JP3200234B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3200234B2
JP3200234B2 JP12419193A JP12419193A JP3200234B2 JP 3200234 B2 JP3200234 B2 JP 3200234B2 JP 12419193 A JP12419193 A JP 12419193A JP 12419193 A JP12419193 A JP 12419193A JP 3200234 B2 JP3200234 B2 JP 3200234B2
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裕二 長谷川
裕一 高城
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写装置等の画
像形成装置に関し、特に感光体を露光する露光手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は特開昭48−712
40号公報、特開57−201267号公報等で開示さ
れているように、1つの光源から生じる光線を反射板に
より2つに分け、各々前露光(感光体上の帯電前の残留
電荷を全域消すための露光)とブランク露光(感光体上
の帯電後の画像域以外の残留電荷だけを消すための露
光)として感光体表面を照射するように構成されてい
る。
【0003】特開昭48−71240号公報では、ブラ
ンク露光とこれを選択的に遮断するシャッターにより、
感光体表面に形成される画像の先端及び後端の不要画像
領域だけを消去するようになっている。また特開57−
201267号公報では、シャッターが上述した機能の
他に感光体軸方向に複数分割され、かつ各々選択的に露
光光を遮断可能としているので、変倍された画像にも対
応できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
48−71240号公報に記載された装置では画像先後
端の不要画像領域だけを消去する機能しかないため変倍
に対応することは不可能である。また特開57−201
267号公報に記載された措置で様々な変倍に対応する
ためには変倍の数に相当するシャッターが必要であり、
装置が複雑化、大型化するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、移動可能な感光体と、感光体に画像を形成
する像形成手段と、感光体の移動方向に対して直交する
方向に移動可能な複数の遮光部材を有し感光体上の画像
形成領域を遮光部材で遮光しつつ非画像形成領域へ光照
射するブランク露光手段と、を有する画像形成装置にお
いて、上記複数の遮光部材は隣り合う遮光部材と遮光部
材移動方向に延びている開口部とこの開口部中を移動す
る突部により繋がっている重なり合った少なくとも3枚
板構成であり、両端の遮光部材は独立した駆動系で各々
単独に移動でき、この両端の遮光部材の間の遮光部材は
両端の遮光部材が移動することによって開口部端部と突
部が接触する際に受ける力で移動する構成であることを
特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
【0007】図1は本発明を適用した画像形成装置の概
略断面図である。図1において、原稿台1に載置された
原稿Oは第1走査手段3に備えられた光源4により照明
され、照明された原稿Oからの画像光は第1走査手段3
に備えられた反射ミラー5により反射される。反射ミラ
ー5からの画像光は第2走査手段6に備えられた反射ミ
ラー7,8により折り返して反射され、この画像光はレ
ンズ9,反射ミラー10を介して帯電器12により帯電
された感光体11を露光し、感光体11上には潜像が形
成される。第1走査手段3は原稿台1の全幅にわたって
移動走査を行ない、第2走査手段6は第1走査手段3の
移動に連動して第1走査手段3の1/2の速度で移動走
査を行なう。
【0008】感光体11上に形成された潜像は現像器1
3によりトナーで顕画化され、このトナー像は転写器1
4により記録材Pに転写され、そしてこの記録材P上の
トナーは定着器15により定着されて記録材Pが装置外
へ排出される。転写後の感光体11はクリーニング装置
16により残留トナーが除去される。17は1つの光源
を備えた露光手段であり、光源からの光により前露光と
ブランク露光を行なう。ここで前露光とは感光体11の
移動方向に関して帯電器12の上流側で感光体11を均
一に露光するものであり、ブランク露光とは帯電器12
の下流側で感光体11上に形成される画像部端部(感光
体の移動方向における端部と感光体の移動方向と直交す
る方向における端部)の非画像部を露光するものであ
る。
【0009】この露光手段17について以下に詳細に説
明する。
【0010】図2は本実施例の露光手段の主断面図を示
し、11は感光ドラム、Bは感光ドラム11が回転する
