JPS60200269A - 画像形成装置の露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像形成装置の露光装置、特に感光体の画像露
光がなされない領域に、均一な露光をするのに適したも
のに関する。

画像形成装置例えば電子複写機などでは、移動する感光
体面を帯電し、ポジの原画像をそこに投影して静電潜像
を形成し、その潜像の帯電部分を現像トナーで現像しポ
ジ画像に複写している。感光体面上の画像露光がなされ
る領域（画像領域、第３図領域ａ参照）が帯電領域より
小さいと１画像露光されない領域（非画像領域、第３図
領域ｂ・Ｃ参照）の帯電電荷が消滅しないので、非画像
領域ｂΦＣにも現像トナーが付着して、転写の際、この
現像トナーが複写紙に付いてしまう。それが複写紙の両
端からはみ出して裏側に付着したり、装置内、特に感光
体面から複写紙を分離させるベルトに付着したりする。

また現像トナーが無駄に消耗してしまうことにもなる。

このようなことを防止するため１画像露光している間は
、感光体面の移動方向と直交方向の両端部にある非画像
領域すに均一光を当て、いわゆるシャープカット露光が
なされている０画像露光していない時は、感光体面に均
一光を当てている。

即ち感光体面の移動方向の非画像領域Ｃに均一光を照射
し、いわゆるブランク露光がなされている０画像露光・
シャープカット露光・ブランク露光は感光体面の移動方
向についてみると、同一位置でしかも面に対して鉛直方
向から入射させるのが望ましい。

このため従来は、画像露光を遮断するシャッタとブラン
ク露光を感光体面に導くための反射面とを兼用し、画像
露光時はシーツタを開き原画像を感光体に投影し、画像
露光時以外は閉じたシャッタの反射面で均一光を感光体
面に向けて反射してブランク露光をしている。一方、シ
ャープカット露光のための均一光を感光体面に導くため
には、反射板をシャッタとは別に固定設置していた０画
像露光拳シャープカット露光・ブランク露光は感光体面
の移動方向では同一位置される必要があるから、これと
直交方向では固定の反射板と回動可能なシャッタとの間
は幾分かは隙間が必要である。しかし両者の間に隙間が
あると、像露光中にブランク露光の光が漏れたり、逆に
ブランク露光中に像露光の光が漏れたりする。そのため
、隙間をできるだけ接近させて組立る必要がある。従つ
て、極めて精密な組立・位置合せなどをしなければない
という問題がある。

本発明はこのような事態に鑑みなされたもので、極めて
簡単に組立てられて、なおかつ相り、に光の漏れること
なく、像露光−シャープカット露光・ブランク露光がで
きる露光装置を提供することを目的とするものである。

この目的を達成する本発明は、移動する感光体面に画像
露光する光路を開閉するシャッタ部材を備えた画像形成
装置の露光装置に於て、該シャッタ部材が光路を開放し
、画像露光しているときは、該シャッタ部材の一部で均
一光を反射し、該感光体面の移動方向と直交方向の画像
露光されない領域を照射し、該シャッタ部材が光路を閉
鎖しているときは、該シャッタ部材の前記一部とは別な
一部で均一光を反射し、該感光体面の移動方向の画像露
光されない領域を照射することを特徴とする露光装置で
ある。

以下本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明を適用可能な画像形成装置の要部概略構
成図である。

プロセスカートリッジ１の内部には、矢示方向に回転す
る感光体２、コロナ帯電器３、現像器５、クリーナ６の
画像形成プロセス機器が一体的に或いは着脱可能に取付
けられている。このカートリッジｌは装置本体に対し抜
差可能に取付けられている。感光体２の下方には、転写
コロナ帯電器７、複写紙ガイド板８ａ・８ｂが配置され
る。

Ｐは複写紙である０以上の各部の機能は周知であるから
、詳細な説明を省略する。露光ランプ１０は、ブランク
露光及びシャープカット露光のための均一光を送ると共
に、画像形成終了後の感光体２の残留電荷を除去するた
めカートリッジｌの窓１１を介して感光体２を露光する
。また上方から遮光板１２と１３との開口１５及びカー
トリッジ１の上部開口１６を通って感光体２の上面に至
る経路が画像露光路になる。１８は本発明の要部となる
シャッタ部材で、回動軸２０によって本体シャーシに軸
支され、画像露光しているとき以外はばね２１により付
勢され画像露光路を閉じるように保持される。

第２図は、第１図に示す装置の画像露光時の状態である
。ソレノイド２２の通電によりシャッタ部材１８が回動
してス）−／パ２３により停止し、画像露光路を開くよ
うに保持される。

