JPH0714991Y2 - 電子写真複写機の先端余白露光装置 - Google Patents

電子写真複写機の先端余白露光装置

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JPH0714991Y2
JPH0714991Y2 JP1986110381U JP11038186U JPH0714991Y2 JP H0714991 Y2 JPH0714991 Y2 JP H0714991Y2 JP 1986110381 U JP1986110381 U JP 1986110381U JP 11038186 U JP11038186 U JP 11038186U JP H0714991 Y2 JPH0714991 Y2 JP H0714991Y2
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JP
Japan
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reflected light
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white
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JP1986110381U
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JPS6319851U (ja
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延正 福澤
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  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、電子写真複写機のコピー画像先端部に白色画
像領域を形成させるための先端余白露光装置に関するも
のである。
〔考案の背景〕
電子複写機では、複写に際し転写材の先端部まで現像ト
ナーが付着していると、転写材搬送手段を汚損したり、
定着ローラにそのトナーが着いて該ローラから転写材が
うまく分離しなくなり紙詰りの原因となったりする。特
に熱ローラで転写材を圧接搬送しながら定着する熱ロー
ラ式の定着器では、転写材先端部のトナーは熱ローラに
触れると溶融又は軟化して粘着性を帯び、転写材と熱ロ
ーラを接着してしまい、分離を悪くする。転写材として
薄紙を使うとき、この傾向が一層強くなる。
このような事故を防止するために、従来、原稿には端部
まで画像があったとしても転写材の先端部の狭い範囲
(0.5〜2.0mm程度)にはトナーが着かないように感光体
上の該範囲に対応する範囲に均一光の露光(以下「余白
露光」という)をしている。そして原稿画像のうちから
余白露光がなされてしまっている範囲に相当する部分を
除いて、原稿画像露光をする。
第2図に余白露光をする従来の手段の一例を示す。第2
図において原稿台ガラス1上の原稿2を反射笠3および
ミラー4の付設された原稿照明ランプ5で照明し、原稿
2からの画像反射光Lをミラー6およびレンズ(不図
示)で感光体(不図示)上に結像する。原稿台ガラス1
の先端部下側には白色塗装または白色テープで白色反射
層7が帯状に形成されている。反射笠3,ミラー4,原稿照
明ランプ5,ミラー6は一体となって矢示Y方向に移動
し、走査端Sから順次露光してゆく。すると白色反射層
7からの反射光が余白露光になる。
ところが上記の余白露光手段では、走査の過程において
白色反射層7の露光走査が終了し、図示のように画像露
光が開始した状態のとき、原稿照明ランプ5からミラー
4により反射して原稿2に向う光束は白色反射層7によ
りけられてしまう。すなわち図示の範囲Xが影を作り、
走査方向において原稿照明露光量にむらが生じ、複写画
像に濃度むらがでるという不都合がある。
このような影が生ずることを防止するため、原稿台ガラ
ス1の端部上面に白色反射層を帯状に設けたものがあ
る。しかし、こうすると原稿台ガラス1と白色反射層の
境界面が鏡面になり、反射光に指向性が生じてしまうた
め感光体の余白露光域に充分な光量が到達しなくなっ
て、かなりの量のトナーが余白露光域に付着してしま
い、その結果、定着ローラと転写材との分離を良くする
という所期の目的が充分に達成できないという不都合が
ある。
また、余白露光を行う他の従来例として第3図に示すも
のがある。第3図において、11は矢印方向に回転する感
光体ドラム、12は光源、13は可動の反射シャッタ、14は
スリット、15は感光体帯電器であり、感光体ドラムに対
して光源12の光でいわゆる前露光Aを行うと共に、回動
式反射シャッタ13およびスリット14を介して帯状の余白
露光Bを行い、次いで原稿像露光Cを行う。この場合、
反射シャッタ13の回動動作による余白露光のタイミング
を選定することによって、感光体ドラム11上の該余白露
光Bを受けた範囲が、原稿像露光Cを受ける範囲と僅か
に(数mm)重なるようにする(第4図参照)。しかし、
この従来例では帯状の余白露光部Bは少くとも10mm程度
の巾があるため、原稿像露光Cに重ねると、原稿先端の
露光が10mm近くになってしまうという欠点があり、ま
た、シャッタ13を原稿先端近くで閉めるのに数十msの応
答がかかるので光量分布の切れが悪くなり、原稿の濃度
によって先端余白の巾が変ってしまう欠点がある。
また先端余白を設けるために専用のLEDランプを用いる
ことも考えられるが、LEDランプは高価であるという問
題がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の二つの従来例を合わせることによって
上述の二つの従来例の欠点を除去すると同時に、LEDラ
ンプを用いないで安価にコピー画像先端部に白色画像領
域を形成するのを可能にすることを意図するものであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、原稿台ガラス上面の原稿先端部に対応する部
分に設けられた帯状の白色反射部を有し、この白色反射
部を照明し得られる反射光で感光体を露光し先端余白を
形成する電子写真複写機の先端余白露光装置において、
更に可動の反射シャッタ及びスリットを介した反射光で