方向を示す矢印、12は感光ドラム11を均一に帯電す
る帯電器で図示されない高圧電源装置に接続される。1
8は前露光光路で帯電器12の上流側18aに照射さ
れ、帯電器12によって帯電される前の残留電荷を消去
する。
【0011】19は第1ブランク露光手段からの先後端
ブランク露光光路で帯電器12の下流側照射位置19a
に照射され、感光体移動方向と直角な画像端面、つまり
感光体の移動方向に関して画像部端部の非画像部を形成
する。
【0012】20は第2ブランク露光手段からの幅ブラ
ンク露光光路で帯電器12の下流側照射位置20aに照
射され、感光体移動方向と平行な画像端面、つまり感光
体の移動方向と直交する方向に関して画像部端部の非画
像部を形成する。
【0013】幅ブランク露光は画像形成中に常時照射さ
れるが、先後端ブランク露光は後述するシャッターによ
って画像先後端位置だけを照射し、両者の感光ドラム1
周方向における照射範囲はオーバーラップしている。
【0014】ブランク露光手段17はユニット化されて
おり21は下フレーム、22a,22b,22cは幅ブ
ランク露光の感光体移動方向と直角方向の通過範囲を制
御する遮光部材である第1スライドシャッター(前)、
第3スライドシャッター(中)、第2スライドシャッタ
ー(後)で、幅ブランク露光の通過する最も感光ドラム
11に近い位置に配置され、下フレーム21に支持され
るレール23上をスライド移動する。なお、第3スライ
ドシャッター22bは第1スライドシャッター22a、
第2スライドシャッター22cに対して各々一部が係合
しつつレール23の長手方向に移動可能となっているた
め、第1及び第2スライドシャッター22a,22cの
間に常に存在し、幅ブランク露光光路20は第1及び第
2スライドシャッター22a,22cの各々外側だけを
通過可能となっている。また3つのスライドシャッター
が完全に重なり合った状態での感光体移動方向と直角方
向の感光体表面の非露光域長さは、画像形成装置で使用
される最小サイズの画像記録用紙幅よりも小さくなって
いる。また第1及び第2のスライドシャッター22a,
22cが後述するホームポジションにある状態での感光
体移動方向と直角方向の感光体表面の非露光域長さは、
画像形成装置で使用される最大サイズの画像記録用紙幅
よりも大きく設定されている。
【0015】24はブランク露光手段を形成するユニッ
トの上フレームで、25は前露光、幅ブランク露光、先
後端ブランク露光の各光源を兼用するランプ(感光ドラ
ム11の軸方向に発光源が複数個ならぶことで1つのラ
ンプが構成されている)、25aはランプ25を支持す
るPCB(Print Circuit Board)
で上フレーム24に支持されている。
【0016】27はランプ25の光を幅ブランク露光照
射位置20aに導く反射笠で、照射位置20aに所定の
幅をもって集光させるべく断面が筒状の2次曲面形状に
なっている。
【0017】26,28はランプ25の光を先後端ブラ
ンク露光照射位置19aに導く反射笠で、照射位置19
aに所定の幅をもって集光させるべく断面が筒状の2次
曲面形状になっている。
【0018】上記反射笠27,28は平面状の部材でも
構成することは可能であるが、ランプ25の位置ズレ許
容範囲が狭くなり光量ムラが発生するため、上記曲面形
状が望ましい。
【0019】反射笠26,27,28は、軽量であり、
加工が容易なアルミニウムの板金を素材としている。
【0020】上記反射笠26,27,28は図示しない
支板により長手方向両端部を支持され、上フレーム24
と一体になっている。29は先後端ブランク露光光路1
9の通過を選択的に制御するシャッターで、長手方向両
端部を回転中心30で回動可能に支持され、光源である
ランプ25の極めて近傍に配置されている。このように
本実施例では前露光、先後端ブランク露光、スライドシ
ャッターによる幅ブランク露光の光源を共通化したので
装置の簡略化、小型化を図ることができる。
【0021】31はシャッター29の長手中央に一体に
形成されている舌状部材で、カシメ軸32を介してリン
ク33が係合している。リンク33は上フレーム24に
支持されたソレノイド34の鉄芯34aのカシメ軸34
bにも係合しており、ソレノイド34を駆動することに
より矢印C方向へ移動し、シャッター29を開閉する。
35はシャッターダンパーでシャッター29が駆動され
た時のシャッター29自身の振動音や、破線29aで示
す開放位置よりも上がりすぎた時の他部品との衝突を防
ぐものである。なおこの部品は後述するスリット板36
aの開口部と開口部の間に取り付けてあるので露光を妨
げることはない。
【0022】36a,36b,36c,36dはスリッ
ト板で、長手方向での概略構成を図3に示す。
【0023】11aは感光ドラム表面位置、37aはス
リット板36aの開口でこれによりランプ25を略点光
源とみなせるようになる。37b,37c,37dはス
リット板36b,36c,36dの各開口で、感光ドラ
ム面に近付くにしたがって開口幅が広くなり、これによ
