JP2618673B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2618673B2 JP2618673B2 JP63037227A JP3722788A JP2618673B2 JP 2618673 B2 JP2618673 B2 JP 2618673B2 JP 63037227 A JP63037227 A JP 63037227A JP 3722788 A JP3722788 A JP 3722788A JP 2618673 B2 JP2618673 B2 JP 2618673B2
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- Japan
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- image
- lens
- cam
- light
- photoconductor
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等に用い
られる画像形成装置に関し、特に像担持体上の非画像域
電荷を消去する画像枠消し機能を備えたものに関する。
られる画像形成装置に関し、特に像担持体上の非画像域
電荷を消去する画像枠消し機能を備えたものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の画像形成装置として、たとえば電子写
真複写機を例にとって説明すると、帯電装置によって一
様に帯電された感光体表面に、結像レンズを介して原稿
画像が結像露光されて静電潜像が形成される。この静電
潜像の端部においては、原稿の厚みによる段差の影がで
きたり、また、画像を縮小した場合に、感光体の長手方
向の非画像部では感光体に光が当たらず、帯電工程によ
る電荷が残存し、現像工程において大量のトナーが消費
されてしまうことになる。
真複写機を例にとって説明すると、帯電装置によって一
様に帯電された感光体表面に、結像レンズを介して原稿
画像が結像露光されて静電潜像が形成される。この静電
潜像の端部においては、原稿の厚みによる段差の影がで
きたり、また、画像を縮小した場合に、感光体の長手方
向の非画像部では感光体に光が当たらず、帯電工程によ
る電荷が残存し、現像工程において大量のトナーが消費
されてしまうことになる。
このような不要電荷を消去するために、従来から電荷
消去用光源を設け、非画像域に光を照射して不要電荷を
消去している。そして変倍時における非画像域の変動を
考慮して、電荷消去光の照射領域を規制する遮光部材を
設け倍率に応じて遮光部材を移動し、照射領域を変化さ
せていた。この遮光部材の移動は、レンズの変倍時の移
動に連動させており、連動機構としては、従来はラック
とピニオンを用いて遮光部材とレンズとを作動連結する
ものがあった。
消去用光源を設け、非画像域に光を照射して不要電荷を
消去している。そして変倍時における非画像域の変動を
考慮して、電荷消去光の照射領域を規制する遮光部材を
設け倍率に応じて遮光部材を移動し、照射領域を変化さ
せていた。この遮光部材の移動は、レンズの変倍時の移
動に連動させており、連動機構としては、従来はラック
とピニオンを用いて遮光部材とレンズとを作動連結する
ものがあった。
(発明が解決しようとする課題) しかし斯かる従来技術の場合には、ラックとピニオン
により遮光部材はレンズの移動に対して一定の割合でし
か移動せず、変倍時の画像端の位置とは正確に対応しな
いという問題があった。そのため、画像端が欠けたり、
不要電荷を消去し切れずに画像端に黒枠が残ったり、画
像不良の原因となる。特に近年、ズームによる無段階の
変倍機構が採用されており、遮光部材の精密な移動制御
が要請されている。
により遮光部材はレンズの移動に対して一定の割合でし
か移動せず、変倍時の画像端の位置とは正確に対応しな
いという問題があった。そのため、画像端が欠けたり、
不要電荷を消去し切れずに画像端に黒枠が残ったり、画
像不良の原因となる。特に近年、ズームによる無段階の
変倍機構が採用されており、遮光部材の精密な移動制御
が要請されている。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、遮光部材の移
動制御にカムを用いることにより、遮光部材の位置を画
像位置に対して制度よく定め、正確な画像端の電荷消去
を行ない得る画像形成装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、遮光部材の移