感光体を露光する反射シャッタ露光手段を有し、上記白
色反射部からの反射光による感光体上の露光位置と上記
反射シャッタ露光手段からの反射光による感光体上の露
光位置は重なることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
原稿台ガラス端部上面に余白露光用の帯状の白色反射層
を従来と同様に設けて従来と同様に該白色反射層の反射
光による余白露光を行うと共に、第3図に示したと同様
の手段により第3図に示す帯状の余白露光Bを行い、こ
の両者の余白露光を感光体上で重ね合すことによって、
原稿先端部に対応する部分に白色画像を形成するように
構成する。
第1図は感光体上の光量×時間の分布を示すもので、横
軸は感光体上の位置を示す。第1図中、「原稿白紙時」
とは、コピー画像で白を作るのに必要な露光量を表わし
ている。同図(a)は原稿台ガラス端部上面の帯状白色
反射層だけによる露光量を表わしている。同図(b)は
第3図に示す系だけで先端余白を作ろうとした場合を表
わしており、余白の巾が広くなり、先端の切山が悪い。
同図(c)は本考案に基づきこれら両者を合成したもの
を示しており、切れがよく余白の巾も狭い。
第1図の夫々の分布を見ればわかるように、同図(c)
の様に(a),(b)両者を合成した分布は同図
(a),(b)の分布の欠点を補い、どの原稿濃度でも
ほぼ同じ白色画像部を形成することが可能になる。また
第3図の余白露光を用いて原稿先端白色部を形成する場
合、従来は原稿像露光Cを受ける領域の先端部と余白露
光Bを受ける領域を僅かに重ねるためのタイミングをか
なり精度よくとらなければならなかったが、本考案では
第3図の余白露光Bの他に原稿台ガラス端部上面の白色
部からの反射による余白露光があるので、上記タイミン
グの精度を緩めることができる。
第3図に示した例では、余白露光Bと前露光Aを同一の
光源で行なっているが、本考案を実施する場合、これを
別光源で行ってもよいし、また余白露光域Bは、タイミ
ングを適当にとることにより、原稿像露光領域Cの前後
どちらにあってもよい。
〔考案の効果〕 本考案によれば、原稿台ガラス端部上面の帯状白色反射
層による先端余白露光の不足を補い、良好適切な先端余
白露光を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は、夫々、二つの従来例
および本考案における光量×時間分布を示した図、第2
図は従来の原稿照明系の断面図、第3図は感光体への余
白露光を行って先端白色部を形成する構成を示す断面
図、第4図は余白露光域と原稿像露光域との重なりを示
す図である。 1……原稿台ガラス、2……原稿 5……原稿照明ランプ、7……帯状白色部 11……感光体、12……光源 13……反射シャッター、14……スリット 15……1次帯電器、A……前露光領域 B……余白露光領域、C……画像露光領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183672(JP,A) 特開 昭51−132837(JP,A) 特開 昭57−53760(JP,A) 特開 昭60−49361(JP,A) 特開 昭60−84553(JP,A) 実開 昭57−110560(JP,U) 実開 昭57−112350(JP,U) 特公 平2−48113(JP,B2) 実公 昭60−9792(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台ガラス上面の原稿先端部に対応する
    部分に設けられた帯状の白色反射部を有し、この白色反
    射部を照明し得られる反射光で感光体を露光し先端余白
    を形成する電子写真複写機の先端余白露光装置におい
    て、 更に可動の反射シャッタ及びスリットを介した反射光で
    感光体を露光する反射シャッタ露光手段を有し、上記白
    色反射部からの反射光による感光体上の露光位置と上記
    反射シャッタ露光手段からの反射光による感光体上の露
    光位置は重なることを特徴とする電子写真複写機の先端
    余白露光装置。
JP1986110381U 1986-07-18 1986-07-18 電子写真複写機の先端余白露光装置 Expired - Lifetime JPH0714991Y2 (ja)

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JP1986110381U JPH0714991Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 電子写真複写機の先端余白露光装置

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JP1986110381U JPH0714991Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 電子写真複写機の先端余白露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6319851U JPS6319851U (ja) 1988-02-09
JPH0714991Y2 true JPH0714991Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=30989330

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JP1986110381U Expired - Lifetime JPH0714991Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 電子写真複写機の先端余白露光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61183672A (ja) * 1985-02-08 1986-08-16 Mita Ind Co Ltd 余白形成装置

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JPS6319851U (ja) 1988-02-09

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