 する位置に正対するホームポジション検 出器と、上記板の所定位置までの移動を 検出し、複写紙搬送用のレジストローラ の駆動を制御するタイミング検出器と、 上記板がホームポジション検出器から離 れるタイミングにおけるホームポジショ ン検出器からの信号を入力として所定の タイミングでブランクランプを消灯させ るブランクランプ制御手段とを有するこ とを特徴とする複写機におけるブランク ランプ制御装置。