動制御にカムを用いることにより、遮光部材の位置を画
像位置に対して制度よく定め、正確な画像端の電荷消去
を行ない得る画像形成装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、像担
持体上にレンズを介して結像形成される潜像の非画像領
域の電荷を消去する電荷消去用光源を備え、一方、電荷
消去光の照射領域を規制する遮光部材を連動機構を介し
て上記レンズと作動連結し、変倍時のレンズの移動に対
応して遮光部材を移動して電荷消去領域を変化させる画
像形成装置において、 前記連動機構は、レンズと一体的に移動するカムと、
遮光部材に設けられるカムフォロアを有し、 上記カム及び装置本体に、装置本体に対するカムの位
置を特定する位置決め手段を設けたことを特徴とする。
持体上にレンズを介して結像形成される潜像の非画像領
域の電荷を消去する電荷消去用光源を備え、一方、電荷
消去光の照射領域を規制する遮光部材を連動機構を介し
て上記レンズと作動連結し、変倍時のレンズの移動に対
応して遮光部材を移動して電荷消去領域を変化させる画
像形成装置において、 前記連動機構は、レンズと一体的に移動するカムと、
遮光部材に設けられるカムフォロアを有し、 上記カム及び装置本体に、装置本体に対するカムの位
置を特定する位置決め手段を設けたことを特徴とする。
(作 用) 而して、カムによって遮光部材をレンズと連動させる
ようにしたので、カム形状を選択することにより遮光部
材の位置調整を、変倍時の画像端の位置に正確に追随さ
せ得る。またカムの取付調整作業は、レンズの光軸合せ
等の取付調整をした後、カムを装置本体に対して位置決
めしてレンズに固定する。したがって、像担持体に対す
る電荷消去光の照射領域を正確に設定し得る。
ようにしたので、カム形状を選択することにより遮光部
材の位置調整を、変倍時の画像端の位置に正確に追随さ
せ得る。またカムの取付調整作業は、レンズの光軸合せ
等の取付調整をした後、カムを装置本体に対して位置決
めしてレンズに固定する。したがって、像担持体に対す
る電荷消去光の照射領域を正確に設定し得る。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
2図には本発明の一実施例に係る画像形成装置の一実施
例が示されている。図において、1は像担持体としての
感光体であり、この感光体1の周囲には一次帯電器30、
現像器31、転写、分離帯電器32,33、クリーナ34が配設
されており、公知の静電写真プロセスにより画像形成が
なされる。すなわち一次帯電器30によって一様に帯電さ
れた感光体1表面に、露光光学系40を介して原稿台ガラ
ス35上に載置された原稿Oの光像が露光されて静電潜像
が形成される。そして現像器31で顕像化されたトナー画
像を給紙カセット35から給紙ローラ36、レジストローラ
37を介して給送される転写材上に転写帯電器32によって
転写し、定着器38によって定着した後排紙トレイ39に排
紙される。一方、感光体1上に残留したトナーはクリー
ナ34によって除される。
2図には本発明の一実施例に係る画像形成装置の一実施
例が示されている。図において、1は像担持体としての
感光体であり、この感光体1の周囲には一次帯電器30、
現像器31、転写、分離帯電器32,33、クリーナ34が配設
されており、公知の静電写真プロセスにより画像形成が
なされる。すなわち一次帯電器30によって一様に帯電さ
れた感光体1表面に、露光光学系40を介して原稿台ガラ
ス35上に載置された原稿Oの光像が露光されて静電潜像
が形成される。そして現像器31で顕像化されたトナー画
像を給紙カセット35から給紙ローラ36、レジストローラ
37を介して給送される転写材上に転写帯電器32によって
転写し、定着器38によって定着した後排紙トレイ39に排
紙される。一方、感光体1上に残留したトナーはクリー
ナ34によって除される。
一方、上記露光光学系40は、装置上部に設けた光学箱
41に組付けられ、本実施例では光学系移動方式により原
稿Oを走査するようになっている。すなわち原稿Oを照
明する照明ランプ42と第1ミラー43が組付けられた照明
ランプユニット44と、照明ランプユニット44に対して1/
2の速度で移動する移動ミラーユニット45と、光学箱の
底板部41aに組付けられるレンズ46と、第1、第2、第
3固定ミラー47,48,49とから構成されている。
41に組付けられ、本実施例では光学系移動方式により原