第３図はシャッタ部材１８及び感光体２の斜視図で、画
像露光路を閉鎖しているときの状態（第１図に相当）を
示している。シャッタ部材１８は１枚板を適宜切断、折
り曲げ加工をしたもので、下面は反射面になっている。

中央遮光部１８ａの下面はブランク露光反射面を兼ねて
いる。その両側部１８ｂは略４５°角度で折り曲げられ
て、下面はシャープカットｍ光反射面になっている。感
光体２には、鎖線に示す領域の内側が画像露光されたと
ころである。

このような露光装置でシャッタ部材１８は、画像露光時
には第２図示のように、中央遮光部１８ａが画像露光路
を開放しながら光源ｌＯから感光体の画像域ａに向う光
を遮断し、両側折り曲げ部１８ｂの下面が光涼ｌＯの光
を感光体２の側部の非画像領域すに向けて反射し、シャ
ープカット露光をする０画像露光していない時には第１
図示のように、中央遮光部１０ａが１画像露光路に相当
する位置を閉鎖する一方で、その下面が光源ｌＯの光を
感光体２の回転移動方向の非画像領域Ｃに向けて反射し
、ブランク露光をする。なお光源ｌＯの光は拡散光なの
で、このブランク露光の光は、非画像領域すの延長領域
ｂ（第３図参照）にも、回り込むから、ブランク露光が
帯状に抜けることはない。

第４図・第５図・第６図は別な実施例で、前例ではシャ
ッタ部材１８が画像露光路に回動して進退するのに対し
１本例では平行的な移動で進退するシャッタ部材２５の
例である。第４図は画像露光していない時でブランク露
光をしている状態、第５図は画像露光している時でシャ
ープカット露光をしている状態の側断面図である。第６
図は画像露光していない時の斜視図である。２５ａは中
央遮光部で、その下面はブランク露光反射面を兼ねてい
る。２５ｂは両側部で、下面はシャープカット霧光反射
面になっている。

以上説明したように、本発明の露光装置によればシャー
プカット露光・ブランク露光が確実にできるので、複写
紙や装置内を汚損することがない、また、夫々の露光の
ための反射面及び画像露光のシャフタを一体にしである
ので、調整の手間がかからないから、簡単に組立ができ
る。

なお第７図には、本発明の露光装置を載置可能な画像形
成装置の一例で、マイクロフィルムリーグプリンタ要部
が示しである。同図の装置で、フィＪｌ／　ムｌｌ　引
用光源３０　、コンデンサレンズ３１、フィールドレン
ズ３２、フィルムＦ１投影レンズ３３は投影部である。

ミラー３５、スクリーン３６はリーグ部で、フィルムＦ
上の原画を観察するためのものである。投影部からの画
像光は走査ミラー３７・３８で導かれて、感光体２にも
投影される。走査ミラー３７・３８は、画像がスクリー
ン３６に投影されているときは、投影レンズ３３からス
クリーン３６に向う光路から退避しているが、複写され
るときは、光路内に進出しフィルムＦ上の原画を走査し
ながら１回転する感光体２の上面に画像霧光する。走査
速度は感光体２の回転速度の繕である。走査ミラー３７
と３８は互いに直交し、０はその交点で、ホームポジシ
ョンＨから移動を開始し、ＯＬから０２まで原稿画を等
速走査する。

前記実施例では、感光体２などがカートリッジｌ内に収
納されて本体に対し抜差可能であるが、各プロセス機器
が直接本体に組込まれた装置でも実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図・第２図は本発明を適用する露光装置を備えた画
像形成装置の実施例概略図、第３図はシャッタ部材の斜
視図、第４図・第５＠・第６図は露光装置の別な実施例
の図、第７＠は本発明の露光装置を載置可能なマイクロ
フィルムリーグプリンタ要部構成図である。 ２は感光体、１０は露光ランプ、１８−２５はシャッタ
部材、１８ａ・２５ａはブランク露光圧Ｍ＆、１８ｂ・
２５ｂはシャープカット露光反射板である。 特許出願人　キャノン株式会社 第１図 ／ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）移動する感光体面に画像露光する光路を開閉する
   シャッタ部材を備えた画像形成装置の露光装置に於て、 該シャフタ部材が光路を開放し、画像露光しているとき
   は、該シャッタ部材の一部で均一光を反射し、該感光体
   面の移動方向と直交方向の画像露光されない領域を照射
   し、 該シャッタ部材が光路を閉鎖しているときは、該シャッ
   タ部材の前記一部とは別な一部で均一光を反射し、該感
   光体面の移動方向の画像露光されない領域を照射するこ
   とを特徴とする露光装置。