JPS6287950A

JPS6287950A - 複写装置

Info

Publication number: JPS6287950A
Application number: JP60226980A
Authority: JP
Inventors: Naokazu Nagasawa; 直和長澤
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-10-14
Filing date: 1985-10-14
Publication date: 1987-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、事務用機器である電子写真式の複写装置に関
し、さらに詳述すれば、静電記録体の表面に原稿画像の
静電体潜像を形成する際に、その位置を自在に設定でき
る複写装置に関するものである。

（従来の技術）近年、複写装置は、単に等倍の複写のみでなく、拡大又
は縮小する複写装置が多数実用化されている。さらに、
例えば特開昭５９−８７４６６号公報に記載されている
ように、原稿画像を複写用紙の進行方向に対して任意に
位置を移動することができるばかりでなく、不要部分を
削除する部分複写機能を有する複写装置も現われ、従来
、原稿を切り貼りしていた原稿の編集作業に代るものと
なった。

また、上述のような編集機能まではないが、複写用紙の
進行方向について、給紙の時期を調整し余白を作り、綴
じ代を設けたコピーを得る複写装置も多数実用化されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、複写用紙の進行方向について静電記録体
上の画像と複写用紙の先端位置をずらす上記の方法では
、綴じ代の作成は複写用紙の進行方向の先端か後端に限
られていた。従って、複写用紙を長手方向に送り出す場
合には、綴じ代はコピーの長手方向の先端部又は後端部
に形成されることになり、長手方向を上下にその左右で
綴じる場合、綴じ代の役をしないことになる。

最近の拡大・縮小機能付き複写装置では、Ａ４版とＡ３
版、８５版と８４版の変更の頻度が多く、複写用紙を長
手方向に送り出す方式が、給紙カセットの種類の削減お
よび給紙方向のミス防止の面から一般的となりつつある
が、複写用紙の進行方向に画像位置をずらす方法では、
綴じ代の形成に利用できないという問題があった。

また、原稿画像を複写用紙の進行方向に対して直角方向
にずらして複写するには、原稿台に置く原稿の位置を手
作業で１枚ごとずらしていた。原稿台上に置いた原稿が
、複写用紙の進行方向に対して直角方向にｌｎａないし
２ＩｌＩ１１ずれていたために、原稿の影が、コピー上
に黒い筋として現われ、重要な客先に提出する書類では
再複写を余儀無くされ、１枚のコピーに数枚のコピーを
無駄にするという問題もあった。

本発明は上記の問題を解決するもので、複写用紙の進行
方向に対して直角方向の任意の位置に、原稿画像をずら
して複写できる複写装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段）上記の問題点を解決するために、本発明は、原稿台と静
電記録体との間に配設するレンズを、複写用紙の進行方
向に対して直角方向に自在に移動するレンズ移動台に装
着し、さらに、レンズ移動台を移動する駆動装置とその
移動位置を指示する画像位置指示装置と移動量を規制す
る制御装置を設けるものである。

（作　用）上記のように構成すれば、画像位置指示装置の指令によ
って、レンズがレンズ移動台とともに複写用紙の進行方
向に対して直角方向に所定量移動し、複写用紙の進行方
向に対して直角方向に原稿画像がずれたコピーを得るこ
とができ、綴じ代になる余白を形成することもできる。

（実施例）本発明の一実施例について、第１図ないし第４図により
説明する。

第１図は本発明による複写装置の構成要素を示した模型
図で、原稿台１と静電記録体２との間に配設されたレン
ズ３が、複写装置本体４に配設した２本の案内軸５に摺
動自在に案内されたレンズ移動台６に装着されている。

レンズ移動台６は、これに固着したナツト７と、これに
嵌合する送りねじ８および送りねじ８を駆動するパルス
モータ９で構成される駆動装置１０で、上記の静電記録
体２の回転軸と平行な矢印Ａで示す方向に自在に往復移
動する。その移動量は、制御装置１１によって規制され
る。