稿Oを走査するようになっている。すなわち原稿Oを照
明する照明ランプ42と第1ミラー43が組付けられた照明
ランプユニット44と、照明ランプユニット44に対して1/
2の速度で移動する移動ミラーユニット45と、光学箱の
底板部41aに組付けられるレンズ46と、第1、第2、第
3固定ミラー47,48,49とから構成されている。
上記レンズ46は第5図および第6図に示すようにレン
ズ台14に保持されており、一端が光学箱底板41a上に取
付けられた案内レール16に沿って案内され、駆動ワイヤ
15によって駆動されるようになっている。一方レンズ台
14の他端にはレンズの焦点距離を変化させるズームレバ
ー14aが突出しており、このズームレバー14a先端がズー
ム案内レール18に係合している。
ズ台14に保持されており、一端が光学箱底板41a上に取
付けられた案内レール16に沿って案内され、駆動ワイヤ
15によって駆動されるようになっている。一方レンズ台
14の他端にはレンズの焦点距離を変化させるズームレバ
ー14aが突出しており、このズームレバー14a先端がズー
ム案内レール18に係合している。
一方、光学箱底板41a下面側には、感光体1上の不要
電荷を除去するための電荷消去用光源としてのランプ5
が感光体1長手方向に4個配置されている。ランプ5か
らの光は、第1固定スリット6、第2固定スリット7を
通し、ミラー8によって折り返され、枠体2の開口2a〜
2dを通して感光体1上に照射される。上記ランプ5、第
1、第2固定スリット6,7およびミラー9は光学箱底板4
1aに固定される枠体2に組付けられている。
電荷を除去するための電荷消去用光源としてのランプ5
が感光体1長手方向に4個配置されている。ランプ5か
らの光は、第1固定スリット6、第2固定スリット7を
通し、ミラー8によって折り返され、枠体2の開口2a〜
2dを通して感光体1上に照射される。上記ランプ5、第
1、第2固定スリット6,7およびミラー9は光学箱底板4
1aに固定される枠体2に組付けられている。
第4図には上記したランプ5からの電荷消去光の光路
の展開図が示されている。すなわち、1つのランプ5aに
ついて説明すると、第1固定スリット6aはランプ5a前面
に配置されていて、その発光長および発光位置が規制さ
れて擬似的な点光源が作られる。つぎに、第2固定スリ
ット7の各辺7a,7bによって隣接するランプ5a,5bの照射
範囲が隔離される。最後に枠体2の開口2aによって感光
体1表面への光の照射範囲が規制される。ランプ5b,5c,
5dについても同様に第1固定スリット6b,6c,6d、第2固
定スリット7c,7d:7e,7f:7g,7h、枠体2の開口2b〜2c,2d
によってそれぞれ感光体1表面への光の照射範囲が規制
されることになる。この結果、感光体1上には、各ラン
プ5a〜5dに応じて照射範囲が与えられ、各照射範囲の境
界では隣接した照射範囲とわずかにオーバーラップして
いることになる。
の展開図が示されている。すなわち、1つのランプ5aに
ついて説明すると、第1固定スリット6aはランプ5a前面
に配置されていて、その発光長および発光位置が規制さ
れて擬似的な点光源が作られる。つぎに、第2固定スリ
ット7の各辺7a,7bによって隣接するランプ5a,5bの照射
範囲が隔離される。最後に枠体2の開口2aによって感光
体1表面への光の照射範囲が規制される。ランプ5b,5c,
5dについても同様に第1固定スリット6b,6c,6d、第2固
定スリット7c,7d:7e,7f:7g,7h、枠体2の開口2b〜2c,2d
によってそれぞれ感光体1表面への光の照射範囲が規制
されることになる。この結果、感光体1上には、各ラン
プ5a〜5dに応じて照射範囲が与えられ、各照射範囲の境
界では隣接した照射範囲とわずかにオーバーラップして
いることになる。
感光体1表面での1個のランプの照射範囲は、ランプ
光量と、感光体1表面からの距離、および感光体1の感
度によって決められるもので、感光体1上の光量分布
は、その照射範囲の両端部においても、感光体1表面の
電荷を除去するに十分な光量となるように決定される。
光量と、感光体1表面からの距離、および感光体1の感
度によって決められるもので、感光体1上の光量分布
は、その照射範囲の両端部においても、感光体1表面の
電荷を除去するに十分な光量となるように決定される。
一方、上記ミラー8と、枠体2の開口2a〜2dの間に
は、電荷消去光の照射領域を規制する遮光部材としての
移動スリット4が配置され、この移動スリット4は枠体