って38で示すような迷光を防止でき、かつドラム上の
照射位置(特に隣り合うランプの各照射範囲がオーバー
ラップする部分39)の位置精度を高めている。40は
スリット板36cに設けられた紫外線カットフィルター
で、先後端ブランク露光と幅ブランク露光の両方が通過
する領域をカバーし、かつ2つの光線がフィルター面に
対してほぼ垂直に入射する位置にある。このため入射し
た光線がフィルター面で反射されることが極めて少な
く、また入射面積も最小となるためフィルター面積も小
さくて済む。
【0024】図4は本実施例の上視図(図2におけるA
−A断面)で、41,42は第1スライドシャッター
(前)22a、第2スライドシャッター(後)22cを
移動するワイヤー、43、44はワイヤー41、42を
駆動する駆動プーリーで各々パルスモーター45、46
により正逆回転制御及び位置決めされる。47、48、
49、50はワイヤー41、42を支持する2個一組
(図面に垂直方向に2個並んでいる)のアイドラープー
リーで下フレーム21に固定された軸にそれぞれ独立し
て回転自在に支持されている。ワイヤー41は第1スラ
イドシャッター22aの引っかけ部51aに係合するテ
ンションバネ52に一端が係合し、アイドラープーリー
47、駆動プーリー43、アイドラプーリープーリー、
50、48の順に各上側のプーリー(アイドラプーリ
ー)に巻き掛けられて、第1スライドシャッター22a
の引っかけ部51bにもう一端が係合し、ループ状の第
1ワイヤープーリー駆動系を形成する。ワイヤー42は
第2スライドシャッター22cの引っかけ部53aに係
合するテンションバネ54に一端が係合し、アイドラー
プーリー48、駆動プーリー44、アイドラプーリー、
49、47の順に各下側のプーリー(アイドラプーリ
ー)に巻き掛けられて、第2スライドシャッター22c
の引っかけ部53bにもう一端が係合し、もう一つのル
ープ状の第2ワイヤープーリー駆動系を形成する。した
がって、2つのワイヤープーリー駆動系は干渉すること
なく、独立に第1及び第2スライドシャッター22a,
22cを移動することが可能となっている。また第1ス
ライドシャッター22aにはフラッグ55が、第2スラ
イドシャッター22cにはフラッグ56が形成され、各
々のフラッグ先端が下フレーム21に固定された検出手
段であるフォトインタラプター(前)、(後)57,5
8のセンサーポイント(前)、(後)57a,58aを
通過する事で第1,第2スライドシャッター22a,2
2cの絶対位置を知ることができる。したがって第1,
第2スライドシャッター22a,22cは任意の位置に
移動、停止可能であり、ランプ25による感光体11上
への感光体移動方向と直角方向における露光範囲を自在
に制御可能となっている。
【0025】つまり本実施例では感光体軸方向の端部に
相当する部分に設けられた第1及び第2のスライドシャ
ッター22a,22cをそれぞれ個別に移動可能とした
ので、感光体の軸方向両端部でそれぞれの非画像部の幅
を独立して自由に設定することができ、変倍のみならず
感光体の片側半分のみを画像部にするといった様々な画
像編集に対応することができる。
【0026】また上述したが図4に示される様に第1及
び第2のスライドシャッター22a,22cの間に設け
られた第3スライドシャッター22bの両端部は第1ス
ライドシャッター22a及び第2スライドシャッター2
2cにそれぞれ係合している。具体的には第3スライド
シャッター22bの端部には突部22b′が設けられて
おり、この突部22b′が第1スライドシャッター22
aに設けられた開口部22a′と嵌合している。第1ス
ライドシャッター22aの開口部22a′はスライドシ
ャッターの移動方向に長く延びており、この開口部22
a′内で突部22b′は移動可能となっており、第1ス
ライドシャッター22aと第3スライドシャッター22
bが重なることができる。
【0027】また第3スライドシャッター22bのもう
一方の端部には突部22b″が設けられており、この突
部22b″が第2スライドシャッター22cに設けられ
た開口部22c′と嵌合している。第2スライドシャッ
ター22cの開口部22c′はスライドシャッターの移
動方向に長く延びており、この開口部22c′内で突部
22b″は移動可能となっており、第2スライドシャッ
ター22cと第3スライドシャッター22bが重なるこ
とができる。第3スライドシャッター22b自身には独
立した駆動手段は設けられておらず、第1スライドシャ
ッター22a及び/または第2スライドシャッター22
cの開口部端部で突部22b′及び/または22b″が
押されたり、引っぱられたりすることで第3スライドシ
ャッター22bは移動する。
【0028】図5は図4のスライドシャッター22a,
22b,22cを矢印Cから見た簡略図で、59、60
は第1,第2スライドシャッター22a,22cにより
規制されて感光ドラム11上に照射される幅ブランク露
光光、Fはスライドシャッター22a,22b,22c
により形成される非露光域長さである。
【0029】又、第3スライドシャッター22bが第
1,第2スライドシャッター22a,22cに係合して
いるため、第1,第3スライドシャッター22a,22
bの間、及び第3,第2スライドシャッター22b,2
2cの間に隙間が生じないので、ブランク露光光がもれ
ることにより感光体上の潜像画像を消去することはな
い。
【0030】図6に本実施例の制御装置を中心とするブ
ロック図を示す。
【0031】第1,第2スライドシャッター22a,2
2cの位置制御は以下のようになっている。画像形成装
置の電源が入った時、まずそれぞれのスライドシャッタ
ー位置の基準を検知するため第1スライドシャッター2
2aは矢印G方向へ、第2スライドシャッター22cは
矢印H方向へ移動(ホームポジションサーチ)を始める
(図4参照)。次に各々のフラッグ55、56がセンサ
ーポイント前、後57a、58aを通過した時点から制
御装置はパルスモーター45、46に与える駆動パルス
数をカウントし始めると同時にパルスモーター45、4
6を停止させる。そして停止した時点までの駆動パルス
数と同じ量だけ第1スライドシャッター22aを矢印H
方向へ、第2スライドシャッター22bを矢印G方向へ
移動させることによって、フラッグ55、56の先端が
センサーポイント前、後57a,58aの位置で停止
し、ホームポジションが決まる。そして、この位置を基
準としてパルスモーター45、46に与える駆動パルス
数によりシャッターの移動、位置決めが行われる。
【0032】つまり、ワイヤー42(ワイヤ41も同
様)は図7に示したようにばね54により張力を与えら
れているため、図中矢印方向に移動する時には、ばね5
4によりスライドシャッター22cが引張られる形とな
りばねの変形により正確な位置決めが出来にくいといっ
た問題があった。本実施例においては、図8に示したよ
うにセンサーフラッグ56((a)参照)がセンサー5
8を切った瞬間(b)をホームポジションとするのでは
なく、若干オーバーストロークさせ、それから反転し
(c)、センサーがオンした瞬間(d)をホームポジシ
ョンとすることにより、ばねの変位の影響を受けない正
確な位置決めが可能になった。
【0033】また、画像形成装置の電源が入った時、フ
ラッグ56がセンサー58内にある時は、規定量だけ第
2スライドシャッターを矢印G方向へ移動させてから、
上記動作を行う。
【0034】また、第2スライドシャッター22cを矢
印H方向へ移動して位置決めを行う場合は、必ずホーム
ポジションに戻ってから矢印G方向へ移動して停止する
よう制御される。
【0035】以上の動作説明は第2スライドシャッター
22cについてのものであるが、第1スライドシャッタ
ー22aについても同様であり第1スライドシャッター
22aは第2スライドシャッター22cと左右対称の制
御が行われる。
【0036】又、縮小レイアウト複写時等、複数のスラ
イドシャッターを同時に動かす時(図9)、例えば図中
(a)から(b)の状態へスライドシャッターを移動さ
せる時に、第1スライドシャッター22aと、第2スラ
イドシャッター22cを同時に移動させるのではなく、
まず第1スライドシャッター22aを所定の位置に移動
させ、それから第2スライドシャッター22cを所定の
位置に移動させる制御となっている。逆の制御にする
と、ステッピングモーター46により第2スライドシャ
ッター22cを先に移動させると、第3スライドシャッ
ター22bが第1スライドシャッター22a、第2スラ
イドシャッター22cの両方に係合しているため、第3
スライドシャッター22bを介して第1スライドシャッ
ター22aも移動してしまう。そうすると、静止状態に
あるステッピングモーター45を回転させてしまうこと
になる。そこで上記の制御を行うことにより、同時に2
つのステッピングモーターを動かさずに複数枚のスライ
ドシャッターを移動させることができる。もちろん、2
つのステッピングモーターを同時に動かすことにより、
複数枚のシャッターを同時に動かすことも可能である
が、この時は第1,第2スライドシャッター22a,2
2cが各々第3スライドシャッター22b側へ移動して
衝突する状態とならぬように制御される。
【0037】以上のように構成された本実施例のブラン
ク露光手段を用いれば、以下のような縮小レイアウト複
写が可能となる。
【0038】図10(a)から(d)は、1枚の記録用
紙の片面に2つの画像を記録する場合のスライドシャッ
ターの位置((a),(c))と感光体上に形成される
画像の位置((b),(d))を示し、(e)は複写動
作を終了した記録用紙である。まず3枚のスライドシャ
ッターが重なって(a)の位置にある時、このシャッタ
ー領域に対応する感光体面上の領域((b)の斜線域)
は除電されないため、この領域に適当な縮小率で投影し
た画像は(b)のようになり、これを現像、転写、定着
の複写プロセスで記録用紙上に形成する。次にスライド