原稿台１の上に画像を下にして載せた原稿１２の上に置
いた位置検出板１３と指示ペン１４とで、画像位置指示
装置１５が構成され、上記の制御装置１１に移動量を指
示する。例えば原稿１２の画像を奥に１０ｍずらし、奥
に綴じ代を設けたコピーを得たい時に、指示ペン１４を
用いて位置検出板１３の上から原稿１２の手前の端Ｂ点
を押し、さらに、Ｂ点から１０ｎｏ手前の原稿１２から
外れた０点を押すと、画像位置指示装置１５が制御装置
１１にＢ点および０点の位置のデータを送り、制御装置
１１はＢ点と０点の距離からパルスモータ９の回転角を
計算して、これに相当するパルスを発生し、レンズ移動
台６を矢印Ａの左方向に移動させる。

このように構成された複写装置の動作について説明する
６第２図は本発明による複写装置で画像位置を移動する機
能部のみを示す模型図で、第１図と同一構成要素には同
一記号を付しである。同図は、原積台１に載せた原稿１
２の等倍画像が静電記録体２に写し出されるように、原
稿台１の上面とレンズ３との距離および静電記録体２の
結像面とレンズ３との距離が、それぞれレンズ３の焦点
距離ｆの２倍となるように、レンズ３の位置が設定され
ている。

レンズ移動台６を案内する案内軸５は、静電記録体２の
回転軸と平行に設置されているので、レンズ移動台６が
矢印りの方向に移動しても、レンズ３と、原稿台１およ
び静電記録体２との距離は変らず、従って倍率もピント
も変らない。

このように等倍に複写する条件に設定されているので、
幅Ｅの原稿１２は、静電記録体２の上に幅Ｅとして結像
される。この結像位置に、複写用紙１６が供給されて、
原稿１２と同じコピーが得られる。

位置検出板１３の上から原稿１２の手前の端Ｂ点と。

Ｂ点から距離ρにある０点とを順に指示ペン１４で押す
と１画像位置指示装置１５がＢ点と０点の位置のデータ
を制御装置１１に送り、これを受けた制御装置ＩＩは、
レンズ移動台６が１７２１の距離を矢印りの方向に移動
するだけのパルスをパルスモータ９に送る。パルスモー
タ９は送りねじ８を時計方向に回し、レンズ移動台６を
距離１／２ｇだけ矢印りの方向に移動して停止する。レ
ンズ３はレンズ移動台６とともに、距離１／２Ｉ！だけ
矢印りの方向に移動し、原稿１２の端Ｂ点は静電記録体
２の上で距ａｔρだけ矢印りの方向に移動し８１点を端
として２点鎖線で描いたハツチングの部分に結像する。

複写用紙１６は、レンズ３が移動する前の幅Ｅとして示
した位置に供給されるので、複写用紙１６の上には、２
点鎖線の左向き斜線で描いたハツチングの部分に原稿１
２が転写され、奥の端に幅ｅの綴じ代を設けたコピーが
得られる。

第１図および第２図では図面と説明を簡略化するため、
第３図に示した、原稿１２を照射する露光装置１７、光
像を伝達する４枚の反射鏡１８ないし２１からなるミラ
ー装置、静電記録体２の表面に静電荷を与える帯電器２
２、像間消去装置２３．　ｇＡ像装置２４、転写用帯電
器２５、および分離用帯電器２６が省略されている。

第３図により複写装置の動作を説明すると、まず、矢印
Ｆの方向に回転する静電記録体２が、その表面に帯電器
２２で静電荷が与えられた後、露光装置１７に照射され
た原稿１２が、ミラー１８ないし２１のミラー装置とレ
ンズ３によって結像し潜像が形成され、さらに、像間消
去装置２３で明瞭化され、現像装置２４を通過する間に
、現像剤によって顕像化される。静電記録体２の回転と
同期して供給される複写用紙１６が、転写用帯電器２５
との間を通過する間に現像剤の付着した顕像が転写され
、紙分離用帯電器２６の働きによって、静電記録体２の
表面から剥がされ、定着装置（図示せず）を通りコピー
として複写装置から排出される。