2に設けたスリット台3に固定されている。スリット台
3はスリットレール9に保持され、スリットレール9に
沿って感光体長手方向に移動可能となっている。さら
に、スリット台3はワイヤ12、プーリ11を介してバネ10
によって図示矢印A方向へ付勢されている。スリット台
3の一端側に固設されたカムフォロアとしてのピン3a
は、カム13と係合しており、カム13は第5図に示すレン
ズ台14に取付けられている。
は、電荷消去光の照射領域を規制する遮光部材としての
移動スリット4が配置され、この移動スリット4は枠体
2に設けたスリット台3に固定されている。スリット台
3はスリットレール9に保持され、スリットレール9に
沿って感光体長手方向に移動可能となっている。さら
に、スリット台3はワイヤ12、プーリ11を介してバネ10
によって図示矢印A方向へ付勢されている。スリット台
3の一端側に固設されたカムフォロアとしてのピン3a
は、カム13と係合しており、カム13は第5図に示すレン
ズ台14に取付けられている。
そして画像の感光体1への投影倍率に応じて、レンズ
台14が原稿Oと感光体1間の光路内を案内レール16に沿
って移動し、その結果レンズ台14に固定されているカム
13が矢印B方向に移動する。而してカム13の移動によっ
てスリット台3がピン3aを介して従動し、移動スリット
4はスリット台3の移動と共に移動する。移動スリット
4は第4図に示すようにランプ5から感光体1への光路
中に配置され、感光体1長手方向の移動により前記した
各ランプ5の感光体1上への照射範囲を規制することに
なる。
台14が原稿Oと感光体1間の光路内を案内レール16に沿
って移動し、その結果レンズ台14に固定されているカム
13が矢印B方向に移動する。而してカム13の移動によっ
てスリット台3がピン3aを介して従動し、移動スリット
4はスリット台3の移動と共に移動する。移動スリット
4は第4図に示すようにランプ5から感光体1への光路
中に配置され、感光体1長手方向の移動により前記した
各ランプ5の感光体1上への照射範囲を規制することに
なる。
一方、カム13の位置決めはつぎのようになっている。
カム13はレンズ台14に固定されるが、レンズ46は原稿画
像を感光体1上の所定位置に投影するために装置本体の
光学箱41に対して位置決め調整される。位置決め調整
は、原稿像を感光体1上に投影するための光学系の光路
を形成するミラー、レンズ等の設計値に対する寸法公差
のずれを補正するために行なわれる。その理由は、感光
体13を直接レンズ台14に対して位置決めすると、レンズ
台14の調整によってカム13の位置もずれてしまい、結局
画像に対してのカム13の位置が保証されなくなるからで
ある。
カム13はレンズ台14に固定されるが、レンズ46は原稿画
像を感光体1上の所定位置に投影するために装置本体の
光学箱41に対して位置決め調整される。位置決め調整
は、原稿像を感光体1上に投影するための光学系の光路
を形成するミラー、レンズ等の設計値に対する寸法公差
のずれを補正するために行なわれる。その理由は、感光
体13を直接レンズ台14に対して位置決めすると、レンズ
台14の調整によってカム13の位置もずれてしまい、結局
画像に対してのカム13の位置が保証されなくなるからで
ある。
カム13の位置を、画像に対して決めるためには、レン
ズ位置の調整後、カム13を装置本体に対して位置決めす
ればよい。本実施例では、第6図に示すように、装置本
体側の光学箱底板41aにカム位置決め用の穴17を設け、
レンズ台14を所定位置(たとえば、等倍位置)に置いた
ときに、カム13に設けた穴17′と重なり合うようにして
位置決め調整するようになっている。このようにカム13
を位置決めすることにより、カム13を装置本体に対して
精度よく位置決めすることができる。尚、位置決め手段
としては、穴17,17′に限らず治具等を用いるようにし
てもよい。
ズ位置の調整後、カム13を装置本体に対して位置決めす
ればよい。本実施例では、第6図に示すように、装置本
体側の光学箱底板41aにカム位置決め用の穴17を設け、
レンズ台14を所定位置(たとえば、等倍位置)に置いた
ときに、カム13に設けた穴17′と重なり合うようにして
位置決め調整するようになっている。このようにカム13
を位置決めすることにより、カム13を装置本体に対して
精度よく位置決めすることができる。尚、位置決め手段
としては、穴17,17′に限らず治具等を用いるようにし
てもよい。
上記構成の画像形成装置にあっては、まず、選択され