シャッターを(c)の位置に移動し、上述したのと同様
なプロセスで(d)の画像が形成される。この画像を
(b)の画像を形成した記録用紙の同じ面に転写、定着
すれば(e)の画像が形成される。
【0039】さらに、この画像形成方法を応用して図1
1(a)のような画像を形成する事が可能である。この
場合、1つの画像を形成する度に現像、転写、定着の複
写プロセスを繰り返してもよいし、図11(b)、
(c)のように2つの原稿を並べた画像を上述した画像
形成方法により図11(a)の画像とする事が可能であ
る。さらに図11(d)、(e)のように2つの原稿を
並べた画像を各々紙送り方向で位置をずらして投影すれ
ば、図11(a)の画像とする事が可能である。
【0040】図12は本発明の他の実施例のスライドシ
ャッターを示すものである。
【0041】図5のように第1,第2スライドシャッタ
ー(前)、(後)22a,22cの両端部は寸法dの段
差を持っているため、スライドシャッターが左右対称位
置に配置されても感光ドラム11上に照射される幅ブラ
ンク露光端面の位置は左右対称でなくなり、このことを
考慮してシャッターの位置制御を行う必要がある。これ
に対して図12で示した構成ではスライドシャッター
(後)61の端面63と同じ高さにスライドシャッター
(前)61aの端面62を配置したので感光ドラム11
上に照射される幅ブランク露光端面の位置は左右対称と
なり、シャッター位置制御も簡単になる。
【0042】本発明においてはスライドシャッターは複
数枚であれば良いが、シャッターが2枚であるとシャッ
ターを完全に重ねても画像幅の半分より大きくなってし
まう(2枚のシャッターで画像幅全体を覆う時にも2枚
のシャッターの中央部には露光漏れを防ぐため重なり部
を作ることが必要であり、そうすると1枚のシャッター
の長さは画像幅半分の幅より大きくなる)ため、画像幅
半分に対応するためには、2枚のシャッターを重ね且
つ、2枚全体を移動する必要があり、本実施例の様にシ
ャッターは3枚に設定することが装置の機能の点及び装
置の簡略化の点から好ましい。
【0043】もちろん個別に駆動されるシャッターの間
に複数枚のシャッターを設けても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遮光部材が何枚になろうとも両端の遮光部材を移動させ
るだけでその間の遮光部材を遮光部材間から光が漏れな
いように移動させることができ、アナログの装置であり
ながら装置を複雑化することなく様々な複写倍率及び多
種の画像合成に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である画像形成装置の概略断面
図。
【図2】本実施例の露光手段を示す図。
【図3】露光手段のスリットを示す図。
【図4】露光手段のスライドシャッターを示す図。
【図5】スライドシャッターをC方向から見た図。
【図6】スライドシャッターに関する制御ブロック図。
【図7】スライドシャッターを駆動するワイヤ取付部を
示す図
【図8】スライドシャッターのフラッグとセンサーの関
係を示す図。
【図9】スライドシャッターの移動の仕方を示す図。
【図10】スライドシャッターと形成される画像の関係
を示す図。
【図11】記録紙上に形成する画像の配置を説明する
図。
【図12】本発明の他の実施例のスライドシャッターを
示す図。
【符号の説明】
11 感光体 12 帯電器 17 露光手段 22a スライドシャッター(前) 22b スライドシャッター(中) 22c スライドシャッター(後) 25 光源(共通)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−155550(JP,U) 実開 昭61−140366(JP,U) 実開 平1−71752(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/047

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な感光体と、感光体に画像を形
    成する像形成手段と、感光体の移動方向に対して直交す
    る方向に移動可能な複数の遮光部材を有し感光体上の画
    像形成領域を遮光部材で遮光しつつ非画像形成領域へ光
    照射するブランク露光手段と、を有する画像形成装置に
    おいて、 上記複数の遮光部材は隣り合う遮光部材と遮光部材移動
    方向に延びている開口部とこの開口部中を移動する突部
    により繋がっている重なり合った少なくとも3枚板構成
    であり、両端の遮光部材は独立した駆動系で各々単独に
    移動でき、この両端の遮光部材の間の遮光部材は両端の
    遮光部材が移動することによって開口部端部と突部が接
    触する際に受ける力で移動する構成であることを特徴と
    する画像形成装置。
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