本発明の第２の使用例について、第４図により説明する
。第２図に示した第１の使用例と同一構成部品には同一
記号を付して、その説明は省略する。第２の使用例は１
手前側に綴じ代を設けるもので、位置検出板１３の上か
ら原稿１２の手前の端Ｂ点から距離Ｑ、たけ原稿側のＦ
点とを順に指示ペン１４で押すと、画像位置指示装置１
５がＢ点とＦ点の位置のデータを制御装置１１に送り、
これを受けた制御装置１１は、レンズ移動台６が１／２
ａ１の距離を矢印Ｇの方向に移動するだけのパルスモー
タ９に送る。パルスモータ９に送りねじ８を反時計方向
に回し、レンズ移動台６を距離１／２ａ工だけ矢印Ｇの
方向に移動して停止する。レンズ３はレンズ移動台６と
ともに、距ｍ　１／２１１だけ矢印Ｇの方向に移動し、
原＠１２の端Ｂ点は静電記録体２の上で距離ｇ工だけ矢
印Ｇの方向に移動しＢ２点を端として２点鎖線で描いた
ハツチングの部分に結像する。

複写用紙１６は、レンズ３が移動する前の幅Ｅとして示
した位置に供給されるので、複写用紙１６の上には、２
点鎖線の左向き斜線で描いたハツチング部分に原稿１２
が転写され、手前の端に幅ｅ１の綴じ代を設けたコピー
が得られる。また、上記の方法では原稿１２の画像を複
写範囲から除外することもできる。

このように、原稿台１に原稿１２を載せ１画像位置指示
装置１５を用い、原稿１２の端とこれをコピー上で移動
したい位置とを指示することにより、制脚装置１１と駆
動装置ｌＯによってレンズ３が、変位距離の半分の距離
を移動し、複写用紙１６の進行方向に対して直角方向に
画像がずれたコピーを得ることができる。画像をずらす
方向は、第１および第２の使用法で説明したように、奥
側および手前側いずれの方向でもよい。

さらに、位置検出板１３の表面に目盛を表示して置けば
、移動距離を定量的に指示することもできる。

（発明の効果）以上説明したように１本発明によれば、原稿台と静電記
録体との間に、レンズ移動台に装着したレンズを配置し
、画像位置指示装置により指示した位置のデータによっ
てレンズを複写用紙の進行方向に対して直角方向に移動
し、静電記録体上の静電潜像の形成位置をずらすことが
でき、これにより複写用紙の進行方向に一定幅の綴じ代
を設けたコピーを得ることができる。

また１画像位置指示装置によって、画像の移動距離を任
意に且つ容易に設定することができ、綴じ代の形成のみ
でなく、画像の片寄せあるいは画像の複写範囲からの除
外が可能となる。さらに。

原稿の影の発生を避けるため、複写用紙の進行方向の端
部と原稿の端部を一致させる微妙な作業を極めて容易に
且つ迅速に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による複写装置の要部模型図、第２図お
よび第４図はその使用法を説明するための要部模型図、
第３図はその複写動作を説明するための要部断面図であ
る。１　・・・原稿台、　２・・・静電記録体、　３　・・
・レンズ、　４　・・・複写装置本体、　５　・・・案
内軸、　　６　・・・　レンズ移動台、　　７　・・・
ナツト、　８　・・・送りねじ、　９　・・・パルスモ
ータ、　１０・・・駆動装置、　１１・・・制御装置、
１２・・・原稿、　１３・・・位置検出板、　１４・・
・指示ペン、　１５・・・画像位置指示装置、１６・・
・複写用紙、１７・・・露光装置。１ｇ、　１９．２０．２１・・・　ミラー、　２２・・
・帯電器、２３・・・像間消去装置、　２４・・・現像
装置、２５・・・転写用帯電器、　２６・・・紙分離用
帯電器・特許出願人　松下電器産業株式会社第１図１６・・−４１＋川祇第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも原稿台と静電記録体との間にレンズを
配設した複写装置において、静電記録体の回転軸と平行
に自在に移動する、駆動装置を有するレンズ移動台に上
記レンズを装着し、画像位置指示装置に入力した指示を
受けた制御装置で上記駆動装置を所定量動かし、レンズ
を移動させることを特徴とする複写装置。
（２）レンズ移動台の駆動装置は、レンズ移動台専用と
し、倍率変更等の駆動装置とは独立して構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の複写装置。
（３）レンズ移動台の駆動装置にパルスモータを用い、
パルス数でレンズ移動台の移動量を規制する構成とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の複写
装置。
（４）画像位置指示装置を、指示ペンと位置検出板とを
信号線で接続して構成し、駆動装置の制御装置に画像位
置の移動内容を伝達する構成としたことを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項記載の複写装置。