た複写倍率が等倍の場合には、第4図に示すように画像
端はG0、移動スリット4の端部はP0に位置する。このと
き、ランプ5aからの照射光は感光体1上の画像の一端よ
りも数mm(1〜2mm程度)内側から外(画像域外)を照
射する。これによって画像端部から奥側の不要電荷が除
去される。
た複写倍率が等倍の場合には、第4図に示すように画像
端はG0、移動スリット4の端部はP0に位置する。このと
き、ランプ5aからの照射光は感光体1上の画像の一端よ
りも数mm(1〜2mm程度)内側から外(画像域外)を照
射する。これによって画像端部から奥側の不要電荷が除
去される。
次に、縮小コピーを選択した場合、レンズ台14が第5
図中B方向に移動し、それに応じて感光体1上に投影さ
れる画像端がG0からG1へと移動する。そしてレンズ台14
に固定されたカム13はレンズ台14と共に移動し、その結
果移動スリット4が矢印A方向に移動してその端部がP1
に位置する。画像端位置G1およびスリット端位置P1は、
複写倍率の大きさによって、感光体1の長手方向の任意
の位置を取り得る。そしてカム13は光学箱底板41aに対
して位置決めされているので、画像に対してずれを生ず
ることなく、精度のよい枠消しが可能となる。
図中B方向に移動し、それに応じて感光体1上に投影さ
れる画像端がG0からG1へと移動する。そしてレンズ台14
に固定されたカム13はレンズ台14と共に移動し、その結
果移動スリット4が矢印A方向に移動してその端部がP1
に位置する。画像端位置G1およびスリット端位置P1は、
複写倍率の大きさによって、感光体1の長手方向の任意
の位置を取り得る。そしてカム13は光学箱底板41aに対
して位置決めされているので、画像に対してずれを生ず
ることなく、精度のよい枠消しが可能となる。
また移動スリット4のスリット端位置がP1に達する
と、前記した各ランプ5による照射範囲が広がり、画像
端部および非画像部を照射することになる。そして、本
実施例にあっては、各ランプ5,…による照射範囲は第
1、第2固定スリット6,7および枠体2の開口部2a,…に
よって定められているので、遮光が画像域内に入り込む
ことはない。
と、前記した各ランプ5による照射範囲が広がり、画像
端部および非画像部を照射することになる。そして、本
実施例にあっては、各ランプ5,…による照射範囲は第
1、第2固定スリット6,7および枠体2の開口部2a,…に
よって定められているので、遮光が画像域内に入り込む
ことはない。
また各照射範囲において、光量は十分保証されている
ので、光量不足を生じることもない。さらに1個のラン
プによる照射範囲を適切な範囲に選択できるので、感光
体1の表面での光の広がりを押えることが可能であり、
切れの良いシャープな画像余白部を形成することができ
る。
ので、光量不足を生じることもない。さらに1個のラン
プによる照射範囲を適切な範囲に選択できるので、感光
体1の表面での光の広がりを押えることが可能であり、
切れの良いシャープな画像余白部を形成することができ
る。
上記実施例にあっては、移動スリットの移動範囲を画
像の片側のみとして説明したが、画像を中央振り分けと
した場合についても適用できる。この場合には、移動ス
リットを2分割構成とし、分割したスリットが両端から
移動するようにして、それぞれのカムを装置本体に対し
て位置決めするようにすればよい。
像の片側のみとして説明したが、画像を中央振り分けと
した場合についても適用できる。この場合には、移動ス
リットを2分割構成とし、分割したスリットが両端から
移動するようにして、それぞれのカムを装置本体に対し
て位置決めするようにすればよい。
また、光源としては、ヒューズランプ、蛍光灯、冷陰
極管等の種々のランプが適用できる。
極管等の種々のランプが適用できる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、電荷
消去光の照射範囲を規制する遮光部材をカムを介してレ
ンズと連動させると共に、カムを装置本体を基準にして
位置決めするようにしたので、遮光部材を変倍画像の画
像端に対して精度よく追従させることができ、正確な画
像端の枠消しを行なうことができる。
消去光の照射範囲を規制する遮光部材をカムを介してレ
ンズと連動させると共に、カムを装置本体を基準にして
位置決めするようにしたので、遮光部材を変倍画像の画
像端に対して精度よく追従させることができ、正確な画
像端の枠消しを行なうことができる。
第1図は本発明の一実施例に係る画像形成装置の要部斜
視図、第2図は第1図の装置の全体構成図、第3図は第
2図の装置の要部拡大図、第4図は第1図の電荷消去用
光の光路の展開図、第5図は第1図のカムが取付けられ
るレンズ台の斜視図、第6図は第5図の平面図である。 符号の説明 1……感光体(像担持体) 3……スリット台 3a……ピン(カムフォロア) 4……移動スリット(遮光部材) 5……ランプ(電荷消去用光源) 13……カム 17,17′……位置決め用穴 O……原稿
視図、第2図は第1図の装置の全体構成図、第3図は第
2図の装置の要部拡大図、第4図は第1図の電荷消去用
光の光路の展開図、第5図は第1図のカムが取付けられ
るレンズ台の斜視図、第6図は第5図の平面図である。 符号の説明 1……感光体(像担持体) 3……スリット台 3a……ピン(カムフォロア) 4……移動スリット(遮光部材) 5……ランプ(電荷消去用光源) 13……カム 17,17′……位置決め用穴 O……原稿
フロントページの続き (72)発明者 木村 直雅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 安藤 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 白井 正成 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 白鳥 達哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大橋 将志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−47666(JP,A) 特開 昭60−49361(JP,A) 特開 昭59−201038(JP,A) 特開 昭61−158352(JP,A) 実開 昭61−137963(JP,U) 特公 平5−708(JP,B2) 特公 平5−707(JP,B2) 実公 平7−31248(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】像担持体上にレンズを介して結像形成され
る潜像の非画像領域の電荷を消去する電荷消去用光源を
備え、一方、電荷消去先の照射領域を規制する遮光部材
を連動機構を介して上記レンズと作動連結し、変倍時の
レンズの移動に対応して遮光部材を移動して電荷消去領
域を変化させる画像形成装置において、 前記連動機構は、レンズと一体的に移動するカムと、遮
光部材に設けられるカムフォロアを有し、 上記カム及び装置本体に、装置本体に対するカムの位置
を特定する位置決め手段を設けたことを特徴とする画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63037227A JP2618673B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63037227A JP2618673B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01211785A JPH01211785A (ja) | 1989-08-24 |
JP2618673B2 true JP2618673B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=12491712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63037227A Expired - Lifetime JP2618673B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618673B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6247666A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-02 | Canon Inc | 電子写真複写機の白枠形成装置 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP63037227A patent/JP2618673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01211785A (ja) | 1989-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |